2013年6月8日(土)     海栄丸     天気・・・晴れ   大潮    5時半出航12時帰港

 


前週は越前で見事に撃沈。でもまあ、その前はまさかの大鯛を釣っているので、これでバランスが取れたかなって感じ。(^^ゞ
で、もう一つバランスをとらなければならないのが、鳥羽のイサキ釣りだった。前回は、たった2匹だもんねぇ・・・。
海栄丸の船長にも「2週間以内にリベンジに来ます!」と宣言しているし・・。(笑)
『でも釣れてないんだよなぁ・・』、と思ってたら、火曜日の他船の釣果で良型イサキが結構上がっていた。おやっ?
翌日も、鳥羽方面の数軒の船宿で釣果があがっている。 今なら私でも釣れるかも・・、こりゃ行くっきゃないでしょ。(^O^)

最近「撃沈仲間」(笑)と化した好人甥さんも「行けるよー」と言ってくれるし、今週は土曜日が休めるので、この日に予約を入れた。
すると万年さんも「行きたい」と書き込みをくれて、3人で行くことにした。 こりゃ、にぎやかでよろしいわい。
やっぱり、一人で黙々と釣るより、ワイワイ言いながら釣った方が楽しいもんね~。

イサキ釣りは今回で3回目。振り返ってみると、過去2回とも自分は大艫に座って、竿頭は舳だった。(笑)
今回は過去2回と潮も同じで下げ潮。ということは今回も舳がいいのだろうか? 
私は想像力が乏しいのか、「コマセに付けエサを同調させる」というイメージが、どうしてもできないのだ。
妄想は結構好きなんだけどなぁ・・・(゜O゜)☆\(^^;) バキ!
ということで、腕の差をカバーするには場所しかない。よし、明日は舳に入ろう。
さらに、故大塚プロの本を読んで、「穂先を海面から水平になるようにしゃくって、しばらく待つ」これを実践することにした。
とりあえず、余分なことを考えずに、基本に忠実に竿を動かして、あとは運と場所にまかせるって感じかな(^^)v

当日、4時半に万年さんからメールが入る。もう駐車場着きましたって。早っ!! 気合入ってるなぁ・・(笑)
駐車場から岸壁に行って、荷物を降ろしてると好人甥さんも到着。
強気の好人甥さんは、35Lのクーラーを持って行くと言う。どうしよう・・ よし、私も真似して35Lで行きましょう。(^O^)
今日はフィッシング遊の5倍ポイントを使ってサロペットパンツを新調してきた。と言っても5000円もしない安物ですが・・。。
万年さんは、上下ともシマノのウエアに身を包み、竿もシマノのモデラート、りールも買ったばかりのシマノのフォースマスター400。
なんかシマノのフィールドテスターみたいで、カッコよかった。

今回は、前回一緒に撃沈して午後便にも乗られた方のグループ3人と、私たち3人の合計6人。
私が代表してくじを引くとまたも1番。(^^)v  船長から「左舷に3人並んでね~」。 
過去2回のデーター通りに舳に入ろうとすると、船長が私に向かって「大艫に入った方がいいよ~」って。
船長は私の実力を知っているので(笑)、気を利かして教えてくれたのだが、さて困ったなぁ・・・。
過去2回のデーターを信用するか、船長の言葉を信じるか・・(笑)
そこで、真ん中に入ることにした。これだったら、どっちに潮が流れても大コケはないだろうというセコイ考え。
船長は、そんな私に「へ~、大艫に入らんでええの?」と笑っておられた。

今日も30分ちょっと走っただろうか、エンジンがスローになり、アンカーが入って「水深45m 下から7~10m」でスタート。
先ずは穂先を下向けたまま40mまで落として、ちょっと待ってから竿を持ち上げて水平にする。
といっても80号錘にカゴが付いているので、モデラートはしっかり曲がってますが・・。
しばらく待って、穂先を下げながら糸をまいて、またグンッと竿を水平に持ち上げてしばらく待つ。
大塚プロの本ではこれでOKのはず・・。

とりあえず左舷では一番乗りだったと思う。やや小型のイサキが釣れ、早々に坊主脱出してホッとする。
すると、大艫の好人甥さんに良型イサキがかかり、それから立て続けに良型をゲットされた。
今日は潮が舳から艫に向かって流れている。前回と同じ潮回りのはずだけど、前回とは逆。 ポイントが違うのか? なんで????
な~るほど、船長が私に大艫に座れって言ったのは、こういう事だったのね。やっぱり船長の言うことは聞かないかんわー。(笑)

途中で仕掛けが落ちなくなって、こりゃサバにやられたと強引に巻き取ると、ソーダカツオのW。引き味抜群(^O^)
魚体に綺麗なY字がでていたので、こりゃヒラソーダだと確信。
首を折って、バケツで血抜きをして、ヒラソーダが釣れたと大騒ぎをしながら舳に氷を取りに行った。
すると船長が見に来て、「これマルソーダ、ヒラソーダはこの辺りにはいないよ」って。
そんな馬鹿な、ともう一度見てみると、綺麗なY字だったはずが、ボヨヨ~ンとなっている。(わかんないと思いますが・・(^^ゞ) 
こりゃ、マルソーダだわ~  大騒ぎしてチョー恥ずかしい・・・(T_T)

