2013年2月24日(日)     すみちゃんの釣り堀      天気・・・晴れ時々曇り時々雪     中潮

当初は、前日に0-さんと釣り堀に出かける予定だったのが、仕事で行けなくなってしまってガックリきていた。
日曜日に一人で出かけることも考えたが、今シーズン最強寒波の中、一人で行って「修行僧」になるのもつまらないし、
特に食べたい魚もなかったので、わざわざ行く必要もないかと思っていた。
ところが、近所にどうしても魚を届けたい先ができて、別に今週でなくてもよいのだけれども、そう思うと何が何でも行きたくなった。(爆)

あらためて天気予報を見ると、めっちゃ寒そうだし、風もビュービューの感じなので、陸続きで「寒波避難」が出来るところがいい。^_^;
そこで、思い立ったのが、「すみちゃんの釣り堀」。ここの釣り堀は、どうやら私が名付け親らしい。(笑)
ここなら、風よけの小屋があるし、朝もゆっくりできて、帰りも好きな時間に上がれるし、ちょっと試してみたいこともできるし・・・。

早速、すみちゃんに電話をいれると、空いてるようだが「私一人だけ」なので、どうも歯切れが悪い。(笑)
時々一人で来てごっそり釣って帰られる方がいらっしゃるようで、『家族や仲間で楽しんで欲しい』と思っているすみちゃんとしては、
一人で来るお客さんは、ちょっと悩ましいのかもしれない。それに、「一人客」に放流してたら採算もあわんだろうしなぁ・・。
それでも「いいよ」と言ってくれたので、釣具屋に竿を売りに行ったついでに試してみたい筏竿用のラインを購入した。

当日はゆっくり家をでると、なんと雪が降ってるじゃん。えっなんでー??  この雪、 四日市ぐらいまでチラついていた。
のんびり高速を走って6時半前に玉城IC着。さすがにこの時間に釣り客はいない。(笑)
旭家でシラサを半分とボケ10匹だけ買って、すみちゃん釣り堀についたのは7時過ぎだった。

思っていたほど寒くはなさそうだけど、風はそこそこある。でも小屋の前で釣ればなんの問題もない。
今日は、まずいつもの小物用の竿で始めて、その後食いが悪くなったら筏竿を試してみるつもりだ。
ハリスの差がどのぐらい違うものなのか、ちょっと実験がしたかかったわけ。 
それと甘エビも2種類持って来ていて、一つは普通のニンニクはちみつ、もう一つは某氏のレシピをちょいとアレンジしたもの。
この違いも試してみたかった。

お魚さんを刺激しないように、筏にはそっとあがって、静かに仕掛けをセットして、まずは「甘えび比較」。
で、両方とも反応なし。 あれっ?? そんな馬鹿な。これって、どういうこと??
予定では1投目から釣れるはずで、放流までに5匹ぐらい釣って、すみちゃん「放流なしでええわ」というつもりだったんだけど・・。
あわてて筏竿もとりだして、えさもとっかえひっかえしてみるのだが、まったく無反応・・。
オイオイ、雪も降って来てるじゃん。こんな天気予報だったか~? なんかとっても嫌な予感がしてきた。

辨屋の筏の上がっている0-さんから「どう?」って電話が入った。まだボーズと告げると、あちらも「筏で5匹」と芳しくないようだ。
ここは湾奥で小屋があるからいいけど、0-さんはまともに風を受けているようだ。お気の毒に。
強風に押されて筏から落ちなければいいが・・・、風がなくても落ちた人だからなぁ(゜O゜)☆\(^^;) バキ!

で、なんともならずに困っていると、ふと、以前ここで長男がキビナゴがよくあったっていたのを思い出した。
筏竿にキビナゴ付けて放り込むと、ちょっと穂先が抑え込まれた。これは合わせ損ねたが、次は見事にヒット。もう9時になっていた。
筏全体を使って、ゆっくりやり取りをして上がってきたのは、48cmのデッカイ真鯛。相変わらずここの鯛は立派である。
あんまり釣れないので、『ひょっとして、全く魚がいないんじゃないか?』なんて疑ってしまったが、魚はやっぱりいたわけで、
単純に私が下手だから釣れなかっただけ。

この頃、すみちゃんが「どう、釣れた?」とコーヒーと焼きガキをもって来てくれた。
予定では5匹ぐらい釣って、「今日は放流なしで」いいよ」になるはずだったが、「やっぱ放流してー」(爆)

でも、放流後もなんんともならず、こんなことならヒラメだけでもスカリに放流してもらうんだったと、悔やむことしきり・・^_^;
すみちゃんがみかねて、「このエサなら釣れるよ」と、ペレットを少し分けてくれたけど、一瞬カツンときたものの、
合わせきれずに終了。

ここでは過去3回とも10数匹釣らせてもらっているので、まさか1匹の結果になるとは夢にも思ってみなかったが、
強風の中、小屋の前でのんびり釣れたのは、なによりだった。
きっと、ほかの釣り堀に行っていたら、修行僧のような一日になっていただろう。

ちなみに近所に届けたいお魚は、辨屋さんに釣行された0-さんとSAで待ち合わせして、しっかりいただいてきた。
試したいことはなんの成果もなかったが、近所に魚を届けたいというミッションだけは、これで果たすことができた。

渡したワラサを見て「まあ、こんな大きな魚を有難う」と喜んでいたご近所の方は、まさかこれが0-さんが釣った魚とは
知る由もない。 またお隣にさんに持っていったツバスもしかりである。(大笑)

すみちゃん、0-さん、お世話様でした。またよろしくです。<m(__)m>