2013年2月3日(日)   傳八屋 13号筏   天気・・・晴れ   小潮

数日前に、5000円で中古の磯竿を購入して、ちょっと試してみたいな~と思っていた。
そんなとき、SNSの好人さんの日記で、「3日スクランブル発進、同行者募集」の旨、書かれていた。
これは、お供しなければと、「ご老公」のお供をする「うっかり八兵衛」のノリで、「いこかー」と書き込みをいれた。

しばらく経って、もう一度覗いてみると、助さんやら、格さんやら、弥七さんやら、飛び猿さんやらエトセトラ・・、
豪華キャストの書き込みがたくさんあって、『こりゃ八兵衛の出る幕はなさそうだわい』と、自分の書き込みを消しておいた。

すると翌日、私の掲示板にご老公様から直々に「日曜日は傳八屋さんじゃぞ!」とのご下命があった。 は、はー!<m(__)m>
さすが、ご老公。 見てないうちに消したつもりだったのだが、しっかり「いこかー」を見てたのねー。(笑)

その後、0-さんから連絡があって、傳八屋さんに付き合ってくれるとのこと。これは心強い。
今度は、キビ団子(特選券)につられて「桃太郎」についていく「お猿さん」の気分である。(爆)
きっと桃太郎さんは、た~んと「ブリ退治」をしてくれることだろう。(*^_^*)

さて、今回は事前に釣り堀に行くと決めていたので、準備に余念がなかった。
サンマ、イワシ、スルメイカをスーパーで買って、さらに甘えび、ササミを浸けこみ、牡蠣まで用意した。
餌屋さんでもカツオにシラサ、さらにウグイを初めて買ってみた。
最近は、前日夕方まで船に乗るかどうか迷って、波風がありそうなら釣り堀に変更するパターンが続いていて
準備不足と腕不足で、釣り堀では2匹を釣るのがやっとの状態だった。
だから、今日はなんとか人並みぐらいは釣りたいとマジで思っていた。^_^;
それと、沖の黒潮が入ってきて水温が急上昇しているとのことだったので、今日のメンバーなら、青物にスイッチを
いれてくれる可能性もあり、うまくするとおこぼれでブリが釣れるかもしれないと、「捕らぬ狸」状態でもあった。(笑)

ところで、今日は、牧野さんがお留守なので魚かしには寄らなかったが、エサキチで船やボート用の「団子えさ」が売られていた。
魚かしとは書かれてなかったように見えたが、試しておられた新しいエサに酷似していたので、たぶん間違いないだろう。
牧野さんは、このエサで船に乗って60cm超の天然真鯛を釣ったそうだから、釣れるぞー!このエサ。(*^_^*)

久しぶりの傳八屋さんの駐車場は、思っていたよりガラガラでちょっとビックリ。
秋から年末までの週末は、いつも満員御礼だったのに、年が明けたらガクッと客足が落ちちゃうのねー。
何年か前も、年明けに来てこんなことがあったが、この時期はこんなもんなのかな?

0-さん、好人さん、コンチャンさんに挨拶を済まし、受け付けは好人さんにお願いして、0-さんとのんびり桟橋へ。
ちょうど7時に出船。好人さんのお知り合いの北○ご夫妻も一緒に入ってもらって、13号筏に6人、貸切状態にしてもらえたようだ。
まあ、使っていたのは4筏だけだったから、好人さんの顔が利いたのでしょう。(^_-)

釣り座は二人ペアで、ジャンケン決めというので、0-さんにお願いするが、頑なに拒むので、しょうがないから私がジャンケン。
で、一発で負け。(爆) 「だから嫌だって言ったのに~」、どうもこのペアは、場所抽選にきわめて弱いのだ。(笑)

第一希望の西側風よけ前は北○夫妻が入られ、第二希望の北側テント前はコンチャンさん&好人さんペアが入られた。
まあ、当然、そうなりますわなぁ・・。 負け組私達は、空いてる南側1辺に0-さん、東側1辺に私となった。

一発目は毎度のイワシでスタートするも、毎度の反応なしで、早々にあきらめる。
ここで、先日買った2号の磯竿を投入する。実はこの竿、4.5mなのでちょっと小筏で使うには長すぎる。
ただ、今日はゆったりなので、手持ちでやればそれほど迷惑はかけないだろうと使ってみることにしたのだ。
でも、一度だけ、竿受けにかけっぱなしで横から見ていたら、完全に筏を真ん中で仕切ってしまっていた。
これでは、私の竿が邪魔で、南北の人はウキを真ん中まで投げられないだろう。
小筏で、ど真ん中に入れようとおもうと脈釣りでは4.5m竿がちょうどいいのだが、取扱いには「要注意」ですね。

さて、いつものように出遅れて、また定番の朝イチバラシもやらかして、とても不安な出足。
でも、水温が上がって活性が高いのか、気合を入れて作ってきた甘エビに鯛が食ってくれて、なんとか坊主脱出。!(^^)!
最近はすっかり、魚かし生エビに頼っているので、自作甘エビで釣れたのは、いったいいつ以来だろう??
続いてスレ掛かりで鯛を釣りあげ、なんとか「いつもの2匹」となる。

ここからが大変なんだよな~と思っていたら、やっぱり当たりはなく、暗雲立ち込める様相。(爆)
でも、0-さんも苦戦しているようなので、ちょっと安心したりして・・(゜O゜)☆\(^^;) バキ!

