2012年1月8日(日)    辨屋     晴れ   大潮


〇−さんのお連れ様のお二方のハンドルネームを
存知上げず、Aさん、Bさんとさせていただきました。
申し訳ありません。m(__)m

正月三が日も過ぎ、いつ初釣りに行こうか悩んでいた。
「8日ならまだ部活もないし、一緒に行けるよ〜。できれば根魚釣りがいいなぁ」と三男殿。

三男は、最近すっかり「テニス小僧」となって、釣りには付いて来てくれなくなっていたので、
この機会を逃してはならじと、ばあちゃんの用事を他日にずらして、この日に決めた。(笑)
当初は三男の希望通り「カサゴ五目」で船に乗るつもりだったが、当日は大潮ということもあり
満員の船で、素人二人が速い潮に翻弄されて「お祭り騒ぎ」を起こしてしまうのも申し訳ない。
ということで、釣堀に行く事にした。

当日は「三重釣り歩記会」が傳八屋さんで行われるのは知っていたが、すでに「満員御礼」状態。
そこで、「空き」になっていた辨屋さんに予約をいれた。丁度これでポイントカードが満Pとなるし・・(^-^ )
当日は腕自慢の皆さんが、こぞって傳八屋さんに行かれるので、「鬼の居ぬまに辨屋さんで・・・・」
な〜んて、甘い考えをしていた。(笑)

釣行直前、「三重釣り歩記会」に欠員が出たのを知り、心が揺れたが、辨屋さんをキャンセルするのも
申し訳ないし、あれだけの凄いメンバーの中に、『子連れで参加』するのは場違いのような気がして、
好人さんには申し訳ないが、手を挙げるのを止めた。

釣行前夜、〇−さんからのメールで、3人で辨屋さんに行かれることを知った。
これはありがたい。年末にご一緒したときも、一日楽しく過ごさせてもらったし、今回も楽しく釣れそうだ。
それに、「お持ち帰り」の心配はこれでなくなったしぃ・・(゜O゜)☆\(^^;) バキ!

午前2時過ぎに出発。三男は黒いジャケット着て目深にキャップをかぶって助手席に座っている。
その横顔をみて、「なんか、『家政婦のミタ』さんみたいだなぁ・・」と私。
本人もそんな気がしたと言うので、

私・・「ミタさん、今日はブリを釣って下さい。」
三男・・・「承知しました」(爆)

ちなみに三男は青物釣りをしないのであるが・・。(大笑)

R23号線を順調に走り、2時間後には玉城インターのエサキチに到着。
入り口で好人さんを見つけてご挨拶。車内はBBQの支度などで満載だった。
ちょっと後ろめたい気分・・(^^;)ゞ

シラサを買おうと中に入ったが、思ったほど大きくなくガッカリする。
これなら地元のF遊で買えばよかったと店内をうろついていると、活きウタセを発見。
事前情報で、てっきりないものと思っていたが、ラッキーだった。半杯購入。(^-^ )

そのまま、サークールKへ移動。ここでは河内のおっさんや160さん、コンチャンとお会いした。
みなさん、「三重釣り歩記会」に行かれる方ばかりである。

魚かしでは、エビ団子の素と「お外用」の集魚材を詰めてもらった。
中でアタリがなければ、お外でメバルかカサゴを釣るつもりなのだ。(^-^ )
牧野さんは今日は堤防釣り、明日は筏釣りと、相変わらずエサを試しておられるようだった。

辨屋さんの駐車場はガラガラだった。これなら今日はゆったり釣れそうである。
〇ーさん達と挨拶を済ませると、なんと、ヒラマサさんと奥様の会長さんがいらっしゃった。
『久しぶりにお目にかかりたいなぁ』と思っていたので、これは嬉しかった。

しかし、このメンバーに入って釣るとなると、釣り歩記会とさして変わらぬ難易度か??(笑)
受付を済ますと、7号筏へ1番船で送ってもらった。 6時10分ぐらいで、まだ真っ暗(^^;)ゞ

