2010年5月22日(土)   フィッシングレインボー (午後の部)   天気・・・晴れ後くもり  小潮


ちょっと前からレインボーではヒラマサの放流が始まっていて、ヒラマサ好きの私はとっても気になっていた。
というのも、ここがヒラマサを放流しているときは、青物に占めるヒラマサの割合が他の釣堀とは比較に
ならないくらい多いような気がしていたからだ。
だって、滅多に青物が釣れないこの私が、ここでは「ヒラマサ2本」上げた実績があるんだからねぇ・・。(^-^ )

どうせ行くなら「土曜日の午後の部」がいい。
朝はのんびり出かけられるし、午後の部なら1筏5〜6人でゆったり釣らせてくれるし、日曜日はゆっくりと
ビールを飲みながらお魚を味わう事ができる。

週半ばに、この日が休めそうだとわかり、準備にかかる。
しかし、22日は辨屋の放流祭。ヒラマサなら断然レインボーなのだが、「放流祭」は良い響きである。(爆)
すでに満員ではあるが、ひょっとすると直前キャンセルがあるかもしれない。
レインボーだと「一人」だけど、辨屋なら知ってる人が来ているかもしれんしなぁ・・・。
そんな「迷い」を掲示板に書き込んだら、やきもきしながらそれを見ていた方がいらっしゃったようだ。(笑)

金曜日、辨屋の釣果欄でキャンセルがないことを確認して、レインボーに予約。そして、掲示板に書き込んだ。
「小鳥さん」という方から書き込みがあり、当日レインボーに行かれるとのこと。「一人」じゃなくなった。(^-^ )

朝までゆっくり寝るつもりが、2時半に目が覚め、その後全く眠れず、そのまま朝を迎えてしまった。
これなら「のんびり午後の部」の意味がまったくない、むしろ逆に辛くなるではないかとテンションがた落ち(T_T) 。
睡眠不足のボーッとした頭でPCの電源を入れる。 おっと、ロードさんからメールが来てるジャン。
なになに?? 「本日、親父と一緒にレインボー午後の部に行きます」って。おやまあラッキー!!
これで一気にテンションがあがった。(^▽^)

ロードさんがこの日どちらかにお出かけされるだろうことは、某ブログで察知していたが(笑)
たぶん、HGの傳八屋さんに行かれるのだろうと思っていた。
しかし、ロードさんも「相方」を探していたようで、私の掲示板をみながら「辨屋かレインボーかどっちやねん!」
と、やきもきされていたらしいのだ。(笑)
早速ロードさんに電話して、「現地で一緒の筏にしてもらいましょう」というと、既に私と一緒の筏にしてくれと
予約済みのこと。(^^;)ゞ  流石手回しが早い。餌屋さんでアジを買って行くとのことなので私の分もお願いした。
若狭方面は三重と違って、アジバッカンがないと買えないらしく、私は持ってないので、まさに「渡りに船」だった。

8時半頃、テンションは上がったものの、思いっきり眠たい目をこすりながら(笑)出発をする。
予定では10時半過ぎに到着してサビキなどして遊ぼうと思っていたが、夜中と昼間ではかかる時間が違う事を
うっかり忘れていた。イキナリ一宮付近で渋滞して、結局現地には11時15分ぐらいに到着した。

小鳥さん達は3人組みとのことだったので、私達と一緒に6人で1筏でもいいなぁと受付に行くと、すでに筏は
割り振られており5号筏。そのメンバーに日比さんのお名前が・・。エッ?日比さんって、あの日比名人??
女将さんらしき人に聞くと、「私と同じ筏で」と予約があったとのこと。なるほど、じゃあ、間違いない。(笑)

早速筏に行ってみると、日比さんがサビキで15〜20cmぐらいのアジを入れ食いされていた。
もりのぼたもちさんから「アジが釣れる」と聞いていたが、これだけでもいいお土産になる。
途中の港でもやっていたが、こちらの方がもう一回り大きい。この型なら充分に楽しめる。
今度、子供とここへアジ釣りだけで来たいなぁ・・・(゜O゜)☆\(^^;) バキ!

