FF4(SFC) 低レベルクリア(更新版)

合計レベルをできるだけ低いパーティでのラスボス撃破を目指す。 ダークエルフ、メーガス三姉妹、カルコブリーナ戦では256撃破による経験値回避、 ゴルベーザ戦以後は64階層バグによるイベントスキップをする。

最終的にセシル1、ローザ14、リディア13(合計28)となる。

経験値計画

        入手EXP リディア ローザ 	備考
初期値        −   0   2139
ファブール連戦   1221   0   3360●	3人(全員生存)で撃破
スカルミリョーネ1 850  850●  4210●	4人(全員生存)で撃破
スカルミリョーネ2 900  1750●  5110●	4人(全員生存)で撃破
ベイガン      1205  2955●  6315●	4人(セシル以外)で撃破
カイナッツォ    1375  4330●  7690●	4人(セシル以外)で撃破
ダークエルフ     0  4330●  7690●	経験値回避
メーガス三姉妹   833  5163●  8523●	マグのみ3人(セシル以外)で撃破
バルバリシア    3000  8163●  8523×	3人(セシル、ローザ以外)で撃破
カルコブリーナ    0  8163●  8523○	経験値回避

最終レベル        13    14
次のレベルまで       526   292

(●パーティ外、○生存、×戦闘不能)

パラディンセシルには経験値は一切与えないので省略した。 マザーボム戦までと、ゴルベーザ戦以降はラストメンバーを戦闘不能にすれば影響なし。

ダークエルフ戦のダークドラゴン、メーガス三姉妹戦のドグとラグ、 カルコブリーナ戦のカルコとブリーナは256体倒すことで経験値を回避する。 他に、再生するベイガンの腕を256体倒すことで獲得経験値を5減らせるが、 最終レベルには影響しないので今回は普通に倒している。

ゴルベーザ戦後は64階層バグを駆使することで、 最終的にセシル、ローザ、リディアの3人でゼロムスに挑むことができる。

実践

ダークエルフ戦前まで

アイテム増殖で資金と回復アイテムは充実するので 特に問題になるようなボスはいない。

後々のため、エーテル、エーテルドライ、銅の砂時計、バッカスの酒、エルメスの靴、くもの糸を増殖。 ボムのかけら等も増やすのもあり。

ローザ離脱までは敵を倒しても最終メンバーに経験値が入らないようにできるので、 銀のリンゴや呪いの指輪を入手することも可能だが、手間がかかるのでしなかった。

ダークエルフ戦

従来はダークエルフを変身させずに倒すことで経験値を抑えていた。 しかし、今回、混乱時に使用するレイズ・アレイズは未出現の敵も対象となることが分かった。 これを利用することで、ダークドラゴンを256体撃破による経験値回避が可能となった。 ちなみに、レイズ・アレイズはボスには無効なため、普通のボス戦では経験値回避はできないが、 ダークドラゴンはボスフラグがないため、この手法が有効になっている。

テラは、レイズ・アレイズとも使用可能であるので、 主にレイズを使い手法と、主にアレイズを使う手法がある。 両方ともダークドラゴンの撃破数を255にした後、ダークエルフを変身させ倒すことになる。

どちらが有利になるかを調べるため、 まず、混乱時の行動を調査した。

混乱時の行動について

混乱時は、まず、いずれかの魔法が選択可能な場合、魔法を使うかどうかの判定を行う。 魔法を使う場合、白・黒魔法欄の中からランダムに選ぶ。 選んだ魔法が選択不可な場合は選択可能な魔法が選ばれるまで再抽選する。 その後、魔法の対象を選ぶ。対象が存在しない(出現予定もない)場合は同様に再抽選になる。

選択可能な魔法とは、混乱前の最後の行動選択時に選択可能な魔法で、 混乱後にMPが増減したり、沈黙等になって使用不能になっても変化しない。 ちなみに行動選択前に混乱した場合は、空欄以外は使用可能とみなされる。

