2009年1月23日(土)  傳八屋13号筏     天気・・・晴れ   小潮


今回は電脳爆釣団の新年釣り会に参加した。
日頃は滅多にご一緒できない大先輩の方々が参加されるので、すぐにでも参加表明したかったが
この日は仕事になるかも知れなかったので、ギリギリまで参加表明はせず、もし都合がついて
尚且つ定員に余裕があれば、土壇場で参加させて貰おうと思っていた。
そして、なんとか休みに出来そうだとわかった頃、幹事の釣魚好人さんから「まだ、入れるよ」って。
これはありがたいと、参加させていただくこととなった。

今回は、TAKEチャンが人気ブログのマスター「すぎーK」さんや、釣堀釣果欄では常連でやはりブログを
お持ちの「おむすびさん」を紹介してくれるとのことだったので、こちらのほうも楽しみである。

釣行前夜、仕事帰りに「蛍の光」が流れているフィッシング遊に滑り込み、シラサ、青虫などを調達。
帰宅してからも、なんだかんだであっという間に午前0時半。
3時出発のつもりだったので、どうせ眠れないけどとりあえず横になろうと2時半に目覚ましをセットして
布団にもぐりこんだ。



目覚ましが鳴る前に目が覚めた。毎度のことである。でも、な〜んとなく目覚めがすっきりしている感じ。(^^;)ゞ
やや不安げに時計を見る・・・・、  よ、4時20分(◎-◎;)!!


ガビ〜ン!! またやっちまったー!!


「また」というのは、昨秋、釣魚好人さんと貞丸養殖筏にご一緒したときに、寝坊した前科があるのだ。
あわてて幹事の好人さんと受付係のTAKEちゃんに電話を入れて、まなじりを決してハンドルを握る。
なんとかギリギリで出船時間には間に合うだろう・・。

途中、サークルKで食料を調達し、魚かしに向う。今日はマッキーさんも一緒なので、間に合わなければ
持って行ってもらうようにお願いしておいたのだが、ちょうど出かけられるところで、なんとか間に合った。
ここで前日にお願いしておいたエサとマッキーさん開発の「お外用秘密兵器」を受け取る。
今日は、マッキーさんとこれを試してみるのも楽しみの一つなのだ。(^-^ )

なんとか傳八屋さんにはギリギリ間に合った。幹事の皆様にはご迷惑をおかけしました。m(__)m
支度を済まして知った方達とご挨拶。「寝坊したんだって〜?」と皆さんに笑われる。
ゲゲッ、みんな知ってるの?(爆)

今日は二人ずつペアで釣り座の抽選をしてるらしく、好人さんの話によると私はmatsunnさんとペアで
13号筏とのこと。釣り座もすでに決まってしるようだ。他にはどなたが13号なんだろう??
matsunnさんといえば、よしじいさんのHPで良くお見かけるお名前で、いつも沢山釣っておられる方である。
でも一度もお会いした事がないので、ぜんぜんどなたかわからない。はて困った・・。
ところで13号って、どこ? 大筏なの?それとも小筏?(笑) 
なんせ、傳八屋さんは昨年の新年会以来1年ぶりなのでさっぱりわからない。(^^;)ゞ

うろうろしていると、太郎さんを見つけてご挨拶。一緒の13号筏とのこと。コイツはラッキーである。
爆釣団の釣り会でもないと、なかなかご一緒する機会がないので、今日は一緒の筏になるといいなぁと
願っていたのだ。さらにマッキーさんも13号筏との事。こりゃまたラッキー。
これで一緒に「お外」で遊べるワイ(^-^ )

荷物を軽トラに載せて、好人さんと最後に港に向う。すると、好人さんの横にもうお一人。
好人さんに、この方がmatsunnさんと紹介され、「よろしくおねがいしま〜す」(^-^ )
とっても優しそうな方でホッとする。

港に着くと私の荷物は置いてあるものの、一緒に積んだ「26番」のスカリがない。
あわてて事務所まで走って取りに行くと、丁度軽トラが港に向うところで助手席に乗せてもらった。
こういうことはよくあるらしく、「釣った後のスカリを間違えて持っていく人もいるんですわ〜」って。(^^;)ゞ

2つの船に分かれて10〜13号の離れ筏に渡してもらった。
私達のペアはテント前とのことで、matsunnさんから「角にします?それとも真ん中?」と聞かれて
迷わず太郎さんの隣の「真ん中」を選択。よ〜し、今日は隣でいろいろと教えてもらおう。
実はこの選択が、計らずも大正解となる。もし、「角」を選択していたら、またもボーズだったかも・・(^^;)ゞ

