2011年11月27日(日)   雅一丸(HP)    天気・・・晴れ   中潮

13日に釣行の際は、それなりに釣れたのだが、40cm級がなかったし、後半の右舷の方達の
フィーバーが羨ましく、オイラもあんな石鯛とかも釣りたいよ〜、ともう一度出かけることにした。

今日も私以外は常連さんばかりのようで、いつもHPに出てくる方もいらっしゃる。
釣り座のクジ引きでは「残り福」で左舷の大艫。
今日は、来るときに寄ったコンビニでクジを引いたら2Lの天然水が当たるし、ちょっとついてるかも?
と、思ったのはここまでで、釣果はヒガンフグが1匹のみ。(T_T)
船長も「今日は食いが悪い」と言っており、常連さんたちも苦戦の様子。でも6人中、坊主は私だけ。(T_T)
小鯛1匹の方もみえたが、私の後ろの方なんかは64cmの真鯛を上げていたし、小鯛も結構釣っていた。
その方に捨て糸の長さやどのくらい流しているのかを聞いて、さらに誘い方なども真似してみるも全く効果なし。
なぜじゃ〜(T_T)
その方曰く、「その穂先ではアタリが取れないし、食い込みも悪いでしょう」って。
実は、私も竿についてはちょっと気になっていた。
というのも、私のは所謂「万能船竿」なのだが、皆さんが持っている竿はいずれも穂先がとても柔らかい竿なのだ。

前回も、それに気付いてはいたのだが、それなりに釣れたので「竿の違い」なんて関係ないと思っていた。。
でも、今日はアタリがほとんど取れなかったし、取れても食い込まなかった。
やっぱりある程度の道具は必要なようだ。 でも皆さんが持っている高価な竿なんてよう買わんしなあ・・・。

船から上がった後、その方の穂先を触らせてもらった。すると「これ、3000円の竿だよ」って。(◎-◎;)!!
エーッ、そんな安い竿でもいいのー? 私の万能竿でも5000円だったのに・・(笑)
他の方のは、たぶん数万円の竿だとは思うのだが、今日の竿頭の方のは、なんと3000円の竿。(爆)

早速帰りに釣具屋に飛び込んで竿を物色すると柔らかそうな竿を見つけた。値段も3000円弱。(^-^ )
よーし、この竿でリベンジじゃ〜。



↓ 大進丸の釣行記に続く





2011年11月29日(火)    大進丸 (HP)  天気・・・曇り    中潮

ということで、「中1日」でリベンジに出かけることにした。(笑)
でも、天気予報では雨マークが付いていたので、やや躊躇していると、前日午後5時の天気予報で雨マークが
曇りに変わった。「よっしゃ〜」と喜び勇んで「雅一丸」さんに電話を入れると、「明日は天気が悪いから休み」と
断られてしまった。ええぇー、そんなぁー(T_T)
もう一つ篠島の船に電話を入れたが、こちらも休みとのこと。 う〜む、困った・・・。
折角、穂先の柔らかい竿を買ったのにぃ・・・。

『今度の土曜日にしようか・・・』と思ったが、滅多に出来ない平日釣行なのでやっぱり行きたい!(笑)
そこで、以前から一度乗ってみたいと思っていた豊浜の大進丸さんに電話をしてみた。
「素人で、電動リールも持ってないけどいいですか?」と聞くと、「どーぞ、どーぞ」とのことで、予約完了。
錘について尋ねると「30号〜80号まで使う」とのこと。ヒョエ〜、そんな重たいの??

過去3回篠島周りの釣りでは、せいぜい25号までで、皆さん10号とか15号ぐらいで釣っていた。
なんかまるで釣り方が違うみたい。 新しく買った竿は錘負荷20号〜50号だし、今回は使えないかも(T_T)
っていうか、万能竿でも30〜60号なので、もし80号なら竿を借りなければ・・・。

5時集合なので、その少し前に駐車場に到着。 今日は物凄く空いていて大物釣りはたった3人とのこと。
料金を払って、仕掛けを1セット受け取り船に乗り込む。
大艫はすでに竿が立っていたので、右舷の後ろの方に釣り座を取った。
中乗りさんらしき若者に、今日の錘の号数を聞くと、「空いてるから40号ぐらいだろう」とのこと。
とりあえず万能竿で始めた方が良さそうだと、準備をしながら出航を待った。
しばらくすると、大きなプラスチックの箱とバケツが配られた。
箱は生簀に使うようで、バケツはエサのウタセエビを入れる為のものだった。
マイ生簀なんて初めてなので、ちょっと嬉しかった。(^-^ )