例えば、現在MP10で自分にコンフュした場合、 現在MPは0だが消費MP10以下の魔法を使用する可能性がある。

また、乱数位置256に対して魔法数48と大きいので 魔法の位置によって対象に偏りが発生する。 さらに、再抽選によって選択される魔法にも偏りが生じる。 これをうまく使えば、適切に配置することで、狙った魔法を狙った相手に使用する可能性を高めることができる。

これを踏まえてレイズ・アレイズの両戦術を考えてみた。

レイズ戦術

混乱時にレイズの使用率を高めるためには、 混乱前の行動選択時のMPをレイズの消費MPである8にするのが最適である。 さらに、14番目にレイズを配置し、 その他の消費8以下の魔法( ライブラ、サイトロ、ケアル、ホールド、サイレス、ミニマム、レビテト、ブリンク) を5,9,10,18,21,22,23,24番目に配置し、 黒魔法の消費8以下の魔法( アスピル、ポイズン、ポーキー、デジョン、ファイア、ブリザド、サンダー、トード) は1,7,10,13,14,18,21,23番目に配置すると、かなりの確率(2割程度)でレイズが選択される。

	白魔法 黒魔法
	・・・ ○・・
	・○・ ・・・
	・・○ ○・・ ○…消費MP8以下の魔法
	○・・ ○・・
	・◎・ ○○・ ◎…レイズ
	・・○ ・・○
	・・○ ・・○
	○○○ ・○・
ただし、MP8ではコンフュを使用できないため、ヤンの妖精の爪の追加効果で混乱させる必要がある。 さらに、混乱を直したあとも、一度だけ混乱行動をとることがある(決定された行動がキャンセルされないため)。 レイズを255回あてた後にまたレイズを当ててしまうとやり直しなので、注意が必要。

アレイズ戦術

アレイズを一度でもダークドラゴンに当てれば、姿が出現するので、 以後は撃破後にアレイズというサイクルに持ち込むことができる。 ただし、混乱時に使用可能な魔法が多いため、アレイズの選択率は低い。 一応、選ばれやすい位置に配置する事もできるが、撃破サイクル時に選択の手間がかかることになる。 また、撃破サイクルに持ち込んだ場合でも、アレイズの行動選択を失敗すると、 混乱時からやり直しになってしまう。 また、MPオーバーフローの恩恵を受けることもできるが、 混乱中にアスピルを味方に当てると戻ってしまう。 さらに、メテオで全滅の危険性も発生する。

以上から、安定を重視してレイズを使用した手法を採用した。

装備品について

テラはできるだけ自分を殴って混乱を解かないように、 低命中率、高回避率の装備をするのがよい。 具体的には、ロッド(命中率40)と拳法着(回避率20)を装備。 豚になると魔法を使えないので、前者はルビーの指輪で対応する。 また、沈黙は詩人の服でも対応可能だが、回避率を優先した。 頭には適当な装備がないので空きにする。

ヤンはテラを混乱させるために混乱の追加効果のある妖精の爪を装備。 さらに、追加効果率を上げるため、命中率の高い炎氷雷のどれかの爪と 攻撃回数を上げるためにねじり鉢巻き、拳法着を装備。 腕はとりあえずルビーの指輪で豚を防ぐ。

セシルは255回レイズを当てた後に、テラを戦闘不能にして余計な行動を封じる ためにダンシングダガーを装備。 また、最後に攻撃役となるのでねじり鉢巻き、拳法着を装備する。 盾はとりあえずミスリルの盾で魔法防御を上げ、 腕はとりあえずルビーの指輪で豚を防ぐ。

シドは適当。 腕はとりあえずルビーの指輪で豚を防ぐ。 あとは魔法防御重視の防具でよい。

消費アイテムについて

回復アイテムはエーテルを254個以上用意し、 レイズがダークドラゴンに当たった数の目安として使う。 他にそれ以外のMP回復用としてエーテルドライを用意する。

HP回復用にハイポーションを400個ほど用意する。 テラの魔法でかかるST異常の解消のため、打ち出の小槌、毒消し、山彦草、乙女のキッスを用意する。 トルネドと混乱行動が重なると戦闘不能にもなりえるので、フェニックスの尾も必要となる。 あとは、敵を遅くするための蜘蛛の糸、テラを高速化するためのエルメスの靴、 最後にセシルにもませるためのバッカスの酒、ダークドラゴンの動きを止めるための銅の砂時計などもあるとよい。