ところで、前日にある名人から電話をいただいた。
「どうしていつもそんなに釣れないの? 一度どうしてなのか検証したいんだけどなぁ」って。
私は、この名人の釣り方をお手本にしている。名人もそれを知っているので「全くの初心者ならまだしも、
ある程度の経験ある人間が、毎回1匹とか2匹しか釣れないのは不思議でしょうがない」と。(^^;)ゞ

確かに私もそれは感じていて、単に「下手」と言ってしまうには、あまりにも度が過ぎている。(笑)
「無意識のうちに”魚を遠ざけてしまうような釣り方”をしているのかもしれない」と伝えたが、
いずれ機会があれば、そのあたりのことも「珍しい題材」(笑)として検証してもらうことになるだろう。

まあ、そんこともあって、今日はせめて人並みの釣果が欲しいところなのである。
幸い、前回寝坊で大遅刻をしたとき、狙った大アジが釣れたので、今日の寝坊は、ひょっとすると
「吉兆」かもしれないと密かに期待はしていた。(゜O゜)☆\(^^;) バキ!

さて、一斉スタートだろうと、のんびり支度をしていたら、横で太郎さんが鯛を釣り上げた。ありゃ?
どうやら、今日は勝手にスタートのようだ。あわてて、飛竜をセットし甘エビを底近くに落とす。
今回は甘エビを作る時間がなかったので、なくてもいいやと思っていたのだが、その名人が「甘エビは
必ず持って行ったほうがいい」というので、フィッシング遊で1パック買って、爆釣液に漬けておいたのだった。

いつもは飛竜を2.7mにして足元からスタートするのだが、今日は3.3mに伸ばしてスタートした。
先ずは竿下、その後足元ねらいで行こう。なんでもいいから、いつもと違う事をやってみるべなぁ。
すると、1発目から穂先がククッと入って「おりゃ!」 。こりゃ幸先いいわい!と大喜びしていると、「フッ・・・・。」
ゲゲッ、やっちまったなぁ〜恐怖の朝イチのバラシ・・・。いや〜な予感が走る。(^^;)ゞ  

でも幸運にも活性は落ちず、2発目の甘エビにも穂先が入って「おりゃ!!」 底を切ってしばらく泳がせて
からタモを手にする。私は短い磯用のタモを使っているのだが、「エイッ!」とタモを伸ばそうとしても動かない。
最近タモを使うほど釣れてないからなぁ・・。手入れもしてないし・・。

もう一度「エイッ」ってやったらタモが手から離れて、ドボン・・。ギョエ〜(◎-◎;)!!
はいつくばって、沈んでいくタモに右手を一杯に差し出し、左手はバレないように竿を立てる。
これでバレたら今日はもうおしまいだ。 だ、誰か助けてぐで〜〜(笑)
見るに見かねて隣のmatsunnさんが、魚を掬ってくれて、私もなんとか沈む寸前にタモを掴む事ができた。
matsunnさん、本当にありがとうございました。m(__)m

なんとも不恰好な釣り方ではあったが、とりあえずこの1匹で、気分的にはとても楽になった。
なんせ、ここのところ自分だけがず〜っと坊主状態になることばっかりだったから。
筏全体でも、朝の活性はまあまあよかったのではないだろうか。
太郎さん、マッキーさんも順調に竿を曲げておられたし、西側の若いお二人の竿もガンガン曲がっていた。
(後になって、このお二人が、スギーKさんのブログによく出てくるユキさんとザキさんと知る。)

さらに甘エビを放り込むと、またも穂先が入り、鯛をゲット。今度はタモも伸びて自分でタモ入れできた。
久しぶりの傳八屋さんであるが、良型の元気のいい真鯛である。でも去年の方がベッピンだったかな?(^^;)ゞ

その後、またしてもバラシしてしまった。今度はハリス切れ。ハリスの結び目から切れていた。
お隣から「ポイント2倍目当てに、バーゲンのハリスを買ったんじゃないの〜?」って。ドキッ(笑)

このバラシが災いしたのか、アタリがなくなってしまった。
しばらく粘ってみたがダメなので、足元でも探ってみようかなぁと思っていると、太郎さんが、
「そろそろ手前じゃないか?」 って。やっぱりそうなんだ〜、足元は後でいいんだ。(^-^ )

飛竜を2.7mに縮めて足元を狙ってみると、これがビンゴ!で、穂先がククッ! 鯛を追加。ラッキー!!
おやまぁ、放流前に3匹も釣れちゃった。こんなことってあったけ? 盆と正月が一緒に来たみたい。(^-^ )


