2009年10月18日(日)   辨屋3号   天気・・・晴れ    大潮


今回は「三重釣り歩記会by赤ちゃま」に参加させてもらった。
当初はマナブンさん兄弟とカッチャン、私の4人は「釣り歩記会」とは別予約だったのだが、
辨屋さんの大将の計らいで一緒にしてもらう事ができたのだ。ラッキー!!(^▽^)

弟さんが体調不良で行けなくなったとのことで、マナブン号に3人で出発。
マナブンさんは、人数確保の為、急遽お友達を二人誘われたようだ。

今日はマナブンさんも私同様アオリイカを狙いたいということで、エサキチでアオリ用と釣堀用の
アジを各10匹ずつ購入する。また、ちょっと高いけど、今回はここで評判のシラサを買ってみた。
確かに、いつもF遊で買うものよりかは粒ぞろいではあるが、大シラサという感じではなかった。

魚かしに寄り、前日にお願いしておいたエビ団子の素、生ねり、漬けQ、キビナゴQを受け取る。
キビナゴQは15個入っているそうだが、つい数日前、マッキーさんが傳八屋さんで15個全てに
食いついたそうである。そんなことを聞かされたら買わなきゃなねぇ・・。(笑)

受付を赤ちゃまにお願いして、荷物をまとめて桟橋へ。15人で3号筏に渡してもらった。
本日、赤ちゃまは息子さんと釣堀は初めてという息子さんのお友達二人と一緒なので、
幹事特権で、北側テント前に。残りはGRごとにジャンケン。Y山さんチームが1番で
私達は2番である。どうしても西側を取りたかった私は、密かにY山さんに念力をかける。(爆)
すると、その念力が通じたのかY山さんは東側へ・・・(笑)
我等3人は念願の西側をゲットすることが出来た。(^▽^)
さらに私は、マナブンさんと勝手がわからぬカッチャンを出し抜いて、めでたくトイレ前の西北角を確保。
これで本日の私の爆釣は決まったも同然。今日は釣果写真を撮られちゃうなぁ〜ムフフ〜(^-^ )

今日は私らしくもなく、釣り方に一つのテーマを持ってきている。それは「なんちゃってゼロ釣法」。
ここ数回、自分なりに軽い錘で「全層」を狙った釣り方は試しており、それなりに楽しんでいるのだが
完全にノーシンカーでの釣り方は、前回ちょっと試した程度でまだちゃんとやったことがない。
そこで、今日は飛竜で一日これを試してみようと思うのである。

「ゼロ釣法」というと筏竿に黒鯛用のリールを使うのだが、私はそんな道具は持ってないし、
また買うだけのお小遣いもない。(^^;)ゞ  とりあえず今の手持ちの道具だけでなんとかしたいのよね〜。

そこで、今まで4号ナイロン道糸と3号フロロハリスをサルカンで結んでいたのを、サルカンを外して
チチワで結ぶことにした。これなら何の錘もないから、いちおう「ゼロ釣法」??・・・(^^;)ゞ
また飛竜の穂先は、以前から筏竿の穂先と変わらないぐらいの柔らかさに作り変えてあるので
これでなんとかなるんじゃないかなぁと思うわけである。
前日に、兼松プロの釣堀でのゼロ釣法を動画で見て、イメージトレーニングだけはしておいた。(笑)

赤ちゃまのカウントダウンで一斉にスタート。私はもちろん飛竜で鯛狙いである。
どうせ朝イチから青物なんか狙っても来るわけないしねぇ・・。
と思ったら、いきなりマッキーさんから青コール。いつものように豪快なやり取りでヒラマサが上がった。
もちろん餌は「キビナゴQ」だって。(^-^ )
ここからちょっと青ラッシュとなった。マナブンさんもヒラマサゲットし、カッチャンもキビナゴQで
ワラサをゲット。 青物竿をまだ用意してない私は、ただただ指をくわえて「見てるだけ〜」
あわてて青物竿を準備し、「いざ勝負!」となったときには、すでに地合いは終わっていた。(T_T)