それからはゴマサバが釣れて、とりあえず2匹だけキープして、その後はリリース。
船長から錘を100号に替えて速く落とした方がいいとアドバイスをもらう。100号に替えると、ホントだ、棚まで届いた。(^O^)
好人甥さんは順調なのに、私はさっぱり。船長からまたアドバイス。「アジ釣りみたいに、しゃくってクルクルッて巻くの!」」
ウムム、大塚プロの「しゃくってしばらく待つ」と違うじゃん。さて、困った・・。(笑)
そこで、折衷案・・「 しゃくってからゆっくり巻く」ことにした。 

しばらくすると舳からゲロゲロって聞こえた。うん?と目を向けると、万年さんが真っ白な顔して「マーライオン」に変身していた。
万年さんのコマセが効いてきたのか(笑)、私にもポツポツイサキが釣れるようになってきた。
良型が多いので、引きもなかなかである。 そのうちちょっといままでにない引きで、大きなイサキが上がって来た。
抜きあげてやろうハリスを持つと、船長から「それは掬ったほうがいいぞー」って。
お言葉にあまえて、タモで掬ってみると皮1枚。 危なかった・・今日イチの大物をあわや「船べりドボン」するとこだった。
やっぱ、船長のいう事はちゃんと聞かないといけません。(^^)v

万年さんが回復の兆しがないので、釣り座を変えようということになった。
揺れが少ない真ん中に万年さん、釣り過ぎでもう釣らなくていい好人甥さんが舳、ツ抜けはしたけどもっと釣りたい私が大艫。(^^)v

大艫に座って、ここから一気に加速させるぞと思ったのだけれど、ボチボチ程度で思ったほど釣れずに???
お隣の方はドンドン釣れているのに・・・。 棚があってない? コマセと付けエサが同調してない?
好人甥さんは、舳でも私よりたくさん釣ってるし・・、船も場所じゃなくってやっぱり腕なのねぇ・・。

大塚プロの本によると、はっきりと強いアタリがでたら上鈎にイサキがかかっているので、少し巻き上げて追い食いをさせ
鈍いアタリの時は先鈎にかかっているので、穂先を下げて追い食いをさせるといいと書いてあった。
で、どのアタリが強いのかがよくわからない。(笑)
追い食いをさせようと、巻き上げたり穂先を下げたりしているうちに、結局生体反応がなくなることも何度かあって・・・(爆)
とりあえず、1匹を確実に獲りましょうねぇ・・(^^ゞ

先鈎をムツ鈎にしたらバレにくいと某プロのブログで呼んだので、試してみるも、それほど食い気はなく、
結局最後はサバの餌食に・・(T_T)

そうそう、今日はサバ対策に真っ黒に塗った80号の錘を用意しているんだった。
折角だから、こいつの威力を試してみようと、100号錘から真っ黒な80号錘に替えてみた。
しばらくしたら、見事にサバがWでかかった。(大笑)
どっかのブログかHPを見て試してみたんだが、全くダメじゃん。 
サバ避けは、船長の言うとおり「100号錘で一気に落とす」がいいみたい。流石船長だわ。(^O^)

終盤になって、万年さんが、マーライオンから人間に戻られた。(笑)
すると、釣るわ釣るわ・・(@_@;) この人、このペースで最初から釣ってたら凄いことになってたかも。
マーライオンになったぐらいがちょうどいいのかもしれない。(゜O゜)☆\(^^;) バキ!

結局私が釣ったのはイサキ40cm頭19匹、ソーダカツオ5匹ぐらい、ゴマサバ10匹ぐらい(リリース含む)
魚を〆にきた船長が、「今日は、そこそこ釣ってるなぁ」とお褒め?の言葉をいただいた。(*^_^*)

   

船から降りたら、○○さんですか?と声をかけられた。
昨秋、たて釣りで海栄丸に乗った時にご一緒になった方で、後に私のHPを見て、驚いてメールを下さった。
今日は、午後便の真鯛釣りに乗られるとのことだった。また、ご一緒する機会があればいいですね。(^O^)

さて、イサキは大きいのも小さいのもしっかり抱卵していた。我が家でさばいたのは11匹で、オスは2匹だけだった。
刺身は甘くてとても美味しかった。たぶん今まで食べたイサキの刺身の中で、一番美味しかったと思う。
また、白子ポン酢、真子の煮つけも旨かった。

今回はリベンジもできたし、魚もすこぶる美味しかったし、ワイワイ言いながら楽しく釣れたし、もう言う事なし!!
好人甥さん、万年さん、船長さんに息子さん、本当に有難うございました。<m(__)m>
お陰様で素晴らしい一日になりました。またよろしくね~(*^_^*)


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