2009年8月30日(日)  正徳丸    天気・・・曇り後晴れ    若潮


数ヶ月前、ひょんなことから三男のトモと同じクラスのかず君のお母さんが、私のHPを見てくれていることがわかり、
いつかご一緒できるといいなぁと思っていた。
そんなとき、このじんゆうさんからの情報で、正徳丸さんの夏休み企画を知った。大人一人につき子供一人がタダ。
財布に優しい釣行ですな〜、これは行くっきゃないでしょう。(^-^ )

かず君家は正徳丸さんやマルヨさんを使われているとのことなので、お誘いしたところ、この日の釣行がまとまった。
なんでも、かずパパさんとかずママさんは正徳丸では過去に二人で21匹釣ったこともあり、また最近では7月に行った
マルヨさんでも、たくさん釣って釣果写真を撮ってもらっている。また、かず君は、かずパパさんの会社の釣り大会で
優勝したこともあるとのこと。
いつもボーズと背中合わせでヒヤヒヤしながら釣っている我ら親子とはえらい違いである。(笑)

釣行数日前から、正徳丸の釣果が気になりはじめる。目玉はヒラマサのようだが釣果はワラサとハマチがほとんどで、
ヒラマサの可能性はかなり低そうだ。でもなんとか釣れないかなぁ・・・ヒラマサ。それとシマアジも食べたいなぁ

前日、仕事帰りにフィッシング遊で青虫と小物を買う。シラサはちょっと大きめだったが、先週ハゼ釣りに行った時に
寄ったR23号沿いの餌屋さんでもっと大きいのを見つけたので、今回はそちらで買うことにしていた。
9時ぐらいに布団に潜り込むが、いつものようにまったく眠れないので、1時頃出発することにした。
それにしてもなんとかならんかなぁこの「釣り前日の不眠症」。最近ますます酷くなる・・・・(^^;)ゞ

まずはシラサを買いにR23号の餌屋に向かう。しか〜し、先週とはうって変わってシラサが小さくなっている。(T_T)
今回は小さいのしか入らなかったらしい。しょうがないので、ボケを10匹だけ買って店を出る。

湾岸長島ICから高速に乗る。たまには違った道を走るのも気持ちがいい。
大台大宮ICで降りて釣りえさ市場に向かう。素直に大内山ICのエサキチで買えばシラサも大きいし便利でいいのだが、
なんとなく大繁盛している店では買いたくないという天邪鬼なところがある。(笑)

釣りえさ市場には1台も車が止まっていなかった。時間も3時ごろで早かったせいもあるかもしれないが、かつてレジに
並ぶのが大変だったのが嘘のようである。大内山ICができたおかげで、随分お客さんが減ったんだろうなぁ・・。
なんとなく他人事ではなく、親近感を覚えてしまうのは私だけだろうか・・(爆)

店内でシラサを見せてもらったが、これまた小さい。結局フィッシング遊のシラサが安くて一番大きかった。
でも店員さんも親切だし、小口でも快く売ってくれるので、ここで、シラサ(1杯525円)、活きアジ5匹(1匹50円)、
活き鮎2匹(1匹120円)を購入した。

その後、途中のサークルkで食料を仕入れ、大内山ICのエサキチに行ってみる。餌を買う予定はないのだが、
今日は釣魚好人さんが、貞丸の養殖コワリに行くので、ここで待ち伏せいたら会えそうだと思ったから。
案の定、しばらくしたらニコニコした見慣れたお顔が現れた。(笑)
4時ぐらいだと店内はそれほど混んでおらず、店内を回りながら来月ご一緒するコワリの情報を好人さんに貰う。
ついでに、大アジ釣れたら強奪しにいきまっせ、と予約して分かれる。(笑)
そんなとき、今日ご一緒する「かずパパさん」と「かずママさん」もいらっしゃって、ご挨拶。気さくな方でホッとする。

我らは一足お先に出発して、正徳丸に向かう。国道42号を左折して駐車場に向かう道をゆっくりと走る。
三男の目が爛々と輝いている。実は鹿をさがしているのだ。
彼は鹿を見つけるとボーズでなくなるらしく(笑)、また日ごろ見られない野生の動物を見れるのが好きらしい。
駐車場までのクネクネした道を注意深く走っていると、立派な角がはえた牡鹿が2頭はっきりと見えた。(^▽^)
三男も大喜び。これでコイツのボーズはなくなったな。(笑)    4時半過ぎ現地到着。