まあ、青物は放流時に狙えばいいやと、思いっきり後ろ髪を引かれながら(笑)飛竜に持ち替える。
いよいよ「なんちゃってゼロ釣法」の釣り開始である。
甘エビでゆっくりと糸を張りながら落としていく。あらかじめ棚取り錘で底までの深さは測ってあって
ラインにマークは入れてあるが、潮に流されて底に着くまでに竿1本ほど余分に糸がでる。
・・・まずは当たりなし。あれ??
次は、キビナゴで同じように落としてみるが、底までいってもやっぱり反応はない。
ムム、おかしいなぁ・・・兼松プロの動画では簡単に釣れてたのに・・・(^^;)ゞ

今度はエビ団子の素に変えてみる。潮は手前から向こう側に流れている。出来るだけ網に近いところに
餌を落としたかったので、すこし後ろに下がって、ごく手前から横網スレスレに餌を落としてみることにした。
これが正解だった。5mぐらいにきたとき穂先がもたれた。少し送り込んで「おりゃ!」(^-^ ) 。
元気な引きで綺麗な鯛が上がってきた。おおっ、釣れたじゃん、「なんちゃってゼロ釣法」(笑)
それにしてもいつも思うのだが、ここの鯛は本当にベッピンさんで、元気がいい。
隣の赤ちゃまチームに「棚5mだよ〜ん」と告げる。
実は、赤ちゃまも私同様この場所でニンマリしていたのである。二人で「絶対ここしかないよね〜」と、
釣る前から笑いが止まらないのである。

ハリスを切って魚をスカリに入れ、道糸のチチワに新しいハリスを通す。もう一度エビ団子の素をラインを
張りながら餌にまかせてゆっくり落としていくと、またも5m近辺でスーッと穂先が入った。「おりゃ!!」
今度もなかなかいい引きをする。とってもいい感じ。やるね〜この釣り方(笑)
ルンルン気分でやり取りを楽しんでいると「ブチッ」・・・。ゲッ!
やってはいけないバラシをやってしまった。(T_T)

ラインを見ると道糸のチチワの結束部分が切れていた。何度か同じところで結ぶと、ここの強度が弱く
なるのではと懸念はしていたが、いきなりその心配が当たってしまった。これからはハリスを換える度に
道糸のチチワも新しく結び直したほうがよさそうである。ちょっと面倒だなぁ・・(^^;)ゞ

このバラシでお魚さんは散ってしまった。赤ちゃまチームの皆さん、ごめんね〜(^^;)ゞ
しばらくすると今度は7m付近で穂先が入り、またまた鯛をゲット。やっぱりここだ!と確信したが(笑)、
その後は続かない。う〜ん「通りすがりの鯛」だったのかなぁ・・・

筏も落ち着いたようすなので、お外のアオリ仕掛けの用意をはじめる。
これは数年前に若狭の釣具店「若潮屋」のご主人に勧められた「がまかつ船用アオリ仕掛け」である。
「これなら誰にでも簡単に釣れる」といわれて買ったのだが、確かに釣れそうではあるけれど、今のところ
実績は昨年の1杯だけである。(爆) あっ、そうだ、カンパチも1匹釣れたっけ。(゜O゜)☆\(^^;) バキ!


