2011年8月13日(土)      辨屋  1号    天気・・・晴れ(猛暑)   大潮


お盆は、できれば13日に釣行したいと思っていたが、事情があって直前まで行けるかどうかわからなかった。
ようやく11日の夜になって、13日に行けるようになり、翌朝にでも某釣堀に予約を入れようと思っていたら
さちさんから「自分の代わりに、釣り歩記会へ行ってくれないか?」というメールが入っていた。
どうやら、さちさんは体調を崩されて行けなくなってしまったようである。

「代打」は構わないが、行くとなると息子と二人なので、小筏9人となってしまい、少し窮屈になってしまう。
ちょっと前は「小筏10人」の貸切なんてのは当たり前だったが、最近は平日などで「少人数貸切」が出来るように
なったこともあって、貸切人数にこだわりのある方もいらっしゃるらしい。
何度もご一緒してる方達なら「ごめんやっしゃ〜」と気軽に入れてもらうのだが、今回は初めてご一緒する方も
いらっしゃるので、それが気になって、幹事の好人さんに「行ってもいいの?」と連絡を入れた。

以前は、釣り歩記会の「常連」だったので大きな顔をしていたが、最近はすっかり幽霊会員なので、
いろいろと気を使うのよね〜。(^^;)ゞ
すぐに、好人さんから「OK」の返事が来たので、久しぶりに親子で参加させてもらうことにした。

当日は2時15分に自宅を出発。1000円高速がなくなったので、昔のように下道で行くつもりなのだ。
「復興支援」を考えると高速を使うべきなんだろうけど、「家計」も支援しないとネェ・・(爆)

途中の電光掲示をみると、真夜中なのに、高速の四日市iIC〜鈴鹿IC間で3kmの渋滞とか。(◎-◎;)!!
うへ〜、さすがお盆は凄いなぁ・・・。でも帰りはもっと凄い事になるんだろうなぁ・・・

予定通り、4時半に玉城ICに到着。旭家でウタセエビを半分購入して、コンビニ、魚かしに立ち寄る。
魚かしの牧野さんは、相変わらず筏でのチヌ釣り&五目釣りの餌の開発をしており、
しばらくそんな話をしながら、お願いしておいたエビ団子の素、しまあじを受け取る。
「エビ団子の素に混ぜたら面白いよ」という餌があったので、それも持って行くことにした。

辨屋さんの駐車場には5時半丁度に着いた。私が最後ぐらいかな? ほぼ満車状態。
毎年、お盆はそれほど混まなかった印象なのだが、今日の辨屋さんは「満員御礼」
やっぱ、「氷締め」がみんなに喜ばれるのかな??
今日は早上がり予定なので、氷締めはしてもらえないけど・・・(^^;)ゞ

今回は1号筏に上げてもらった。場所取りジャンケンで三男が勝って、さてどこにしよう???
テント前が日陰ができていいなぁと思ったが、好人さんの意見を尊重して3人で西側一辺にした。
朝方は西側が潮上になるので、さっさと必要分を釣って早上がりだな。(笑)

最初は誰だったかな〜? 河内のおっさんかな? いや、まっきーさん親子だったかな? 良く覚えてない。
兎に角、私ではなかったのは間違いない。
私は「特製ブレンドエビ団子の素」で中央底をねらっていた。
11日に「つ抜け」されたマナブンさんが、「真ん中底」がいいって言ってたし、牧野さんもBIGシマアジは
底で釣れたと言っていたから。

何回か打ち返しているとチョンチョンとアタリが出て、スッと穂先が入った。おっ?ビッグシマアジか!? 
 
おりゃ!(^▽^)

スカッ!!(爆)

え〜っ!!あのアタリでスカなの〜??  なんか今日は厳しそうねぇ・・・。

また打ち込んでいると、コツコツとアタリが出るが食い込まないので、誘って誘ってようやく「おりゃ!」
良型の真鯛ちゃんが上がってきた。随分待ったけど、鈎を呑んでなかった。
たぶん、もう1匹の鯛もそんな感じで釣れたように思う。

最初の放流は、ちょうど逆光になっていて、良く分からなかった。
影になっているので、放流された魚のほとんが黒っぽく見える。 
そこで、放流側にいたcdw26930さんに「黒っぽくみえるんですけど、なにが入ったんですか?」と聞いてみた。
「う〜ん、黒っぽい鯛かなぁ・・・??」 辨屋でそれはありえないしぃ・・(笑)。
cdw26930さん、早くも暑さでやられてしまったかな??(゜O゜)☆\(^^;) バキ! 
いやいや、そうなってもおかしくないぐらい、今日は暑いのである。(笑)

