2012年12月8日(土)      辨屋   天気・・・晴れ   長潮  

先週は、風が強く船を諦めたので、今週こそと思ったが、前日の朝の予報では鳥羽沖2.5m。
2mならゲロゲロ覚悟で行ってみるつもりだったが、2.5mはちょっと私にはハードルが高いのよねー。
そんなことで、釣堀に行く事にした。 北陸は雪が降りそうな感じなんで、行くなら三重県だなぁ・・・。

最近、釣堀についてはちょっとテンションが下がり気味で、一人ではあまりその気にならない。
そこで、いつも遊んでもらってる0−さんに電話をしたら、ぶりおさんと二人で辨屋さんに行くとのこと。
そんなら私もと、辨屋さんのHPをみると、「大筏あと一人」だって。(◎-◎;)!!
早速予約の電話を入れると「大丈夫です」とのこと。ラッキー!(^▽^)
と、喜んだのも束の間、辨屋さんから折り返し電話があって「ごめんなさい、既に埋まってました」って。(T_T)
ありゃまあ、そりゃ残念、じゃあしょうがないので、一人で他の釣堀へ行くべかな〜。

どうせなら陸続きが早く上がれていいなあと、某HPを見るとまさかの「空きあり」で、即予約した。
ここの大筏は苦手なのだが、先日買った4.5mの竿の感じを試すにはちょうどいい。
脈釣りにはちょっと食い込みが悪そうなので、家にあった使えそうな穂先に付け替えた。

夕方、辨屋さんから「一人入れるようになったんですけど・・」と電話があって、ビックリする。
キャンセル待ちのお願いをしたわけでもないのに、わざわざ電話をくれるとは思ってもみなかった。
0−さんの知り合いということで、気を使ってくれたのかな? ちょっと嬉しくなってお願いすることにした。
某釣堀屋さんにはキャンセルで申し訳なかったが、やっぱりいつものメンバーで釣るのが楽しいからなぁ・・。

少し時間が遅れ気味だったこともあって、玉城ICの餌屋は思ったほど混んでなかった。
ここで、ウタセエビと冷凍イワシを購入。さらに魚かしに転進。
牧野さんの顔を見るのは3ヶ月ぶりかな? 「イケチャン、最近は、機械巻き(電動リールのこと)らしいねぇ」って。(笑)
牧野さんも相変わらず新餌開発で、いろんな釣りを経験されているようで、串本のかせで
50cmクラスの大アジを釣った話とか、船をチャターして釣りに行った話しとかいろいろ聞かせてくれた。
ここで、牧野さんと雑談するのも、私の三重釣行の大きな楽しみの一つなのだ。
機会があれば、また連れて行ってもらおう。

辨屋さんの駐車場は、ほぼ満杯状態で、すぐに車が出せる場所を探して停めた。
今日は、釣れても釣れなくても12時上がりのつもりなのだ。
最近は、レインボーに慣れてしまったのか、釣り時間は長くない方がいい。
上手な人は、釣り時間が長いほど釣果が上がるが、私には釣れない時間が増えて辛いだけ。(爆)
それに早く家に着いた方が、体が楽だしね〜。

支度をしていると、0−さんとぶりおさんが、私を見つけてくれた。まだ真っ暗なんで、探す手間が省けてよかった。
今日はロードさんたちも来ておられるようで、私は北陸に行った事になってるんだそうだ。なんで??(笑)

受付を済ませて帰ってくると、貸し切り組みは出たあとで、桟橋はガラガラだった。
まだ、暗いのでヘッドライトを取りに車に戻ろうかと思ったら、そのまま船に乗せられた。(^^;)ゞ
今日は小筏で10人と聞かされ、 えーっ、小筏なのー??て感じ
私は大筏で、4.5mの竿の調子を見るために来たわけで、小筏10人じゃ、4.5mは出せないよなぁ・・。
当初「大筏あと一人」となっていたので、完全に大筏と思っていたのだが、こういう事もあるのねー。

釣り座は東側に3人並んで入った。私が真ん中で右にぶりおさん、左が0−さん。
特に狙ったわけではなく、船から最後に降りたらこの1辺が残っていたから。
私なんかクーラーを降ろした場所がそのまま釣座となった。(笑)
最近は、北陸のゆったり釣り座に慣れてしまったので、久しぶりの小筏10人はちょっと窮屈な感じ。
昔は、これが当たり前だったんだけどねー、まあ、贅沢になったってことかな?

