2011年9月15日(土)      海栄丸     天気・・・雨(雷雨)のち晴れ    大潮   波高1.5m
             (5時半出船 沖上がり11時半)


先週に引き続き、今週も鳥羽の海栄丸さんで「のませ釣り」に出かけた。
前回初めて「のませ釣り」をやってみて、なんとなくこの釣りに「はまった」感じがする。 
というのも、かつて釣堀に通い始めた頃の「超ワクワク感」がよみがえってきたのだ。
違うところは、子供も含め「一緒に行ってくれる人」がいないってところか?(爆)

前回は、朝がゆったり出来る午後便を利用したのだが、船長から「朝便の方がいろいろ釣れる」と聞かされ、
さらに、ある方からも「朝が勝負時なのに・・」と言われて、今回は午前便に予約を入れた。
もちろん、波予測で「波高1.5m」であることを確認してからだが・・・(^^;)ゞ

また、前回同乗の皆さんのほとんどが、3mぐらいの胴調子の竿を使っていたので、その手の竿の方が
きっとこの釣りには向いているのだろうと、中古でシマノの旧型の舳60S−300を購入して臨んだ。
本当は新品の舳60−270が欲しかったが、ちょっと高価だし、旧型とどのくらい違うのかもわからないし、
「分相応」を考えたってわけ。(笑) でも、今回の釣行で「なるほど!」と思わされた。

船酔いには睡眠不足が一番いけないらしいので、せめて3時間は寝たいと思ったが、結局2時間で目が覚めた。(笑)
しょうがないので、ちょっと早めに家を出た。途中まだ時間があるので、鳥羽の釣具屋さんに寄ってみたが
「のませ釣り」仕掛けは置いてなかった。まだ地元ではそれほど流行ってないのかな?

先日の船長の話によると、この辺りでは海栄丸さんと三吉丸さんが今年から一緒に始められたらしいのだが、
つい最近の週刊釣りニュースをみると、国崎の船も「たて釣り」として始めたようである。
海栄丸船長は、これでお客さんが増えたと言っていたので、知多でも始める船が出てくるのかもしれない。

さて、乗船場所に荷物を降ろし一人でボケーと船が来るのを待っていると、「おはようございます」と声をかけられた。
てっきり、先週一緒になった若い方が今日も来ておられるのかと、振り向くとなんと、イカダ氏甥さんだった。
「えーっ、来てくれたのー!!」(^▽^)  もう、嬉しくしょうがない。
この方、別名「好人甥さん」とも言い、私の「ご一緒したい人ベスト10」の上位に入っている人だ。(笑)
ただ、筏のチヌ釣りがメインな方ので、あまりチヌ釣りが好きでない私はなかなかご一緒する機会がない。

掲示板に、土、日のどちらかで「のませ釣り」に行くと書き込みしてくださっていたので、「ひょっとして・・・」という
とても淡い期待はあったものの、たぶん日曜日に行かれるのだろうと諦めていた。
「昨夜の8時に電話したら、まだ一人空いてるっていうから来たよー。」
一人空いてて、本当に良かった。神様に感謝である。
でも、意外と空いてるもんだねぇ。万年さんが、週初にいつも使っておられる舟が「15日満員」だったと
書いておられたので、私なんかあわてて水曜日の波予測をみて予約したんだから・・(爆)

満員の8人で、定刻の5時半岸払い。
釣り座抽選でドベを引いて、私は前回と同じ左舷舳、イカダ氏甥さんはお隣の胴の間となった。
ここは抽選と言いながらも、グループは船長の裁量でまとめてくれるのでありがたい。

釣り座に着いて準備をする。今日は始めて自分で電源を取って、電動リールに繋げた。
当たり前のことなのだが、超初心者の私には、こんなことでもできたことが嬉しいのだ。(笑)

「揺れて波をかぶりますんで、後ろに移って下さい」との船長のアナウンスがあり、船室に入る。
5人入れば満員になるぐらいの大きさ。しばらく皆さんの釣り談義を拝聴していた。
イカダ氏甥さんは、「鰆が釣りたい」と。私は、「鰆=西京漬け」ぐらいのイメージしかないが、
刺身でも美味しいらしく、高級魚らしい。
常連さんと思しき人が、「鰆ならイワシと同じ棚で狙うといいよ」と言っていた。

前回も結構揺れたが、今回はそれ以上である。「波高1.5」の基準は、随分「波」があるんだなぁ・・
でも、この日の釣行で、「船酔い」にはちょっと自信がついた。
睡眠時間2時間でも、波高1.5mなら少々荒れ気味でも大丈夫なことがわかった。

