2010年10月23日(土)   澤村渡船(こちら)    天気・・・曇り    大潮


先月のハゼ&サヨリ以来、約一ヶ月ぶりの釣りである。
釣堀を考えたのだが、流石にシーズンなのか行きたい所は「満員」表示である。
そんなことで、筏かボートで子供と楽しもうと場所を探していた。
食べたいのは、カワハギの肝和え、アオリのイカソーメン、アジのきずし、サヨリの糸造り(笑)

釣魚好人さんも、この日はお暇みたいで、「一緒に行きましょう」ということになった。
その好人さんから、「香のぽよ〜ん日記」(こちら)と言うブログを教えてもらった。
そのブログには、迫間浦の澤村渡船でカワハギを二人で100匹釣った日記があった。
筏も屋形筏で、水洗トイレにBBQも出来る施設付いているそうな。ここにき〜めた!!(^-^ )

早速予約の電話を入れる。電話に出たおじいさんは「留守番なんで・・・」と頼りなさげであったが、
「たぶん、空いてると思うけど・・・」とのこと。カワハギはよく釣れているらしい。アオリは??だった。

釣行前日に、予約の確認も兼ねて釣況の情報収集のため電話を入れた。女将さんが電話に出た。
「スイマセン、屋形筏は先約があって、普通の筏になります」とのこと。でもトイレは付いているようだ。
ちょっと残念ではあるが、いままで乗ったことのある筏と同じなので、特に問題はない
カワハギは相変わらずよく釣れているらしく、アジも釣れるらしい。でもアオリはやっぱり???

迫間浦の他の渡船屋さんのHPを見ると、アオリは上がっているし、先日さちさんが傳八屋さんのお外で
アオリを2杯も釣り上げているので、全く可能性がないわけではないだろう。
といことで、タックルベリーで189円のエギを4つ買った。
ところで、エギってのは189円もあれば2000円ぐらいのもある。いったい何が違うのだろう??
私には全部同じ格好にみえるのだが、やっぱ値段の高い方が釣れるのか??

カワハギ仕掛け、アジ用サビキ、アオリのエギ&船用仕掛け、サヨリ仕掛けと食べたい物の
仕掛けを全て揃えて、バッグに詰め込む。
エサは石ゴカイ、アサリ、オキアミ、アミエビ&アジパワー、それに「香の・・」で紹介されていたパワーイソメ
を用意した。それと、魚かしの牧野さんに、特製団子と生エビ、餌取りに強い生エビを頼んでおいた。

午前4時半過ぎ、玉城インターを降りると凄い事になっていた。餌屋やコンビニに入り切れない車が路上に
あふれ出ていた。流石、釣りシーズンの土曜日である。今日は何処も大繁盛なのだろう。

魚かしでエサを受け取って、澤村渡船に向う途中、好人さんから電話が入った。もう着いてるみたい。
私もギリギリ5時半到着。あわただしく荷物を降ろし、車は路上駐車(^^;)ゞ。  駐車場はないようだ。(笑)
4〜5人も乗れば満員になりそうな、小さなプレジャーボートに乗せられて筏に向う。
傳八屋の筏の近くで釣るのかと思ったら、辨屋の筏を通り越して行く。あれ?筏はコッチの方なの?
しばらく走って着いたのは、辨屋の桟橋の対面に見える山の近くの、網の入ってない養殖筏にくくりつけてある
ショボイ筏だった。 思ったより小さく、トイレも養殖の餌やり機械の外側を取り付けただけのモノ。
すぐ目の前には「屋形筏」があり、雲泥の差である(笑)

早速、息子と私のカワハギ仕掛けをセットしてスタートする。サビキなどはカワハギが釣れてからゆっくりやればいい。
いままでカワハギ釣りは、知多のボート釣りや乗り合い船で何度かやったことはあるが、せいぜい釣れても10匹
ぐらいで、ほとんど釣れないことも何度もあった。先月の錦の筏でもBIGカワハギが1匹のみだった。
そんなことで、今回は釣具屋でカワハギの本を「立ち読み」(笑)したり、ネットでカワハギ実釣動画を探したりして
それなりにイメージトレーニングをしてきた。なんとか20〜30匹ぐらいの「数釣り」を体験したいなぁ・・。

第一号は好人さんだったかな?15cmぐらいのカワハギだっった。釣堀と一緒で「あれっ?なんか付いてるぞ」って(爆)
私も三男もそれぞれ15cmぐらいのカワハギを上げてボーズを逃れる。
その後、乗った後にバレることが何度かあった。なんでだろう?
かつて、釣堀で「鈎が小さいとバレ易い」と教えてもらったが、カワハギでも同じなのだろうか。
今日は型が小さいだろうと、きつね鈎の2号でスタートしているのだが、ちょと鈎が小さすぎるかな?
ということで、仕掛けを5号鈎に替えてみたらこれがビンゴで、バレずに上がってきた。
とりあえず、1時間ぐらいで5〜6匹釣ったと思う。でも例のブログのように100匹も釣れそうな雰囲気ではない。
もちろん、腕の差はあるのだが・・。