5時半ごろスタッフが現れて、荷物の運搬が始まる。夏時間と聞いているので受付も早いのかと思ったら
受け付けはいつものように6時スタート。その後、注意事項の説明があり、場所の抽選があったのは6時半過ぎ。
ちょっと待たせ過ぎじゃない? 桟橋で待たされることで有名な某釣堀でもここまで待たせないような・・・(^^;)ゞ
これには流石に閉口してしまった。

さて、かずパパさんに引いてもらった番号札は13番。釣り座が別々になるかもしれない微妙な番号だ。
結局私達はC筏の海側に並んで入った。(上図) 今日は一般の方は全員A〜Dまでの大筏を使うようである。
ここは一人分の釣り座は線引きされて決まっているのだが、今日はそれ以上に詰め込むらしく、さらに狭くなった
一人分の場所の目印がテープで貼ってあった。なんかマリンパークみたい・・(^^;)ゞ
小筏が空いているんだからもっとゆったり釣らせてくれてもいいのになぁ。
子供が多いところを見ると、皆さん「夏休み企画」なのだろうか・・。それでまとめられちゃったのかな??

ここはバラける団子や自作団子は使えないとのことで、一般のお客さんには特別に餌の検閲があった。
事前にお店に電話したときは、握ってあれば「魚かしえび団子の素」も大丈夫のような感じだったのだが、
握ったそれを見せたところ「これはダメです」って。厳し〜い。(ToT)

鯛は前日に放流してあるとのことなので、まずは鯛竿でスタートする。朝イチで鯛を釣らないとヤバイから・・。
私とトモの両横では早速鯛が釣れて忙しそうであるが、われらはシ〜ン。
毎度のことなので、慣れてはいるものの、ちと寂しい・・。(^^;)ゞ

そんな時、トモがあわせをいれた。おっ、鯛が来たか!と思ったら糸が横走りし始めた。
「青物か?」と聞いても青物を釣ったことのない三男にわかるはずもなく(笑)、???。
とりあえず「青かもしれません」と宣言するが、それほど強烈な引きでもなさそうである。
ひょっとしてシマアジ君かな?と期待していたら 案の定シマアジのヒラを打つ姿が見えた。ラッキー(^▽^)
三男は初めてシマアジを釣ったと嬉しそうだった。それ以上に久しぶりにシマアジが食べられる私はニンマリ。
でかしたぞ!トモ!!(^o^)

さて、釣れてないのは私だけ。ここで鯛をはずしたらやばいよなぁ・・
飛竜にキビナゴ1匹掛けで、糸を張りながらゆっくり落とし込んでいく。
と、5m付近でコツンと穂先が反応した。そのまま斜めにあわせを入れるとガツン!よっしゃー!!
あれ??鯛とは違う重量感・・・・動かないぞ・・・ヤバッ「青で〜す」(^^;)ゞ
一呼吸おいて一気に走り始めた。鯛仕掛けなのと一発目なので、ちょっと慎重にやり取りをさせてもらう。
ようやく浮かせてスタッフに掬ってもらうと、すぐに口元を確認。やったー、ヒラマサだー!!(^O^)/
今日はこれが一番釣りたかったので、『マンモスウレピー!!』(゜O゜)☆\(^^;) バキ!
三男のシマアジと合わせると、もう帰ってもいいぐらいである。(爆)

今日は久しぶりにMYスカリを持ってきている。正徳丸さんにもちゃんとしたスカリはあるのだが、確か底が
浅かったのと、縛り付けて留めなければならないので、ちょっと面倒だな思ったのである。
でもお客さんでMYスカリを持って来ているのは私だけ。(^^;)ゞ
以前レインボーでMYスカリでボーズを喰らって、最高に恥ずかしい思いをしたのだが、今日はヒラマサが入った
ので、とりあえずそんな心配はしなくてもよくなった。(笑)

私の右横の子に鯛が釣れている。まだ小学生の低学年だろうか。その隣のお母さんにも鯛が釣れている。
見た感じ二人とも全く釣りの経験はなさそうである。お隣の筏のお父さんが時々面倒を見ているようだ。

でも私の前では全くあたりがない。う〜む・・・困った。無意識のうちに、ほんの少しだけ竿先が右側に向く(笑)。
・・・・「ビシッ!!」ちょっと小ぶりの鯛が釣れた。(+_+;)\(-_-;)バシッ!

