2010年6月20日(日)  金丸渡船(大浦筏)    天気・・・曇り   小潮


先週仏谷に行ったばかりなので、今週は行かないつもりだったのだが、金曜日、土曜日の華々しい
「18〜26cm アジ3桁」の釣果を見て、土曜の夜急遽予約を入れた。
ジアイは朝イチらしく、4時半出航だからそれに間に合うように来てくれとのことだった。
それからあわただしく用意を始めて、11時半ごろ三男と出発。現地で仮眠することにした。

金丸渡船といえば、かつて2回連続で苦い思い出のあるところ。世の中には「2度あることは3度ある」
というし、今回もろくな事にはならないのではないかとも思ったのだが、「3度あることは4度ある」とは
言わないので、4度目を期待して、今回はその布石を打つための釣行と位置づけた。
というのは真っ赤なウソで(笑)、過去2回と同じように「今がチャンス」と思っていた。(爆)

4時に受付開始なのだが、始まる前に店の前で兵庫から来ている人の良さそうなおじさん2人組みがいた。
この方も過去2回「煮え湯」を飲まされたらしく、今回は「3度目の正直狙い」とのこと。
「実は私もなんです」と、しばしお話をさせてもらった。

4時半出船。全員で15人ぐらい。一人はかせで降りたのでチヌ狙いだろう。後はアジ狙いなのか
大浦の筏に4〜5組に分かれて乗った。私達親子は先ほど話をさせてもらった兵庫の方と相乗りだった。

船頭さんから、「朝イチが勝負なので、竿は1本にして手返しよく釣らないかんぞ!」と指示がでる。
サビキの色を聞き忘れたので息子はピンク、私は白でスタートする。
1投目から早速釣れて、サビキの色に関係なく入れ食いモードである。
「来て良かったなぁ〜」と、息子と二人でウハウハ状態。(^-^ )
ただ、先週の仏谷より一回り型は小さく、20cm未満が中心である。
前日、前々日とHPに出ていた18〜26cmとはちょっと違うけど、贅沢は言ってられない。

しかし、この状態は30分も続かなかった。5時頃には食いが止まってしまった。(泣)
それからはヒマ〜な状態で、私はしばし爆睡(^^;)ゞ


9時ぐらいが潮変わりなので、何か食って来ないかとエビ撒きしながら待っていたら、飛竜の穂先が入り
チンタが釣れた。生まれて初めて「黒鯛」を釣った。(笑)

その後、表層に30cmぐらいの魚影がある群が現れて、すわ「大アジが来た!!」と4人で色めきたったが
釣れたのはでっかいコノシロでガックリ。隣のおじさんは「寿司にする」と3匹だけキープされていたが
ウチらはリリース。

アジは単発的には上がったが、朝イチの後はほとんど数は稼げなかった。
終盤、隣のおじさんだけにアジが掛かるが、私達は「玉切れ」(泣)
前回、普通サイズのアミエビ2個買って思いっきり余ったので、今回は普通サイズ1個と小1個したのが失敗。
集魚剤入りの「堤防用サビキ」を一袋持っていたので、それを使ってみたが、全く釣れなかった。
以前、若潮屋の大将に、「サビキ釣りなら袋入りの集魚剤よりアミエビが断然いい」と言われたが、本当だった。

私達もおじさん達も12時で早上がり。
他の2筏も早上がりだったが、アジが釣れていたのは私達の筏だけだった。
船頭さんから、「今日はアカンなぁ、昨日、一昨日は大きいのが沢山釣れとったに〜」といつものフレーズ。(笑)

しかし、参考になることを2つ教えてもらった。
一つは食いが悪くなったら、サビキの色を変えてみる。もう一つは安物のサビキは使わない。
これは船頭さんが、毎回大きいアジを沢山釣ってくる常連さんから聞いた話らしい。
その人はいつも1セット350円の仕掛けを使うらしい。私、今回1セット95円と3セット270円のサビキ(笑)
その常連さんは、「安物のサビキは小アジは食っても、大きいのは食わない」と言っているそうだ。
銘柄も教えてもらったので、次回はそれを試してみよう。
でも、1セット350円、う〜ん高いなぁ・・・(^^;)ゞ

アジ 16〜23cm 30匹
 8号サビキ、アミエビ+アジパワー  

チンタ 20cm 1匹 シラサエビ


リリース
コノシロ約30cm 3匹
ヒイラギ 10〜15cm 20h匹ぐらい

今日は期待した「3度目の正直」とまではならなかったが、相乗りのおじさん達とも和気藹々と釣れたし
息子とも楽しめたし、さらに、「4度目」に参考になることも聞けたので、いい「父の日」なった。(^-^ )