2013年11月29日(金)   海栄丸     天気・・・晴れ時々曇り 波予測1.5m 中潮   9時出船16時半帰港

   

この日は楽しみにしていた平日釣行の日。
鳥羽のウタセ真鯛、御前崎の真鯛ワラサ五目、越前のヒラマサ、を候補にしていた。
天気予報では今年一番の寒波襲来とのことで、海況からして鳥羽が釣りやすいだろうと、海栄丸のウタセ真鯛1日便に予約をいれた。

前回と同じように5時半に出て、23号線で行くつもりだったが、思ったより車が多いので、四日市東ICから高速に乗った。
みなさん、朝早くから出勤されるのねぇ・・。(@_@;)

今日は、最高気温が10℃ぐらいということで、こんな寒い日に船に乗るのは初めてかも・・。
そこで、寒さ対策にワークマンで1500円の防寒ズボン、さらに釣具屋でシマノの3000円以上するパッチも買って臨んだ。
これらの上から、フレッシュレイニーのサロペットをはいてどうだろうか? まだ寒いか??
上半身はユニクロのヒートテックに、薄手のタートルネック、パーカー、その上に防寒着、さらにライフジャケット。う~ん、だるまさんみたい。(笑)
最初は風もなく暑いぐらいだったが、後半は風が強くなってちょうどいいぐらいの感じだった。
今回は使わなかったが、これ以上寒くなったら、ホッカイロでなんとかなるかな。 なんとなく冬の船も大丈夫そう。(^O^)
でも、日陰の釣り座だと辛いかなぁ・・。

この日は私を入れて5人で、若船長の操船で9時岸払い。
前日、状況を聞くため船長に電話したとき「自分は用事で行けないので、明日は自力で釣ってねー」と言われている。(爆)
釣り座は、2番くじで前回と同じ右舷大艫。最近くじ運が良い。
昨日はブリ、ワラサが釣れたということなので、今回も船宿仕掛け(ハリス5号3本針)の一番上のハリスだけ6号に交換した。
左舷大艫の方は、最初から自作仕掛けだった。たぶん上手な方なんだろう。
今日は皆さん単独釣行で、きっと腕に自信のある方達ばかりなんだろうなぁ・・、、ちょっとビビってます。(^^ゞ

錨が入って、若船長より水深70m錘40号とアナウンスが入る。ほお、今日は深場に来たんだ。(^O^)

  潮は払い出していて、やや ミヨシ側に流れている感じ。
左舷の艫から若船長が餌撒きしてくれているので
私はベストポジションかも・・(^O^)

2投目で、焼きサイズの真鯛が上がり、ホッとする。

若船長はここで錨の入れ直し。
今日は、潮と風がけんかしていて船の座りが悪いとかで
何度か、錨を入れなおしていた。
   昨日は、「巻き上げ」の誘いがよかったらしく、
「流してダメなら巻き上げて」と若船長。
私は、朝から巻き上げてるんだけど、アタリなし。

本日竿頭だった左舷大艫の方も、今日は巻き上げても
食わなかったと言っていた。
一日でコロッと変わるのねぇ・・、難しいわ~。

お隣の方が、「おんばせ」でアタリをだしていたので
真似してみると、今度はギリギリ刺身サイズが釣れた。
よ~し。(^O^)
   良い釣り座のはずなんだけど、なかなかアタリがない。
やけくそで、100mまでラインを出していったら、
ようやくアタリがでて、モデラートが弓なりになった。

重てーよー、ラインがズルズルと出ていくよー
またブリか?  それとも大鯛?
若船長が皆さんの仕掛けを上げるように言ってくれて、
「ゆっくりやっていいよ」って。
お言葉に甘えて、ポンピングしながら手巻きでゴリゴリと
100m巻いてきた。

ワラサが見えた、えっ?ただのワラサでこんな引く??
「あっ、もう1本ワラサが付いてるわー」って。

なんと、ワラサのダブルでしたー(^O^)
   その後、同じように流してみるもアタリはなく
どうしたもんかと困っていたら、若船長が撒き餌を
始めた。
底から10~15mに撒き餌を打っているというので
仕掛けを流さず、船下で棚を合わせてやったら
小さなアタリがでた。合わせるとガツン!
ウヒヒ、してやったり。(^O^)

