2012年10月6日(土)   ハルキチ屋   天気・・・晴れ    大潮

この日は三男の誕生日だったのだが、そんなことなんかすっかり忘れて、数日前から行き先を探していた。
お気に入りの船は、この日、伊良湖出船で乗れないので、どこに行こう・・・。
朝8時半に家を出て釣りに行ける場所で、考えた候補は三つ。
@鳥羽の午後便で新規開拓 A知多の11時出船のエサマツ丸 Bレインボーの午後の部

まずは@の候補を絞り込んだのだが、よく考えてみると、この日は三連休の初日で、渋滞予測を見ると
朝の東名阪下り線は20kmの大渋滞となっていた。出船までに鳥羽に着けるかどうか、時間が読めない。
ならばと、Aのエサマツ丸に電話を入れると「日暮れが早くなったので10時出船になります」とのこと。
う〜んギリギリ間に合うかどうかといったところだが、良く知らない船宿なので(全てそうなのだが・・)
もう少し時間の余裕が欲しい。「ちょっと間に合わないかもしれないので、またの機会にしま〜す。」
それじゃBにしようと、レインボーに電話を入れると「満員」で断られた。(爆)

さてさて、困りました。(笑) 
こうなりゃ、お昼にレインボーに寄って、某氏からお魚を強奪してから日向湖と久々子湖でサヨリやハゼを
釣るかな〜んても思ったが、それもなんかイマイチだしねぇ・・。
そこで当日の朝思いついたのが、ハルキチ屋さんのナイター。
2時スタートなので、東名阪が大渋滞でも間に合うし、ちょっと早めに上がれば夜は9時過ぎには帰られる。
ここの魚なら間違いないし、釣った後の処理もしっかりしている
早速電話を入れると、今日は、ナイターのお客がないらしい。ええーっ、ダメなの〜??
すると「放流は2人からで、もし一人なら放流がないがそれでもいいか」とのこと。
放流はないけど、「一人貸し切り」ってのも悪くない。  「了解でっす、行きますんでよろしく〜」(^-^ )

1万円払って放流無しって聞くと、「放流無しはおかしいのでは?」と思われるかもしれないが、
私一人のために、お店を空けていなければならないのだから、当然その分の経費もかかる。
お店としては「空けてるだけの経費」として、最低でも1万円は欲しいところだろう。

今日はしっかり東名阪下り線の渋滞状況を把握したかったので、キッチリとメモをとった。
10:35名古屋西インター通過。 しばらくして「四日市東ー鈴鹿12km 50分」電光掲示
渋滞は四日市東IC2km手前の湾岸との合流地点から。10:51
四日市東IC10:56通過、四日市IC11:18通過 四日市ICを過ぎて1kmぐらいから渋滞は消えた。
亀山SA到着は11:35。思ったほどではなかった。渋滞といってもほとんど止まることはなく、
ダラダラと流れていた。

玉城ICのエサキチで、シラサとイワシと青虫を買った。家からは、サンマ、エビ団子の素、しまあじ、生エビ。
ヒラマサが入っているらしいので、シラサちゃんで誘いまくりの予定。(^-^ )
ハルキチ屋さんに着いたのは、1時ちょっと過ぎ。おおっ、3筏に各6〜7人で結構賑わっているじゃん。(^▽^)
これで俄然やる気が出てきた。
というのも、ちょっと心配していたことがある。ここはナイターに人気があるという私の勝手な印象があって
それが「私一人」ということは、午前の部も閑散としていてほとんど在庫ないのでは?ってね。

でも、全くの杞憂だった。3筏にこれだけお客さんが入っていれば、大丈夫だ。
これで皆さんが釣れてなければ、もっといい。(゜O゜)☆\(^^;) バキ!

