2010年4月18日(日)   辨屋1号筏    天気・・・・晴れ 風やや強い  中潮


4月4日の三重釣り歩記会に参加できなくなってしょげていた3月中旬、 マナブンさんからメールが入った。
「4月18日なら一緒に行けるよ〜」って。18日なら私も大丈夫なので、「じゃあ一緒に行きましょう!!」と
いうことになった。(結局、4月3日にもスクランブル発進したのだが・・笑)

18日なら傳八屋さんのデンパチデーだなぁと思ったが、流石に「満員御礼」である。
辨屋さんは「余裕あり」だったので、とりあえず5人分予約をいれた。
今回は三男も連れて行くつもりだったので、あと二人ぐらいならなんとかなるだろうと・・。

その後、辨屋さんの土・日・休日の貸切が「10万円」から「8万円〜」に変更になったことを知る。
今までは「10万円」だったので、人望のない私にはとてもそんな沢山のメンバーを集める自信はなかった。
でも、8万円ならなんとかなるかも・・と、思い切って「貸切」に変更した。

ということで、好人さんとマナブンさんに「増員のお願い」メールを発信し、掲示板にも「メンバー募集」を書き込む。
予想通り、掲示板には「参加」のレスは付かなかったが(笑)、好人さんとマナブンさんからはまもなく「増員OK」の
返信を頂き、無事貸切成立!\(^ ^)/ バンザーイ

さて、辨屋さんのHPでは「8万円〜、P捺印、満PカードOK」となっているが、気になるのは「〜」の部分である。(笑)
今回9人(内、女性1名子供1名)で合計8万2千円。 「8万円丁度にしてもP捺印、満PカードOK」となるのだろうか?

で、メールで問い合わせたところ、
『男性ばかりでしたら8名が8万円、9名9万円、10名〜12名が10万円となります。ただ女性、子供が混じる時は
8万円以上の貸切でしたらあとは人数分となります。』との回答だった。
つまり、今回の場合なら貸切料金は「8万2千円」ということになると言うこと。
たぶん辨屋姉妹のどちらかが送って下さったのだろうが、今回の変更で「私達も混乱してます」って。(笑)

ところで、今回のメンバーの顔ぶれみると「BBQ好き」がほとんどである。
三重釣り歩記会でBBQがあるときは、好人さんがコンロなどを用意してくれているが、今回それをお願いするのは
ちょっと気が引ける。(今回も用意はしてくれていたようだが・・・)
でも、子供を連れてさらにコンロや炭を持っていくと、後片付けが物凄く大変だし、私は「釣り」にはならんだろう。
まあ、辨屋さんで練炭火鉢を借りて、肉を少し焼くぐらいの「プチBBQ」ぐらいが無難だなぁと考えていた。

ところが、「石鯛の香草焼き」が食いたいなどと、のたまう御仁がでてきて(笑)、掲示板も段々ヒートアップ。
え〜い、もうこうなりゃ覚悟を決めて「BBQ大会」をやるっきゃない。コンロ持ち込んでドンちゃん騒ぎじゃー!!

たぶん、これをご覧の方の中には「海上釣堀でBBQやるなんて不謹慎だ!」と、不愉快に思われる方も
いらっしゃると思うが、私は海上釣堀の楽しみ方って、いろいろあっていいと思っている。
規則やマナーを守らないのは論外だが、「真面目に魚と向き合い、釣る事に専念する」という楽しみ方だけでなく
「仲間と”さほど”釣果を気にせず、、BBQコンロを囲んでワイワイと一日を過ごす」というのもいいんじゃないかって。
もちろん、この場合は「貸切筏」であることが大前提であって、さらに釣堀の施設を汚さないように配慮しなければ
ならないのは当然ではあるが・・・。

で、私は、「ワイワイと過ごす」方が圧倒的に好きである。 私の場合、あまり沢山の魚は要らないのだ。
だって沢山釣るとそれだけ捌かなきゃいけないわけで、ヘロヘロになって帰る私にはとっても重荷なのだ。
だから、10匹も釣れようもんなら、嬉しくないことはないが、「これは、帰ってからとんでもないことになるなぁ・・」と、
気持ちがブルーになってしまい、それ以上釣る気が失せてしまうのである。

あっ、あなた!今、「コイツ、釣れない言い訳をしとるわ」と笑ったでしょう   ・・・・・・「正解」です。(゜O゜)☆\(^^;) バキ!