戦闘の流れ

戦闘前

テラは前列中央、ヤンは前列上に配置。後列上は空けて置き、テラを選択しやすくする。 バトルスピード、バトルメッセージは1にして高速化を図る。 戦闘開始前に全回復するが、テラのMPを18にしておくとよい。 ただし、MP調整は戦闘中でもよい。

戦闘開始直後

ヤンが蜘蛛の糸使用。 テラはまずエルメスの靴使用し、 次にダークエルフにシェルを掛ける。 これでダークエルフの、魔法防御255になり魔法が無効になるので、 エフェクトの時間をカットできる。 シェルは失敗することもあるが、攻略上の問題はない。 他は回復か防御。

ヤンがテラを攻撃し、混乱状態にする。 この際、テラの行動時にヤンが攻撃を選択するタイミングにするように合わせる。 合わない場合はテラは発動時間の長いアスピルを選択し、タイミングが合うまで繰り返す。 ヤンの攻撃でテラが戦闘不能にならないようにHPに注意。

テラが混乱したら、チェンジでテラを後列に下げ、エーテルドライをテラに与える。

テラ混乱中

あとは、テラがレイズを255回ダークドラゴンに当てるのを待つ。 ダークエルフにはレイズは効かないので判別可能。 成功時は、エーテルを使用し、MP回復しつつ撃破数カウントする。 MPが切れた場合はエーテルドライで回復する。

他のキャラは全員のHPが121以上を維持するように回復にあたる。 テラの魔法で毒になった場合は毒消しで回復。 蛙や沈黙した場合は、テラなら回復、他は放置でよい。

混乱が解けた場合

テラの混乱が解けたら最初と同じようにMPを調整等の準備後に再び混乱させる。 この際、テラやヤンが小人や蛙なら治療しておく。 ダークエルフにシェルが効いていない場合はMP調整も兼ねて掛けておく。

レイズ255回後

255回レイズを当てた後は、セシルのダンシングダガーでテラを一度戦闘不能にする。 セシルのコマンド順がすぐ来ない場合はとりあえずユニコーンの角で混乱を解消する。

後は普通にダークエルフを変身させてダークドラゴンを倒す。 セシルの武器を伝説の剣に変更し、バーサクやバッカスの酒で狂戦士にして攻撃する。 ダークドラゴンにはトルネドやストップが有効なので活用する。 戦闘後に経験値やギルを入手しなければ成功。

メーガス三姉妹戦

ここでマグのリレイズで復活させてドグとラグを256体ずつ倒す必要がある。

撃破数のカウントさえちゃんとできれば地道に倒していけばよいが、 折角なのでテラのメテオを活用する手法を考える。

テラの素の知性の16(魔法攻撃5回)で、メテオ(威力800〜1055)を使用した場合、 マグ(魔法防御11)に対しては最大5220のダメージとなり、マグ(HP4599)を倒してしまう。 テラの知性は呪いの指輪で下げられるが、下がりすぎて他の二人を確実に倒せなくなってしまう。 そこでマグの魔法防御をシェル(魔法防御+3)で上げる手法を採る。 具体的には42回以上掛ければ確実に生き残れるはずである。

メテオで減ったマグのHPはエリクサーで回復すればよい。 この時点で、エリクサーは二つ入手可能なので増殖できる。 エリクサーは撃破数のカウントとしても使える。

装備品について

テラはシェルの成功率を上げるため精神重視の装備。 具体的には、ミスリルの杖(精神+3)、三角帽子(精神+3)、司祭のローブ(精神+5)。 他は適当に魔法防御が高めの装備でよい。 ただし、ファイラが弱点となる、フレイム系の防具は避ける。 セシルは自害用にダンシングダガーがあるとよい。