ところで、cdw26930さんは、ちょっと面白い「誘い」をされる。 
「遠隔操作」っていうのかなぁ・・・、釣り座を離れると穂先が入るのである。(爆)
前回ご一緒したときも、対面の私のところに来て「釣れませんねぇ」と話していたら、穂先が入って
あわてて戻ると、穂先がピョンと戻ってしまうことがあったのだが、
今日も、釣り座を離れ対面の好人さんのところに来て雑談しているときに、穂先が入ったのである。
当然、あわてて戻られたわけだが、戻った時には穂先もピョンと戻ってしまっていた。(笑)
さらに終盤、テントに入って涼を取っておられたら、弟さんから「入っとるぞー!」と言われ
あわてて戻られると、やっぱりスカで・・・。(爆)
私は、そんなcdw26930さんが大好きである。(^-^ )

放流後は全くあたりもなくなり、ただただ暑さに耐えるのみ。
三男は鯛を1匹釣り上げたが、その後は全くアタリがないので、お外でサビキをはじめた。
10cmぐらいのアジが入れ食いである。

どなたも青物狙いをしてないようだったので、このアジを10mに放り込んでみた。
こんな状況なら活きアジはいいかもしれない。錘はアジのすぐ上に10号。
すると、すぐに穂先が揺れ始めて、ゴンッと入った。 じっくり待って、おりゃ!!

「青でーす!!」

カンパチ君を期待したんだけど、上がって来たのは小ワラサ? 大ハマチ? ちょっと微妙なサイズだった。(笑)
でも、最近、青物狙いで『活き餌も使わないとなぁ・・』と思っていたので、思惑通りになってちょっと嬉しかった。

しかし、その後はさっぱりである。
コーナーは餌取り君達で一杯である。青虫を付けてやると皆で引っ張りまわしてボロボロになってしまう。
1匹ぐらい釣れないか?と遊んでみたが、小さすぎて引っ掛けられなかった。(笑)

筏周りに良型のサヨリが回ってくると聞いていたので、サヨリ仕掛けを持って来たのだが、
回ってきたのは、15cm程度のものだったので、釣るのを止めた。
息子はやりたかったようだが、私にサヨリの延べ竿仕掛けを準備する気力がなかった。(爆)

南蛮漬けサイズの小アジはすぐに釣れた。真面目にやれば簡単に束釣り出来ただろうが
これも止めておいた。(笑)
時折、コマセに誘われて30cmぐらいの魚が寄ってくるので、ちょっと狙ってみたが、釣れなかった。
このじんゆうさんは、1週間前にここで「年なしチヌ」を釣り上げたらしいが、相当な腕前だ。

青物放流は、おにぎりを食べていたところに突然やってきて、あっという間に放流開始。(笑)
あわてて青物竿を握った時には、すでにcdw弟さんが青コールしていた。超早!!(◎-◎;)!!

このあと誰か青物を上げたかどうかは記憶にない。(^^;)ゞ
しばらくして、好人さんがスイカを振舞ってくれた。
この暑い中、冷えたスイカは甘くてとっても美味しかった。スイカのタネを飛ばしてあそんでいると
西南角で、ドボンッと音がした。
何事かと思ったら、好人さんの短竿が筏に吸い込まれていった音だった。
なんだっただろう?石鯛かな〜?お気の毒に・・・。

イワシを付けて底狙いをしていると何か底網を釣った感じ。すぐに網から外れたので、再度イワシを投入。
でも、なんか変なのである。また底網か?? 網がふけてる??テンションがかかったり外れたり・・??
しばらくして、「やっぱり底編なのか?」と引っ張ってみると、ちょっとひっかっかた感じあったが
はずれて、ボロボロになったイワシが上がってきた。でも綺麗に骨だけ残っているのである。
『網に擦れたにしちゃぁ綺麗に身だけなくなってるよなぁ・・・まるでヒラメがかじった跡みたい』
な〜んて、見事に骨だけになったイワシ君に見とれていた。
うん?待てよ・・、 ひょっとして、ヒラメって入ってたんじゃないか???(爆)