さて、最初は水深50mぐらいのところだった。「40mより下で反応あります」って。
この前より、ちょっと深いところのようだ。
船が揺れるのもあって、イワシが付くのがやっぱりよくわからない。
舳60−300ならわかると思ったんだけどなぁ・・・。
前回と同じように、「ついたのかなぁ?」と半信半疑で落としていくと、ようやくツバスが1本釣れた。

この頃だったろうか、稲妻が走り土砂降りとなった。えらいこっちゃなぁ・・
最初は菅島、国崎の船が終結していたが、どこもそれほど釣れてないのか、移動を繰り返している。
私達の船も、船長が一生懸命イワシを探しているようで、ちょっとやっては移動、ちょっとやってはまた移動と
「なかなか竿を入れる時間がないね〜」なんて、イカダ氏甥さんと話していた。
そのうち、だんだん眠くなってくるし・・・(笑)
結局前半はツバス2本だけだった。イカダ氏甥さんは4本だったかな。
この釣りに関しては、私の方が「一日の長」があるわけだが、本当に「一日」なので、なんの役にもたたない。(爆)
船釣り歴は圧倒的にイカダ氏甥さんの方があるわけで、まあ、しょうがないわねぇ・・(^^;)ゞ

船は大きく移動して水深65m。 「底から5mぐらいで狙ってください。」とのこと。鯛、ヒラメ狙いかな?  
と思っていたら、イカダ氏甥さんの竿が曲がった。そして上がったのが40cmの真鯛。う、うらやましい・・。
イカダ氏甥さんは、私の「それを食べたいよ〜オーラ」を察知したのか、私の生け簀にドボン。(笑)

ヒレピンの天然真鯛。いや〜、いつ見てもべっぴんさんですな〜(^▽^)  ゴチになります。m(__)m

私は、なかなかイワシが乗ったのがわからず「???」の繰り返し。もちろんわかるときもあるのだが・・
イカダ氏甥さんは、「ちゃんと穂先にでるよー」というので、見ていると確かに穂先がプルプルしていた。
私の竿ではあそこまで鮮明には出ない。イカダ氏甥さんの竿は、私が購入をためらった舳60−270。
「う〜む、こういところで差がでるのか」と竿の性能の違いを思い知らされた。

後半、石鏡沖であろうか、少し浅めの所に移動した。 船が終結している所をみると釣れているのだろうか?
「水深42m、25mから下で狙って下さい」とのアナウンス。
先ほどから、私とイカダ氏甥さんの違いは何だろうと考えていた。もちろん容姿のことではなく、釣りのことで。(笑)
イワシの乗りが悪いのは誘い方と仕掛けかもしれないと、仕掛けを鈎の小さいものに替えて、
誘い方も真似をしてみた。

と、竿が舞い込んで、ツバスが上がってきた。なるほど、イワシはもっと誘って食わせなければならないんだ。
イワシは、棚に入れば勝手に食ってくると思っていたのだが、どうもそうではなさそうだ。
なんせ、イワシが付かないことには釣りにならないわけで、当たり前のことなんだけど、如何にイワシを釣るかを
最優先に考えなければならないのねー。

ここで、ツバスを4本釣って、最後の投入でも見事に穂先が入ったのだが、上げてくる途中で口切れして納竿。
ちなみに、イカダ氏甥さんは船長と話をしてよそ見をしていたのにちゃんと釣り上げて納竿だった。

本日の釣果   ツバス×6  

今日は全体でも釣れてないようで、鯛は私が貰ったこの1匹のみ。 たぶんワラサも上がってなかったようだ。
中乗りの息子さんも、今日は厳しかったと行っていたので、まあこんなもんでしょう。
ついでに「イワシの乗りがわからない」と聞いてみたら、「小さいからほとんどわかないですよ」とのこと。
なるほど、わからないのは私だけじゃないのね〜。
よっぽど私が鈍感なのかと心配したが、それを聞いてちょっと安心した。

「イワシがいるうちはまだやりますよ」と言っていたので、また月末にでも出かけてみようと思う。
釣りたいな〜、真鯛に鰆にワラサにヒラメ。待っててねー (^▽^)

イカダ氏甥さん、今日は有難うございました。久しぶりにご一緒できて楽しかったです。
また機会がありましたら、是非是非よろしくお願いします。m(__)m