さて、当日は午前3時に出発。睡眠は約1時間。前夜も3時間ぐらいなので、いかに興奮しているかよく分かる(笑)
近所の餌屋で「岩虫」(三重県で言うマムシのこと)を1杯950円で買って、高速に乗る。
玉城ICの餌屋さんをパスして、サークルKへ到着。しかし、ここは凄い人。これをパスしてミニストップへ。
すると、ここで本日ご一緒する、K村さんとバッタリ。「サークルK、いっぱいでしたねぇ・・」(^-^ )

魚かしで、K村さんとくつろいでると、マナブンさんたちもやって来て、しばし談笑後、いざ辨屋さんへ。
マッキーさんともご一緒したかったのだが、今日はTAKEちゃん達と傳八屋さんとのこと。

受付を済ませたところで、だいさんに会い、ご挨拶をさせていただく。
昨年の新年会に初めてお目にかかって以来だが、大きな体と、人懐っこい笑顔は印象に残っている。
今日は貸切で来られるとは聞いていたが、もし筏が隣同士ならBBQの差し入れでもしよう。(^▽^)

沢山の荷物を持って桟橋に向かうと、すぐに「この船に乗って」と言われて1号筏にあげてもらった。
1号筏っていつ以来だろう? ひょっとしてヨッシーさんの追悼釣り会以来かな?

場所決めジャンケンで三男が1番となり、希望のテント前に陣取る。
この角なら三男でもそれなりに鯛の当たりが出るだろうし、BBQの準備もやり易い。
K村さんからも「その角で、この前、鯛が20匹ぐらい釣れとったでー」って。
今日は、BBQの準備と子供の世話で私はほとんど釣りにならないだろうからせめて三男には釣ってもらわんと、
お土産がなくなっちゃうのよね〜。

ところで、こんな感じでも今日は試したいことが二つある。
一つは、棒ウキでの釣り。三男が棒ウキで釣りたいというので、今日はマッキーさん直伝の「棒ウキ」を持ってきた。
もう一つは、「某氏が病院送りになるぐらい、しっかり刺さる」(笑)というsasapuuさんに教えてもらった真鯛用の「針」。
この針で得意のバラシがなくならんかなぁ・・と思っている。

6時半に一斉スタート。
1投目から三男のウキが「ツンツン、スーッ」と入って、「おっしゃー!」って(笑)
筏の一番乗りは三男のイサキだった。おっ、まあまあの型じゃん(^-^ )
さらに、今度は真鯛が釣れてきた。おやまあ絶好調じゃん。
すかさず、好人さんが「棚何m?」って(笑)    「8.5mだよ〜ん」
私もすぐ隣で、8.5mでやってみるが、当たらない。あれっなんで?? やっぱ純真な心が必要なのね〜(T_T)


しばらくしてK村さんが「イサキかな? うん? 石鯛だぞ」どうやら足元に石鯛の群れを発見したらしい。
で、すぐに立派な石垣鯛を釣り上げ、さらに石鯛も。
こうなると全員K村さんの所へ移動する。なんせ、皆さんの今日の狙い目はの一つは石鯛だから。

「一人2匹までだぞ〜」といいながらK村さんが席を空ける。
東側ではいとう名人、おさむさん、私、トモ、赤ちゃまと南から順番に並んで石鯛狙い。
いとう名人がゲットすると、私の穂先にも前当たり・・。「よっしゃー、そのまま突っ込めー!」と念じたら、
隣のおさむさんの穂先が見事に入った。  な、なんでやねん!(爆)

どうも南から順番釣れているので、こんどは私の順番だと待っていると、私とトモを飛ばして赤ちゃまの穂先が…。
な〜にぃ〜(笑)  でもこれは掛かりが浅く、バレテしまった。
「うん、オイラもちょっと合わせがは早いかなって思ったんだな。やっぱ、順番通りじゃないとね。」(゜O゜)☆\(^^;) バキ!

