2013年1月19日(土)  辨屋3号筏   天気・・・晴れ   小潮

釣り堀に行くようになってから、毎年「初釣り」は子供と一緒だった。
しかし、今年は3日、6日、13日と、息子達にふられっぱなしで、すっかりテンションが下がっていた。

もともと、釣りを始めたのは「息子と一緒に遊べるように」というのが理由だったので、「釣りを探究する」気持ちはさらさらなく、
釣れても釣れなくても、それを息子達と共有できて、釣り人しか味わえない晩酌の肴が、ちょっと手に入れば満足だった。
そんなことなので、寒くて釣れないこの時期に、しんどい思いをしてまで一人で釣りに行く気にはとてもなれなかった。

ところが、今週は土日と連休にできるので、土曜日に釣行すれば体が楽だなぁと、ちょっと色気が出てきた。
それに、いつも野菜をくれる近所のおじさんにもそろそろお魚を持って行ってあげないとなぁ・・。
さらに、次男が「たまには魚を送って欲しい」って言ってたなぁ・・、好物の殻つき牡蠣と一緒に送ってやろうかな?
な~んて、だんだんその気になって来た。(笑)

そこで、いつもお付き合いいただく0-さんに電話を入れてみた。
「明日って、行く予定ある?」 
「行くけど、貸切なんだよねー」 
今回も遊んでもらおうと思ったけど、貸切じゃしょうがないなぁ、ガックリ・・・。またテンションが下がってしまった。(爆) 
我ながら、なんともめんどくさい性格である。^_^;

一旦は下がったテンションだったが、とりあえずスーパーでイワシとキビナゴと甘海老を買っておいた。
ひょっとしたら、行く気になるかもしれないし、もし行かなければ冷凍するだけだしねー。
で、夕方になって急に「やっぱり行こう!」となった。
釣れなければ、超早上がりでお伊勢さんに行くのもいいし、次男には辨屋さんから牡蠣だけでも送ってやろう、と思ったわけ。
そのまま辨屋さんに予約をいれて、魚かしの牧野さんにも「翌朝、お店に寄るからねー」と電話をいれた。
本当にめんどくさい性格である。(爆)

玉城でシラサとカツオを買って、魚かしで牧野さんとしばし雑談。ここに寄るのが三重に来る楽しみの一つだ。
現在開発中のエサがいよいよ佳境に入っているようで、今日もこれから磯に乗られるとか。
最近は波止、筏、磯、さらには船にまで乗って、エサを試しておられるようだ。 
牧野さんと話をしていると、こちらも元気になってくるので不思議である。
今度船に乗るときは誘ってねー、とお店を後にした。(*^_^*)

辨屋さんの駐車場にはそれなりに車が止まっていて、私は超早上がりに備えてすぐに車を出せる場所に停めた。
すると、本日貸切でみえていたぶりおさんとヤマトさんがいらっしゃって、「一緒にどう?」と誘って下さった。
有難いが、私が入ると小筏9人となり迷惑をかけてしまうので、お断りすると、「空いてるから大筏にしてもらえそう」とのこと。
ならば、お断りする理由はないわけで、お言葉に甘えてご一緒させていただくことにした。
『ムフフ、これでお土産は確保出来たわい』(^_-)

まだ暗いうちに3号筏にあげてもらい、釣り座はくじ引きで南西をとった。ある方がこの位置でよく釣ってる印象があったから。
0-さんから「そこは先週釣れてなかったよー」と言われてちょっとひるんだが、裏の裏を読んでそのまま押し通した。
しかし、「裏の裏」ってのは、簡単に言うと「表」なわけで・・・・。(笑)
『素直に聞いとけばよかった・・・・』と後悔するのに、それほど時間はかからなかった。(T_T)
陽もあたらず、あたりもなく・・・ 体も気持ちもさみぃ~よー。
ちなみに私がイメージしていた「ある方」は、先日違う場所でしっかり釣っていたらしい。なんじゃそりゃー。(爆)

今日はヘッドライトを持ってきたので、それほどモタモタすることなくイワシを放り込んだ。
「朝イチのイワシ」ってのは皆さん定番のようで、私以外にも何人かやっておられたが、誰にも当たらなかった。

