2010年8月14日(土)   辨屋  7号筏   天気・・・晴れ  中潮


先週次男と三男を連れて釣行して、沢山魚を持って帰ったのだが、一人だけ満足してないのがいた。
それは三男である。彼には「乗り合いでは1匹だけ」というジンクスがあって、前回も見事にそうなった。
初めて青物も釣ったし、大イシガキらしき引きも味わって、それなりに楽しんだはずだったが、
桟橋である方から「何しとったん?」と言われたことが、メラメラと彼の闘志に火を着けてしまった。(笑)

リベンジに連れて行くなら「夏休み企画」で子供がタダの今月中がいい。
でもなんだかんだと考えると、行けるのはお盆の時期しかないので、渋滞覚悟で出かけることにした。

前回の釣行で私のポイントカードが「満P」となり、これを使えば「親子でタダ」で釣れることになるのだが
そんなチョー嬉しいことが出来るのだろうか?
ということで、予約メールに「満P使っていい?」って書いたら、「他の日に使ってくださいね」と帰ってきた。(笑)
まあ、そうだろうなぁ・・、ちょっと『親子でタダ』は厚かまし過ぎるわなぁ・・(^^;)ゞ

前回、三男お気に入りの「牧野ウキ」を高切れさせて筏の藻屑にしてしまったので、似たようなウキを
近所の釣具屋などで探すも、見当たらない。[本場]に行けばあるかなぁと玉城のエサキチに寄ったが
やっぱりなくって、しょうがないので300円の1号ウキを買った。(笑)
先週同様、餌屋さんはガラガラである。でもあと一ヶ月もすれば凄い人になるんだろうなぁ・・。

魚かしによって毎度のエサを受け取る。今回は三男が魚かしの「撒き餌天秤釣り」をやりたいというので
撒き餌も一緒に入れてもらった。三男は牧野さんから「フィールドテスター」に認定してもらっているのだが
本人にも自覚があるのが恐ろしい。(笑)
先日牧野さんが筏で大きなメバルを釣り上げたらしいから、それに期待しよう。(^-^ )

辨屋さんに着くと先週よりは人は多いようだ。
今日も大将が受付をしており、「小筏で7人ぐらいかな〜」と教えてくれた。まあまあゆったりだ。
流石に今日は知ってる人はだれもいない。(^^;)ゞ

桟橋で待ってると、今日はなかなか船がでない。
名前を呼ばれても返事がなかったり、貸切の人いますか?と聞いても誰も手を挙げなかったりで
店長?さんは困り顔。そのうち大将がやってきて、最後は辨屋姉さんが現れて仕切っていた。

私達は7号筏とのことで、私たちの他は3人グループと単独の方が2名だ。
7号筏は初めてなのだが、ここは7号、8号と続きで使えるようになっていた。昔の3,4号の感じだな。
でも、筏は新しくなっていて足場も広く使いやすかった。

今日の潮だと前半東、後半西が潮上になるので、北か南の1辺がとりたかったが、東の1辺になった。(^^;)ゞ
こうなりゃ、BIGイシガキ&石鯛を狙うか(^-^ )

筏の第1号は三男だった。甘エビに300円のウキが沈んでくれて、鯛をゲット。
私の穂先にもツンツンとアタリがでた。最近、いつも朝イチのバラシをやっているので、ここは慎重にならねばと
いつもなら間違いなくあわせているアタリを見送って、軽く聞き合わせながら次のアタリであわせようと持っていたら
テンションが外れてそのまま終わってしまった。(爆) アホちゃうか〜(T_T)

その後、三男のウキが沈んで、鯛をゲット。ついに「乗り合いでは1匹」の呪縛から開放され、本人も大喜びである。
私の方は、「底網か?」という感じで聞き上げたところに生命反応を感じ、あわてて大あわせを入れて鯛をゲット。
タモに入った瞬間に鈎が外れたので、鈎は刺さらずに引っ掛かっただけの状態だったみたい。
強気で巻き上げたのが良かったのだろう。「バレずに良かった〜」と胸をなでおろす。とりあえずボーズ脱出!(^-^ )

筏全体では活性は宜しくなく、ほとんど皆さん釣れてない状態である。
三男のウキがまたも入って3匹目をゲット。
自然に私の穂先は三男のウキの方へ・・・。おっと北側の方のウキも三男の横へ・・(笑)

三男・・・「こんなに集まったら、魚が掛かったときに絡んじゃうよ〜」
私・・・「な〜に、食ったら引き離してやり取りするから大丈夫だよ〜ん」
北側の人・・・「・・・・・・」     まだボーズのようで、目が真剣である。(爆)

いつも貸切のときは平気で釣れる場所に入れてもらうのに、自分の場所は勿体無いらしい。(笑)
でもって待つことしばし・・ 、 「う〜ん、終わったみたいね〜」
北側の方はさらに真剣な顔で帰っていった。(爆)

最初の放流は鯛、イサキなどと一緒に立派な石鯛が2匹入った。
しばらくして、穂先がククッっと来て、軽く聞き合わせてから「おりゃ!」(^-^ )
これは大丈夫だろうと安心してやり取りをする。綺麗な真鯛ちゃんがタモに収まった。

これで合計鯛が5匹。まだ冷蔵庫に眠ってる鯛が何匹かあるので数量的にはこのぐらいでちょうどいい。
ということで、せっかく東側にいるのだから、石物を狙うことにした。
最近流行り(?)の岩カニとイガイを使いながら東南を中心に中層を狙って見るも、穂先は動かない。
今日は4mぐらいまではなんとなく見えるのだが、浮いてる魚は全く見えない。
少しずつ棚を下げて見ても全く食ってこない。ダメだこりゃ〜(T_T)

