2011年10月14日(日)    豊甚丸(HP)    天気・・・晴れ   波予想・・0.5〜1.0m

仕事の予定がポッカリと空いてしまったので、釣りに行く事にした。
鳥羽の方は波高2.5mの予想だったので、思い切って日本海の船に乗ってみた。
お世話になったのは、越前小樟(ここのぎ)漁港 の豊甚丸さん。
数日前の中日スポーツ釣果欄に、たて釣りでヒラサマ、ヒラメが載っていたので気になっていたのだ。
この船に乗ったら、憧れの天然ヒラマサに出会えるかも知れない。
前日に電話で問い合わせると、まだ空いているとのことなので予約を入れた。
親切そうな船頭さんで、3mの胴調子の竿とPE4号巻いた電動リールで大丈夫かと聞くと
「胴調子の竿はちょっとなぁ・・、でも面白い釣りなので、試してみて下さい。仕掛けは船で売ってるから」とのこと。
7時出船で14時半帰港なので、それほど朝も早くなく、また晩飯にも間に合うから丁度いい。
釣り代金は12000円で、鳥羽の1.5倍。まあ、ヒラマサが釣れるなら安いもんだ。(笑)

当日はちょっと余裕をもって、3時20分出発して約2時間半で現地に到着した。
特に決まった駐車場はなく、堤防釣りの人たちと一緒に船の近くに車を停めた。
船は今まで乗ったなかでは最も小さい船で、なんと座席がなくってちょっとビックリした。
この船に8人が乗り込んだが、特に窮屈ではなかった。くじ引きで私は左舷大艫。

錘は60号で、船の仕掛けは市販品で2.9mのハリスは6号。三重より太いハリスかと思ったが逆に細いので
ちょっと意外だった。港を出てすぐぐらいのところで、先ずはスタート。水深は70mぐらいと結構深い。
舳60S−300の穂先は、やっぱりベイトのアタリが取り辛いが、なんとなく付いたような・・???

半信半疑で底まで落としていると、「はい上げて下さ〜い」とのこと。
上げてみたら、イワシの頭だけが残っていた。ヒラメの仕業に違いない。こりゃ楽しみだ。

2投目もなんとなく、付いたような付かないような?? またまた半信半疑で落とし込む。
しばらくすると「上げてくださ〜い」のコールで、あげて来ると10cmぐらいのイワシが付いていた。

船長から「上げてって言っても、ベイトが付いていたら、教えてくださいね〜、ベイトの付いてる人優先でいきますから」
もっと早く言って欲しかった。ベイト付いていたのに・・・(笑)

釣れないようなので場所移動。ドンドン北上していった。有名な鷹巣沖なのかと思ったら、まだ越前沖らしい。
ここにはマルイチとディープオーシャンが来ていた。この2船は当地のたて釣りの人気船なんだそうだ。

今日はベイトが付いても魚の食い気がないそうで、各船苦戦している模様。
船長の僚船との無線のやりとりが聞こえるが、釣れない話ばかりのようである。
常連さんでも1匹とか2匹ぐらい・・・。

私は一度聞きあわせた際に大きく竿が曲がり、、巻き上げ時に電動リールが空回りする場面があって、
ドラグ調整を待ちえたとおもって、思いっきりしめて高速巻上げしたら、途中から軽くなった。
ハリスがそのまま残っていたところをみると、すっぽ抜けか、口切れか??
三重の「ツバス」で高速巻上げのクセがついてしまったのが、いけなかった。
一旦止めて、竿の「ため」で様子を見るべきだったと後から思ったのだが、そのときはそんな余裕もなく・・・(笑)
ヒラメだったかなぁ・・??

その後はベイトが付かないようにようになって、船中あきらめモード。
ようやく小鰺が付いて、下まで落としてやったら、ガツガツと何度もアタリがあるが一向に食い込まない。
アジが大きすぎて遊んでいるのだろうかと、ゆっくり上げてきたら40cmぐらいのヒラメが浮いて来た。(◎-◎;)!!

この船ではタモいれは自分でするのか、特に船長が掬いにくることはない。
でも、私の手の届くところにタモはないし・・・。 まあ6号ハリスなら、切れることはないだろうと抜き上げようと
したら、そのまますっぽ抜けてお帰りになった。
食いが甘かったのねぇ・・。ヒラメのあたりはどこであわせればいいんだ?
「ヒラメ40」というが、それ以上ガツガツしていたように思うのだが・・???

船長もなんとか釣ってもらうと、いろいろ移動をしてくれたが、結局私は坊主。
たぶん、竿頭でもハマチとヒラメで2〜3匹だったのではないだろうか??

で、本日の感想。舳60Sは、ベイトのアタリが取り辛く、たて釣りには向いてないことがはっきりした。
どうやらヒラメ竿のような竿がいいらしい。ちなみに常連さんは極鋭ヒラメを使っておられた。