2009年11月8日(日)  フィッシングレインボー  8号筏   天気・・・晴れ   小潮



レインボーのヒラマサと鯛を食べたい、でも若狭本郷のアジも美味しそう。若狭大島でアオリも挑戦したい。
三男は釣堀なら辧屋がいいと言う。確かに、ポイントもたまるし悪くないが、辨屋はすでに満員御礼・・・。

といろいろ悩んだ挙句、やっぱり「美味しい鯛とヒラマサ」にしようとレインボーに予約を入れた。
ここなら場所はくじ引きなので、場所取りの心配もしなくていいしね。
満員の釣堀では、子供と並んで釣るためにはとっても気を使うのである。

当日3時に出発をする。団子類は前日に魚かし牧野さんから郵送してもらっているし、
シラサや青虫は近所のフィッシング遊で安価で購入済みなので、特に餌屋へ寄る必要もない。
まあ、現地で豆アジを買えばOKかな・・。

レインボーには5時過ぎに到着。家からおおむね2時間程度だ。三重に比べると約30分短い。
まだ真っ暗であったが、途中、日向湖畔で釣っている人は結構いた。
すれ違いざま、釣り人に聞いたらアジが釣れるとのこと。ふ〜ん・・。

6時前にスタッフがやって来て店を開け始めたので、早々に受付を済ませる。
7基の小筏はすべて貸切のようで、一般は8号の大筏へ。全部で11人のようだ。
場所決めのくじを三男に引かせると4番目。

今日は何処がいいのだろう・・??
今までの数少ない経験では沖側が安定しているようだが、今日の潮は下げ一方。
そうすると陸側がいいのかなぁ・・・。う〜む、ようわからん(^^;)ゞ

1番目の若者グループが沖側を取り、2番目のベテラン風二人組みが陸側に入った。
3番目の玄人っぽい人は西側真ん中へ・・。残るは東側1辺か陸側のコーナー・・。
私達はベテラン風二人組みの判断に賭けて(笑)、陸側コーナーを取ることにした。
潮上にはなるはずなので、悪くはないと思うのだが・・・。

まだ薄暗い中、息子の小物仕掛けを用意し、私の飛竜も準備完了。
ここは一斉スタートのかな?未だに良く分からない。
西側の玄人っぽい人に聞くと、「合図があるんじゃないかなぁ・・」と。
しばらく合図を待っていると、東側の人が鯛をゲット。えっ?・・・・(笑)

ということで、私達もスタートする。
先ずは甘エビをゆっくりと落とし込んでみるが、アタリはない。まだ暗いのでラインが見辛い。
いくつか餌を換えてみたが反応がないので、放流待ちで、他の竿を用意する。

30分ぐらい経っただろうか、1回目の放流となった。鯛を中心に40匹以上は入ったように思う。
沖側は上がりだしたが、コチラはイマイチ反応が悪い。

エビ団子の素を落としていくと、途中で穂先が入り、少し付いて行ってから合わせを入れる。
これでバッチリだと思ったら、ちょっとカスッた感じの素張り・・・。うへ〜渋そう・・・(^^;)ゞ

息子の下にツバスが見えたので、三男に青物竿を使わせてみる。餌は息子がキビQを選択。
しばらくして大きなウキがポコポコし始めた。ウキがしっかり入ったところで、「今だ!!」
太仕掛けなので、「ツバスごとき、強引に巻けばいいよ」と言ってたら鯛だった。(^^;)ゞ

すると私の穂先も入って、真鯛が上がってきた。隣の玄人っぽいおじさんも竿を曲げている。
一気に活性があがったかに思えたが、子供の世話をしているうちにそれっきり・・・。(T_T)

そこからはヒマヒマ状態で、2回目の放流を待つ。
ここは釣り時間が5時間半と三重に比べると短い分、2回目の放流までの間隔も短い。
程なく2回目の放流となった。逆光で見えなかったが、小物&青物が数本入ったようだ。

ここは勝負どころである。
周りを見ると、すでに皆さんの竿が入っている。ウキ釣りがほとんどのようである。
皆さんは、豆アジを使ってるのかなぁ・・・??
先ずは定番の「サンマの切り身&漬けQ」を付けて放り込んだ。
今日は水が澄んでいて6mぐらいまでは見えるので、それよりちょっと下で少し誘いを入れた。

「ガツン!!」・・・・・一発で来た。ムフッ(^-^ )

しっかりと穂先で付いて行って、充分入ったところで「青で〜す!!」(^▽^) ハッハッハ

竿はシーパラ4−450、道糸ナイロン8号、ハリスフロロ8号、万全の青物仕様である。
しっかり食わせてしまえば、普通サイズの青物ならこっちのもの。
力強い引きではあったが、少々強引に巻き上げると、難なく魚体が姿をみせる。
なんとなくヒラマサっぽい。(^-^ )

三男にタモ入れを頼むが、なかなか掬えない。
「頭から掬え!」って言うんだけど、どうも上手くいかないのである。
誰か助けてくれないかなぁと、隣のおじさんを見ても全くのシカト・・・。
ベテラン風のおじさんも「見てるだけ〜」って感じ・・・。
「皆さん、冷たいのねぇ・・・」 (T_T)   しょうがない!自分でタモ入れするぞ!!