日比さんに「ひょっとして『小鳥さん』って日比さんのこと?」と伺うと、「違いますよ」とのこと。はてどなた??
とりあえず、荷物を取りに車に戻ると、午前の部で帰られる車が私の前に止まって「頑張ってね〜」って。
なんと、声をかけてくださったのは辨屋さんで何度かご一緒したことあるO名人である。
先日レインボーの釣果欄で同じお名前を拝見して、ひょっとして?とは思っていたが、やっぱりそうであった。
「今日もヒラマサ大漁ですか?」と聞くと「3本釣ったよ〜」とのこと。名人は何処に行っても上手いのう。(◎-◎;)!!

程なくロードさん親子もいらっしゃて、『小鳥さん』がわからないまま、5号筏へ上がる。
お店の方から「場所のくじ引きを」と言われたが、知らない方がお一人だけなので、その方に好きなところに
入っていただいて、あとは我々が適当に・・ということになった。どーせ何処がいいのかわからんし・・・。(^^;)ゞ
ということで、私は陸側1辺をいただいた。 ふふ〜ん、広び〜ろ♪(^-^ ) 。

先ずは飛竜をセットして、左側の角に甘エビを落とす。3mぐらいであろうか、鯛が見えているのだ。
コヤツ、甘エビをくわえたままホバリングしてやがる。「コンニャロッ!」とあわせてやると、しっかり手ごたえあり。
早速1匹目をいただきだ〜いと思ったら、途中で「フッ・・・」 ゲゲッ、やっちまった。

「なるほど、これが1発目のバラシですか〜」と日比さん。(爆)
いや〜、私の釣行記をよく読んで下さっている。どうも有難うございます。(笑)

朝イチ、いやいや昼イチから、いい加減な釣り方をしてしまったと反省しつつ、再度甘エビ投入。
実はもう1匹見えているのだ。今度はくわえてから反転するのを待って合わせを入れる。バッチリである。
無事スカリにお入りいただいた。  「いただきました〜!鯛ひとつ!!」   ボーズ脱出!!(爆)

すぐに1回目の放流となった。何がどのぐらい入ったか見てなかったが、それなりに入ったはずである。
以前は「何をどのくらい入れるのか」をしっかり見ていたが、最近はそれほど「数」は気にならなくなった。
行く釣堀が決まっていて、だいたいどのくらいの放流かわかって来たのもあるが、私の場合、放流数と
釣果にあまり相関がないこともわかったから・・(爆)

放流数は、そのときの「目玉魚種」にもよるが、鯛など小物が一人当たり4〜5匹ぐらい、青物が二人で1匹ぐらい
と思っていればほぼ間違いないのではないだろうか。 だから自分が釣る分は、青物入れて5〜6匹が合格ライン。

最近ブログでは、とても多くの方々が華々しい釣果を披露されておられ、目を見張るばかりである。
しかしそんな羨むような釣果でも、「まだまだ」とか「残念」とか「撃沈」などとコメントされるのを見かけ、これは単に
謙遜されておられるだけなのかもしれないが、釣りに対する「意識の高さ」に私なんぞは驚きを禁じえない。
単純に自分の放流分が釣れれば「充分遊ばせてもらった」と喜んでる私には、まさに「雲の上の人達」である。

でも考えてみれば、釣堀の場合、「雲の上の人」は、私のように「自分の放流分さえも満足に釣れないような人」が
沢山いるからこそ存在できるわけで、あえて嫌われるのを覚悟で不遜な言い方をさせてもらうなら、未熟者の
「我々」が名人を支えているのである。(笑)
だから未熟者の我々は名人の皆さんに感謝されなければならないのだ。(゜O゜)☆\(^^;) バキ!