消費アイテムについて

マグ回復用にエリクサーが254個必要。 他は回復用にハイポーションが100個。 速度調整用の万能薬。 後は定番のエルメスの靴と蜘蛛の糸、フェニックスの尾など。

戦闘の流れ

戦闘前

シェルの命中率を上げるためにテラを中央後列にする。 また、セシルがかばうことを前提に、セシルも後列にする。 バトルスピード、バトルメッセージは1にして高速化を図る。

また、テラのMPをオーバーフローさせておく。

戦闘開始直後

ドグのリフレクより先にくもの糸を使用。 ドグのリフレク後も、回復が不要な時はくもの糸を使用し反射させる。 テラ以外の3人に当たるまで続ける。 これによって、リフレクの持続時間を長くする。 テラがスロウを味方全体に2回掛けてもよいが、反射に注意。

テラ以外が遅くなったら、ドグに万能薬を使用し、速度を戻す。 テラにスロウがかかってる場合も万能薬を使用する。

その後、テラはエルメスの靴を使用し速度を上げる。 さらにドグにヘイストを2回掛け、リフレクの頻度を上げる。

速度調整後

あとは、テラはシェルを味方全体にかけ続け、 反射してマグに42回以上当たるまで続ける。 ハイポーションをカウント用に使うとよい。 反射の仕方によっては複数回当たることもあるので、見た目の回数よりは少なくて済む。

シェル後

マグの魔法防御が十分に上がったら、 ドグに万能薬と蜘蛛の糸を使用し、速度を下げる。 テラはメテオを使用し、セシルがエリクサーでマグを回復、マグがリレイズ使用という流れを254回繰り返す。

止め

255回目のメテオ後は、セシルはダンシングダガーで自害する。 セシルが倒れたら、メテオで止め。 獲得経験値833ならば成功。

バルバリシア戦

セシルとローザ以外の3人で撃破する。 力強化装備のシドを中央に配置し、バッカスの酒を飲ませて主力にし、 カインはジャンプ役、ヤンは回復役に徹すれば楽勝。 経験値3000獲得。

カルコブリーナ戦

カルコとブリーナは片方を全て倒すと合体してカルコブリーナになる。 カルコブリーナは攻撃を受けてHPが100以下になった時点で分裂して、 カルコとブリーナ3体ずつに戻る。 それを繰り返してカルコとブリーナの撃破数がそれぞれ256にする必要がある。

フェニックスの尾を利用して撃破数を増やせば、 合体と分裂の1周期でカルコとブリーナを最大3体ずつ倒せる。 256体分にするには最低でも85回の合体分裂を繰り返す必要がある。 その場合、ちょうど256にするために、最初の2回は計4体ずつになるよう倒すことになる。

また、カルコブリーナの分裂条件は、HP100以下なので、 勢いで倒してしまわないようにダメージが100を超えない攻撃手段が必要になる。 ダメージ計算を楽にするために、HP削りはバッカスの酒を飲ませたヤンに任せる。 大体12〜13回程度攻撃するといい感じに削れる。

次に相手の攻撃への対処法を考える。

基本的にダメージを受けるのは直接攻撃だけなので、ローザのプロテスで強化すればよい。 あらかじめセシル以外を瀕死にすれば、セシルの防御だけ十分にすればよいので手間が省ける。 ただし、装備変更をすると防御上昇がリセットされてしまうので注意。

また、カルコブリーナはホールド(マヒ)とひとみ(混乱)を使う。 セシルやカインは沈黙や豚にすることで両方回避可能。 ヤンは狂戦士化のために沈黙や豚にしておくことはできないが、 ねじり鉢巻きで混乱を防ぎ、狂戦士中は実質的にマヒを防げる。 ローザは魔法を使うためにねじり鉢巻で混乱だけ対応するか、小人になっておく。