三男は置き竿にしたウキが知らぬ間に入ったりして(笑)、鯛を2匹追加していた。
1匹はこのエサで釣ってみたいと三男が持ってきたミニトマト、もう1匹は「生エビとエビ団子の素」の
コラボレーションだったようだ。
一度なんか、シマアジらしい引きをバラシてしまっていた。そんなに当たって羨ましい。(^^;)ゞ

本人は5匹釣ってもう満足のようである。 「こんだけ釣ればもういいわ」って。
あとは「お外」で遊びたいようで、魚かしのまき餌天秤仕掛けを用意してやる。
たぶん、この筏の下は岩場になっているように思うのだが、どうだろう??
上手くすれば立派なメバルが釣れて来るかもしれない。

それにしても今日は暑い。天気予報では「曇り」で丁度いいかと思ったら、しっかり晴れていて、暑すぎ!!
子供と一緒に来ると、どうしても仕掛けの交換の回数が増えるのだが、汗がしたたり落ちて、偏光グラスを
何度も拭かなければならなかった。寝不足も影響してか、そのうち頭がジ〜ンとしてきて、「こりゃ熱中症か?」と、
アクエリアスをがぶ飲みしていた。(笑)

2回目の放流はカンパチ、ワラサ、それに大イシガキダイが入った。
今日は久しぶりにカンパチが釣りたかった。
イカのハラワタで棚を探っていくと、穂先が一気に入った。「青でーす!!」(^-^ )
本当に久しぶりの青物である。
道糸8号、ハリス8号なのでなんの心配もない。突っ込む時だけ竿で貯めて、あとは一気に巻き上げる。
相手はほとんど抵抗する事なく、首を振ってバシャバシャと音をたてながら三男の差し出すタモに入った。
期待通りのカンパチ君であった。\(^ ^)/ バンザーイ

三男は全く青物には興味を示さず、7号と8号の間のお外で粘っている。
そのうち20cm強のベラが釣れた。やっぱり下は岩場があるんだ〜。(^-^ )
今度は6号と7号の間でやってみるように促す。「狙うのは底よりちょっと上だぞ〜」

私は浮いてるワラサを狙ってみるも、なかなか食いついてくれない。
そのうち対面の方にワラサが食った。手馴れた様子でご自分でタモ入れされていた。カッコいいなぁ・・。
さらに少し時間を置いて、北側の方から青コールがかかった。
お隣の「手馴れた方」にタモ入れをお願いしたようだったが、「浮いてきたら教えてください」と言われていた。(^^;
結構浮いてくるのに時間がかかっていたので、ちょっと気の毒にタモを持って行こうとしかけたら
丁度北西角に魚が浮いて「手馴れた方」がタモ入れされた。

青物も落ち着いたようなので、シマアジ狙いでエビ団子の素を打ち込む。
しばらくして、穂先がピクンとなり、すかさずあわせるが「スカッ」(T_T)
次は、口に鈎が一瞬かかった感じがあったが、やっぱり「スカッ」。ぐやじい〜
ひょっとしてシマアジではないのだろうか?真鯛かな??

試しに今度はじっくり待って見た。すると穂先がもたれ、軽く聞き合わせをするとさらに穂先が入り「おりゃ!!」
やっぱり真鯛ちゃんだった。ざ〜んねん。(笑)

今日は帰りの渋滞が心配なので、12時半で早上がりすることにしていた。
残り時間は1時間。石物狙いも不発、浮いてる青物も食わせずじまいでタイムアップ。

三男は、時間切れ寸前に18cmのメバルを釣り上げて「魚かしフィールドテスター」の面目躍如(^▽^)
早速牧野さんに報告をいれた。(笑)

本日の釣果
 私  鯛×3  カンパチ×1
 三男 鯛×5 (お外  ベラ、メバル、イワシ)

当たった餌
  甘エビ、エビ団子の素、生ねり 生エビ、ミニトマト、イカのハラワタ

かき氷を食べて辨屋さんを出たのは1時頃。途中いつものミニストップによるも満員で、サークルKへ。
最近お気に入りの「クーリッシュ」と「眠眠打破」を買って高速へ。
1時半過ぎだったろうか、既に四日市から18kmの渋滞表示。
しばらく走って、眠たくなってきたので嬉野PAで仮眠を取ろうとしたら満員御礼で車が止めれない。
やむなく、自分の頬にビンタを張りながら(笑)、走行を続ける。
そのうち「四日市ー伊勢関 20km 70分」の表示が出たため、津ICで降りて306経由で四日市ICへ。
予定通り、4時頃には自宅まで帰って来れた。
下道も混んでいたら困るなぁと思っていたが、空いていてよかった。

今月は「夏休み企画」を2回も使わせてもらって、辨屋さんで遊ばせてもらった。
前回はビックリするような大漁で、魚の多さに途方に暮れてしまったが、今回は丁度いいぐらい。
親子1万円でこのぐらい楽しめたら充分ではないだろうか。

でも、来年この企画があっても、もう我が家では使えないのよね〜。う〜ん残念!!(笑)
じゃあ、今のうちにもう1回?(゜O゜)☆\(^^;) バキ! いくらなんでもやり過ぎでんな(大笑)