2010年7月17日(土)   ウミック(HP)  ボート釣り  天気・・・晴れ

ここのところ若狭方面のアジ釣りにはまっていて、毎日釣果を確認していた。
そんな中、音海のウミックの筏で30cm以上のアジが結構釣れているのを見つけた。
他の場所でも20cm強のアジは釣れているのだが、大きさが桁違いである

アジも20cmを超えてくると結構引きが楽しめて面白いのだが、30cm超えのアジのなんて
いったいどんな感じなんだろうと、考えただけでワクワクしていた。
しかし、音海といえば、先日行った若狭大島よりさらに遠く、片道約200kmである。

いくらなんでもアジ釣りに200kmも走るなんて、ちょっとねぇ・・と最初は思っていたが、
連日釣れている様子をみると、気になってしょうがない。
そのうち「若狭大島よりちょっと向こうぐらいだし・・・」と思えてきて、このタイミングを逃したら
こんなチャンスにはめぐり合えないかも知れないという危機感も加わって、電話を入れた。(笑)

アジが釣れている「へたヶ崎の筏」は、すでに予約で一杯とのことで、手漕ぎボートを予約する。
手漕ぎでも「へたヶ崎の筏」までにいけるようだ。
釣れているのはマルアジが主体でマアジは少ないらしくちょっとガッカリするが、30cm以上の
アジにはかわりはない。まあ、それほど私の舌は肥えてないので食べてもかわらんやろう。(爆)

ボートでのサビキは久しぶりなので、柔らかそうな2.1mの安物竿を2本新調した。
アミエビ2kg2個、オキアミ、石ゴカイをフィッシング遊で買って、夜中の12時過ぎに出発。
敦賀ICからは80km。途中、小浜市内のビック釣具で、シラスを買った。大アジにはこれがいいと
TAKEちゃんが教えてくれたので・・。 
現地付近で場所がわからず困ったが、敦賀から約1時間40分かかってウミックの駐車場に無事到着。
昔の唄で♪「思えば遠くへ来たもんだ〜」というのがあったが、こんなに遠くまで来ちゃいました。(笑)
対岸には高浜原発があり照明がとても綺麗だ。まだ時間があるので、小1時間お休みタイムzzzz。

筏は4時半出船、ボートは5時半からとのことで、5時前に受付をし、ポイントを教えてもらう。
やはり「へたヶ崎の筏」近辺がいいようだ。すぐそばの堤防を回り込んでちょっと行ったところらしい。
ボートは5時過ぎから乗せてくれらしく、あわただしく用意して桟橋からボートに乗り込む。

波もなく穏やかなでスイスイとボートも進む。堤防を回りこむと遥か彼方に「へたヶ崎の筏」が見えた。
「ちょっと行ったところ」という感じではなく、根性いれて漕がなきゃとても着きそうにない。(笑)

ようやく着いたところで、マイボートの人に状況を聞くと「朝イチは釣れたが、終わった・・・」って(^^;)
先に来ていた同じレンタルボートの人に聞くと、深すぎてアンカーが底まで届かず流されてしまうとのこと。
ということは、このボートも同じことか?  ボートが固定できなければコマセが効かないじゃん。
そこで、事務所に電話を入れて、「筏の近くのブイにボートを着けてもいいか?」と聞いてみた。

スタッフがすぐに行くから待っててくれとのことで、しばらくボートを流しながら魚探で遊ぶことにした。
しかし、「水深0m」のままで、ポケット魚探が全く反応しない。この辺りは35mぐらいのはずだが・・・。
そういえば、この魚探、あまり深いところまでは測れなかったような??。 ダメだこりゃ〜(T_T)

しばらくしてお店の船が来てくれて、アジ狙いならコッチだとポイントに誘導してくれた。
筏のブイに着けるのはやはりダメらしく、でもアンカーは効くはずだけど・・とのこと。