装備品について

主力となるヤンは妖精の爪2つで素早さを上げ、戦闘後に地獄の爪2つに付け替える。 防具は変わらず、ねじり鉢巻きと拳法着と銀の腕輪。

セシルはできるだけ防御の高い装備(フレイム+ミスリル系)をする。 武器はダンシングダガーなら2ヒットしてもダメージは100を超えない。

カインの武器はダンシングダガーなら2ヒットしてもダメージはぎりぎり100を超えない。 ただし、クリティカルが出るとアウトなので注意。 防具は力を上げないものならなんでも(裸でも)よい。

ローザは精神重視装備。小人にしない場合はねじり鉢巻き。

消費アイテムについて

カルコを止めるための銅の砂時計86個、 カルコブリーナ用のバッカスの酒と狂戦士治療のユニコーンの角を85個必要。 あとは、エルメスの靴、蜘蛛の糸、万能薬、回復用のハイポーションが数個あればよい。

これらとは別に、ゴルベーザ戦用のアイテム(エリクサー、フェニックスの尾など)も必要なので注意。

戦闘の流れ

戦闘前

セシルとカインを沈黙か豚にしておく。 沈黙ならリリスの平手打ち、豚ならミシディアの踊り子に話せばよい。 ローザを小人にしたい場合はバロン城の黒魔導士に話すとよい。 カインはクリティカル不能にしておく。

ローサのMPをオーバーフローさせておく。 隊列は中央前列にヤン、後列上側にセシルを配置。 バトルスピード、バトルメッセージはやはり1にして高速化を図る。

地底に行くとゴルベーザ戦を終えるまでデブチョコボさえも使えないので注意。 念のため地上でのセーブデータは残しておく。

セシル以外は瀕死にしておく。

戦闘開始直後

最初に銅の砂時計でカルコを止め、蜘蛛の糸を使用。 ローザはプロテスを掛ける。 ヤンは武器を地獄の爪×2に変更後「ためる」で攻撃し、 セシルとカインはダンシングダガーを使用し攻撃。 ブリーナ3体を先に倒す。

ブリーナを倒したら、全員エルメスの靴を使用後、カルコを1体だけ倒す。 あとはストップが解けて合体するまでローザはプロテスを掛け続ける。

カルコブリーナ出現時

ヤンがバッカスの酒を使用し攻撃させHPを削る。 11回前後(ダメージによって調整)攻撃したらユニコーンの角で狂戦士を治す。 狂戦士解除後も一度は攻撃するので注意。

HPが削れた後は、セシルとカインは「たたかう」、ヤンは「けり」で攻撃し、分裂を待つ。 ローザは適当にプロテス。

2周目以降

2周目は銅の砂時計を使用後、ブリーナ1体とカルコ3体を倒す。 また、左上のカルコは倒す前に万能薬を使用して速さを戻しておく。

3周目以降は銅の砂時計を使用後、ブリーナ3体とカルコ2体を倒す。 ただし、カルコを撃破時にフェニックスの尾を使用し、撃破数を1つ増やす。

セシルの防御が十分上がったら(プロテス10回程度)、ローザを戦闘不能にしておく。

86周目

最後は銅の砂時計を使用後、ブリーナ3体とカルコ3体を倒す。 倒す前にゴルベーザ戦に備えて、セシルのHPを回復し、ヤンは武器を妖精の爪×2に戻しておく。 また、ローザを生き返しておいたほうがいいかも。

撃破時に経験値が入らなければ成功。

ゴルベーザ戦

カルコブリーナから連戦となる。 呪縛の冷気の前にヤンが一度だけ行動できるので、武器を地獄の爪+炎の爪に変更し、エルメスの靴を使っておく。 セシルはヤンにフェニックスの尾を使用して生き返らせる。 あとはヤンへのエリクサー、蜘蛛の糸の使用、ゴルベーザへの攻撃の優先順で行動すればよい。 止めの前にセシルやリディアが生きていればやられるのを待つ。

ゴルベーザ戦後

デジョンで闇のクリスタルを回収後、 64階層バグ(RGB=[31,8,2] BS=6)でファルコン入手、耐熱工事を経て、封印の洞窟でカイン離脱。 ファルコンにドリルを装着後、 再び64階層バグ(RGB=[13,9,0] BS=6)でバブイルの塔の巨大砲に直接侵入しヤン離脱。 さらに64階層バグ(RGB=[17,27,1] BS=21)でラストフロア目前にワープして、ラスボスと戦える。