どのぐらい走ったのだろう、キャビンでウトウトしていたらエンジン音がスローになった。
外に出てみると、雨が今にも落ちて来そうなぐらい雲が低い。
それに風もそこそこあって、海面もやや波立っている。 予報では穏やかな「波高1.5m」だったが、
最近見た篠島周りの海とは全く感じが違う。沖では「穏やか」でもこんなもんなだなぁ・・

船長の「初めて下さい」で40号の錘を底まで落とす。水深は30mぐらいかな?
一発目からココンとアタリがあって、小ダイが釣れた。これは幸先いいワイ(^-^ )
でも、その後が続かない。潮は斜めに艫から舳に流れており、仕掛けが船底に入って行く。

中乗さんが左舷の舳に移った方が釣り易いと勧めてくれるので、一旦場所移動。
錘も30号に変更して少し流していると、「ゴンッ」と当たったので合わせを入れると、やや手ごたえがあって
すぐにはずれた感じがした。やっちまったー(T_T)
それを見ていた船長が、「あわせちゃだめだ!」って。(^^;)ゞ

潮が緩くなったので、「錘15号でもいいよ」と船長に言われ、折角だから新しい竿を使うことにした。
なかなかいい感じである。3000円もしないのにね〜(^-^ )

今日は船長も釣りをされていて、ちょっと不思議な光景で綺麗な真鯛を釣り上げていた。
良く見ると「手釣り」だった。竿を出してはいるもの、糸を持ってアタリをとっていた。
本職には竿とかリールなんて関係ないのかもしれない。

潮が逆に流れ始めたので、勧められるままにまた最初の場所に戻る。
すぐ横では中乗りさんが、ウタセを撒いてくれている。 
と、アタリがあって、そのまま待ってると穂先がグンッと入った。いい感じだ。(^-^ )
リールを巻きながら、「やっぱりあわせない方がいいんですね」と中乗りさんに話かけると
「あわせないと数は釣れないよ」と言われてしまった。 あれ??船長と話が違うぞ・・??
どうやら大きくあわせるのがいけないらしく、糸を張る感じで小さくあわせを入れるのが良いらしい。
う〜む、なかなか難しい・・(^^;)ゞ

そんな会話をしながら釣り上げたのはツバスだった。私は完全に鯛のつもりだったのだが・・(爆)
その後、ツバスを2匹追加し、またもアタリがあったのでツバスかと思ったら今度は40cmの真鯛(◎-◎;)!!
これはめっちゃ嬉しかった。すんごい美しい!
「これで、もう帰っても良いわ〜」と喜んでいたら、「もっと釣って下さいよ〜」と言われてしまった。(笑)

しばらくアタリが途絶えたので、捨て糸を5mから8mに変えてみた。すると一番下の鈎にツバスが食った。
潮は段々速くなり、錘も25号、30号と変えているが、新しい竿は相変わらずいい感じだ。
これはお買い得な竿だったなぁ・・(^-^ )

ところで、鯛は何処にいるんだろう?? ツバスの棚の方が上にあるのだろうか??
釣堀だと、概ねツバスの方が棚が浅いよなぁ・・・。 残りは、あと1時間。何とか鯛を釣りたいなぁ・・。
ってなことで、思い切って捨て糸を3mに短くしてみた。そしたらこれがビンゴだった。(^▽^)
立て続けに鯛が3枚食ってきたのだ。それに型も良くなった。もう信じられないって感じ。(笑)

ボチボチ納竿時間も迫ってきて、中乗りさんが、写真を撮らせて欲しいと言ってきたので、
竿を置いて、生簀の鯛を持とうとすると、船長が「食っとるぞー!」って(^-^ )
で、釣り上げたのがコイツ↓(^▽^)   ウハウハで納竿だった。

それにしても、こんなラッキーなこともあるんやね〜。今日は釣りに行って大正解。
また、大進丸さんに乗って大、大、大正解だった。 大進丸さ〜ん、有難うございました。m(__)m
って、見てるわけないか(大笑)

最後は、初めて乗る船で勝手がわからず、魚を〆るときにあたふたしたが、これもご愛嬌。
最高の気分で帰港した。

ところで、伊良湖沖の「うたせ真鯛」って、いつもこんなに良型が沢山釣れるものなのだろうか?
大艫のお二人も同じぐらい釣っていたけど、どうなんだろう??
まあ、こんな私でも釣れたってことは、きっと余程いい日に当たったんだろうな。
世の中そんなに甘くないもんねぇ・・(笑)

今シーズンのウタセ真鯛は、最高の終わり方が出来ました。(^▽^)