最初の放流後も見放されて、途方にくれていると、1匹のイサキ君がのんびり足元に泳いできた。
飢えた狼の前に1匹の仔羊。  「よーし、食っちゃる」(笑)

タモを手にして、進行方向にゆっくり沈める。なにも知らない仔羊ちゃんはタモの中へ。「ぐふふ・・入った。」
そのまま掬いとってやろうと思ったら、水の中のタモって水の抵抗が強くて、俊敏に動かない。
仔羊は危険を感じたのか、反転してタモから出ようとする。「いかん、このままでは逃げられる!」
狼君は必至の形相で、タモを横網にかぶせて仔羊を逃げられようにして、ゆっくりとタモを引き揚げた。
今日のごちそうが手に入って、満面の笑みの狼君。 生まれて初めてのタモゲッチューだった。

タモといえば、今日は、なかなか面白かった。
まずは好人さん。コンチャンさんのかけた中ブリをタモ入れするのに2回もスカして、非難と大爆笑(笑)
次に、0-さんが「好人さんの代わりに・・・」と、コンチャンさんのカンパチを掬いにいって、思いっきりスカ。(笑)
さんざんスカされたコンチャンさんが、北○夫妻の青物を掬いにいって、これまたスカ。(笑)
いつも釣ってばかりいる方は、タモ入れがイマイチなんでしょうかねぇ。(゜O゜)☆\(^^;) バキ!
私なんか、好人さんのスカした中ぶりを一発で掬いましたよー。
日ごろから0-さんの青物を掬い慣れてるからな。(*^。^*)

さて、話はもどって、例のイサキで3匹目。ついに念願の2匹越えを達成して、安堵感がじわじわと湧き出てくる。
よかったなぁ・・・。 この後、さらに鯛を1匹追加して、4匹。いつもの倍も釣って?しまった。なんかいいんじゃない?

でも、また当たりがなくなって「どうすりゃいいの?」状態で2回目の放流を迎えた。
ここで、なんとか青物を釣りたいと、カツオで臨むがダメ。(T_T) 
イワシ、サンマ、きびQ、ウグイと試して、「ハイ、お疲れ様!」(爆)

真ん中で鯛を釣ろうとシラサをいつもと違う付け方をして放り込むと、本当に穂先が入って鯛が釣れた。(@_@;)
おっと、これいいんじゃない?
でも、これも単発で、このまま終盤に突入。はぁ・・・・。(T_T)

好人さんが北東角でイサキを釣り上げたので、私もちょいとそちらに竿を振るが、当たりがない・・。 
しゃあないなぁと、置き竿にすると穂先が入って、デカいイサキが釣れた。(笑)
最近置き竿でよく釣れるんですけど、殺気が消えるのかしら?
ここから「置き竿釣法」でデカイサキを連発して、ウハウハしていた。(=^・^=)

イサキは十分釣ったので、ラスト30分で青物を狙うことにした。なんせ、私と0-さんだけ青物を釣ってないのだ。
頼みの0-さんも、もうあきらめちゃったみたいだしぃ・・。
でも、やっぱり歯がたたず、あえなく討死。(T_T)
まあ、それでも7~8匹は釣れたからいいか、と数えてみたら10匹もいるじゃん!(@_@;)
ツ抜けなんて、もう記憶にないぐらいだわー。 
途中までは「いつもの2匹」で終わりそうな気配だったけど、終わってみればめでたし、めでたしの釣行でした。(*^_^*)

本日ご一緒いただいた皆さん、ありがとうございました。 お天気もよく、楽しい一日でした。

   本日の釣果
鯛×4、イサキ×6

当たったエサ
黄色甘えび&ササミ、シラサ、(タモ)

 

帰りは順調かと、東名阪に乗ったら、事故渋滞に巻き込まれてガックリ・・。
この前も伊勢神宮の帰りに事故渋滞があって下道に逃げたけど、3車線になったわりにはイマイチだなぁ・・。

今回のイサキは40cm近くあって、体高もあり、肥えていて、とても美味しかった。
こんなことなら、もう少し釣ってもよかったかな。(笑)