ヤンがいるうちに入手するために戦闘が必要なアイテムを回収しておく。

ゼロムス戦

ビッグバーンへの対処が問題になる。

ドーピングを制限しない場合

リンゴ類を増殖してHPを9999まで上げればビッグバーンは容易に耐えられる。 あとはエリクサーで回復しつつ、リディアのドラゴンで攻撃すれば簡単に倒せる。

リンゴは銀のリンゴがトロイア城とエブラーナ城で問題なく入手できる。 金のリンゴも64階層バグを使えば月の地下通路(RGB=[7,3,6] BS=6)と地下渓谷(RGB=[3,11,5] BS=6)で入手できる

増殖自体は幻獣の洞窟等で召喚士石化法で行うことができる。 この場合、石化はメデューサの矢の追加効果を使うとよい。 アヴェンジャーを利用したモノマネ技を利用してもよい。

ドーピングを制限する場合

基本的にビッグバーンに耐えながら攻撃アイテム等でカウンターフレアを誘発し、 それを反射させてダメージを与えることになる。 終盤では反射ダメージのみで攻撃することで、HP減少によるモード変化と、それに伴うHP回復を回避する。

ビッグバーン対策

リンゴの使用を制限する場合は、セシルがビッグバーンに耐えられるようにする必要がある。 ビッグバーンの威力は1ヒット辺り200〜300ある。 ラスボス戦ではシェルが無効なので魔法防御は装備分のみなので、最大でも49である。 よって、ビッグバーンの1ヒット辺りのダメージは150以上は確実になるので HP600のセシルが耐えるには3ヒット以下に抑える必要がある。 セシル以外はHP300に満たないのでまず耐えられない。 ビッグバーンは通常は10回攻撃なのでまず耐えられないが、カウンターフレア直後は6回になるので、 魔法回避回数が3以上あれば耐えることが可能になる。 レベル1のセシルがラグナロク、クリスタルの盾、司祭の帽子、アダマンアーマー、クリスタルリング を装備すれば、魔法回避3回43%、魔法防御43まで上げることができるので何とか耐えられる。 ただし、HP600で耐えられる確率は7%ほどしかない。

攻撃手段考察

勝率を上げるためにはビッグバーンを受ける回数をできるだけ減らす必要がある。 まずは、できるだけ多くのダメージを与えることを考える。

カウンターフレアの反射(2700程度)がメインのダメージソースだが、 威力の高い攻撃アイテムを使うことで、少しでも多くのダメージを与えられるようにする。

一番威力の高いのは「奥義の書」でバハムートが出ればかなりのダメージ(4400程度)が期待できる。 ただし、オーディンが出た場合はカウンターフレアさえ起らないので注意。 また、シルフが出ると、リディアのMPが使用者のMPになるバグがあるので、 特にMPの低いセシルが使用する場合は注意が必要。 ダメージの期待値としてはカウンターフレア込みで3500程度。 次に威力の高い「星の砂」でカウンターフレア込みで3200程度。 セシルの回復を兼用できる「バンパイアの牙」で3100程度。

リディアの召喚魔法も装備次第では高い威力を出せる。 召喚魔法に対するゼロムスのカウンターは通常はバイオだが、 最初のビッグバーン以降のモードではフレアになっているので使用しても問題ない。 バハムートは消費MPと詠唱時間の都合上あまり有効ではないが シルフは詠唱時間が短く、回復も兼ねることができるので非常に有用である。

