2010年8月29日(日)  錦漁協 5号筏   天気・・・晴れ    中潮


frankさんと「筏釣りに行こう」ということになり、何処がいいか悩んでいたが、smileさんが数日前に錦漁協の筏に
出かけられて大サバなどを20匹ぐらい釣られた話を聞いて、ちょっと面白そうなので行って見ることにした。

今までサバの刺身はアニサキスに当たる可能性があるので、あまり釣って食べたいとは思わなかったが、
いろいろな方のHPなどを覗いてみると、どうもすんげ〜旨いらしい。
随分昔に、一度だけ寿司屋で食べたことがあったが、「希少性」もあってか、美味しかったような気がする。(笑)

錦漁業に予約の電話を入れるとサバやソーダカツオがよく釣れている筏は1〜3号筏で、既に予約で埋っていた。
やむなく4号筏を予約した。ここは予約時に筏を指定するシステムのようだ。

その後、錦漁協のHP(こちら)で調べてみると、4号筏の下には漁礁が入っていて、これは筏の下を狙うのが
面白そうだと感じた。そこでふと「魚かし、撒き餌天秤釣り」を試して見たくなった。
ただ、撒き餌は多少残っているものの、魚かしの天秤を前回辨屋釣行でロストしてしまったので、送ってもらおうと
牧野さんに電話を入れた。そしたら「錦の筏なら僕も行く〜!!」となった。(笑)
どうやら牧野さんは「新しい釣り方」を考え出したらしい。
当初行くつもりはなかった三男に、牧野さんも行く事になったけど、どうする?と聞くと、「僕も行く〜!!」って(大笑)

frankさんとお友達のYさん、牧野さん、三男、私の合計5人。
漁協の人の話によると、4号筏は6m×6mで他の筏より少し小さいそうである。う〜ん、ちょっと狭いか?
隣の5号は6m×8mで、まだ空いているので変更可能とのこと。
5号は4号より陸寄りになり、サバ、カツオの可能性はさらに低くなるが、漁礁&岩場なので、筏の下は面白そう。
どっちがいいのか散々悩んで、先日行かれたsmileさんに相談すると、「断然5号!」となり、5号筏に変更した。(^-^ )

午前3時にfrankさん達と待ち合わせて、私の車に4人で出かける。大内山ICに4時半到着。
エサキチ&サークルKでしばらくウロウロして、錦漁協へ。
駐車場には牧野さんの車が既に止まっていた。

受付を済まし、「昨日の5号はどうでした?」と聞くと「アタリはあるけど全然釣れんかった」らしい。
『えらいこっちゃなぁ〜』と思っていると、「9号筏に変わるか?」と言ってくれたが、5号の漁礁と岩場に賭けよう!!

船に荷物を積み込む。牧野さんは重たそうな大きな袋を持ってきている。「新しい釣り方」の団子だそうだ。
「これで、どのぐらい釣れたの?」って聞くと、「全然」って(爆)
まともに使うのは、今日が初めてみたい・・・(^^;)ゞ  ちょっと不安(笑)

全部で5組ぐらいだろうか、私達は一番最後に降ろされた。目の前に岩場がせり出し、いかにも雰囲気がある。
牧野さんも「わぁ〜、ここ、いいですね〜、凄い釣れそうな感じ」と絶賛。
ただ、沖の筏で外洋に近く、さらに目の前の岩場に波がぶつかってくるので、結構揺れるのである。
frankさんは乗った瞬間から既にダウン気味(笑)

牧野さんに「新しい釣り方」の仕掛けと釣り方のレクチャーをうけ、早速始めてみる。
何処まで書いていいのか分からないが、簡単にいうと「筏の団子釣り」である。
その団子が牧野さん特性ブレンドで握りやすく、付け方にも特徴がある。

岩場向きに釣り座を取り、しばらく打ち込んでいくと飛竜の穂先が入って、ベラが釣れた。
牧野さんの「新しい釣り方」の記念すべき第1号は約10cmのベラになってしまった。(笑)















(frankさん撮影)


あまり当たらないので、サビキと天秤吹流しをセットすると15cm前後のアジが釣れて来た。
今日のこの仕掛けは、サバ&カツオのつもりなんだけど・・・
そのうち4号筏側に向いて釣っていたfrankさんに良型のサバがかかった。
お隣の4号筏でもサバが竿を曲げていたようだった。
frankさんは結局4匹のサバを釣っていた。その間私は小アジばかりだった。(T_T)

そうそう、一度なんか、サビキの仕掛けが落ちていかずにどうしたのかな?と思ったら
ロケットカゴが横に走り出した。(笑)
40cmぐらいのシイラだろうか?それともハマチだろうか?表層を右へ左へと走りまわり
あとちょっとで獲れそうと思ったのだが、筏の下に潜りこまれてハリス切れ(T_T)
何が食ってくるか分からんなぁ・・(◎-◎;)!!