最初の放流後、再び竿を伸ばしてタイを2匹追加する。う〜んいい感じである(笑)
対面側のしんさんや京都人さんがシマアジ釣ったのを見て、太郎さんも「シマアジを狙う」と。
シマアジを狙って釣ったことがない私は、太郎さんに「やっぱり鈎も換えるんですか?」と聞くと
「そんなことしないよ〜」と、鈎もそのままで、生ミックを付けてポチャン。

私も真似してみる。「棚はどのくらいなんですか?、やっぱりちょっと上なんですか?」って聞くと
「さっき、しんさんが『底』って言っとたろ〜、ちゃんと聞いとかないかん」と、たしなめられた。
こういう注意不足が、私の不漁の原因の一つになっているのは間違いない。(^^;)ゞ

結局このときは、太郎さんにかかったのは真鯛だったが、「今は真ん中から向こう側で回っているんだろう。
まあ、潮がかわればこっちに来るわ。 後半はこっちでも食いが立つと思うよ」って
さらに、「魚が食うか食わんかは、魚が決めること。こっちの都合ではどうにもならんわな〜」とも。
釣堀創成期から通われている達人が言うと、重みがあるのだ。

青物竿で底取りをしているとカトキチさんがやってきた。とっても気さくで楽しい方であるが、もの凄い達人。
爆釣団の大会などでは、いつも他の筏に遊びに行かれたりして、いったいいつ釣ってるのだろうと思う
のだが、ちゃ〜んと釣っているのだ。どうやら今日もすでに二桁釣ってるみたい。(^^;)ゞ

「ど〜も、底網がふけてるのか、底が取りにくいんですよね〜」と私がいうと
「イケチャン、そりゃぁブリの背中に錘がのっとるんやに〜」って。  そ、そんな馬鹿な〜(笑)

この頃だったろうか、TAKEチャンにおむすびさんをご紹介いただいたのは・・。
失礼とは思ったが、対面だったこともあり、遠めながらにご挨拶させていただいた。

青物の放流となって、デッカイ鰤が放り込まれた。
サンマ+漬けQ、イカ、キビQ、活きアジなどを試すものの、反応無し。
そのうちザキさんが「青コール」されて、しばらく鰤と格闘されたが、残念ながらバラシてしまった。
その後は誰からも青コールがない。あっ、Y山さんがされたけど、「ありゃ? 鯛だわ〜」って。

私もゲソで狙っていると穂先にコツンと来たが、食い込む気配がない。軽く聞き上げると生体反応はある。
鯛かな? ガツンとあわせて一気に巻き上げた。やっぱり〜。(^-^ )
今度は小さめのサンマの切り身。これも誘っていると穂先がブルルッって。
聞き上げながら巻いてくるとカサゴが上がって来た。青物竿でカサゴを釣ったのは初めてである。(笑)

結局、ゴールデンタイムは誰も青物を上げなかったように思う。
そんなことで、ザキさんは、しばらくの間「針のむしろ」だったことは想像に難くない。
だって、周りは怖い顔して青物狙ってる知らないおじさん達ばっかりで(笑)、さらに他の筏から来た人が
「青はどう? えーっ?、バラしちゃったの〜?、そりゃダメじゃん!!」って大声で帰っちゃうんだから(爆)

でもその後、ザキさんはキッチリ鰤を仕留めて、さらにワラサも釣り上げられていた。凄いわぁ〜(^▽^)

好人さんにBBQやってるの?って聞くと、「鯛が焼けてるぞ〜」って。
ちょうど、スカリの鯛が1匹腹を向けて昇天していたので、コイツも焼いてもらおうと
持って行って、ついでに焼けた鯛をご馳走になる。

隣の八角筏を覗いてみると、やる気のありそうなブリが何本も浮いていて、まさに水族館状態。
みなさん、真剣にブリの見釣りをしていた。
ああ、こんなんやってみたいなぁと眺めていると、13号筏で太郎さんの竿が思いっきり曲がってる。
カンパチが釣れたようだ。
そういえば、以前、太郎さんにカンパチの狙い時を教えてもらってたんだ。すっかり忘れていた。
こりゃ鯛をご馳走になっとる場合じゃないわいと、さっそく戻って活きアジを放り込むが、他人の後追いで
釣れるほど甘くはない。
やっぱり、他人より一歩先に仕掛けんといかんのよね〜。他人に釣られて気づくのでは遅すぎますわなぁ
こういう状況判断ができないところに、私の貧果の原因があるんよね〜。(T_T)