素早さ調整

次に、ビッグバーン間にできるだけ多く攻撃できるようにするための素早さと行動の調整を考える。

セシルの戦闘開始時の素早さが41以上あればゼロムスの行動選択待ち時間が2Sになるので、 セシルは戦闘開始時はアルテミスの弓と適当な矢を装備し、素早さを43にする。 リディアは、ファイアビュートと呪いの指輪を装備すれば素早さが0になり、行動選択待ち時間を1Sにすることができる。 ローザはアルテミスの弓+矢、黒頭巾、ミネルバビスチェで素早さ38にして、行動待ち時間を5Sにする。 ローザにアダマンアーマーやクリスタルリングを装備させてもよいが、行動待ち時間を4S以下にはできないので特に利点はない。

蜘蛛の糸を使うことでゼロムスの行動選択待ち時間4S、行動待ち時間2Sの6S毎行動のペースになる。 これでもセシルやローザ(8S毎行動ペース)よりも早いが、 リディア(4S毎行動ペース)の行動選択タイミングをゼロムスの行動を遅らせるように調整することで 全員同じ行動頻度(8S毎)にすることができる。 また、セシルとローザはエルメスの靴を使えばゼロムスと同じ6S毎行動ペースにすることができるが、 次元の歪みやブラックホールで効果が消えるので有効ではない。

*行動の流れの例
 3人パターン

 1(リディアの行動選択権)
 2 セシルの行動      リディアのコマンド
 3(ローザの行動選択権)
 4(ゼロムスの行動選択)  ローザのコマンド
 5 リディアの行動
 6 ローザの行動
 7(セシルの行動選択権)
 8 ゼロムスの行動     セシルのコマンド
 セシルとリディアのみ

 1(リディアの行動選択権)
 2 セシルの行動      リディアのコマンド発生
 3            (*シルフならここで入力完了)
 4(ゼロムスの行動選択)         入力完了
 5
 6 リディアの行動
 7(セシルの行動選択権)
 8 ゼロムスの行動     セシルのコマンド

戦闘の流れ

戦闘前にバトルスピードを6に、並び順がリディア、ローザ、セシルの優先順となるようにする。 セシルは最初の行動時に「アルテミスの弓+矢」を「ラグナロク+クリスタルの盾」に変更。 リディアも「ファイアビュート」を「星屑のロッド」に装備変更する。

最初のビッグバーンまでに蜘蛛の糸を含めて計3回の攻撃が可能。

その後、まず、リディアを生き返らせ、リディアは月のカーテンを張りなおす。 ここではローザは生き返らせない。 これで次のビッグバーンまでに、計4回の攻撃が可能。 最後のリディアはシルフを使うことでセシルのHPの回復を図る。 ただし、セシルのHPがそれまで持たない場合はそれ以前にバンパイアの牙での回復が必要。

その後、リディアとローザを生き返らせ、全員月のカーテンを張りなおす。 3度目のビッグバーンまでに計6回の攻撃ができる。 やはりリディアはシルフを使うことでセシルのHPの回復を図るが、 シルフのダメージ量(738〜1278)によってはセシルが全快しないことがある (最低回復量は246*2=492)ので、HPが低目(120以下)のときはバンパイアの牙での回復が必要。

次はバイオが来るので、それまでにリディアを生き返らせ月のカーテンを張る。 その後、ローザを生き返らせ、全員月のカーテンを張りなおす。 4度目のビッグバーンまでに、セシルは3回、リディアとローザは2回で、計7回の攻撃が可能。 そろそろゼロムスのモード変化の条件HPに注意する必要がある。 条件に達している場合は、セシルのHP回復にはエリクサーを使う必要があるが、 これまでの累積ダメージ次第ではビッグバーン前に倒すことも可能なので、考慮に入れておく。

その後は2度目のビッグバーンと同様の手数になる。 5度目のビッグバーン前にはまず撃破できるはず。

ビッグバーン後のスリップダメージでリディア蘇生後のセシルがやられた場合は、 次のビッグバーンまでに何とか立て直す。

これでも初期HPだと最低でも3回のビッグバーンを耐える必要があるので勝率は1/3000以下になるのでかなり苦しい。 現実的な勝率になるまでリンゴを使用する場合は、ビッグバーンに約1/2で耐えられる、HP900が目安となる。

実際の具体的な流れとダメージ計算はこちらを使用した。


FF4に戻る トップに戻る