2011年6月19日(日)   フィッシングレインボー10号筏   天気・・・晴れ  大潮


先週、先々週と、息子と一緒に釣りに出かけたので、今週は大人しくしているつもりだった。
しかし、「1000円高速」最後の日という記念すべき日であり、さらに「父の日」でもある。
おそらく、こんなことは、この先の私の人生で決して経験できないことだろう。
そんな重要な日に、釣りに行かない手はないよなぁ・・。(爆)

木曜日になって、友人のカッチャンが「久しぶりに釣りに行きたい」と言っていたのを思い出し、
「19日空いてるか?」と電話を入れたら「OK」とのことで、話はまとまった。よし、行くべ〜(^-^ )

sasapuuさんの掲示板を覗くと、、19日の釣行予定が没になって残念がっている。
『この御仁、今なら餌なしでも食いつきそうだなぁ』と、メールを発射。
案の定、入れ食いだった。(笑) では、予約をいれましょう(^▽^)

ここ2〜3年、閑散期を除いて人気釣堀の休日釣行は、随分前から予約を入れないとダメだったが
今年はそうでもない様子。ちょっと「釣堀ブーム」が落ち着いたのかな?? それとも震災の影響??
まあ、いずれにせよ「行き当たりばったり」の私には、直前予約ができるのでありがたいことである。

今回は、久しぶりにレインボーさんに予約をいれた。
ヒラマサが放流があるのと、ここの鯛は美味しいと評判なのと、「満員」でもそれほど詰め込まないのがいい。
このお店は以前に比べると、やや予約がとりにくくなっているのではないだろうか。
初めてまともに行ったのは4年程前だが、当時はネット上での情報がほとんどなく、それほど混んでいる釣堀という
印象はなかった。でも、今では名人の皆さんの大漁釣果の釣行記が随所で見られるようになったこともあり、
さらに、ここの魚は美味しいという評判もあって、平日でも釣り人が多い人気釣堀になったようである。

ネットを見ていると、ここの常連さんは20匹ぐらい釣るのが「当たり前」らしい。
最近1〜2匹が「当たり前」の私には、20匹なんてのは「天文学的数字」(笑)なので、全く想像もつかない。
でもそんな釣堀なら、ひょっとすると、いつもの倍は釣れるかも?な〜んて淡い期待を持ってしまう。
あわよくば、奇跡の「つ抜け」なんかもあったりして、なんてね〜(゜O゜)☆\(^^;) バキ!

釣行前日、「上の空」で仕事をしていると、昼頃マナブンさんから電話が入った。
「デンパチで釣り過ぎた〜、魚いらんか〜?」って。
翌日出かけるので、断ろうと思ったのだが、『釣れるとは限らんしなぁ・・』ということで、保険をかけることにした。(爆)
いままで、釣行当日に魚をいただくことは何度もしてきたが、ついに前日にまでも、いただく様になってしまった。
他力本願の奥義を極めたかな??・・・・。(゜O゜)☆\(^^;) バキ!

夕方、この日午後の部で釣行されたロードさんと連絡を取って、情報収集。
「鯛は浮いてるし、明日の午前の部なら良く釣れるよ〜」とのこと。ふむふむ、これはいけるかも(^-^ )

当日は午前3時出発で、名神、北陸道を通り、敦賀ICへは4時半到着。もちろん表示は「1000円」。
いつからだったか覚えてないが、本当に、これにはお世話になった。どうも有難うございました。m(__)m

餌はほとんど持って来ているので、餌屋さんには特に用事はなかったが、コンビニに寄るついでに
隣の餌屋さんに入ってボケを10匹だけ買った。1匹50円と結構なお値段である。
まあ、玉城の餌屋さんが安すぎるのかな??