「イケチャン達、好きな所に入っていいよ〜」という〇−さんのお言葉に甘えて、テント前に入った。
なんと言っても、冬場はテント前が暖かくって快適である。釣果よりも先ずは快適性なのだ(笑)
とはいうもの、冬場は北側が良いって言うからねぇ・・たぶんここはベストポジションだよ〜、ぐふふ(^-^ )

ヘッドライトを点けて、仕掛けをセットし釣り開始。なんか夜釣りに来たみたい。
「夜釣り」には青虫だろうと、私は青虫房掛けでスタート。息子は活きウタセのようだった。

「暗くてウキが見えんよ〜」と言っていた三男の竿が、思いっきり曲がっている。
暗くて見えないんじゃなくて、ウキが沈んでいたってことか?(爆)
薄暗い中、タモ入れしてよ〜く見ると、55cm、3kgの大鯛だった。でっけーなぁ・・(◎-◎;)!!
これが筏での第1号。もう、すでに三男はこの1匹で満足した感じである。(笑)
う〜む、それにしても「夜釣りには青虫」のはずなんだが・・(゜O゜)☆\(^^;) バキ!
まあいいか、これで今日は鯛シャブが出来るワイ。(^-^ )

ようやく明るくなってきたので、私もウタセをつけて置き竿にして、飛竜にラインを通し始めた。
すると、さぐり釣り3.9の穂先がクンクンと動いた。「必殺ながら釣法」(爆)
手持ちにかえて、グッっと押さえ込まれたところで、ヨイショ!!っとあわせをいれる。。
黒っぽい魚体が見える。 ん?なんだ? ひょっとしてクロダイが入ってるのか??
ところがギッチョンチョン、上がって来たのはハタマスちゃん!! (◎-◎;)!!
三男に「なにがなんでも掬えよ〜」と厳命して、無事タモ入れ完了!\(^ ^)/ バンザーイ
年末の釣り納めに続いて、釣り始めでも釣れてしまった。こりゃツイてますなぁ・・
これで、今日は「ハタマス鍋」に変更だわね〜(^▽^)   さあ、ボチボチ早上がりしましょうか・・・(笑)

ここからは沈黙の時間となったが、7時過ぎに最初の放流があり、鯛が結構入った。
久しぶりの辨屋さんだが、こんなに放流って早かったけ??
対面の会長さんは、朝から好調に竿が曲がっている。流石上手いなぁ・・(◎-◎;)!!
コーナーを挟んだAさんも順調に釣れているようだ。

私は、三男が攻めていないトイレ前に魚が居るような気がして、ウタセを付けて飛竜で探ってみる。
底ギリギリで穂先に渋い反応が出る。やっぱりここにいるじゃん!(^-^ )
くわえている感じはあるのだが、早合わせでバラスのは勿体ない。
少しテンションをかけながら穂先を左右にゆっくり振ってやると、そのままグンッと入っていった。
いただきました鯛1匹!! これが楽しいわー。(^▽^)

次もすぐに来るかと思ったら、そうは問屋が卸さない。
少し上に誘ってやるかと、穂先を軽く持ち上げるとやや重みがある。
あら、居食いしてるのね〜。しばらくそのままテンションをかけて待っていると、穂先がグンと入っていった。
いただきました鯛2匹目〜!! こりゃ、めっちゃおもろい。

またまたウタセをつけて放り込んでやると、くわえてきた。
『ウヒヒ・・来た来た』とテンションをかけてやると、離しやがった。う〜っむ、出来るなおぬし。
もう一度、ひょいと誘って待っているとククッ、グイーンって。
キャハハ、おいらの勝ちだべ。いただきました鯛3匹目!
よ〜けおるじゃん、この角。やっぱここがベストポジションなんだって。

三男にも、ここで釣るように言うが、「こっちでも1匹釣れたからいい」って。 あら勿体無い。
で、私はこの場所でなんだかんだで6匹の鯛と遊んでもらった。
そうそう、7匹目も遊んでもらっていたのだが、タモいれ寸前でバラシてしまった。

今日は、私が釣ると、三男がことごとくタモ入れサービスをしてくれているのだが、7匹目のときは
「お父さんは大人だから、鯛ぐらいは自分でも掬えるのよ〜」なんて言ってるうちにバレてしまったのだ。
原因はハリス切れ。6匹目の鯛を釣ったときにハリスに傷が付いていたのだろう。
いつもは釣るたびにハリスを切ってしまうのだが、迂闊だったなぁ・・。(T_T)