さっきの2本より、ちょっと肥えた感じのワラサだった。
コイツは脂のってるかなぁ・・楽しみだわー。

この前釣ったワラサは、超サッパリ系で、ハマチの方が
脂乗ってる感じだったもんねー。
    この頃になると、風が強くなって、穂先が揺れて
アタリがわからない。船も結構揺れている。
こういう時は、竿を長くした方が仕掛けが安定するか
とも思ったが、竿を変えてガイドにチマチマ糸を
通していると、ゲロゲロになるかもしれないので
やめておいた。(^^ゞ

少し流したところで、小さなアタリ。
これを合わせて、4年生真鯛をゲット。これは旨そう!

昨年は置き竿で穂先を持って行かれるアタリがあったが、
今日はそんなことはなく、小さなアタリを合わせる感じ。

どうもウタセ真鯛の釣り方がよくわからない。(T_T)
奥が深いわ~。

若船長は4時ぐらいまで頑張ってくれたが、私はこの後、チャリコを1匹追加して終了した。
本日の竿頭は鯛さ7、ワラサ1、マダカ1で、左舷大艫の方。
ほとんどの時間ラインが船下に入ってさぞ釣りづらかっただろうに、それでも鯛7匹だから上手な方なんだなぁ・・。
そこで、帰港までの間、釣り方を教えてもらった。こんな感じだ。
「底まで落として、3mぐらい巻き上げてしばらく待って、アタリがなければ糸を送ってまた3m巻きあげてしばらく待つ。
これを3回ぐらいやれば、大抵はアタリがでる。今日は、船下にラインがいくので、2回ぐらいしか糸が送り込めずに苦戦した。
捨て糸の長さは3mからスタートするが、エサ取りの状況を見ながら足していき、目安は、エサ取りが一番下の針に来るように
すること」だとか。な~るほど、今度試してみよう。

でも、若船長の話だと、深場はほとんどエサ取りいないからと言っていた。かじられたエビを若船長に見てもらったが、鯛の食い方だろうと。
ということは、棚は合っていたということか? エサ取りとは鯛以外の魚? 鯛のかじったのもエサ取りとみなすのか?
あかん、訳わからんくなってきた。(笑)

ところで、今日は神経締めの道具を買って持ってきた。
最近、真鯛を食べてもがっかりすることが多く、神経締めをしたら美味しい鯛が食べられるんじゃないかと試してみることにしたのだ。
最初はWで釣れたワラサを神経締めして、潮氷に数分浸けてそのまま水を抜いて、厚手のビニール袋に入れて45Lクーラーに保存。
3本目のワラサは神経締めしたあと、そのままクーラーのビニール袋へ。
真鯛2匹は納竿間際に神経締めして、濡らした新聞を巻いてクーラーのビニール袋の中にいれた。
そして、ビニールの上に新聞をおいて、その上から氷をバケツ3分の1入れて持ってかえった。

真鯛の1匹は硬直まえで、身も透明感があり、適度な歯ごたえと甘味があって美味しかった。
半身を翌日をたべたのだけれど、身は柔らかくもしっかりしていたが、それほど甘味が増した感じはなく、やや期待外れ。
白身の魚って、なかなか難しいなぁ・・。天然真鯛への期待が大きすぎるのだろうか?(^^ゞ
もう1匹は死後硬直が始まっており、身は真っ白だった。まあ。コイツは神経締めを何度もやり直したのでしょうがないか。
ワラサは、最初の2本はすでに死後硬直で固まっており(締め後7時間)、最後の1本も(締め後6時間)ほぼ硬直がはじまっていた。 
出来るだけ氷を減らしたつもりだったけど、まだ冷やしすぎなのかなぁ・・。難しいね。

寛都船長、今日はありがとうございました。ちゃんと釣らせてもらいましたよ~(*^_^*)
私にもうちょっと腕があったら、もっと鯛が釣れただろうになぁ・・、良い釣り座だったよなー(笑)

  本日の釣果
 ワラサ70cm×3 真鯛41cm頭5匹


ワラサは1本嫁入りして、 手のひら鯛は放流しました。


 
                                                                                            Back