えび団子の素は検閲にかかって使えないが、先日マッキーさんに分けてもらったキス用の団子は大丈夫だったので、
これで足元を狙う。(たぶん、新作の「生ねり」じゃないかと思うのだが・・・)
底網ギリギリ付近まで落としこんでいくと、僅かに穂先に反応が出る。
食い込みをまってあわせようと思うのだが、カッ、カッとしかアタリが出ない。
しかたがないので見切りをつけて次の「カッ」であわせると手ごたえ十分。良型真鯛があがってきた。
放流前に3匹。私としてはまあまあである。

さて、9時頃放流が始まった。まずはシマアジ3匹。・・・・で、そのあとがない。(爆)
今日はこの筏に15人乗っている。でも半分は「無料の子供」だから、金額的には大人7〜8人分。まあこんなもんかなぁ・・。
当然活性も上がるはずなく、私も全くあたりがない状態が続く。

しばらくして、「今から青物を放流します。ハリスの細い方は太くして下さい。青物がかかったら他の人は竿を上げてください。
またタモ入れも協力してやってください。」とスタッフがハンドマイクで案内をしてくれた。
初心者にも分かるように、こういうところは徹底している。人気の釣堀の所以だろう。

早速、活き鮎を付けてスタンバイする。・・・が、一向に始まらない。あれ??
スタッフは青物の生簀の網を引っ張り上げている。こりゃまだ当分かかりそうだなぁ・・。(^^;)
そのうち鮎は弱ってしまった。

ようやくタモで青物を掬い始めた。よし、いよいよ放流だ。スタッフがタモに魚を入れて各筏に放流していく。
ここで、2匹目の鮎を投入。できれば1発目で勝負を決めたい。「ヒラマサはいりま〜す。」と1本放流。シ〜ン・・。
ちょっと間が空いて、ワラサ&ハマチで3本、それからまた同じようにワラサ&ハマチが3本。
筏には15人だけど子供は「無料」だからこんなもんかなぁ・・。(^^;)ゞ

鮎をあきらめ、自称「秋刀魚Q」(秋刀魚に切り身に魚かしの付け餌Qを塗った物)を針に付ける。
これは検閲されなかったけどいいのかな??
5mぐらいで誘っていると、下から一匹突進してきて食いつくのが見えた。
糸が横に走って、穂先に重みが出るまで待って「青でーす」(^o^)
ハマチ君だったので一気に抜き上げて、自分でそのままタモ入れした。
青物を自分でタモ入れするのは2回目だが、うん、なかなかカッコイイ(゜O゜)☆\(^^;) バキ!

さて、この頃だっただろうか、私の後ろで「ガタン」と音がして「アッ」と言う声が聞こえたのは。
振り向くと、沖に向って凄い勢いで竿が泳いでいくのが見えた。(爆)
三男がそっと私に耳打ちする。「ウチの竿じゃないみたい」って。
そりゃそうでしょう、ウチはいつも竿立てに立ててあるからね。気の毒に・・かず君家・・・。

すると、かずパパさんが、「ウチの竿は全部ありますねぇ・・」って。
じゃあ、お隣の方のかな?お気の毒に・・・と思っていると、三男が再び近づいてきた。
「あの〜、ボクの青物竿がないんだけど・・・・」 ガビ〜ン!!ウチのかよ!!(爆)

お外で釣れたコッパグレを付けて青物を狙っていたのだけど、誰かが青コールをしたので、
竿を外側に出しておいたのだそうだ。そのグレにお外の青物が食いついたようだ。
わざわざ、外で青物掛けんでも・・・(^^;)ゞ

幸いにも途中のロープに掛かっていたのか、スタッフの方がボートを出してくれて竿を救ってくれた。
どうも、ご親切に有難うございました。大変助かりました。m(__)m

私達はこの後は全く釣れず、12時40分の納竿を迎える事になった。

かず君ファミリーは、かずパパさんを中心にがんばって合計13匹の釣果であった。流石〜(^▽^)
帰りにスタッフから写真を依頼されてハイ、ポーズ!!この晴れがましい「かず君ファミリー」に交じって、
な〜んとなく場違いな二人がいるのがお分かりいただけるでしょうか?(笑)


で、われらの釣果が↓


私  
 ヒラマサ×1、鯛×2、ハマチ×1
三男
 シマアジ×1


当たった餌

 キビナゴ、秋刀魚+魚かしQ、魚かし「生ねり」

本日ご一緒していただきましたかずパパさん始めご家族のみなさん、お世話になり有難うございました。
また機会がありましたらご一緒下さい。よろしくお願いします。

ちなみに大アジ狙いで貞丸のコワリに出かけた好人さんは、40cm級を上げたとか。
強奪しに行きたかったが、3時ぐらいに上がるということなので諦めて帰ってきた。
今度自力で釣ることにしよう。(^-^ )

それとアネロンを飲みながら、鳥羽からキス釣りの船に乗ったFrankおじさんも、「餌を付ける時、酔いそ〜」と
言いながらも25cm級の立派なキスを釣り上げたようだった。