2011年12月11日(日)    フィッシングレインボー   天気・・・曇りのち晴れ   大潮


私が三男に相手にされずにいじけていた11月半ば、〇ー名人と一緒に釣りに行く話が持ち上がった。
ちょうど、12月11日なら確実にいけそうなので、場所はお任せしてご一緒させてもらうことにした。
すると、折り返し「レインボーに予約を入れた」との連絡をいただいた。
この時期、三重県の人気釣堀は「鮨詰め状態」になるので、ゆったり釣れるレインボーの方が
いいだろうとの事。なるほど、そりゃそうだ。
12月に北陸方面に行くのは雪が心配であったが、まあとにかく行ってみるべ〜。(^-^ )

当初、週間予報では雪マークが出たりしてビビっていたが、その後は雨マークに変わって
ひと安心。さらに前日には曇りマークに・・。おやおや、僕ちゃん「晴れ男」かな〜??(^-^ )

ところで、今回は初めての「冬の北陸の釣り」ということで、道具立てにちょっと悩んだ。
いつもは3.9m中物竿、2.7−3.3mの小物竿、4.5mの青物竿の3本を使うのだが、
前週に行かれた方の釣行記を読むと、真ん中の底ぐらいしか鯛は釣れなかったらしい。
当日は、大筏になるので、いつもの3.9mの中物竿では真ん中は届かない。
万が一、竿下に魚がいなければ、浮き釣りをしなくてはならないかも・・・。
また、青物も口を使わないようで、そうなると食い込みがよい竿の方が良いかなぁ・・。
先日のウタセ真鯛でも、食い込みの良い穂先の方が釣れたよなぁ・・。

ということで、中物竿は浮き釣りにも変更できるように浮き止めを付けておいて、
さらに青物竿も、最近すっかり使わなくなった4mのシーパラを使うことにした。
コイツは穂先をグラスソリッドに改造してあるので、いつもの青物竿より食い込みはいいだろう。

朝3時半に家を出発し、途中のICで降りて大粒シラサが置いてあるというエサ屋さんに寄って
シラサを購入するが、大小混じって期待したほどでもない。
これならF遊で買えばよかったなぁ…、値段も倍以上するしぃ・・(T_T)
(あとで分かったのだが、私がお店を間違えていたのだった・・恥)

レインボーには5時半過ぎに到着。6時半受付開始なんでちょと早すぎた〜。
時間つぶしに、しばし70年代CDを聞きながら感傷に浸っていた。(笑)

事務所が開いたので、受付を〇−さんにお願いして支度にかかる。
雨はほとんど上がっているようだが、念のため完全防備で桟橋へ向う。
「クジ引きドベだった〜」ということで、10号筏の空いているところに二人で釣り座を取った。
でも、私の場所って、この筏のベストポジションじゃないのかなぁ・・??

先ずはキビナゴQで青物狙い。「ひょっとして・・」とは思ったが、ひょっとしなかった。(笑)
今度は3.9mで真鯛狙い。とりあえず甘エビ、ササミで反応探るがお答えなし。

2〜3日前から冷え込んでいたので、活性がよくないのは覚悟していた。
開始早々放流があったが、すぐには釣れず、今日もヤバイかな〜と思っていたら
〇−さんが「甘エビ使ってみる?」と分けてくれた。
〇−さんは渋いなぁといいながらもすでに鯛やシマアジを釣っていた。流石やな〜。(◎-◎;)!!

コーナーを挟んだ右側の方にアタリがあったので、わずかに穂先を右へ…(笑)
他でも鯛が上がりだした。聞き耳をたてていると棚は7mらしい。 『フムフム、そ〜ですか、7mね』
「〇−さん甘エビ」を7mに放り込むと、私の穂先にもアタリが出て、まずは1匹目の鯛を釣り上げた。
う〜む恐るべし「〇−さん甘エビ」、 まずは坊主脱出でホッとした。(^◇^)
今日は坊主覚悟の釣行だったので、この1匹はマジで嬉しかった。

アタリが渋いので、筏用穂先を付けた小物竿飛竜に持ち換える。渋くてもアタリがあれば面白いもので、
魚がエサをくわえたり離したりするのを穂先の感覚で楽しみながら、鯛を2〜3匹追加した。

ほほ〜、珍しくマイスカリには沢山のお魚さんが泳いでいるわい。(^-^ )
低活性と思っていたが、これって、すんごく活性がいいんじゃないか??

そんなことで、退屈する間もなく2回目の放流となった。
まずはイワシで様子を見るがシ〜ンとしている。他の筏でも青物は上がってない。
イワシを引っ張ってみても全く付いてくる気配もない。
「誰か1本上げると、続けて釣れそうなんだけどなぁ・・」と〇−さん。
この冷え込みで、まったく青物を期待してない私は「ふ〜ん、そんなもんなんだぁ・・」って(^^;)ゞ

と、〇―さんから「青コール」 う〜む流石!!(◎-◎;)!! 私はタモを持って仁王立ち。
『どーか、ヒラマサでありますように』(爆)
祈りが通じたか、良型のヒラマサだった。これで私の「お持ち帰り」は決定!!\(^_^)/

この1本で本当に流れが変わった。浅いところでカツオのはらわたをつけて誘っていると
青物がアタックしてきた。一旦はエサを離したものの、もう一度食いついてきた。
柔らかい穂先にしたのは大正解で、簡単に食い込んだ。「青で〜す」(^◇^)
ヒラマサを期待したが、ワラサちゃんだった。でも、久しぶりの青物で、いい気分。

すると、今度は〇−さんにもワラサが来て、それが上がると、私のカツオの切り身にもワラサがガブ!!(^-^ )  
コイツは丸々と太った美味しそうな奴だった。
私には珍しく「青物フィーバー」を楽しませてもらった。 あ〜、面白かった。(⌒0⌒)

