2013年5月26日(日)    海栄丸    天気・・・晴れ   大潮    5時半出船12時帰港

   
鳥羽港に停泊中の海上保安庁の船
ちょっとかっこ良かったんで・・・(笑)  

脂ノリノリの抱卵イサキ。この時期、船釣りファンには欠かせないものらしい。
船釣りのブログなどを読んでいると、皆さんイサキが美味しいと書かれており、よだれが出ていた。(笑)

昨年のちょうど同じ日、好人さんに誘われて初めてイサキ釣りに出かけて、イサキは8匹しか釣れなかったけど
大アジやサバやソーダカツオが退屈なく釣れて面白かった。
それと、釣れたイサキは白子や真子がパンパンで、適度に脂の乗ったとても美味しいお刺身だった。
そんなことで、今年も是非行きたいと思っていた。

最近時々ご一緒させていただく好人甥さんが、日曜日なら行けるとのことなので、私もその仲間に入れてもらった。
好人さんはアユ釣りの先約があって残念だったが、好人甥さんと親父様、そして私の3人で海栄丸さんにお世話になった。

ここ数日間の釣果を眺めていると、イサキのご機嫌は悪いようであまり釣れてない。
てか、前々日は「撃沈」となってるし、前日も「竿頭で8匹」とふるわない。
ただ、アジはそれなりに食ってくるらしく、それがいいお土産になっているようだ。
まあ、すっかり油断して行って「昨日までは釣れたのになぁ~」って言われるより、ある程度覚悟ができていいかもね。
それに3日連続で「ドボン」はないだろうし・・・。最近ついてる自分の「運」にかけてみましょう!(^_-)-☆

とりあえず、アジでもイサキでもいいように、イカ短の赤白、 オキアミのM、Lを持って行くことにした。
それに、竿もモデラート225と舳60S-300の両方を持って行くことにした。波は1.5mだからそれほどないはずだけど
もし船が揺れるようなら、モデラートから舳に変えてみようと思う。

5時半出船なので、2時半に自宅を出発。 余裕で高速走って、コンビニで買い出し、餌屋でウインドショッピングして5時過ぎ現地着。
ほどなくして、好人甥さんと親父様も到着。 ちょっと前に、掲示板で私が「三重県のお茶が有名だなんて知らんかった」と
書いたこともあって、自家製のお茶をいただいた。無農薬で作っておられる親父様こだわりのお茶らしい。ご馳走になります<m(__)m>

この岸壁は菅島の船の乗り場となっているのだが、結構なお客さんが集まっていた。
最初に接岸したのは三吉丸、つづいて長栄丸、最後に私たちの乗る海栄丸が横付けされた。お客さんは6人のようだ。

好人甥さんに言われて、釣り座のくじをひくと、なんと1番!! やっぱりまだ運がついているようである。(^^)v
船長が「昨日は右舷がよかったよ」といういので、艫の親父さんを真ん中に、好人甥さんが胴の間、私は大艫と3人並んだ。
このとき、今日の私は大漁になるに違いないと思った。
だって、舳は陸側に向くだろうから、下げ潮だから、潮は舳から艫にながれるでしょ? 
そうすると好人甥さんと、親父さんの撒き餌が私のところに・・、ムフフ、イサキちゃんガッポガッポいただきま~す。(^O^)

今日は沖に向かって随分走った。40分ぐらいだったかな?
好人甥さんは早速ビールをプシュッ。 帰りの運転は親父様らしい。なんと親不孝な(大笑)
でも、親父と釣りができるっていいよな~、私の父は魚釣りをする人ではなかったので、なんかとてもうらやましいのだ。

将来、子供たちが連れて来てくれるかなぁ・・、でも長男は、ハゼ釣りしか興味ないし、二男も帰ってくるかあてにはならんし、
三男もこの前マーライオンに変身したばっかりだしなぁ・・。(笑)
まあ、今まで遊んでくれたことを感謝した方がいいかな~。「父は、これから一人で強く生きて行きます」ってか?。(爆)

船支給の仕掛けは、ハリス2号、なにもついてない3本針。長さは2.5mだったような・・あれっ?3mだったか?(^^ゞ
天秤、カゴは船で借りて、赤いクッションゴム1.5mm 50cmに、この仕掛けを付ける。
好人甥さんが、「ちょっと、クッションが長すぎるんじゃないかなぁ・・ 1mm 20cmぐらいでいいと思うけど・・・」って。
えっ?そうなの? でもまあ、とりあえずこれでやってみて、ダメならまた変えてみましょう。

アンカーが入り、いよいよ釣り開始。「水深45m、下から7m~10mで狙ってください」とのこと。
今日は、ラインをフロロからPEに巻き直していて、ナイロン7号の先糸をちょうど10m、FGノットで結んだ。
本当は8号の先糸が15mほど結んであったのだが、最近FGノットが出来るようになってきたので
嬉しくてわざわざ結びなおしたのである。(笑)

PEは10mで色変わりするし、先糸もちょうど10mだから棚はきっちり測れる。
ラインを見ながら、ちょうど40m糸をだした時のリールのカウンターは38.7mだった。 ふむふむ差は1.3mね。

水深45mで下から7M~10Mといことは、ええっと・・45-7=38、 45-10=35ってことね。
で、差は1.3だから、ええっと・・・・38と35からそれぞれ1.3引いて・・・、う~ん・・、 まっいいか(爆)
三つの針には、赤短、白短、オキアミを付けてある。さあ、どれに反応がいいのかな?(^O^)

開始早々、親父さんや好人甥さんにイサキが釣れた。こりゃ調子良さそうだ。きっとすぐに私にも釣れるだろう。
またまた、お二人にはイサキが釣れた。では、そろそろ私にも・・・
さらに、お二人にはイサキちゃんが釣れている。でも私には・・・・。 なんで?? 
好人甥さんの話では「42mで置竿、餌はイカ短」で当たってくるらしいので、私も真似をしてみるが・・・??