さて、ひがみ根性はこのぐらいにして(笑)、場面は放流後である。

魚は沈んでしまったようだ。ここは放流後少し時間をおいてから食いだすようなことを聞いていたので、
しばらく棚を探ってみる。最近釣行された、「もりのぼたもちさん」の釣行記では棚は浅めだったようだが・・。

餌を換えながら探っていると、6.5mで魚かし生えびに当たりがでて鯛を追加する。
さらに同じ餌で1枚追加すると当たりが止まった。
今度は餌を換えて、キビナゴを試してみる。すると軽く穂先を抑え込むがそれ以上は食い込まない。
餌がないところみるとシマアジか?(^-^ )   期待を胸に、もう一度キビナゴ投入してみる。
今度は軽く抑えこんだところで「バシッ!!」。バッチリ乗った。やっぱりシマアジ君だった。(^▽^)
なかなか美味しそうな良型シマアジちゃんじゃぁ、あ〜りませんか!。
まだいそうだなぁと、またまたキビナゴ投入。こんども軽く抑え込んだところでバシッ!
「やり〜ィ、シマアジ連荘」とおもったら赤かった。あれっ?鯛もあのアタリでいいのか??

たぶん、この頃「小鳥さん」とご挨拶させていただいた。小鳥さんが私を見つけてくれたのであった。
今日は初めての方を二人連れて来ていらっしゃるようで、「やっと、二入分の仕掛けが出来上がりました。」
とやさしそうに笑っておられた。機会があればご一緒したいものである。

この後、ちょっとアタリが止まったので、ヒラマサを狙うことにした。なんと言っても今日はこれが食べたい。(笑)
スタート時から青物は浮いており、ゆっくりと回っていた。でも時にヒラを打つのもいるのでそれなりにやる気が
あるのもいるかも知れない。
何度かサンマちゃんで誘ってみると、少し動きが速くなってきた。だんだんその気になってきた感じである。
と、そのとき、正面の方の穂先が突き刺さった。そして中央で青物がヒラ打つのが見えた。

「それ、青ですよ!」と思わず声をかけてしまった。(爆)
ご本人は良く分からなかったようで、「えっ?青じゃないような・・」と最初は言っておられたが、日比さんも
「間違いない、青物ですよ」、ロードさんも「青ですねぇ・・」と、ご本人以外のみんなが青コール(笑)

するとご本人が、「なんでこんな仕掛けに青物が食ってくるんだー!」と困っておられる。
「実は、1.7号ハリスなんです。」って・・・思わず目が点になる私・・(爆)
まあ、「なんで食ってくるんだー」って言われても、そりゃ、青物入ってますからねぇ・・(^^;)ゞ

こちら方面では細ハリスを使う方が多いとは聞いていたが、1.7号かぁ・・なるほどねぇ・・。
今日は6mぐらいまで見えるのだが、日比さん曰く「このぐらいの透明度なら4号ハリスで充分なのに・・」って。
ありゃ〜スンマセン、私、3号ハリス・・(^^;)ゞ

ところで、かつて私が初めて辨屋さんに予約をいれたとき、まだ釣堀に行き始めたばかりでとても不安だった。
そんな折り、辨屋さんの事情にとても詳しい方からメールをいただき、システム、仕掛け、狙いどころなどを教えて
もらった。そしてそのメールの最後にはこんなことが書かれてあった。

『・・・青物も食ってきますので鯛の仕掛けに来たときはあきらめましょう。今入っているヒラマサは7k以上です。
鯛仕掛けでのやりとりは周りの人に迷惑になると思います。私なら強引に巻いてハリスを切り、すぐに青物用の
竿に持ち替えます』

暇なのでボーッとしていたら、鯛の入荷作業に
出くわした。

滑り台?を利用して活魚車の上から生け簀に
鯛がスルスル〜ドボ〜ン。

ここの鯛は美味しいと評判ですが、どこから
来たのでしょうねぇ??

もっと近づいて見ておけばよかったな〜。

でも、ちょっと面白いものを見せてもらった感じ(^-^ )



細ハリスでも短時間で上手に上げてもらえば全く問題ないわけで、しばらく様子を見ていたが、どうやら
当分あがりそうもないので、あきらめて駐車場に戻ってゆっくりとサンドイッチをパクつく。
のんびり戻ってきても当然まだ格闘中。流石に気が引けたのか「こちらの方に魚はきてますので、対面は入れて
いただいてもいいですよ」って。でもとてもお言葉甘える気にはならない。だって、まだこっちへ来そうだもん。
あっ、ほら、やっぱり来た。(爆)
最後はロードさんがタモ入れしてヒラマサをゲットされていた。

