2011年7月16日(土)   フィッシングレインボー 1号筏   天気・・・晴れ  大潮

この週末は、三男が部活で釣りにはいけないので、日曜日にのんびりと釣堀もいいなぁと思っていた。
できれば少人数の筏でゆったり釣りたいなぁ・・って。
人気釣堀以外なら、この時期それも可能だろう。

金曜日の午後になって、翌日の土曜日を休みにしても大丈夫になった。多少仕事はあったが日曜日に
やれば何とかなる。となると体力的に楽な土曜日に釣行したい。(^-^ )
ちょうどこの日「三重釣り歩記会」が傳八屋さんで行われるので、飛び入りしようかとも思ったが、
突然の人数超過で迷惑かけてもいけないし、自分の支度も間に合いそうにない。

そこで、以前から行きたかったレインボーの午後の部に決めた。
ここの午後の部なら、5〜6人でゆったり釣れるし、支度も朝起きてからやっても充分間に合う。
というこで、レンイボーに予約をいれた。(^-^ )

仕事帰りに、餌などを買って「支度は朝からやればいいや」とビールを飲んで、布団に入る。
こんなゆったりした釣行がいい。朝早くから支度したって5時間は充分寝られるわい。(^-^ )

しかし、やり残したまま寝ようとしたのがいけなかった。気になって全く眠れないのである。(爆)
結局一睡もできないまま、夜明けを迎えてしまった。眠たいのに寝られない・・もう最悪じゃ〜。(T_T)
こんなコンディションで、炎天下に午後から夕方まで釣りをしたら、熱中症で倒れるんじゃないか? 
それに、夜帰って来てから魚を捌くだけの余力はあるのか??
そんなことを考えると、諦めてキャンセルした方がいいか?とも思ったが、それも申し訳ないので、
元気をだして7時半に出発することにした。(^^;)ゞ

本当ならもう1時間遅く出ても充分間に合うのだが、今日は「魚かし」の餌を何も持ってない。
別に無くても他の餌で代用すればいいのだが、なんとなく持ってないと不安なのである。
そこで、遠回りして魚かしの置いてある303釣具店経由で行くことにしたのだ。

ということで、ボーッとした頭のまま高速を走り、木之本ICで降りて303釣具店へ。
店内で魚かし「沖アミ団子」を発見。つい先日、牧野さんが、これでシマアジをバンバン釣ったらしく、
sasapuuさんに「恐るべし、魚かし沖アミ団子」と、言わしめた餌である。
「シマアジ、バンバン」・・これは買わねばなるまい!(^▽^)

レインボーに着いたのは10時45分で、自宅から3時間15分もかかった。
日向湖畔は、いつもなら釣り人がたくさんいるのだが、今日はほとんどいない。暑いからなぁ・・。
でも、レインボーは盛況のようで、午前の部は多くの人で賑わっていた。
早速、事務所に入って受付を済ますと、「1号筏です」と教えてくれた。
何人ですか?と尋ねると「8人」とか。 「えっ?8人??」。 ふ〜ん、1号筏は大筏なのかな??
まあ、大筏で8人ならゆったりできるわねぇ。(^-^ )

で、1号筏を見に行くと小筏である。・・・ガビ〜ン・・・、小筏に8人かよ。
それでなくても下がっていたテンションが、地の底をぬけて、南米まで行ってしまった感じである。
もうキャンセルして帰ろうかなぁ・・・(T_T)

ちなみに、「小筏8人」は普通である。というより、むしろ良心的で詰め込まない方だと思う。
今まで、小筏10人で釣ったことなんて、何度でもある。
しかし、今日は「一筏6人程度の超ゆったり釣行」を期待して、それだけを楽しみに来たのである。

というのも、かつてここの大将が「午後の部は6人程度にしてるんです」というのを聞いていたから。
少人数貸切なんて粋な事は出来ない私には、ここの午後の部は、一人でも味わえる「少人数釣り」の
唯一「頼みの綱」だったのだ。 最近ではいつも賑わっているようなので、そんな「超ゆったり」は、
もう無理なのかもしれないなぁ・・。(T_T)

気を取り直して、アジ釣りを始めるが釣れる気配もなく、15分ぐらいでヤメ。
どのみち、青物はそれほど釣りたいと思わないし、、サンマ、鰯、イカ、キビQはあるし・・。(笑)