ラインは、わずかにミヨシに向けて傾いている感じ。 あれ?予定では潮は艫に向かって流れるはずなんだけど・・・(^^ゞ
試しに、見えるところでコマセを振ってみると、ポワ~ンとコマセが出て、流れていかずにそのまま沈んでいく。
う~む、コマセと仕掛けが同調してないってことなんか?

この前のアジ釣りでは、仕掛けを天秤に絡ませるようなことはなかったので、仕掛けの投入のコツが少しわかった気がしたんだけど
今日は、何度か天秤に仕掛けが絡んで、仕掛けをお釈迦にしている。(^^ゞ   
潮が緩いのが原因か?  もっと、しっかり仕掛けが伸びてからカゴを投入しないといけないかしら???

好人甥さんは、コマセの流れがわるいので、仕掛けを短くしているようである。う~む、なるほど・・。
しばらくして、今日は久しぶりに顔をみた中乗りの息子さんが、クッションを短いものに変えてくれた。
そして「42mといっても、棚は人によって誤差があるから、その上下も探った方がいいですよ」って。

9時になっても私はまだボーズ。ほぼ毎週来ておられる左舷大艫の方もまだ1匹しか釣れてない。
朝一好調な滑り出しだった好人甥さん親子も、その後はやや低調気味。
それでも親父さんは30cmぐらいのハタマスをゲットされて、皆さんの羨望の眼差しをうけておられた。
ハタマスはめっちゃうらやましいわ~、今年は釣り堀でよう釣らんかったから、天然ハタマスを狙ってたんですけど・・
あれが釣りたくてカサゴ五目にも行ったんだけどなぁ・・。マジで美味しそう(^O^)

それにしても釣れない。イサキは渋いと聞いていたが、お土産になるはずのアジも全く食わない。
魚探は真っ赤になってるらしいのだが・・
船長もいろいろと場所を変えて、がんばってくれてるんだけど、どうやら僚船からの無線でも「撃沈情報」ばかりのようだ。 
船長~! なんでもいいから1匹釣らせてくらはい(爆)

朝方は曇っていたんだけど、その後は晴れてだんだんと暑くなってきて、飲み物も減っていく。
すると、お腹がグルグルし始めた。しばらく我慢して釣っていたが、船が移動するというのでトイレに駆け込む。
船のトイレって狭いのよね~。ライフジャケットを着たまま飛び込んだので、方向転換がすぐにできない。(爆)
やっと方向転換してサロペットを下げようとするとライフジャケットが邪魔でうまく下がらない。
もぞもぞしながらライフジャケットを脱いでると、サロペットのゴムバンドが便器の中にベッタリ・・・ギョエー(涙)
ああ、ダメ、もう限界・・・・(爆)


ちょっと前から竿を舳60s-300に替えている。 比較的穏やかな海ではあるんだけど、そこそこローリングがあって
食いが渋いのなら、あまり仕掛けが動かないほうがいいかもしれないと思ったから。
場所が変わって、今度は艫の方にラインが流れるようになってきた。35mでコマセを出すとガツンと穂先に来た。
今日初めてのアタリである。(^O^)
慎重に巻き上げてくると、好人甥さんがタモを持って駆け付けてくれて掬ってくれた。 とっても貴重なイサキだもんね。
時計をみたら、ちょうど10時。 坊主脱出まで長かったなぁ・・・、イサキ&アジで釣りで、まさかこんなことになるとは・・。

ここから一気に追い上げじゃ!と気合が入ったんだけど、世の中そんな甘いもんじゃなく、次に釣れたのは1時間後。(^^ゞ
今度は33mだった。これは「ボーズじゃない余裕」で、抜きあげたった。(笑)

結局このまま11時半の起き上がり時間を迎えて終了。
船長の話では、イサキはここの所不調だったので、イサキの釣果はこんなものだろうと思っていたそうだが、
まさかアジが1匹も釣れないとは思わなかったようだ。

僚船では何人か「坊さん」がいらしゃったとか、まあ、私の腕ではボーズを逃れただけでも良しとしなければ・・・。
ちなみに私のお隣の常連さんの釣果は3匹で、「これでは帰れん」と、そのまま午後便のうたせ真鯛に出られた。
私も余分にお金を持っていたら行ったかもね~、そのぐらいアタリに飢えた一日でした。 

 

帰りは、寄りたかった釣具屋があったので国道23号を北上し、ちょいとウインドショッピング。
その後は高速に乗るつもりだったけど、さばく魚も少ないし「罰ゲーム」をかねて家まで下道で帰った。
12時半に鳥羽出発で、16時40分着。 途中30分ぐらいは道草を食っているので 昼間でも3時間半ぐらいで帰られるわけね~。
これなら釣れなかったときは、下道でもいいなぁ~(^O^)

ご一緒いただいた好人甥さん&親父様、有難うございました。またよろしくおねがいします。<m(__)m>
また、海栄丸の船長にもお世話になりました。近日中にリベンジに行きます。(笑) 
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