しばらくして、三男が牧野釣法で23cm超のカワハギとアカハタを釣り上げた。(◎-◎;)!!
さすが「フィールドテスター」(笑)
「これで『牧野釣法』で坊主なのは、牧野さんだけだね〜」なんて笑っていたら
30cm超えのビッグカワハギを釣り上げた。流石本家本元!!(笑)

牧野さんはその後も同型のカワハギを追加、さらに27cmの大きなカサゴも釣り上げた。

私もあやかりたいと、竿を穂先の固いのに変えてみる。 よく揺れるので、柔らかい穂先は釣り辛いのだ。
するとすぐに私にもBIGカワハギが釣れた。(^▽^) ハッハッハ
それにしても30cmを超えるカワハギを釣ったのは生まれて初めてである。
これだけでも来た甲斐があったというものだ。

今日はもう1本タコ狙いの竿を置き竿で出している。以前、置き竿では釣れないよと言われたが、
この筏の揺れがいい誘いになるのではないかと・・・(^^;)ゞ
で、これは不思議なことが何度もあった。タコテンヤに手羽先を付けて放り込んでおいたのだが、
巻き上げようとすると、根掛かりのようになって、全く巻けなくなる。
切れるのを覚悟で引っ張り上げると、根掛かりが外れて、やや重たい感じで上がってくるのだが
途中からフッと軽くなってしまうのだ。

最初は「タコがへばり着いて離れず、底から離した後、上げてくる途中でテンヤから外れたのか?」と考え、
巻きあげるスピードが悪かったのかもしれないと、その後は速くしたり、遅くしたり、してみたが
やっぱり途中でフッと軽くなる。結構頻繁にこんなことが起こる。タコじゃないのか??
ひょっとすると下に海草があって、最初はその根元に引っ掛かって重く感じ、その海草が巻き上げる途中で
切れて軽くなるのかな?とも考えた。

で、帰り際、またそんなことになって途中で軽くなってしまったのだが、タコの脚が1本だけ「釣れた」(◎-◎;)!!
やっぱりタコだったのだ。!!
でもどうして途中で離れてしまうのだろう。テンヤが刺さってないということか?
タコの大きさと、テンヤの大きさが釣り合わないのか?
なんせ、タコなんて釣った事がないので、さっぱり原因がわからない。結局「????」で終わってしまった。
でも、もしあれが全部タコの仕業だったら、タコの魚影は凄く濃いのだと思う。

結局、私は30cmのカワハギ1匹と小アジが10数匹で終わってしまったが、いいロケーションで
釣れそうな雰囲気がある釣り場で面白かった。
カワハギにしてもカサゴにしても、その「大きさ」に驚いた。
今日は、牧野さんの「新釣法」をメインにやっていたが、15cmぐらいの小アジは、真面目にやっていれば
間違いなく100匹は超えたと思う。

今日も暑い一日で、10時ぐらいから頭がジンジンするほどだったが、楽しく遊べた。
牧野さんも相当この筏が気に入ったようで、「また今度来ましょう!」って(^-^ )
涼しくなったら青物なんかも回って来るんだろうか? 面白そうなところであった。

私: カワハギ(30cm級)1匹、 小あじ 少々、タコの脚1本(笑)   リリース(ベラ・キタマクラ)
三男: カワハギ(20cm級)1匹  アカハタ1匹  小あじ 少々   リリース(??)
牧野さん:カワハギ(30cm級)2匹、カサゴ1匹
frankさん: サバ4匹 カワハギ1匹、小あじ 少々
Yさん:残念賞(^^;)ゞ

左側の写真は私たち親子と牧野さんの釣果。写真ではちょっと小さくなってしまったが、筏の上で測ったときは
一番大きいカワハギで33cmあった。たぶん、私が釣った奴??(゜O゜)☆\(^^;) バキ!

暑さもあり、12時で早上がり。渋滞もなく、2時過ぎには帰宅できた。
牧野さん、お魚ご馳走様でした。またfrankさん、Yさん、お疲れさまでした。皆さん、有難うございました。

今まで筏釣りというと、「アジ狙い」だったが、「何が出てくるかわからない」というこんな筏も面白いと思った。