2011年6月12日(土)    たなか渡船    天気・・・曇り   若潮

今回は「さよなら1000円高速釣行」の第2弾。
毎回、どこに行こうかと迷うのだが、今回は釣行前日の夜まで、迷いに迷った。
原因は天気と息子の予定。これがハッキリしなかったのである。雨は嫌じゃ〜!!

「食べたいもの」はハッキリしていた。それはイサキとアジ。特にイサキは美味しそうだなぁ〜(^-^ )
このターゲットだと、「船」になるのだが、数日前から予報を見ると天気も悪いし、波も高そう。
船のイサキ釣りなんてやったことがないから、できればコンディションのいい日に行きたい。
「和歌山方面は、でっかいのが釣れとるで〜、来るなら付き合おか〜?」と、ありがたいお話も
いただいたが、片道3時間半かけて、さらにこの天候ではいくらなんでも辛いよなぁ・・。(T_T)

息子の予定も、前日の夜にならないとわからないというので、雨が降らなければ一人で釣堀に行こうか
と、釣堀用に支度をし始めた。でも、なぜかテンションが上がらない。
「一人」ということもあるが、ひょっとすると、私自身の「釣堀熱」が冷めつつあるのかも・・??。

心配していた天気は前日になって一気に好転した。 ラッキー!! オイラは晴れ男かな?(゜O゜)☆\(^^;) バキ!
もう、息子は捨て置いて、たちばなさん達が行かれるレインボーに行こうと思ったら、既に満員とのこと。
ありゃま! まっ、決断が遅いわなぁ〜、なんせ人気釣堀ですからね〜(^^;)ゞ

夜になって、息子の予定が空いたことがわかり、「よ〜し、一緒に釣りに行くぞ〜!」となった(^▽^)
波予想もそれほどではなくなったので、これなら船に乗れるかも??と、目安を付けていたイサキ釣りの
船宿に電話するも、既に満員。
「ごめんね〜、ウチはあんまり詰め込まないから、すぐに満員になっちゃうんよ〜」って。
そうなの、私もHPで「詰め込まない」と書いてあったので電話したのよね〜・・・(^^;)ゞ

他の船も考えてみたが、たぶん混んでるだろうから止めておいた。
私も息子も船は全くの初心者なので、混んでいるとお祭り騒ぎで周りの人に迷惑をかけてしまう。
私はそれで気が引けるし、息子もそれが心配で、あまり船には乗りたがらない。
その点、ボート釣りや筏釣りは、その心配がないので、息子もコッチへ行きたがる。
でもまあ、いつかは船に乗って、「イサキでクーラー満タン」なんてやってみたいもんだ。(^-^ )

さて、胞卵イサキを諦めて、明日の晩御飯はアジを食べる事にした。
前日、仏谷の筏で20cmクラスのアジが釣れていたので、電話してみると今日はそうでもない様子。
そこで、ちょっと遠いが、息子の好きな若狭大島の「たなか渡船」に筏が空いているか電話してみた。
「何が釣りたいね〜」と聞かれて、「アジなど五目」というと、小アジとメバル&ガシラが狙えるよとのこと。
上手くすればヒラメやマダカも可能性ありらしい。ということで、「6時ぐらいに行きますわ〜」と予約をいれた。
ここは、5時以降ならこちらの時間に合わせて渡してくれるからいい。

夕食後、アミエビなどを買いに近所の釣具店に走る。ここでも以前売っていたアミエビと変わっていた。
やっぱり中国産とのこと。東日本大震災の影響はこんなところにもある。
「一人釣堀用」に道具を準備していたので、「筏二人分」にドタバタと準備をし直して、仮眠を取って出発。
それでも2時間ぐらいは眠れたか。

2時半に出発して、敦賀IC経由R27号で若狭大島を目指す。現地到着は5時半だった。
考えてみれば、和歌山方面と30分違うだけ。体力的負担もそれほど変わらないのかな??

たなか渡船の大将からは「名古屋とは、遠いところから来てくれたなぁ」って。
そう、この辺りは完全に関西圏なのだ。敦賀付近は名古屋ナンバーも多いが、この辺りは大阪や京都などの
関西の車が結構多いのである。

6時に冠者島の横にある筏に渡してもらった。
「今の小アジはちょっとヒラメの餌に大きいんよ。 ハネ(マダカ)にはちょうどいいサイズなんでウキで
底より1m上を狙って流してみて。根魚はアコウも釣れ始めたでね」とアドバイスをもらった。

先ずはアジ狙いのサビキを2本だす。早速息子に15cm前後のアジが来る。
まあ大きさは物足りないが、15cmでもアジはアジ。今晩はこれが食べたいのだ。(^-^ )
息子はピンクのサビキ、私は白のサビキで、どちらが食いつきがいいかを試してみた。
並べて置いて見たら、明らかにピンクの方が食いつきがいい。へ〜、やっぱサビキの色で違うんだぁ。

小アジなのでいつでも釣れるだろうと、ハネや根魚の仕掛けをノンビリと作っていると、アジが止まって
代わりに小さい鰯がかかり始めた。アジはひと休みか??