イワシがなくなってしまったので、サンマの切り身を付けて放り込む。
誘いをかけるのが面倒なので、竿をスカリ掛けに置いて、ギッタンバッコンしていた。(笑)
ふと、左側に視線を落とすと、小物竿の飛竜がでている。
普段は、貸切でも2本竿を出す事はほとんど無いのだが、なんで竿がでているのだろう??
青物竿に持ち替えたときに、仕舞い忘れたのだろうか。暑さでもう完全にボケ状態だ。

すると、その飛竜の穂先が突然ギューンと入った。
ちょっと前に、Jackyさんがこのコーナーでイサキを釣っていたので、私にもイサキが来たと思った。
予想通り、すんなりと上がってくるのでイサキに間違いないと思っていたら、浮いて来たは石鯛君(◎-◎;)!!。
エッ?エッ?なんで、石鯛が釣れてくるの?? あわてて、タモに手をかける。

このときふと不安がよぎった。 いつも石鯛を狙うときは5号ハリスを使っているのだが、今は3号ハリス。
鯛ごときでは糸は出さないぞ!とドラグもややきつめにしてある。思いっきり潜られたらやばいかもしれない。
ドラグを緩めた方がいいか? でもタモを持っちゃたしぃ・・。 ああ〜んどうしよう??
ええい、ここまでスンナリ浮いてきたんだ、もうすぐ掬えるじゃん!!と、 そのままタモを差し出した。

そのとき石鯛君の目がキラッと光った。「ふふっ、未熟者よの〜。 今から力一杯潜っちゃるわ!! 」
そう言い残して立派なシマシマの石鯛君は突っ込んでいった。  

キャー!、やめて〜!!、     ブチッ・・・・・(T_T)

Jackyさんに「もっとドラグを緩めなきゃ、引っ張り合っちゃだめだって。」と、ご指摘を受けてしまった。
おっしゃる通りでござりまする。m(__)m

もうこれで完全に戦意喪失。サ〜帰るぞ、帰るぞ〜!
まだ1時間半は時間があったが、ボチボチと竿を片付け始めた。だって釣れそうな気がしないもん。

でも、飛竜のハリスは5号に変わっていて、餌は青虫になっていた。(笑)
だって、「柳の下に・・」って言うでしょ。 それに石鯛って、バラシても食ってくることあるしぃ・・・。(^^;)ゞ

しばらくすると、穂先に変な動きが出た。ピクピクするけど突っ込むわけでもなく、その後食い上げたように
ラインが緩んできた。なんじゃこりゃ?? 石鯛って食い上げるか??
とりあえず、少し聞いてみると、なんか付いてる感じ・・・。
『なんじゃいなぁ??』と巻き上げてくるとイサキちゃんが上がって来た。

とりあえずタモ入れしたけど、なんか変。 よくみると私の餌は残っていて、ラインがもう1本出ているのである。
ラインを手繰り寄せると、先ほど水没した好人さんの竿が上がってきた。(笑)
良型のイサキだったが、こんなんでも竿を引きずり込んでしまうのねぇ・・。ちょっとビックリだった。

ちなみに、このイサキは我が家の釣果となった。(^-^ )

今日は12時半で早上がり予定だったので、サッサと片付ける。
好人さん、Jackyさん、河内のおっさんも、「暑いし、釣れる気がせん」と一緒に早上がりとなった。


本日の釣果
 私・・・鯛×2、ハマチ×1、イサキ×1 竿×1
 三男・・・鯛×1

 当たった餌  魚かしエビ団子の素特製ブレンド?  活きアジ 

まあ、釣果はこんなもんかなぁ・・。 まさかあの角で石鯛とはねぇ・・、全く頭になかったなぁ・・(T_T)

帰りは亀山Pまでは順調だったが、そこから渋滞にはまった。
亀山ー鈴鹿 6km 鈴鹿ー四日市4km表示だったので、大したことないと思ったのだが、大したことあった。(笑) 
途中、強烈な睡魔が襲ってきて、何度も気が遠くなったが、かろうじて鈴鹿ICまで来た。
ここで、「四日市まで10km渋滞  45分」と掲示されていたので、眠気醒ましも兼ねて下道に逃げた。
でも、下道から見えた高速は結構流れていた。
来年からは、お盆の釣行は考えんといかんなぁ・・。 あれっ?去年もそう思ったような・・(爆)

本日は、飛び入り参加させていただいて有難うざいました。
また、好人さんにはスイカをご馳走様でした。 
なかなか、「三重釣り歩記会」には出られませんが、また機会がありましたらよろしくお願いします。m(__)m