今日は初めてお目にかかる方が何人かいらっしゃった。お見受けしたところ上手そうな方たちなので「どなたなんだろう?」と、
皆さんの会話に聞き耳をたてていると、どうやら有名な海熊さん率いる熊一門の方々のようだった。 
『マジかよ~、えらい筏に乗っちゃたなぁ・・・』^_^;
0-さんに、ヤマトさん、最近すっかり人が変わった(笑)ぶりおさん、それに海熊さんたちときたら、もう私の釣れる余地はない。
この時点で、「今日は終わった」と悟った。

そして、その後の展開は悟った通りになった。 皆さんの竿が曲がる中、ボーズ街道をものすごい勢いで走っていた。
でも、ちょっとだけ救われたのは、独走ではなく伴走してくれる方がいてくれたことだ。(笑)
やはり、いつのときでも「独りではない」というのは心強いものである。(゜O゜)☆\(^^;) バキ!

ところで、今日は昨秋に冬対策用で買った4.5mの竿の調子を試してみたかった。
それと、運よくヤマトさんとご一緒できたので、シラサを使った脈釣りの誘い方をじっくり観察させてもらうつもりだった。

ところが・・・・、な、な、なんとヤマトさんがウキ釣りをしているではないか。(@_@;) 
 『はぁ~?、それはいかんでしょう・・』(爆)、完全にあてがはずれてしまった。(T_T)

4.5m竿の穂先が入ったのは、最初の放流後しばらく経ってからだった。
エサは、牧野さんが「カレイ釣り用に作ったんだけど、釣り堀でも使えるよー」と渡してくれた団子だった。
今日はとても食いが浅そうなので、じっくり待ってからあわせを入れた。引きからして真鯛のようだ。
それからは、『バレルなよー』とひたすら願うばかりであった。「えらい慎重だなぁ」と0-さんから突っ込まれたが
得意の「朝イチのバラし」をここで見せたら、今日は間違いなくボーズになる。
ヤマトさんから「タモ入れ手伝おうか?」と大変暖かいお言葉をいただいたが(笑)、なんとか自分でタモ入れ出来た。

ホッ・・・(*^。^*)

これで、ボーズ街道から脇道に入ることができたわい。伴走してくれたお二人さん、お先に~!(゜O゜)☆\(^^;) バキ!

それにしても長竿はタモが使いにくいなぁ・・、それに、もうちょっと胴がしっかりした竿の方が使いやすそうだ。
でもそうなると、とても高価な竿になっちゃうんだろうなぁ。 まあ、一匹釣れるとそんな余裕もでちゃうわけで・・・(笑)

これで続くかと思ったのだ、そんなに世間は甘くなく、コンスタントに釣ってるのは名人のみ。
2回目の放流後もさっぱりピーマンで、こちらが潮上になったのに「まるでだめお君」なのである。
あきらめてカップスープでも飲もうかと、竿をそのままに、テント下までお湯を取りに出かけた。
ふたを開け、お湯を注がんとしたそのとき、「イケチャン、穂先が入っとるぞー!!」って。(*^。^*)

ふふっ、まんまと罠にかっかてくれたわい。(゜O゜)☆\(^^;) バキ!
楽熊さんが、竿が落ちないように持っていてくれて、それを受け取り巻き上げると鯛がしっかりと針を飲み込んでいた。
以前うたせ真鯛船のときもそうだったが、私の場合、置き竿で他ごとしていた方がいいのかしら?^_^;

この後は、また当たりがなくなってしまったので、私は0-さんから次男に送る魚をもらって1時で早上がりすることにした。

   

↑の二人のおじさんは、かわりばんこに「青です」コールをして、ブリだワラサだカンパチだと、楽しそうに釣っていた。(笑)
また、熊一門の総帥さんは、ぶっちぎりで鯛を釣っておらて、まさに別次元の方達であった。

どうやらこの筏は、ちょっと私にはレベルが高すぎたようである。^_^;

本日の釣果  鯛×2  当たったエサ 魚かし(カレイ用団子)、シラサ

今日は貸切にいれていただいたので、てっき2本竿なのかとおもったら、皆さん1本でやっておられ、流石やなぁと思った。


本日は、突然の乱入者にもかかわらず、嫌な顔せずお仲間に入れていただきまして、皆様には有難うございました。<m(__)m>
また、0-さんには毎度ごっつあんでした。またよろしくね。(*^_^*)