さて、しんさんがこっちへ来たので、交代してわたしがしんさんの角にお邪魔虫。
ひょっとして石垣ちゃんでも釣れないか?と虫えさ付けて待っていると、コツン・・・。ん?来たかな?(^-^ )
じっくり待って、穂先が十分入ってから「おりゃー!」
強烈な引きを期待したのだが、あっさりと上がってきたのはソイ君。な〜んだ・・・。
でも、これはこれで、お刺身でも鍋でも美味しい魚なので、ありがたい。

太郎さんがmatsunnさんの角に出張された。この角は全くあたりがなく、matsunnさんもお手上げなのだ。
太郎さんは、そんなmatsunnさんに自分のいた場所を指して「あそこで鯛が釣れるよ」って。
こういうさりげないところがカッコいいなぁ。(^-^ )
私もご相伴にあずかって(笑)、ここでソイを釣り上げる。さらに鯛もかけたのだが、本日3度目のバラシ。
今度はチモトで切れていた。う〜ん、最近よくハリスが切れるなぁ・・。

しばらくここで遊んでいると、K村さんが来て、スカリを覗き込んで「お〜っ、イケチャン、今日はようけ
釣れとるじゃないの」って。 いや〜、これ太郎さんのスカリなんです・・。(爆)

でも私も今日はなかなかのもんで、青物はないものここまで9匹。
もうロスタイムになりつつあるが、折角のチャンスだから、「つ抜け」を狙おうと、竿を納めたマッキーさんの
場所で見えてるグレを青虫で狙ってみる。でも食いそうにない。
それじゃあ、もう少し下で鯛狙い。すると、穂先がククッ(^-^ ) 、虫エサなので充分待って「おりゃ!」。
さきほどハリスが切れたので、今回は怖くてドラグはゆるゆる状態。(笑)
親切にもマッキーさんが掬ってくれて、鯛をゲット。さらにもう1匹追加して、これで時間切れ。


マッキーさんとは「お外」で遊ぶつもりだったのだが、テント前では外に竿を出しにくく
さらに後半は強風だったこともあり、ほんのちょっとだけしか竿出し出来なかった。
で、結果は残念ながらボーズ。(笑)
でも面白そうな秘密兵器なので、また今度試してみたい。

ドタバタと片付けていると、エサ入れのタッパを筏の足場板と網の隙間に落としてしまった。
私の太った腕では手が入らないので諦めようとしたら、matsunnさんが取ってくださった。
今日は始めも終わりもお世話になってしまった。どうも有難うございました。m(__)m
全くアタリのない角で大変苦労されておられたようですが、後半はブリにカンパチと大物をゲット。
やぱりmatsunnさんは只者ではなかった。
しかし、もし、今朝私が角を取っていたら・・・、いや〜恐ろしくて考えたくもない(笑)

事務所前で魚をクーラーに入れていると、すぎーKさんが声をかけて下さってようやくご挨拶ができた。
筏の上ではご挨拶が出来ず仕舞いで、私達の船が後だったこともあり、もし先に帰られていたら残念だなぁと
思っていたが、最後にお会いできて良かった。
また13号筏の若いお二人が、すぎーKさんのブログで有名なユキさんとザキさんであることを知った。
なるほど、上手なわけである。(^-^ )

幹事の方々はじめ、本日ご一緒させていただいた皆様、楽しい1日を有難うございました。
またご一緒する機会がありましたらどうかよろしくお願いします。m(__)m



今日はちゃんと釣らんとヤバイよなぁ〜と思ってたが、すんげー久しぶりの「ツ抜け」で超ラッキー!!(^▽^)

本日の釣果
 鯛×8 ソイ×2 カサゴ×1

当たったエサ
 甘エビ、生エビ、エビ団子の素、青虫、サンマ切り身

                                        (JackyさんHPより拝借↑)


さて、いくつかのHPをみると「電脳爆釣団」としての新年会は今年が最後になるような気配。
その他の爆釣団主催の釣り会もこれでなくなるのだろうか?
ちょっとさびしい気もするが、きっとそれぞれ「重鎮」の皆さんの思うところがあるのだろう。

最近は、釣堀の競技会があったり、あるいは多くの方達がご自身のHPやブログで情報を発信されているので、
世の中には爆釣団の大先輩以外にも、「釣堀名人」が沢山いらっしゃるんだと感心することしきりである。
でも、新参者の私にとって、「あの人達」は、ちょっと特別な存在だったのよね〜。

来年の新年会がどうなるのか知る由もないが、「かっこいいオジサン達」にまたお会いできる事を期待しよう。(^▽^)