レインボーには5時ぐらいに到着。以前アジ釣りをしたところに車を止めようとしたら、まだロープが張ってあって
入れないので、やむなく戻って車を止める。sasapuuさんは、既に起きていて、誘導してくれた。

まずはサビキでアジ釣りである。今回も中国産のアミエビだ。このアミエビブロックは、切り方もいびつで
目方は大丈夫?と不安になるし、時々イカが入っていたりする怪しげな奴なのだ。

ここは「白のサビキ」がいいと以前に聞いていたのだが、今日はイマイチ食いが悪い。鈎が大きいか??
2〜3匹手頃なアジが釣れたが、すぐにお腹を上にしてしまうので、途中で止めてしまった。
20cmぐらいのアジも見えたが、こいつは食って来なかった。あれが食べたかったのに・・・(^^;)ゞ

受付で並んでいると、私の前にいたオジサンが振り返ってニコッとされた。はて、どこかでお会いした方??
その後、筏も一緒になり、一言二言お話もしたが、結局思い出せなかった。
あの時は、ただ、私の顔が可笑しくて笑っただけなのかなぁ・・??
最近、歳のせいか、顔を覚えるのがどうも苦手になってきた。(T_T)


今日は10号大筏ということで、場所のクジを引いたら「1番」だった。こりゃ、めずらしい!(^-^ )
ということで、沖側の1辺を3人で取る事にした。
最初はカッチャンが角に入ったのだが、餌を私と共有している関係で、sasapuuさんと入れ替わった。
カッチャン、入れ替わらない方が釣れそうな感じがするんだけど・・・・、まあいいか(^-^ )

今日も「さぐり釣り3.9m」をメインにする。ラインは5号で4号ハリス。
先ずは甘エビでスタートする。棚は浅いと聞いていたので、3mぐらいから探っていく。
はて、アタリがないなぁ・・・と思ったら、sasapuuさんの竿が曲がって、シマアジが上がった。
sasapuuさんは、最初にシマアジが釣れると釣果が伸びないそうで、ちょっと期待感 (゜O゜)☆\(^^;) バキ!

まあsasapuuさんが「はまる」のはおいといて(笑)、なんといっても今日は自分のことである。
最近は、自らの腕の悪さに目をつぶり「低活性男」と名乗って貧果に甘んじてきたが、今日はなんとか「高活性男」と
なって、腕の悪さをカバーしたいのである。 「目指せ、脱貧果!!」ってね(爆)

ジワジワと棚を下げていくと、7mで穂先が入った。おりゃ! 2ヶ月ぶりの鯛の引きである。ウレピー(^▽^)
タモ入れしてみてビックリ仰天。これがとっても綺麗な鯛なのだ。
今まで、ここの鯛は美味しいとは思っていたが、見た目はそれほど綺麗とは思わなかった。。
でも、今日の鯛は本当にベッピンさんで、こんな鯛なら言う事なしだ。
確か、ここの大将が「良い鯛を仕入れている」と宣伝されていたように思うが、なるほどその通りである。

とりあえず早々にボーズを逃れてホッとする。今日はマイスカリを持って来ていて、いつぞやみたいに
空っぽで終わるのはあまりに恥ずかしいと思っていたのだ。

カッチャンに棚を教えると、カッチャンにも鯛、さらにsasapuuさんにも鯛が来た。
sasapuuさんは手返し良く、ポンポンと鯛を追加していった。
私にも良い引きで、ちょっと大き目の鯛が釣れた。いや〜コイツも本当にベッピンさんだ。(^-^ )

『今日は調子いいかも』(^-^ ) と油断したら、掛けた瞬間にバラすという嫌なバラシ方をしてしまった。
これで散っちゃたかなぁ・・・と心配になったが、逃げずに待っていてくれて3匹目ゲット。
放流前に3匹なんて、いったいいつ以来だろう?? 今日はいけるかなぁ・・、5匹ぐらい・・(笑)

筏で釣れているのは、私達の1辺だけで、他はシーンとしている。
なんか、僕、ちょっと上手になった気分。(゜O゜)☆\(^^;) バキ!

ここで放流となった。 ベッピン鯛が30匹ほど入った。
『よ〜し、ここから一気に上昇気流だぜぃ!』と思ったら全くアタリがなくなって、見事に失速。(T_T)

竿を飛竜(ライン4号、ハリス3号)に替えて足元を探ってみるが、こちらも反応がない。ムムム・・・。
「放流後にアタリが止まるのはよくあることだ」と自分に言い聞かせながら、団子を打ち返して
アタリを待つことにしたのだが、待てど暮らせどアタリはない。あれ〜っ??

