2012年3月25日(日)   城水産の釣堀     天気・・・晴れ     中潮

実は、この釣堀の正式名称を知らない。(笑)
ここ城水産の女社長さんが、皆さんから「すみちゃん」と呼ばれているので、私は勝手に「すみちゃんの釣堀」
と呼んでいる。「三和丸」という屋号で釣り筏をやっておられるのだが、私の周りの方は皆「すみちゃんの筏」と
呼んでいるし・・・。(^^;)ゞ

以前から、この社長さんのブログ(こちら)で、『どうも釣堀もやっているような・・・』感じがしていた。
そんな時、「爆釣家族」のたちばなさんファミリーが、このブログの写真に載っているのを見て
「やっぱり、やってるんだ!」と確信を得た。
一日1組しかお客さんをとらないと聞いていたので、いくらで貸切が出来るのかを知りたくて
たちばなさんから情報をもらった。たちばなさん、その節はお世話になりました。m(__)m

この情報をもとに、早速3月4日、次男と三男を連れて、「すみちゃんの釣堀」に行ってみた。
初めての人では場所がわからないとの事で、待ち合わせをしてすみちゃんに案内してもらった。
その日は、焼き牡蠣を食べながら、3人でハタマス5匹を含む鯛、イサキなど合計24匹も釣れちゃって、
とても楽しい時を過ごす事ができた。
このときは、釣堀を営業されている事を「公」にするかどうか迷っておられる様子だったので
私もこちらへ釣行したことは、釣行記はもちろんの事、掲示板にも書かないようにしていた。
でも、お店のブログには載っていたので、一部の方からは「行ったの〜?」と連絡を頂いたが・・(爆)

さて、次男が4月から下宿を始めることになり、できればその前に家族全員で行きたくなった。
ただ難関は長男。ここ数年間、私の釣果を見て「どーせ釣れんし・・」と、すっかり釣りから遠ざかっている。(笑)
しかし、そんな長男が、今回は「行ってもいいよ」と言ってくれて、家族全員での釣りが楽しめると喜んでいた。
ところが、完全な「安全牌」と思っていた三男が、天候不順により部活の試合が当日に順延になってしまった。
う〜ん、なんてこった!子供が大きくなってくると、全員揃ってというのが難しくなるねー。(T_T)
ということで、結局、長男、次男、私の3人で出かけることになった。

前回は、ウタセエビ、ボケ、魚かし生エビがアタリエサだったので、これらは外せない。
魚かしでは、新作エサの団子も入れてもらった。なんでも、まだ牧野さんも試したことがないエサらしい。(笑)

現地到着は6時ちょっと過ぎ。今回は場所がわかっているので、勝手に行って早々に釣りはじめる。
陸続きの釣堀なので、なんの気兼ねもない。
もちろんお店には「勝手に始めてていいよー」と許可を頂いている。。

最初に竿が曲がったのは長男だった。釣堀は6年ぶりで、ちょっとぎこちないが立派な鯛を釣り上げた。
前回も思ったが、ここの鯛はほとんどが45cmぐらいでとても型が良く、また姿も綺麗である。
さらに、水深が4m弱と浅いこともあって良く走って、ものすごく引くのである。

長男に「何のエサだった?」と聞くと「石ゴカイ」って。(◎-◎;)!!
あのー、石ゴカイは持って来てないんですけど・・。  コンニャロ、教えんつもりだな。(爆)

続いて次男の竿が曲がったが、すぐにバレてしまった。ハリスが抜けたって。
「サルカンに輪っかを通すだけなのに、どうしたらハリスが抜けるの??」
なーんて、次男を馬鹿にしていたら、長男がハタマスを釣り上げた。
「オーイ、今のエサは何??」・・・ 「岩虫」
岩虫なんて持って来てねーよ。おのれ、意地でも言わんつもりだな。(大笑)

このハタマスを私がスカリに入れようとすると、先ほどバラシた次男のハリスが付いていた。
ハタマスって、バラシても食い気があるのねぇ…。

そうこうしているうちに、私も生エビで真鯛をゲット。
長男と私が3匹、次男が1匹釣ったところで、モーニングサービスは終了した。
前回11匹で竿頭だった次男は、朝から底網と何度も格闘しており、今日はテンションが低い。(^^;)ゞ
まあ、放流を待ちましょうねぇ・・・。

前回は、どうしてもハタマスを釣りたかったので、ハタマスを中心に、鯛、イサキを放流してもらった。
今回はシマアジがいいなぁと思ったが、まだ小さいとのことで、前回と同じ3種を頼んである。

すみちゃんが現れないので、「忘れられちゃったか?」と心配になったが、8時頃、放流船でやってきた。
先ずは車で見に来るものと思っていたので、これにはちょっとビックリ。(笑)
ここで3人分の釣り代金と牡蠣の代金を支払う。
前回同様、今日も焼き牡蠣を食べながら釣るのだ。これが楽しいのよね〜。(^-^ )

待ちに待った放流開始。青物がないので派手さはないけれど、沢山入れてくれた。
次男がちゃっかり放流魚を数えていたらしく、私の耳元で「すんげー沢山入ったって」。
前回は放流分以上に釣ってしまって、魚の持って行き所に苦労をしたが、今日も放流分を釣ったら、
あの時以上の大変なことになる。まあ、ホドホドに釣って、11時上がりがいいな〜と思っていた。