そろそろ時間になってきたので、荷物を持って事務所前に行く。
「1号筏に8人」・・・、どうしてもひっかかる。ひょっとすると聞き間違いかもしれない。もう一度聞いてみよう。
何食わぬ顔で「1号って、何人でしたっけ?」と聞いてみると 「4組で8人です」。
やっぱりじゃ〜。(T_T)
もうダメだ、これならいつもと一緒だ。 わざわざ午後の部に来た意味が無い。もう帰りたいよ〜。
ベンチに腰掛け、あんドーナツを食いながら半べそ状態になっていた。

時間となり スタッフから名前を呼ばれた。場所決めのクジを引きである。気が乗らないなぁ・・。
ところが、スタッフが持ってるクジ引きの棒はたった、2本。 うん? どういうこと??
なんで、4組8人なのに 2本しかクジがないのか??
訳は分からないが、なにはともあれ、どちらか1本のクジは引かねばならない。

それにしてもこのクジ、1、2の番号がハッキリ見えてるし・・(^^;)ゞ
「1番」が丸見えのクジを目の前にしてそれをひいて良いものかどうか迷っていると、
相手の方が見透かしたように、「1番」を引いてくれた。(笑)

どうやら4人(2組)が遅れるようで、先に3人組の方と私の4人で始めてくれということらしかった。
『そういうことか、じゃあ、このまま4人で釣らしてくれんかなぁ・・、筏の余裕もあるみたいだし・・』
と心の中で願った。 

3人組の方達は、慣れた感じで、場所を取られた。どうも常連さんっぽい。
一人の方が「後からくるのも4人なら、他の筏にして、このまま4人で釣らせろや〜、って言ったたわ〜」、って。
『そうだそうだ、オイラも、大賛成ですハイ。』と私も心のなかでつぶやいた 。

コーナーを挟んだ隣の方から、「どちらからおみえです?」と聞かれて「名古屋です」と答えると
それは「遠いとこから大変ですね〜」って。 聞くと、3人組の方達は「滋賀の高島です」と。
えぇ?高島? ってことはこの人たちは、あの泣く子も黙る「高島軍団」??。 やっべ〜・・・(^^;

以前、釣魚好人さんから「高島軍団は、三重の釣堀でもごっそり釣って帰る」と聞かされていた。
さらに、3人の方の竿をみて、ギクッとなった。 、あの穂先は某店の釣堀専用穂先じゃないのか?。
オマケに、「シマアジは浮いとらんか?」との会話が聞こえてくる。 こりゃ間違いなく相当な腕前だ。

『あかん、これは根こそぎやられる。』 とんでもない人たちと一緒になってしまった。(T_T)
一人でこんな人達と一緒に釣るのかよ〜。もう完全にビビってしまって、また半べそ状態(^^;)ゞ

まあ、それでも、たとえ私がボーズになっても、相手は全く知らない人達なんだから
どうってことないし、知らん顔して帰ればいいだもんねぇ。
そんでもって、今日は「行かんかった」ことにすればいい。(゜O゜)☆\(^^;) バキ!

それに、考えてみれば、私もかつては爆釣団の名人の皆さんともご一緒いたこともあるし、
「釣堀チャンプ」の方達とも、ご一緒したこともあるわけだから、少しはなんとかなるかもって。
そう思うと、ちょっと気が楽になった。(笑)
良く見ると、「恐怖の高島軍団」の皆さんとはいえ、人の良さそうな感じの人達だし・・・。(爆)

ということで、少しビビリながらも、さぐり釣り3.9m ライン4号、ハリス3号でスタートした。
開始して、30分も経たないうちに放流があった。鯛が15〜6枚入ったと思う。

暑さでハッキリ覚えてないが、たぶん釣れ始めたのは放流後だったように思う。
岸側の方が釣れるということで、皆さん岸側へ。餌は虫餌がいいとのこと。
私も岸側に竿を振って、虫餌で鯛を釣り上げボーズ脱出。 これでとても気分が楽になった。(^-^ )
もちろん、ボーズ脱出は 4人の中で私が最後だったのは言うまでも無い。(笑)

鯛をもう一枚釣り上げてからは、アタリの出方が随分小さくなって上手く合わせられなくなった。
でも、高島軍団の方々は「食いが渋い」と言いながらも、私より速いペースで釣っていた。
やっぱり、上手いわ〜。(◎-◎;)!!

