FF5 ランダムターゲットについて


§ ターゲットの種類

○通常対象選択

「行動選択時」に決める対象。一般的な対象決定法である。
バーサク・混乱・ゾンビー時や、対象設定がない敵の行動選択では
対象の生存・存在等は考慮されない。


○ランダムターゲット

みだれうち、メテオなどでは「行動直前」にランダムで対象が決まる。
対象が無効の場合はオートターゲットになる。


○オートターゲット

選択した対象が単体でかつ、無効(戦闘不能・石・隠れる中・ジャンプ中・不在など)の場合、
「行動直前」に行われる再選択。
有効な対象を選ぶまで何度でも再選択される(サンドウォーム戦除く)。
蘇生効果(レイズなど)や石化治癒効果(エスナなど)、ゾンビ化効果の行動(死者の踊りなど)
では発生しない。
有効な対象が居ないときは行動自体不発になる。


○リフレク対象選択

リフレク反射時に決める対象。
無効な対象の場合は再選択される(蘇生・石化治癒魔法でも)。
複数反射する場合は最初の反射の効果を処理してから次の反射対象を選ぶ。
有効な対象が居ないときは味方の1番目のキャラが対象になる。
味方の1番目のキャラが有効な対象でない場合は不発になる。


§特殊な状況

○サンドウォーム戦

オートターゲットでは必ず「あな」がターゲットとなる。
リフレク反射の再選択は通常通り。
また、サンドウォームに対する行動結果は内部的に設定された本体に反映される。
FA封じなどで本体を倒しても戦闘が継続される場合でも、
戦闘不能の本体に対して行動することになる。


○連続魔

対象が戦闘不能で1回目にレイズかアレイズで、2回目の対象が1回目と同じ場合、
2回目はオートターゲットされない。
(おそらく、レイズ+ケアルのような利用法を想定した仕様)
しかし、蘇生に失敗した場合でも、戦闘不能者には本来無効な魔法の効果が出る。
対象が石で1回目がエスナの場合も同様(ただし対象が石+戦闘不能の場合は除く)。


§具体例など

○ムーバーにレクイエム

隊形変化前にレクイエム決定→隊形変化後に行動した場合、
 隊形変化前が1体の時:ランダムの1体のみにレクイエムが当たる
 隊形変化前が複数の時:レクイエムが発動しない
となる。
ものまねでレクイエムを続けた場合も同様。
このように複数対象の場合はオートターゲットが起こらないが、
全体攻撃でも対象が1体ならばオートターゲットが有効になる。


○連続魔デジョン+デジョン

同じ対象にデジョンを2回かけた場合、
1回目が成功した場合は2回目は不発になる。
オートターゲットは行動直前にしかされないので、
1回目の行動で無効な対象になった場合でも対象は変わらないため。
デスやブレイクでも同じ。


○魔法剣ブレイク乱れ撃ち

有効な対象が残っていても、石にした対象をさらに攻撃しようとして空振りすることがある。
理由は上と同じ。


○連続魔デジョン自殺+テレポ

テレポが不発になる。
テレポ+デジョン自殺ならちゃんと逃げられる(逃げられる戦いで、全滅してない場合に限る)。
理由は上と同じだが、加えて、テレポは自分を対象とする魔法ということがポイント。


○味方全体デス反射

味方全体をリフレク状態にして、レベル5デスや対象変えバグで全体化したデスを味方全体にかけると、
魔法がミスしなければ敵4体を殺すことが可能。
敵が3体以下の場合は味方の先頭キャラにもデスが飛んでくるので注意。
リフレク反射の対象決定はその都度決定されるので、既に無効となった対象には当たらないため。


○リフレクトリング装備者にレイズ

リフレクトリング装備の戦闘不能キャラを先頭に配置し、
敵1体の状態で、リフレク状態の味方(戦闘不能でない)に連続魔で即死魔法+レイズをかけると、
先頭キャラの蘇生が可能になる。


○石化者に魔法を掛ける

対象が石化+戦闘不能の時にレイズ+αで石化したキャラに魔法を掛けることができる。
ダメージを与えて改めて戦闘不能にもできるし、リフレク、ドード、ミニマム等を掛けることもできる。
ライブラで石化状態が確認できる。


○戦闘不能者に魔法を掛ける

対象がボーンメイルを装備した状態で戦闘不能の時にレイズ+αで戦闘不能キャラに魔法を掛けることができる。
ライブラで戦闘不能状態が確認できる。
倒れたままレビテトで浮いていたり、バイオやデスで戦闘不能のままHPだけを回復したり、ブレイクで石化できたりする。
また、戦闘不能者がリフレクトリングを装備していた場合も、レイズ+ドレイン(アスピル)で戦闘不能キャラからHP(MP)を吸収できる。