ところが、放流後さっぱりアタリがなくなってしまった。な〜んか、この前の辧屋さんみたい・・。
まさか、このまま終わりってことはないよねぇ・・。

釣れないのなら、とりあえず牡蠣を焼いて食べよう。(爆)
ってなことで、牡蠣を焼きながら筏を眺めていると、長男がボツボツと釣りはじめた。
今日の彼はここまで「一人勝ち」状態である。久しぶりの釣りなので、きっと神様が華を持たせてくれているんだろう。
釣りの神様も、なかなか粋な計らいをしてくれるわい。(^-^ )

それに引き換え、次男はすっかりブーたれている。長男の竿が曲がってもタモ入れサポートに絶対にいかないし、
長男がバラシたら小さな声で「フン、ザマーミロ」とつぶやいている。(^^;)ゞ
彼にしてみれば、釣堀に関しては長男より遥かに多く通っているので、6年ぶりに釣りに来た長男にドンドンと
引き離されるのが悔しいのだろう。 まあ、とっても分かりやすい性格である。(笑)
せっかくなので、私も「どーだ、一人だけ釣れんのは辛いだろう。お父さんはいつもそうなんだぞー。」と言いながら
目の前で「おりゃ!」と1匹釣って、傷口に塩をすり込んでやった。(爆)


牡蠣は、たらふく食った。もう食べれましぇ〜ん(笑)

当初は、「とっとと放流分を釣って、11時にあがるぞ!」と言っていたのだが、ここまで2匹と絶不調の次男が
承諾するはずもなく、さらに、思った以上に食いが渋く、まだ放流された分がしっかり残っているので
あと1時間のばそうかとなった。

ここで、私は魚かしの新エサを試してみた。すると鯛、ハタマス、鯛、鯛と4連荘となった。コリャすげーじゃん!!。
長男もバラシながらもポツポツとアタリを拾って、少しずつ数を積み上げているが、何故か次男にはあたらない。
12時で2匹だったかな?(笑)  ということで、「しゃあない、1時までやるぞー」となった。

ちょうど潮上に当たる小屋?の前で、長男に鯛がボチボチあたっている。
エサはキビナゴだって。朝からこれが一番よくあたったそうだ。石ゴカイとか岩虫とか言っていたが…(大笑)
潮上で鯛が当たるなら、イサキが潮下にたむろしてかもしれないと、次男を連れて反対側でイサキを狙ってみる。
オキアミで浅目をねらうと、これがビンゴで、私と次男でイサキを連荘。
次男は私の言うことがあたったのでビックリしていた。まあ、たまには当たることがあるのよね〜(^-^ ) v
これで格好がついてきた次男は、さらに最後に立派な鯛も上げて、ちょうど時間となった。

「ところで、みんなで何匹ぐらい釣ったの?」って聞いたら、次男が30匹は超えてるはずだって。
なにー!!そんなに釣れてんのかー??(◎-◎;)!!   長男は13匹で、次男が7匹だって。
私は全く数えてないのでわからないが、10匹も釣ったか??

で、スカリを上げてもらって数えてみたら、な、なんと34匹!!
次男が数えた放流数には、わずかに及ばなかったようだが、我が家の大漁記録を大幅に更新。
いくらなんでも釣り過ぎだって、こんなに沢山の魚をどうするんだよー。
オメー等、自分で釣った魚は自分でさばけよなー!!(爆)

本日の3人の釣果
 鯛×17、ハタマス×6、イサキ×10、ツバス×1
 


当たったエサ
 魚かし試作団子、キビナゴ、ウタセエビ、生エビ、
 オキアミ、ボケ

前回は前述のような理由で釣行記を書かなかったが、今回は すみちゃんから釣行記を公開しても良いと
お許しが出たので、こうやってネット上に公開させてもらった。

なんと言っても、ここでは子供達と水入らずで何の気兼ねもなく楽しめるのがいい。
他の釣堀では、家族で貸しきろうと思うと6〜8万円は必要なので、とても私には無理。(T_T)
でも、ここは人数分の金額で、貸切ができるので有難い。
また筏も1基しかないので、他の筏の釣れ具合が気になることもないし・・・。(笑)

「青物の強引を楽しみたい人」や、「在庫を根こそぎ釣ろうと思ってる方」には物足りないかもしれないが、
「家族や友人達と一緒に、のんびり釣りたい方」には とても良い釣り堀だと思う。


『子供と一緒に釣堀に行きたいけれど、「乗り合い」ではちょっと気が引けるなぁ・・』と思っているあなた!!
是非、「すみちゃんの釣堀」をお試し下さい。 ご予約は、今すぐお電話で!!

城 水産 TEL(090−8734−7196)  

ちょっとやりすぎか??(笑)


すみちゃん、いろいろとご配慮いただき有難うございました。m(__)m
お陰様で、今回もとても楽しい一日でした。
今日は、私が竿頭だって。久しぶりに息子に勝ったワイ (^▽^) ハッハッハ