一人の方が可愛らしい石鯛を釣り上げた時、皆さんの会話の中で、「たけさん」という名前が出た。
どうも話の流れからすると、あの「Wつ抜けのTAKEさん」のようである。
お知り合いの方だろうか?それともファン?  なんせTAKEさんは有名人だからなぁ・・・。
もし、ファンの方なら「実は、僕、TAKEさんとご一緒した事あるんですよ」と、自慢したろかと思ったが、
ひょっとしてお知り合いの方達だと具合悪いので、黙って聞いていた。(^^;)ゞ

そんなとき、frankさんから電話が入った。「釣れてるか〜?」って。
frankさんは明日こちらに来る予定らしい。
そこで、frankさんはもとより、、魚かし牧野さんの名前や、sasapuuさんの名前など
ネット上でも有名な人の名前を聞こえよがしに出しながら状況を説明し、電話を切った。
『ふふ〜ん、おいらも有名人を知っているんだぞ〜』ってな、電話を切った後の私の「ドヤ顔」。
まさに「虎の威を借る狐」・・・、もう完全に「アホ」としかいいようがない。(爆)

しばらく皆さんの掛け合い漫才のような会話を楽しく聞いていた。
すると、私の右隣の方が「東北へ行った疲れが・・」と言われた。
あれっ?「東北?」 ひょっとしてこの方 ブログ(こちら)を書いておられる 「もりのぼたもち」さん??
確か、「東北でボランティア活動をしてくる」と書いておられたよなぁ・・・。

そこで、ちょっくら勇気を出して、「もしかして・・」とたずねてみると、これがビンゴ!であった。
自己紹介させていただくと、私の事もご存知だったようで、これは素直に嬉しかった。
「あんた誰?」って言われたら、ちょっと凹むかもと思っていたから・・(笑)
そんなことで、私の気持ちはすっかり打ち解けてしまって、先ほどまで「怖い高島軍団のみなさん」
だったのが、「愉快な高島のおっちゃん達」に変わった。(^-^ )
ゲンキンなこっちゃ。

アタリがとり難くなったので、 穂先の柔らかい飛竜に持ち代える。
食いが渋いときはオキアミがいいかなぁと、7mに放り込むとこれが当たって穂先がビビン!
おっ、こりゃシマアジちゃんだ(^-^ )  、おりゃ!!

ちょっと走られて、もりのほたもちさんと絡んでしまったが、無事取り込み完了。
先月と同じ48cmの大きなシマアジだった。
以前はヒラマサ君に随分ご執心だったが、最近はシマアジちゃんが嬉しい。
いつかはシマアジを5〜6匹釣って、家族で豪華に「シマアジフライ」を食してみたいの〜。(笑)

「愉快な高島のおっちゃん達」の腕前はさすがで、私がシマアジを釣り上げたら
すかさず続けて釣っていた。 私のシマアジちゃんを釣らないで〜(゜O゜)☆\(^^;) バキ!

その後、どん底で鯛を少々追加したり、バラシたりしているうちに、いよいよ活性がなくなった。
そんなとき、遅れてきた二人組みが、岸側に入った。2時頃だったと思う。
もう二人は、たぶんキャンセルとなったのだろう。 このまま6人ならいいよね〜。(^-^ )

ここで2回目の放流となった。鯛にシマアジ、さらにワラサとカンパチが入った。
シマアジは良型が人数分以上入ったのではなかろうか。
放流数を見るとシマアジが狙いたいところだが、とりあえず、カンパチ目指してサンマの切り身を落とす。
今日はちょっと切り方を変えてみた。どうかな??

すると、これが当たって、最初に私の穂先が入り、気持ちよく「青コール」をさせてもらった。
でも、すぐにツバスがヒラ打つのが見えてしまって、ガックリ・・(T_T)
「ツバスで〜す」と、ちょっとだけ引きを楽しんで、そのまま「ごぼう抜き」。

結局ゴールデンタイムは盛り上がることなく、静かに終わった。
ここは小物狙いにチェンジだな。と、思ったら、後から来た二人組みの若い方の穂先が入った。
カンパチである。餌は活きアジとのこと。う〜む、やっぱり活き餌かぁ・・・。
その後、青物はこの若者の独壇場だった。
すべて餌は活きアジで、結局4本の青物を釣り上げていた。
さしもの「愉快な高島のおっちゃん達」も、「凄いな〜」と、唖然としてみていた。(笑)