隣の筏の方が魚探を持っていて、朝から全くアタリのないオジサン3人組が魚探で探ってもらっていた。
「魚はおらんよ〜」って。(笑) ついでに私の前にも来て「ここにもおらんわ」って。(T_T)
折角団子で寄せていたのに・・・・、一気にやる気をなくす。(^^;)ゞ

『どうしたもんか』と困っていると、グレの群が回って来て、その下にシマアジらしき魚影がうっすらと見えた。
ちょうど見えなくなるぐらいの所にシラサを放り込むと、穂先が入って、シマアジがヒラ打つのが見えた。
ムフ、狙い通りだわ〜(^▽^)
途端に強烈な引きが伝わってきて、あわてて竿の角度保つと、今度はドラグが鳴り始めた。
えっ?シマアジでしょ?? なんでこんな引きなの?? 「カンカンカン」のはずが「ゴンゴンゴン」
あれっ?カンパチなのか??
少しドラグを緩めて慎重にやり取りすると、上がって来たのはやっぱりシマアジ君。でも大きい。(◎-◎;)!!
スカリの下に潜られて危なくバラしそうになったが、sasapuuさんが掬ってくれた。アリガトさんでした。m(__)m
48cmの肉厚君。これは美味そうだな〜、こんな立派なシマアジを釣ったのは久しぶりである。(^-^ )

「鯛は綺麗だし、シマアジも大きいし、こりゃレインボーは、ご機嫌だぜぃ!」

と、浮かれていたのはここまでだった。(笑)

この後は、いつもの釣れないモードに逆戻りで、皆さんの竿が曲がるのを指をくわえて「見てるだけ〜」(^^;)ゞ
青物も沢山入ったけれど、私は全く蚊帳の外。

鯛は若者達や親子連れの方でアタリだして、こっちには全くアタリがない。朝と反対である。
若者達や親子連れのお嬢ちゃんが散々バラシていたので、いずれこっちに回ってくるかもと期待はしたが
結局な〜んのアタリも出せないまま、終了の合図を聞くこととなった。

今回も、自分の腕の悪さには目をつぶり・・・、

「低活性男、ここにあり〜!!」って、とこでしょうか?(爆)


本日の釣果   鯛×3  シマアジ×1
当たった餌   シラサ、甘エビ、エビ団子の素、キビナゴ


いつもは釣堀とは相性のいいカッチャンだが、今日は鯛3匹と貧果で終了。
「今日は青物が釣れんかったなぁ」と、生意気にも言っていた。
確かに彼は、一年に1回ぐらいしか釣りに行かないけれど、大抵青物を1本釣り上げるのだ。
青物竿を持ているわけでもなく、餌を自分で持ってくるわけでもないのに、だ。

オイラなんか、青物竿も持ってるし、サンマやイカやなんだかんだと餌を用意し、さらに
年に十数回も通っているのに、青物なんて釣った事ないんだぞー!! (T_T)

それにしても、釣行前夜にマナブンさんからヒラマサの半身を強奪したのは大正解だった。
釣りから帰ったら、ヒラマサ君はちょうど食べごろになっていた。(笑)
レインボーに釣りに行って、デンパチのヒラマサを喰らう。滅多にできるもんじゃござんせん。
やっぱ、魚はもらうに限る、ってか(^▽^)

ところで、レインボーさんの鯛は見かけだけでなく、本当に美味しかった。シマアジは勿論である。
本音をいうともう少し釣りたかったが、たぶん筏の竿頭がsasapuuさんの9匹なので
私の腕前なら4匹は妥当かな?? 
これで20cmのアジがお外のサビキで数匹釣れたら最高だったになぁ(^-^ )

別れ際にカッチャンが「今度、リベンジに行こう!」と言っていた。
「リベンジスパイラル」に はまってしまうのね〜合掌!(爆)