多剤耐性緑のう菌 (読売新聞 2004年9月2日)
  京大病院2人死亡  患者4人の感染確認
     京都大病院(京都市左京区)は2日、患者から多剤耐性緑のう菌(MDRP))の感染が確認され、うち2人が死亡したと
     発表した。同菌はいくつもの抗生物質が効かなくなった緑のう菌が原因。
     同菌による院内感染は、新潟病院で2000年から2001年にかけ発生し26人が感染、うち1人が敗血症で死亡。
     今年6月にも大阪大で集団感染が発生している。
     2人は、7月から8月にかけて感染したとみられる。
           1人は菌による肺炎で、もう1人は複合感染による敗血症で亡くなったとみられる。

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