オイラはシマアジの棚を探していた。
なんとしても魚かし「オキアミ団子」でシマアジを釣り上げたいのである。
だって、1時間も余分に走ってわざわざ買って来たのだから・・。
このままでは何のために遠回りして買ってきたか分からない。

ときどきシマアジが浮いてくるので、棚を4.5mして、オキアミ団子を数発打ち込んだ。
すると、ビビッとあたりが出て、おりゃ!! 紛れもなくシマアジちゃんだ。(^-^ )
見た感じ、これも大きそうである。
ちょっとドラグを緩めた方がいいか?と、ひるんだ瞬間、パ〜ンと竿が弾けた。
やっちまった、ああっ、シマアジフライが…(泣)
今日の飛竜につけているリールは、いつものダイワcyではなく、それより安い奴。
しまったなぁ・・、最初からもっとドラグを緩めておくんだった。

ここで、シマアジの活性が一気に上がり、皆さんバンバン釣り始めた。
さすがに、高島軍団。うまくシマアジをかけて行く。見事なもんだわ〜。
お向かいのSさんは、朝から数回シマアジをバラシておられ、Fさんやもりのぼたもちさんから
散々言われていたのだが、ここではしっかり釣っておられた。
後から来られた若い方も、しっかりゲットされて、まさにシマアジフィーバーだった。
で、オイラだけ釣れてないのねぇ・・・・(T_T)

3時ぐらいだったろうか、今までスカリの中で元気に泳いでいたお魚さん達が、急に元気がなくなり、
横向きになったり、お腹を見せるようになってきた。
今日は一切魚にさわらないように、いつもより気をつけていたのだが、流石にこの暑さではダメか?
もりのぼたもちさんの勧めもあって、一旦、魚を〆てもらうことにした。
こういうとき、陸続きの釣堀は便利でいい。

さて、魚を〆て戻ってくると、なんとなく活性が上がってる様子。
魚玉をつけて7mに入れると、すかさず穂先が入り、鯛をゲット。
おや〜?、ここは鯛の巣窟になったかな?? ムホホホ〜(^▽^)

さらに魚玉をつけてやると、すぐさま穂先が入る。おりゃ!!
やり取りを楽しんでいるとパ〜ンと竿が弾けた。ゲッ、やっちまった・・。
でも、魚が浮いてきてからのバラシだし、まだ大丈夫だろうと、またまた魚玉ちゃん。

すると、やっぱり穂先が入る。ほらね、こりゃ入れ食いだわ〜(^▽^)
ウハウハでやり取りしていていると、またまた竿がパ〜ン…・。ゲゲッ、またやっちまった・・。

でも入れ食いだし、まだまだ、と魚玉を放り込む。

…し〜ん…・。

ありゃ、終わったのねぇ・・、っていうか終わらせてしまったのねぇ・・(T_T)

針が悪いか? やり取りの際に竿の角度が悪いのか?
いずれのバラシも針はついて帰ってきているので、充分刺さってないってことなんだろう。
つまり、もう少しじっくり待って合わせた方がいいってことかな??

私がバラシまくった後、もりのぼたもちさんは、じっくり待って合わせていた。なるほど・・。 
でも、それで、もりのぼたもちさんのアタリも止まった。ごめんなさいねぇ・・。
私がバラさなきゃ、ここでもっと沢山釣れたろうに・・・。

自分でポイントをつぶしておいて言うのもなんだが、たぶん、これで終わったと思った。(爆)

最近は、せいぜい1〜2匹を釣るのが精一杯だったが、今日はそこそこ釣れたし、
当たりもそれなりにあって、充分楽しませてもらっし、もう帰ってもいいや。(^-^ )

ということで、しっかり場を荒らした挙句、4時半で早上がりすることにした。(^^;)ゞ

本日の釣果
 鯛×5、 シマアジ×1、ツバス×1


当たった餌
 青虫、オキアミ、サンマ、魚玉、甘エビ
 沖アミ団子


今日は最悪のテンションで始めた釣りだったが、終わってみれば楽しい一日だった。
なんといっても、もりのぼたもちさんやお友達のFさん、Sさんとご一緒できたのがよかった。

もりのぼたもちさん、Fさん、Sさん、本日は有難うございました。
おかげさまで、楽しい釣りとなりました。
またご一緒する機会がありましたら、宜しくおねがいします。m(__)m

それにしても、ブログから想像する人物像と実際見た感じは随分違うもんだなぁ・・。
もちろん、いい意味ですよ〜。(^▽^)