確かに教えてもらったポイントにアンカーを入れるとちゃんと底に着いた。
「ここなら釣れるから、しばらくコマセが効くまで頑張れ」と船は帰って行った。
周りを見ても釣れてる様子はないので、ちょっと心配になる。
こんな遠い所まで来て、「昨日までは良く釣れたになぁ・・」なんての聞きたくないし。(笑)

しばらく三男とコマセを撒いてると、三男の穂先が突き刺さった。

上がって来たのは32cmのマルアジ。(◎-◎;)!! あまりの大きさに思わずタモイレしてしまった。
お陰でサビキはクシャクシャ(笑)
そうこうしているうちに、私の竿も突き刺さる。おおっ、これは重たい。
水深約30m、2.1mのヘナチョコ竿で2000番クラスの小型スピニングリールである。
一生懸命巻いて来ないと上がって来てくれないのだ。何度も締め込みに耐えながら必死である。
こんな迫力があってスリリングなアジ釣りは初めてだ。スッゲーおもろい (^▽^)

お隣の子連れボートにはカイワリが釣れたが、コッチはマルアジのみ。
「アジは下から3mぐらいですよ〜」というと、向こうは「カイワリは底ですよ〜」と教えてくれた
私はカイワリ狙いで底近辺を狙うが、反応はない。 お隣さんはマルアジを釣り上げていた。(笑)

「入れ食い」という感じではいが、それなりに食ってくる。しかし途中で外れたり、仕掛けが絡んだり
ボートに取り込むときに落としてしまったりと、歩留まりが極めて悪い。
特に三男は体が小さいこともあって取り込み時に落としてしまう。 タモを使うと、後が大変だし・・。
結局、かかった半分ぐらいの10匹ぐらいがクーラーに入った。
それでも、12リットルのクーラには充分過ぎる釣果である。

アタリが止まったので、少し沖の方に出てみた。アンカーはしっかり届いた。
このボートのアンカーロープは充分のようである。
場所移動が功を奏してここでもマルアジが食ってきた。ついでにホウボウも1匹。
時々食い上げもあり、コツンとアタリがあってからラインが緩む。すかさず糸を巻き取ると穂先がズン!!(^-^ )

また、お店の船が来て、アジ狙いの人はコッチのポイントへ入れと誘導してくれた。
今の場所でもアタリがあるのでどうしようかと迷ったが、ここは専門家にお任せして場所移動。
言われたところにアンカーを打って待つことしばし。
今日は、サビキ2本と吹流し1本をだしているのだが、ここで3本同時に穂先が突っ込んでおおわらわ(笑)
二人でキャーキャー言いながら、3本とも無事取り込むことができた。(^▽^)

時間は10時ぐらいだった。12リットルのクーラーは満タンになり、釣堀用の27リットルに入れ替える。
取り込んだのは20匹ぐらいだったが、初めて12リットルクーラーが満杯になった。(爆)

三男が岩場で根魚を釣りたいというので、岩場へ転進。ボートを漕ぎながら段差のありそうなところで
子供に遊ばせる。入れ食いでチビベラが釣れる。おまけで小カサゴが2匹。
アコウが釣れればなぁと期待したがそうは上手く行かなかった。
まあ、こんなもんでしょうと二人とも満足して納竿することにした。

お持ち帰り釣果 
   マルアジ 30〜35cm 19匹 (三男が20匹はあるって言ってたんだけど・・)
   カサゴ   15cm   1匹
   ホウボウ 15cm   1匹

マルアジはオキアミやシラスを付けた方が食いがよかった。
後からポイントを教えてくれた船のスタッフも、「エサ付けてるか?」と聞いてきたので
やっぱり、サビキだけよりオキアミやシラスを付けた方が釣れるのだろう。
ちなみに三男は「シラスが良かった」と言っていた。

海上から見たウミックの事務所と桟橋↓


初めてのお店だったが、スタッフの感じもよく、気持ちよく遊ばせてもらった。
帰り掛けに「遠くからよく来てくださいました」と言われたが、たしかに遠かった。(笑)