朝イチの抜け駆け青物を狙おうと思ったのだが、暗くて仕掛けを通すのに手間取り、さらにイワシも
まだ凍った状態で、もたもたしているうちに、0−さんに一発目を持って行かれた。
やられた!と思ったが、すぐにバレちゃってウヒョヒョー (゜O゜)☆\(^^;) バキ!

私はサヨリで狙ってみたが、もう既に何本も竿が出ており、まったく抜け駆けにならずにダメ。(笑)
足元で鯛狙いに切り替えた方がよさそうだなぁと、キビナゴQを付けて沖竿にして、小物竿の用意。
今日は使うつもりのなかった、飛竜をだしてミニクロガイドに糸を通そうとしているのだが、
老眼からか?、なかなかスンナリと行かない。そんなとき、「おーい、入っとるぞー!」って。

あわてて、駆け寄ってやり取り開始、鯛の様だ。まあ青物竿なのでゴリゴリ巻き上げると、
フッと軽くなった。お決まりの「朝イチバラシ」だった。(爆)

ところで、今日の釣行目的は二つ。
一つは4.5mの竿の使用感を確かめること。でもこの混んだ小筏で4.5mを振り回すのは迷惑なので封印。
二つ目はウタセエビの誘い方。この前、船で教えてもらった誘い上げで、鯛が釣れるかどうかを確かめること。
でも、今日のウタセはイマイチ小っちゃい。0−さんが買ってきたウタセの方が大きかった。
あっちの店で買えば良かったなぁ・・。(T_T)

小物竿に持ち替えて、ウタセを底からゆっくり巻き上げる。
何投目かで、穂先に前アタリがでて、そのままゆっくり巻き上げるとグンッと穂先が入った。
「やった!ウタセ真鯛」(^▽^)
随分元気のいい真鯛だなぁと思ったら、良型シマアジ君でビックリ!!、0−さんが掬ってくれた。
振り返ってみれば、ちょっと鯛とは引き方が違っていたわけで、先入観って怖いね。(^^;)ゞ

最初の放流後、両隣のお二人の竿がガンガン曲がって、私だけ完全に取り残されてしまった。
棚は合っているはずなんだが・・・と、ウタセエビの付けかたに注意しながら放り込むのだが
なぜか全くアタリがでない。 なんで???

0−さんから「甘エビがアタリ餌だから、これを使いな」と自慢の甘エビを分けてくれた。
『0−さん印の甘エビ』といえば、予選会で優勝をもたらした伝説の餌。

お言葉に甘えて、その甘エビを付けて放り込んだら一発で穂先が入った。
伊勢湾伝統のウタセ真鯛釣法が、0−さん印の甘エビに敗れた瞬間だった。(゜O゜)☆\(^^;) バキ!

その後、甘エビでもう1回穂先が入ったが、しっかりバラシて地合は終了した。(爆)

しばらくして、0−さんがイシガキを釣り上げた。ここがイシガキのポイントであることをすっかり忘れていた。
ぶりおさんから蟹を分けてもらって、しばらく待ってると穂先が入って、しっかり待ってあわせたつもりが
バラシてしまって、またまた0−さんが釣り上げて・・。
次も私がバラシてぶりおさんが釣り上げて、さらに私がバラシて0−さんが釣り上げて、
またまた私がバラシて、コーナーを挟んだご夫婦の旦那さんが釣り上げて、またまたまた私がバラシて・・・。
ついに、ご夫婦の奥様からは「あの人、気の毒に・・・」と、しっかり同情されてしまった。(泣)

まあ、私がお魚さんに遊んでもらえたのはここまでですわ。

今日は、ぶりおさんが絶好調で、鯛にシマアジ、イシガキ、ブリと、私の知ってるぶりおさんの
イメージを粉々にしてくれた。
以前辨屋さんでご一緒したときは、「私のお友達」という感じだったのに、この前レインボーで
お目にかかったときは「あれっ、もうお友達じゃなくなったかも」と心配が頭を過ぎったのだが、
今日のぶりおさんは、完全に「進化」してしまっていた。
「僕達は釣れないキャラですよねー」と言っていたぶりおさんは、いったい何処にいってしまったのか?
早く初心に帰ってほしい。(゜O゜)☆\(^^;) バキ!


本日の釣果  シマアジ×1 (ウタセエビ)   鯛×1 (0−さん印の甘エビ)


0−さん、ぶりおさん、今日は有難うございました。 これに懲りずにまた遊んでねー。
お魚ご馳走様でした〜。(^-^ )v