早速、支度をして皆さんのスカリをそれとなく覗きにいく。オオッ、釣れてない!(゜O゜)☆\(^^;) バキ!
こりゃ、三つの筏を探り放題だわねー。(^▽^) ハッハッハ
若大将に「一人だけなのにすんませんね〜」とお金を支払うと、「あれからお客さんが増えて4人になりましたんで
放流もしますよ。」とのこと。放流があるのは嬉しいけど、貸し切りじゃないのはちょっと微妙な感じ・・・(笑)

一人は私と同年代ぐらいの上手そうな方と、お二人はこのお店の常連風ご夫婦。
とりあえず、テラス前の筏に全員が入った。すぐさま、上手そうな方から青コールでカンパチが上がった。
私が後々のためにタモ入れさせていただいた。(笑)
ハリスは3号で、餌は外で釣った小イワシ?らしい。 流石に釣る方は、それなりの準備をされている。

私はさぐり釣り3.9mで、シラサのお稽古。でもぜ〜んぜん、反応無し。
他の方もアタリはない様子。そんなときご夫婦の旦那さんが、隣の筏にだしておいた置き竿が入った。
良型のシマアジだった。私も早く1匹釣りたい。(爆)

しばらくして、放流があった。鯛、シマアジ、カンパチなどが入った。
私はイワシで青物狙い。誘っているとラインが動きだしたので、テンションかけて青コール。
ちょっと小さめのカンパチ君だった。私は8号ハリス。全く糸を出す事無く、簡単に上がった。
もちろんタモ入れしてくれた。(笑)

ここからとても静かな時が流れる。「シラサのお稽古」だからとひたすら3.9mを振り回すが
な〜んの反応もない。二人の方がシラサでシマアジと鯛を1匹ずつ釣ったので、シラサがダメと言うわけでも
ないようである。なんだかなぁ・・・。結局「シラサのお稽古」は成果のないまま、2時間で心が折れた。(爆)

いつも使っている飛竜をだすと、穂先のミニクロガイドが一つ取れていて使えない。
先週、レインボーに行って、なんの道具の手入れもせずに来たからなぁ・・・(^^;)ゞ
しょうがないので、筏竿にスピニングリールを付けて代用した。

するとこれが大活躍。餌をしまあじに変えて、筏も沖側の筏に一人はいって、この竿で「円月殺法」をしていると
餌が落ちてく途中で穂先が、ピクピク。あわせてやると良型真鯛ちゃん。これが3連発。
ちょっと皆さんから羨望の眼差し(笑)
しまあじがなくなったので、場所をかえてエビ団子で投げているとまた真鯛ちゃんが来てくれた。
でも、ここまで。それからはアタリも全くない。

日が暮れてからは、上手そうな方は中を諦めてお外でセイゴ釣り。
活き餌で40cmぐらいのをバンバン釣っていた。たぶん、これも狙って来ておられるのだろう。

皆さんの釣果も似たような感じだし、私はこれ以上やっても釣れそうにないので、、6時半で納竿。


釣果は鯛×4、小ぶりなカンパチ×1  餌・・イワシ、しまあじ。エビ団子の素


ここは〆た後、しっかりと血抜きをしてくれる。
おまけに時間があれば、ウロコを落としてはらわた、エラも抜いてくれる。
もちろん、私もお願いした。これは手間が省けて大変ありがたかった。

今後、船の午後便やレインボーに行けない時は、ここを利用することが多くなるかも。
出来れば、筏の床板を張り替えてもらうといいんだけどなぁ・・、
あの古くなった床板は、デブの私にはバキッと割れそうでちと怖い。(爆)

ここは陸続きで便利だし、魚も良いし、その処理も丁寧だし、これで筏が綺麗になって、
1本竿にして、レインボー並みの放流になったら、凄い人気釣堀になるような気がするんだけど・・・。
まあ、あくまでも個人的意見ですけどねー。(笑)

6時半に納竿して、魚を処理してもらって、お店を出たのは7時丁度。
高速はすこぶる順調で、9時15分自宅着。鯛の半身を霜皮にしてビールをゴクッ。
魚はお腹がだしてあるので、捌くのは翌朝で十分。良い感じである。

あっ、そうそう、高速で救急車と出合ったんだけど、あれって抜いていいのかなぁ・・。
みんなガンガン抜いていたけど、なんとなく気が引けて抜けなかった。(^^;)ゞ