そして、ついに私の順番が回ってきた。前当たりの後、思いっきり穂先が入り「どぉ〜りゃ〜!!」
『赤ちゃま、このぐらい待ってあわせるんですよ〜』って心のなかでつぶやきながらルンルンやり取りしていると
「フッ…」 えっ? えっ?…・ なに??
なんで? しっかり穂先が突っ込んだでしょ? 針も石鯛用に軸の長いのに換えてあるでしょ・・。

う〜ん、掛かりどころが悪かったのかなぁ・・。
石鯛をばらしたのは初めてか?? 、朝イチのバラシが石鯛かよ〜。(T_T)
このあと、すぐに赤ちゃまに石鯛が来た。今度はバラさなかった。・・・残念(゜O゜)☆\(^^;) バキ!

マナブンさんや、さちさんや好人さんもこの間にきっちり石鯛を仕留めていて、皆さん2匹ずつぐらいは釣っていた。
結局釣れなかったのは私と三男だけ。
しばらく粘ってみたが、食いが止まったようなので、とりあえず諦めることにした。

『な〜に、石鯛なんて本来は朝イチで食って来るもんじゃないんだから、昼頃また狙えばいいもんねぇ・・。』
と、表面上はとっても平然を装って自分の釣り座にもどった。(笑)

ところで、よく考えてみると、皆さん石鯛釣ったし、三男も鯛やイサキを釣っているので、ボーズは私だけってこと? 
これってとってもまずいんじゃない?

最初の放流は8時頃だったと思う。
放流後しばらくして、ようやく私にも真鯛が釣れた。よっしゃー!坊主脱出!!
三男もポツポツと真鯛を追加している。この棒ウキの釣りが、とっても気に入ったようである。

三男の針もsasapuuさんオススメのものだが、スカシはあるものの、今のところバラシはない。
その後一度だけ、針を他のに変えたらバラシてしまい、また元に戻したらばらさず釣り上げた。
単なる偶然だろうか? それともやはり「針の違い」なのだろうか?

なんだかんだといって、三男のお陰でスカリはそれなりに賑やかになってきた。


そうだ、そろそろお外も竿出ししなくっちゃ。
前日のマッキーさん情報によると、下でメバル、上でグレ、小鯖が釣れるらしい。
BIGメバルを期待して「魚かし まき餌天秤釣り」で教えてもらった棚に餌を入れてみるが、反応無し。
ちょっとポイントが違うかなぁ・・。南側に移動してみるがやっぱりダメ。う〜ん…。
そのうち、さちさんに小鯖が釣れだし、三男もその横で小鯖狙いで遊んでいた。

9時も過ぎて、ボーズ脱出の安心感からか、少しおなかが空いてきたので、ボチボチとBBQの準備をし始める。
今日のメインディッシュはなんと言っても「石鯛の香草焼き」
これは、釣行前の赤ちゃまのリクエストだったのだが、好人さんが、先ほど釣った石鯛を提供してくれるとのことで、
ついに実現することとなった。「よっ、好人さん、太っ腹!!」
香草は、ちゃんとさちさんが持ってきている。う〜んなんと手回しのよろしいことで。(笑)

火起こしが終わった頃、2度目の放流となった。10時ぐらいだった。
最初はいとう名人で、立派な鰤があがった。その後どんな順番だったか忘れてしまったが、ツバスが浮いてきて、
皆で見釣りが始まった。、隣の赤ちゃまにもツバスが1本上がった。たしか本人はハマチと言っていたような・・・(^^;)ゞ
誰かの「走らせると絡むから、走らせるなよ〜」と言う声が聞こえた。