この後はアタリが一旦止まった。
しかしエビ団子の素をしばらく打ち込んでると、「カツッ、カツッ」と穂先を叩くような前アタリが出た。
でも誘ってみても、なかなかそれ以上食い込む気配もない。
ひょっとしてシマアジか?と早合わせをしてみるもスカ。
これは鈎を小さいのに代えて正体(たぶん鯛だろうが・・)を突き止めようかとおもったが、スカリには
そこそこの魚が入っているので、「まあ、いいか」とそのままにしていたら、そのうちアタリがなくなった。(^^;)ゞ

このころ、ようやく三男が私の場所で釣り始めた。もう地合は終わった気もするのだが・・。
浮き下をあわせてやったつもりだけど、底網か横網を釣るようでうまくいかん。
息子の仕掛けのすぐ横に援護射撃のつもりでエビ団子の素を打ち込んでやったが、結局アタリはで出ず仕舞い。
やっぱり終わったのねぇ・・。(T_T)

私達の釣果はこれでおしまいとなった。

青物放流では、カツオの肝を使おうと思ってカツオの腹を割いたらまだ半解等状態でつかえず不発。
あわててサンマの切り身やイワシで対応するもダメ。おっと、キビQを忘れておったわい、と試して見るもダメ。
なんとも準備不足でいけません。

しばらく静かな中、最初に青物コールをしたのが〇−さんだったが、残念ながらバレてしまった
その後、会長さんが見事にでっかいヒラマサを上げた。
旦那さんのヒラマサさんに言わせると、「自分が誘い上げてきたのに、会長のエサに食いよった」そうな。
う〜ん、麗しき夫婦愛(^-^ )   って、ヒラマサさんは、すんげー悔しがっておられたが・・(笑)

〇−さんグループとヒラマサさん&会長さんご夫婦は、時々一緒に来ておられる感じをうけたが
この方達は、皆さん綺麗な釣り方をされていて、ご一緒させていただいてとても気持ちが良かった。
途中、やけくそでサンマやスルメイカを放り投げていた私が、一番みっともなかった。
たぶん、今日の竿頭は会長さんだと思うが、終始カッコ良く釣っておられた。
〇−さんも、私なら間違いなくボーズになったと思われる場所で、キッチリと釣果を上げて見事つ抜けされておられたし、
ヒラマサさんも何度も竿が曲がっていた。Aさんも青物こそなかったが、美味しそうなシマアジ2匹と鯛を沢山釣っておられたし、
Bさんも数こそ出なかったが、本日唯一のワラサを仕留めておられた。

今日のお持ち帰りは「牡蠣のみ」になるかも知れんと心配いたのだが、絶好の場所に入れていただいたおかげで、
二人で9匹も持って帰ることができた。我等親子にしてみれば上出来である。(^-^ )
このぐらい釣れると「やっぱ釣堀も面白いなぁ」と思えてくるもので、私もゲンキンなもんだ。(笑)

本日の釣果
 私・・ハタマス×1 真鯛×6
 三男・・真鯛×1 大鯛×1

当たったエサ
 活きウタセエビ、 甘エビ、貝柱、ササミ

今日は12時か1時かどちらの早上がりにしようか迷ったが、天気も良くあと1匹で合計10匹となるので
1時の早上がりにしたが、結局釣果は変わらなかった。
ひょっとして、後半に青物の活性が上がるのでは期待したんだけどなぁ・・・(^^;)ゞ

1時に上がっても高速では、亀山ー四日市14kmの渋滞表示で、いつものように津ICで降りて
306号〜四日市ICのルートで帰ってきた。相変わらずの高速渋滞である。

朝の6時過ぎに筏へ上げてもらえて放流時間も早ければ、これからは12時上がりでもいいなと感じた。
もちろん、少しは釣れていればの話なんだけど・・(笑)

本日ご一緒いただきました皆さん、どうも有難うございました。
またお仲間に入れていただく機会がありましたら、どうか宜しくお願いします。m(__)m