しばらくしたら、女将さんがお客さんを一人乗せてやってきて、筏の位置を変えようということになった。
もう少し山寄りにした方が魚影も濃いからって。
この筏は養殖筏の枠にくくり付けてあるだけのようで、船で20mぐらい引っ張って、屋形筏がある隣の養殖筏の
枠に筏を留めた。このお客さんは澤村渡船の常連さんらしく、筏の移動もテキパキと手伝っていた。
でも、たったこれだけ移動しただけで違うのかな?

女将さんが帰ると、この常連さんは幅40cmぐらいの筏の枠に、椅子を置いて釣り始めた。
そ、そんなところで怖くないの?(^^;)ゞ
この方は澤村渡船さんとは10年ぐらいのお付き合いらしく、しょっちゅうここに通って来ているらしい。
筏竿のような柔らかめの竿に、錘は5号ぐらいだろうか、餌はボイルオキアミのみ。
『常に誘っていれば釣れますよ〜。一日ねばれば100匹ぐらい簡単ですって。』とのこと(◎-◎;)!!

場所を移動したら、確かにアタリは出やすくなった。岩場の上になったのだろうか。
事前のイメトレ通り、聞きあわせ、たたき、はわせなどを自分なりにイメージしながポツポツと拾って行った。
時々、「クッソー!!」とか「アッ!!」と声が出てしまう。後ろにいる好人さんからもそんな声が聞こえてくる。(^-^ )
相手は餌取り名人。この釣りは結構熱くなるのである。(笑)
15cm前後が主体なのだが、三男が今日イチの20cmを上げた。あれぐらいがレギュラーサイズだといいなぁ・・。

今日は沢山釣れたら筏でカワハギの肝合えを食べようと、小出刃とまな板を持って来ている。
そろそろ作るかなぁと思っていたら、その常連さんが、「今からカワハギを捌きますけど、食べますか?」と
声をかけてくれた。もちろん断る理由はな〜んもない。(笑)
綺麗に盛り付けてご馳走してくれた。やっぱ筏の上で食べるお刺身は最高である。(^▽^)
好人さんはカワハギの肝は初めてらしく、『こりゃぁいい!!』って。
常連さん、どうもご馳走様でした。m(__)m

落ち着いたところで、子供にサビキをやらせてみたが、アジは回ってないみたいで、すぐにギブアップ。
私も、エギを投げてみたが、どこで着底したのかさっぱりわかぬまま本に書いてあった2段シャクリを
真似てみたが、どうもわけがわからないので、3回投げて止めてしまった。(^^;)ゞ
さちさん、こんな難しいことよく出来るなぁ・・・。

再びカワハギ釣りに専念する。餌は、アサリ、石ゴカイ、オキアミ、パワーイソメ、魚かし生エビ、餌取り対策用の
締めた生エビをいろいろと試してみる。
面白いことに石ゴカイばかりに食ってくることもあれば、オキアミばかりに食ってくることもある。
アサリも食ってきたが、食わせるより、取られることが多かった。付け方の問題だろうか?

パワーイソメも最初に付けたときは、ハッキリしたアタリが出て釣れたが、その後はパッとせず、石ゴカイの方に
軍配が上がった感じある。やっぱカワハギも「本物志向?」(爆)

肝心の魚かしの餌だが、生エビでも締めた生エビでもカワハギは釣れた。
「締めた生エビ」は活性が高すぎて餌が盗られまくりの時に効果があったが、食いが渋くなったときは効果が薄かった。
渋いときはオキアミが一番良かったように思った。

常連さんは「今日はいつのも半分ぐらいしか釣れない」と言っていた。前日の雨で水温が下がったのだろう・・と。
他の渡船屋の船からも「今日はカワハギ釣れとらんわ〜」と言う声が聞こえてきた。

午後2時j納竿。私にしてみれば今日ぐらいカワハギ君に遊んでもらったのは初めてで、充分楽しめた。
これで「調子がいい日」にあたったらどんな風になるんでしょねぇ・・・

好人さん、今日は遊んでいただいて有難う御座いました。 楽しかったですね。(^-^ )

本日の釣果(三男と二人分)

カワハギ 10cm〜20cm 40匹
(リリース分も含む)
15cm前後が主体だった。

サンバソウ  1匹


こんなに沢山カワハギを釣ったのは初めてで、
我が家としては「大漁」でやんした(^▽^)