2009年5月24日  石倉渡船  ボート釣り  大潮

天気・・・曇り時々雨    

2日ほど前に石倉渡船から「出漕ぎボートで60〜80匹キスが釣れてます」と言う
500円クーポンのついた葉書が届いたので、三男と出かけることにした。
先月の矢口浦では型は良かったが、天麩羅にするほど数は釣れなかったので
今度はなんとか食べたかった。

しかし、今になって思うと、今回の悲惨な結果が予想されるいくつかの出来事があった。

先ず、その一つ目。
石倉渡船の掲示板にこんな書き込みがあった。
質問者 「今週末と来週末とでは、どちらがキスは釣れそうでしょうか?」
石倉渡船 「来週は中潮なので来週の方が食いがいいかもしれません」

まあ、二人で20〜30匹釣れればいいので、それほど気にする事はないだろうと
このときは思っていた。

二つ目
前日の天気予報では「曇り後雨」となっていたが、雨は夕方からのようで、午前中に上がるつもりの
自分達には関係ないと思っていた。でも出掛けにyahooで雲の動きをみると午前6時から8時ぐらいまで
雨雲がかかる予定になっている。

まあ、雨雲がかかっても必ずしも雨が降るわけではないし・・・と、このときは思っていた。

三つ目
出発してすぐ、近所のコンビニで、三男に「チビタコ」を買った。
三男は好物らしく「美味しい!」と嬉しそうに食べていた。私も一つ食べたらたしかに美味しかった。
でも三男が、「そういえば、○丸渡船へ行った時もこれを食べたね」といった。
たしかあの時は悪夢のような釣果だった。

まあ、それでも験をかつぐほどもない単なる偶然だろうと、このときは思っていた。

石倉渡船には6時少し前に着いた。家から約2時間半、大内山ICが出来て随分早くなった。
駐車場は満杯である。事務所の前はボートの受付でしっかり並んでいた。

車を降りると、雨がポツン・・。なんてこった、今から降るんかい!!
受付を済まして、カッパを着て桟橋へ。
今日は、いつも乗る黄色の手漕ぎボートとちょっと違って、ピンクの幅広で長さがないボート。
スタッフの話によると2人用なのだそうだ。今日は手漕ぎボートも沢山出ているようだ。

幅広なので釣り易くってイイやと、漕ぎ出すと、いつものより随分直進性が悪く、底面が広い分
水の抵抗が大きいのか全然スピードが出ない。いつもならスイスイと進んで行くのだが・・・・。

6時半頃から釣りはじめたが、アタリはなく、雨も降ったり止んだりで、アタリはほとんどない。
途中、対岸付近でタコもねらってみたがもちろん不発。
だいたい、今までタコ釣りなんてしたことがないので要領もよくわからんし・・(^^;)ゞ
9時半に息子がもう体力の限界だとギブアップ宣言。
「お前はほとんど寝てただけなのに・・」とは思ったものの、私も嫌気がさしてきたので止める事にした。
結局、12cmぐらいのキス2匹で終わった。

約3時間の釣り時間のうち、2時間は場所移動に費やしてしました。
いつものボートに比べて倍ぐらい労力を使った気がした。
動力付きボートが今日ほど羨ましいと思ったことはなく、ほんとにしんどかった。(笑)

移動しながら皆さんにどうですか?と聞いて回ったが皆さん首を横に振るばかり・・・。
私より早く上がったボートも二つあった。

三男曰く、「魚釣りは面白くないなぁ・・・」って。(^^;)ゞ
もうこれで誰にも遊んでもらえなくなってしまった。(T_T)

帰りは予定通り(笑)、紀伊長島の魚屋でアオリイカと干物を買って、1時過ぎには帰宅した。
サザエもちょっとおまけしてくれて、三男は上機嫌。
これから紀伊長島、矢口浦方面に釣りに行く際は、欠かせない魚屋さんとなった。

それにしても・・・

あ〜、つまらんかった!!(爆)