最初の放流はタモで13〜14杯程入れてくたので、50匹ぐらいは入ったのではないだろうか。
私は相変わらず飛竜を使ってふわふわとノーシンカーで落とし込む。
予想した「入れ食い」にはならないが、落としていく途中でぼつぼつと当たりはあり、2〜3枚鯛を稼いだ。
餌はエビダンゴの素と生ねり、生ミックと団子餌ばかりだったと思う。
しばらくすると、西南角が賑やかになって、皆さんの竿がガンガン曲がり始めた。なんで西南角なの??
爆釣ポイントは私の前のはずなんですけど・・・・・。(笑)

私の前で、釣れずに困っていた赤ちゃまチームの若者たちも、移動して鯛を釣り上げていた。
なんせ、コーチはチャンプのK村さん、釣魚好人さん、マナブンさん、sasapuuさんだから、こりゃ凄い(笑)
私も移動したい衝動にかられたが、大ブーイングを受けそうなので、じっと耐えていた。(爆)

2回目の放流は私自身の目が血走っていて、よくわからなかった。(笑)
最初は大きなスルメイカのはらわたで勝負にでる。どうじゃ、これ目立つぞ〜。
しかし、全く反応なし、定番の「サンマ+漬けQ」でもダメ。
どなたが釣ったか忘れてしまったが、結局私にはかすりもしなかった。

最近気持ちよく青物竿が突っ込むことがない。なかなか「秘伝」が生かされないのである(笑)
K村名人にも聞いてみたのだが、どうも私は臨機応変さが足りないのかもしれないなぁ・・・。

青物も落ち着いてしまったので、またぞろ足元を飛竜で探ってみるが反応なし。
さぐりつり3.9で中央を探って見るが、これまた反応なし。お外のアオリも反応なし。ダメだこりゃ〜。

最近めっきりフットワークが軽くなった(笑)sasapuuさんがやってきて、「潮が変わったら、ここで荒食い」って。
な〜るほど、するともうすぐなのね、ここでの爆釣(^▽^)

ノーシンカーでやっていると潮の動きが良くわかる。爆釣タイムを心待ちにしていたが、潮止まりで1匹、そして
動き始めてから1匹釣り上げただけで、結局早上がりの時間となってしまった。

今日は、帰りの渋滞を避けるために早上がりしようと、最初からマナブンさんと決めていたのだ。
片付けてる最中、K村さんにカンパチが来て、「イケチャン持って帰りな」って。ラッキー(^▽^)
K村さん、ごっちゃんでした。m(__)m

本日の釣果  鯛×7
当たった餌   エビ団子の素、生ねり、生ミック、シラサ


さて、今日は「爆釣ポイント」を運良く獲得したので、朝から「ツ抜け間違いなし」とウハウハだったが、
結局思うようには釣れなかった。
そういえば、以前にも「爆釣ポイント」と言われる場所に入って、思いっきりズッコケたことがあったなぁ・・。
よく「釣堀は場所だ!」といわれるが、やっぱり「場所」だけではなく、「腕」も必要なのよね〜(^^;)ゞ
今日の場所なら、最悪でも「ツ抜け」が出来るぐらいの腕前にはなりたいものである。

ところで「なんちゃってゼロ釣法」は、まだまだ練習の必要があるものの、結構面白かった。
餌が落ちていく途中で穂先がスッっと入るのが、なんともワクワクだった。
冒頭でも書いたが、最近意識して「全層」を狙って釣るようにしている。
そうすると、意外に鯛が中層で食ってくることが分かった。

いままでも「全ての層」を探っているつもりだったのだが、結局釣れるのはいつも底付近ばかりで、
中層で釣れることはほとんどなかった。ゆえに「鯛は底」とイメージが自分の中で出来ていた。
しかし、すこし釣り方を変えた事で「鯛は中層で結構釣れる」ということがわかった。
つまり、今までは全層を探っていたつもりでも、実際は落下途中のアタリが分からないような探り方を
していたということだ。

もう少しこの釣り方を続けてみようと思うが、これって餌がゆっくり落ちるので、結構面倒なのである。
それに、今までとは逆に、今度は底付近で誘いながら辛抱することが出来なくなってしまった。(^^;)ゞ


本日は、幹事の赤ちゃまはじめ、ご一緒していただいたみなさん、有難うございました。
やっぱりみんなでワイワイと釣るのが楽しいですね。とっても愉快な一日でした。(^▽^)
帰りも渋滞に遭う事無く、4時には帰宅できました。