何度も冷解凍を繰り返して、完全に干からびてしまったキビナゴQは鼻先であしらわれる。
そこで、秋刀魚の切り身+漬けQに換えて誘っていると、ワラサ級の魚が食いつくのが見えた。
やや潜ったところで、合わせを入れて一応「青コール」そして、そのまま一気に巻き上げる。
走られてはまずいので竿を振りながら強引に巻き上げると、首を振りながら上がってきて赤ちゃまのタモに入った。
たぶん今までで一番早い青物の取り込みだったかもしれない。
ふと、胸鰭の位置を見るとあれっ?ヒラマサ? さらに口元を確かめる・・おお!間違いない!

「どうだ! ヒラマサ釣ったどー!!」(^▽^) ガーハッハッハー!!

もうこれでBBQ済んだら帰ってもいいワイ。まあ、でも今日は一応幹事さんなので、最後までいますけどね〜(^-^ )


ここら当たりで、本日のメーンイベントである赤ちゃまシェフの「石鯛の香草焼き」が出来上がったようである。
ホイルを破っていくと、う〜ん良い匂い・・・。丁度良い感じで焼けとるじゃん。こりゃうまそー。
皆が来る前に一番先に箸をつけた。馬鹿ウマ!!ここからは完全にBBQモードで、竿はどこへやら(笑)

軟骨、ねぎま、イカの一夜干し、つくね、カルビさらに焼きおにぎりなど、、11時頃にはK村さんの差し入れの
サザエとアッパ貝も届いて、ノンアルコールビール片手に、ひたすら食いまくった。 あ〜、もう満腹じゃ〜。(^▽^)

この頃、傳八屋さんに行っているマッキーさんから「どうですか〜?」と電話が入った。
「こっちは小鯖だけでやんす。メバルはダメですぅ」というと、ちょっとガッカリされた様子。
あちらでは大きなボラが釣れたらしい。

さて、スカリの中はお持ち帰りには充分なほど魚が入っている。
あとは石鯛が釣れれば言う事無し。でも朝釣れた以外は全く食いが立たない。なんでかな〜・・。
私の予想に反して石鯛の地合は朝だけだった。(T_T)

今日は皆さん、1時に早上がりされるとのことで、残ったのはK村さんと私達親子だけ。
1時間の「少人数貸切」でちょっと期待したのだが、真鯛が1匹釣れただけで思いっきり期待外れ。(笑)
でもK村さんから立派な石鯛をいただいて、お持ち帰りは100点満点。(^-^ )
今日はとっても楽しい一日だった。

帰りは、辨屋さんを2時半に出たのだが、予想通り「伊勢関〜四日市東 18kmの渋滞」であった。
伊勢道の車の量からして、さらに伸びそうな雰囲気だったので、津ICから四日市ICまで下道を走った。
この間、約1時間。家に着いたのは5時半ぐらいで、まあ予想通りってとこだった。
それにしても「1000円高速」より余分にお金を払って、一般道を走る。 なんか不思議な気分(笑)
でも、これももうすぐなくなっちゃうのねぇ・・。
「2000円高速」になったら、今日のパターンで帰るかな。(^-^ )

本日ご一緒いただきました皆さん、楽しい一日を本当に有難うございました。m(__)m
やっぱり、私は今日みたいな釣り会が大好きです。
また機会がありましたら、遊んでやってくださいまし。どうかよろしくお願いしま〜す(^-^ )

本日の釣果

二人一緒で(笑):鯛×7、イサキ×3(タモゲッチュ1)
           ヒラマサ×1 (70cm)

当たった餌

着色甘エビ、生えび、生ねり、エビ団子の素、
マムシ、サンマの切り身+漬けQ