今のやり取りで青物が沈んでしまったので、再び、サンマじゃ、イカじゃ、イワシじゃと手を変え品を変え誘ってみるも、
なかなか食いつかない。この頃だったかな〜、ロードさんの親父さんに青物が来たのは・・。(笑)


日比さんは、得意のシラサで着々とヒラマサを上げておられた。そのたびに私はタモを持って仁王立ちしていた。
時にタモチョップをくらわすこともあったが、全て掬わせていただいた。(爆)
この光景は、どこかで見たことがある。そうそう、いつぞや好人おじちゃんがハタマスを連発されたときと全く同じである。
「あれはたしか貞丸でしたねぇ・・」と日比さん。ひょえ〜、よく釣行記をご覧いただいてるようで・・。(◎-◎;)!!
ということは、私の下心は、もう見え見え・・かな?(^^;)ゞ

青物放流は珍しくみていた。というのも放流直前に私の対面の方に青物が食ったから。
今回は青物竿だったので、それほど時間をかけずに上げられ、ご自分でタモ入れされていた。
さすが単独で来られるだけのことはあって、ちゃんと青物が掬えるんだ・・。私とは大違いである。
でも、その方が青物と格闘している間に青物の放流は終り、ゴールデンタイムは竿を入れずに終わってしまった。(T_T) 
青物5本に鯛が数匹入ったかなぁ・・。


最初は親父さんの世話で今ひとつ調子に乗れなかったロードさんであったが、中盤以降は好調だった。
私も中盤以降6.5〜8mぐらいで鯛を追加して、合計9匹。もう「数」とすれば充分である。
あとはヒラマサを1本釣れば「ツ抜け」にもなるし、100点満点だ。
ということで、後半はほとんど青物狙いであったが、残念ながら私には釣れなかった。

ロードさん親子と対面の方にはヒラマサとワラサが1本ずつ。日比さんはヒラマサ&ワラサで合計6本だったとおもう。
合計で10本筏で上がっているのに、何故か私の餌には食いつかないのである。

イワシの下半分を食われたのが1度、アジ+ゲソを突付きに来たのが一度、イワシをすぐに吐き出したのが一度、
(このときはあと0.3秒あわせのるが速かったら・・と日比さんにいわれた(笑)) 結局一度も針掛りさせることが
出来なかった。どうも警戒心が強いのか、辧屋さんでこの活性ならガブッと食いついて反転して潜っていくのに、
ちょっと雰囲気がちがうのである。青物用ハリスは8号なのだが、ここでは太すぎるのか?錘の位置が近すぎたか?
それとも餌が大きすぎたか? 
日比さんは私の餌を青物が食いきらないのをみて、餌を小さくして食わしたと言っていた。う〜ん流石である。

今回はサンマもイカもイワシも活きアジもキビQも全部使い切ってやろうと意気込んでいたことこもあり、ついつい、
それらを多用することになったが、もっと工夫しなければならなかった。
今になっておもえば、もっとシラサとか、キビナゴとかあるいはオキアミなんかを使って見るべきだったかなと思う。
どうしてこういうことを釣り場で思い浮かばないのであろうか・・。(T_T)

それでも私の下心を察知した日比さんからヒラマサを1本頂いたので、お持ち帰りは100点満点だった。(^▽^)
日比さん、ご馳走様でした。m(__)m

本日の釣果
 鯛×8 シマアジ×1


当たった餌
 甘エビ、魚かし生エビ、キビナゴ、シラサ、エビ団子の素


今日は単独釣行を覚悟していたのだが、小鳥さんに声をかけてもらい、さらにロードさん&親父さん
そして日比さんともご一緒できて、お陰さまで楽しく一日過ごせました。有難うございました。
また、ご一緒する機会がありましたらよろしくおねがいします。

今回は、久しぶりにお外でも遊ばず、真面目に釣りをした。
3回バラシがあったが、活性に助けられて小物は予想以上に釣れたのでよかった。
でも、アレだけの活性の高い中、私にだけヒラマサが釣れなかったのが残念至極。(T_T)
日比さんから、「イケチャンが活性を上げてくれたから釣れたんですよ」って、慰めてはもらったが・・。

まあ、釣らずに「持って帰る」ところが、私らしいかな?? (゜O゜)☆\(^^;) バキ!