青物が落ち着いたので鯛を狙うことにしたが、相変わらずあたりは渋い。
虫エサなら食い込むかな〜と、青虫を付けてみた。
ちょんちょんと突付いて少し穂先がもたれるが、虫エサなのでじっくりと食い込みを待つ。
充分穂先が入ったところで、バシッ! ムフフ、してやったりじゃ〜。

あれっ?ちょっと走るんですけど、えっ何スカこれ??
と、綺麗な縞々模様が見えてしまった。 デーッ、石鯛じゃん!!(◎-◎;)!!
全くの想定外で、大喜びしたところで竿がパーンと弾けた。見事にハリス切れ。ぐやじぃ…(T_T)

石鯛ならまだいるだろうと、ハリスを5号に変えて、もう一度青虫をつける。
でも、釣れたのは底網だった。 道糸4号ハリス5号なので見事に高切れ。(T_T)

「こうなりゃ、青物竿で石鯛狙いじゃ!」と青物竿に青虫たっぷりつけて置き竿にしておく。
小物竿の仕掛けを修復しながら穂先を眺めてると、期待通りにツンツンし始めズーンと突っ込んだ。
キャハハ、してやったり石鯛君!! 6号ハリスだから余裕のよっちゃんだわ!。

うん? でも走らんなぁ・・、重たいけど…ホントに石鯛か??。  すると〇−さんが「ハタマスだ!」って。
エ゛―!! びっくらこいて腰が抜けそうになった。(大笑)
すんなり上がってくれたところを、〇―さんが、すかさず掬ってくれて無事ゲット。
わーい、ハタマスじゃ、ハタマスじゃ!
いや〜、生まれて初めてハタマス釣りましたわ〜、超、超、チョー嬉しい!!\(^ ^)/
『君、美味しそうだねぇ・・、今日は我が家のお鍋に入ってねー。』
 
ところで、レインボーに来るときは、柄にもなく「myスカリ」を持って来ている。
いつもは、ねじで止めて、さらに「スカリ落とし」防止にフックをかけるのだが
前回の釣行でそのフックがなくなってしまった。
こんな釣果を「必殺スカリ落とし」で失っては、一生の不覚になってしまうので、ねじを増し締めする。
それでも心配だよなぁ・・。なんつってもハタマスだもんなぁ・・
ということで、さらにスカリにロープを通して柱にくくっておいた。これなら大丈夫だろう(^-^ )

「ハタマスちゃん、逃がさへんよー。 絶対我が家の鍋に入ってもらいますからー!」(爆)

さて、ハタマスは釣れたし、ヒラマサはもらえるし、もういつ上がってもいい感じ。(笑)
そうそう、シマアジ君が釣れれば、もっといいか〜
ってなことで、シマアジ狙いをしてみるが、そうは上手くいくもんじゃない。
こういうときに鯛が食ってきて、こっちはシマアジのつもりで早あわせをしているので
バラシテしまう。なかなか狙い通りにはいきませんわな〜。

そんなことで、また鯛狙いに切り替えてチョコチョコと追加できた。
ちょうど、「〇−さん甘エビ」をつけていたときだった。
仕掛けを巻き上げようと、穂先を上げた瞬間にガツンと来た。なんじゃ〜??。
カンカンカンと心地よい響き、おおっ、これはシマアジちゃんの引きではないか。偶然良い誘いになったようだ。
狙ったわけではないが、まあ、結果オーライということで…(^^;)ゞ

さて、残り時間もあと30分ぐらい。私としてはもう充分釣った感じで、少しずつ片づけを始めていた。
お客さんもボチボチ帰り初めて、気が付いたら筏で釣っているのは3人だけになった。
〇−さんが早速青物を誘ってワラサを釣り上げた。ホントに凄いわー、この方。(◎-◎;)!!
で、帰りがけの親子に「これ持って帰らんか〜」って。格好いいねぇー。

で、私も真似して見るも全くダメで、「名人の後追い」してもろくなことはないので、シマアジ狙いにした。
エサは、もちろん魚かし「しまあじ」。道糸ナイロン5号、ハリス4号、針は真鯛10号、そして今日のアタリ棚の7m。

すると、来ましたわ〜(^▽^)  、合わせを入れた瞬間、重量感で青物をかけたと思った。そして走る走る(笑)
まさに「良く走るカンパチ」って感じ。 「こりゃ、大シマアジだなぁ〜」って、〇−さん。
筏には3人だけなので、ゆっくりとやり取りをさせてもらう。
これでバレたらネタにはなるが、今日は話のネタより寿司のネタにしたい。(爆)
心臓バクバク、足はガクガク、祈るような気持ちでやり取りして、無事〇−さんのタモに収まった。

「やったー!大シマアジ、捕ったどー!!」\(^ ^)/ バンザーイ

と言う事で、時間となり「馬鹿ツキ」の一日が終わった。 

〇−さん、ご一緒いただき本当に有難うございました。お陰様で大変楽しい一日となりました。
また、機会がありましたら是非ご一緒下さい。よろしくお願いしますm(__)m

また、筏は違いましたが、小鳥さん、そして魚をもらって下さったMさんも有難うございました。

本日の釣果

 鯛×8 シマアジ×2 ワラサ×2 ハタマス×1

 (大シマアジは体長60cm、3.3kgだった。)

  ヒラマサは〇ー名人からの頂き物
当たった餌

 〇−さん甘エビ、私の甘エビ エビ団子の素、
 しまあじ、青虫、カツオ、

いや〜、釣堀も6年通ってますが、こんなことは初めてでした。
長い事やってると、こんなラッキーな日もあるんですねぇ・・・。最高の竿納めとなりました。(^▽^)