すっかり魚は弱ってプカプカしているのだが、間合いの詰め方が悪いのか2度失敗。
3度目にしてかろうじてタモに入ってもらった。 もう、ヘロヘロ・・・。(笑)
タモに入ったところで、口元と胸鰭をみてヒラマサと確信!!ヤッター\(^ ^)/ バンザーイ

ところで、自分で青物を掬ったのはこれで3回目かな?
それにしても、どうやったら青物は自分で上手に掬えるんだろう・・何かコツがあるのかな?
「乗り合い」の場合、今日のように周りに知らん顔されることもあるから勉強しなくっちゃねぇ・・。

私がタモ入れにもたついたのがいけなかったのか、筏の活性は全く上がらず、ゴールデンタイムは
この1本だけで終わってしまった。
そして、この筏では結局最後まで誰もまともな青物を上げる事は出来なかった。

さて、沖側で順調に鯛が食っているが、こちらは全くアタリがなく困っていた。
今日は「ヒラマサと鯛が食べたい」というのが大きなテーマなので、一応目的は達成したのだが、
実はもう一つ密かにテーマを持っていた。それは「三男に2匹以上釣ってもらう」こと。(笑)

7月の辨屋釣行で、「貸切&某師匠付き」で鯛4匹釣っているので、本人は全く気づいてないのだが
彼は乗り合いでは、毎回1匹しか釣ってないのである。このままでは三男にも愛想をつかされてしまう。
長男、次男が「釣堀は釣れん!」と撤退した今、私の頼みの綱は三男だけ。(爆)
ゆえになんとか三男に釣らせてやりたいのである。
しかし、如何せん、親にその力量がない。 三男に釣らせるどころか、自分も釣れないのだから・・・(^^;)ゞ

この状況では、とてもこの後、鯛がこっちで釣れるようになるとは思えない。
そこで、ツバスに期待することにした。
2回目の放流前から、サンマやイカで誘ってみると食い気はないものの、ツバスが何度か着いてきた。
もう、これに賭けるしかなさそうである。

三男に活きアジをつけて浅いところで泳がせて置くように言って、サンマを真ん中の底から引っ張り上げる。
わたし「誘う人」、あなた「食わす人」である。(笑)
ワラワラと底からツバスが湧いて来るが、活きアジの前を回るだけで、突付きには来ない。
私がその中に小さいイカを付けてヒョイヒョイやってみると、足だけ食って逃げて行った。
おおっ!食うじゃん!(^-^ )

三男の餌をキビナゴQに換えさせて、再度サンマで誘い上げる。
浮いて来たツバスがキビナゴQを突っつき始めたそのとき、息子の超早合わせ・・・、ガビ〜ン(T_T)

もっとしっかり穂先が入るまで待つように言って、さらにサンマを引っ張りあげる。
三男の柔らかい穂先が入っていくのがわかる。「まだだぞ〜、もうちょっと待ってろよ〜」
そして糸が走り出したところで「今だ!!」(^▽^)

ちゃっかり隣のおじさんもツバスを掛けて、一瞬祭ったかと思ったが、上手く離れてくれて、三男は
ツバス君とやり取りを開始。仕掛けはシーパラさぐり釣り3.9に、道糸、ハリスも5号の兼用仕掛けなので、
三男でもツバスなら安心して見ていられる。それなりに突っ込んだりして、青物(笑)の引きをしばらく楽しんで、
無事ツバスをゲット。やったね!!(^▽^)
これで「三男に2匹以上釣ってもらうこと」もなんとか出来たワイ。
三男も初めての「青物」(笑)でちょっとスリリングだったみたいだし・・(^-^ )

結局この後は釣れず、11時45分、終了となった。

本日の釣果
 私  ヒラマサ(70cm)×1  鯛×1
 三男 ツバス×1  鯛×1


当たった餌
 キビナゴQ、エビ団子の素、サンマ+つけQ

今回、釣り時間が短いのと、三男の世話で「お外」は真面目?に出来なかった。
とりあえず、吹流しの仕掛けを出して置いたのだが、ハオコゼとフグが釣れたのみ。
息子は「グレらしき魚がいる」と、青虫をつけてしばらく様子をみていたがダメだったようだ。
辨屋ファンの三男には、ちょっと「お外」の釣果がご不満だったようである。
来年、牡蠣の美味しい季節になったら、メバルを釣りに辨屋に連れていこう。(爆)

今日は沖側で鯛が好調だったものの、放流したほどは釣れてなかったのでなかろうか。
青物に関しては、筏でヒラマサ1本、ツバス2本だけだったので丸々在庫となった。

やっぱり、水が澄んでいることが原因なのかな?
それとも潮がほとんど動かなかったから潮のせいかな?
自分の腕のせいであることは分かっているが(笑)、認めたくないのよね〜(゜O゜)☆\(^^;) バキ!

ここは透明度が高いこともあって、細ハリスを使わないとなかなか釣果が上がらないらしい。
私は3号または2.5号ハリスを使っているが、この太さではとても太刀打ちできないのかもしれない。
「郷に入れば郷に従え」ともいうが、私は細ハリスで同乗の方々に迷惑かけずにやり取りをする自信が
ないので、これ以上細くするつもりはないし、それで釣れなければしょうがないと思っている。
こんなこと言ってるからいつまで経っても上達しないのよね〜・。(^^;)ゞ
でも、もし、1万円で一人で貸しきれるのなら、0.5号ハリス、ドラグゆるゆるでやって見たいなぁ・・(爆)

ところで、先日某動画配信で「ノーシンカーで活きアジ」の釣り方を見て、やめて欲しいなぁと思っていた。
そしたら、隣のおじさんがウキを付けてアジを筏の中で自由に泳がせていた。黙って見てたけど
誰にも絡まなかった所をみると、ひょっとして「蛇使い」ならぬ「アジ使い」か?(゜O゜)☆\(^^;) バキ!

さて、来月はリベンジにくるのだが、さらに状況は厳しいんだろうなぁ・・・。
まあ、次回は貸切だから、皆さんに助けてもらう事にしよう。(笑)