ちょうどお客さんを送りに来た大将が、それをみて、「その鰯ならヒラメが来るぞ〜っ」て。
でも、こんなチビ鰯持って帰ってもしょうがないし・・と思っていたら、息子が「お父さんタモ!!」って。
サビキの竿がグンと入っている。 「どうしたん?」と聞くと、「たぶんヒラメだ!」って。
あわててタモ持っていくと、本当に小ぶりのヒラメが浮いて来た。(◎-◎;)!! すっげー!!

「鰯でヒラメが来る」と聞いて、サビキで釣れた鰯をそのままにして仕掛けを底に落として誘っていたら
ガツンと食い付いて来たそうだ。 狙っていたのね〜、お見事でした。m(__)m

私はもっぱら寝魚狙い。1発目はチャリコが来て、その後キスも釣れたが、ほとんどはベラばかり。
プルプルと来るあたりに、メバルかと誘い上げてみるも途中で軽くなる。なんだろう??
そのうちフグが釣れてきて、な〜んだ、コイツが犯人か!と思っていたら。息子にはメバル。(爆)
「やっぱ、あのアタリはメバルでしょ!」って。そんな馬鹿な!! 
でも、もう1匹釣ったので反論できない。(^^;)ゞ

筏竿でなんか釣れんか?と出してみたが、アタリもなく餌が取られる。オイラの前はフグじゃ〜。(T_T)
ちょっくら眠たくなったので、筏竿を枕に一眠り。しばらくすると枕がガタガタ言って目が覚める。
おお、なんか釣れ取るわ〜、と上げ見たら綺麗なチャリコちゃん。美味しい酢締めになってね〜。

アジはその後は全く回って来ない。終盤やけくそで、サビキをやっていたらガツンと手応えが来た。
オイラにもヒラメちゃんかな?(^-^ ) と思ったら、立派なタケノコメバルだった。これは美味そう!!

結局これが最後で12時納竿。
小アジはいつでも簡単に釣れるかと思っていたが、ちょっとなめていた。
大将からアジは逃げるのが早いので、釣れてる間は撒き餌を絶対切らしたらイカンと言われた。
撒き餌があれば足止めできるが、なくなるとすぐにどっかに行ってしまうそうである。 
言われてみれば、以前も同じ話を聞いたことがある。
朝イチの地合で、仕掛け作りなんかせず、ガンガンにサビキをやってお土産確保するべきだった。

息子の釣ったヒラメは、28cmと小ぶりだったが、今シーズンのたなか渡船では「初物」だったらしく、
釣った人の写真を撮ろうかと、大将が私をみる。 あの〜息子が釣ったんで・・・(^^;)ゞ
ということで、息子は写真を撮ってもらって鼻高々(^-^ )


大将が私のタケノコメバルも見せてくれというので、オイラも写真かな?と思ったら、「良い型だなぁ」と
言ってくれただけで、写真を撮ろうとは言ってくれなかった。(爆)

今回は、思ったようは数は釣れなかったが、お昼寝も出来たし、ノンビリと息子と竿が出せて楽しかった。

1000円高速と一部高速の無料化が来週で終わるのだが、そのことで大将が困っていた。
とういのも、舞鶴道路が無料化されたお陰で、和歌山方面に行っていた関西の釣り人が
こちらの方に結構流れて来てくれていたというのである。「これからどうなるかなぁ・・」って
なるほど、こんなところにも影響がでるのだなぁ・・・。

休日の割り引きはあるようだから、「また、名古屋からまた来ますよ〜」と港を後にした。

本日の釣果  小アジ 20匹、 チャリコ2匹、キス3匹、 メバル2匹 
          カサゴ1匹、 タケノコメバル(21cm)1匹 、ヒラメ(27cm)1匹

          お土産のサザエ1kg?


リリース   ベラ多数、フグ数匹、チビアイナメ1匹、チビハゼ1匹、小鰯多数

餌       アミエビ、青虫、オキアミ、シラサ、釣れた鰯
        
   一応、十目以上は釣れましたわぁ・・(゜O゜)☆\(^^;) バキ!