2009年4月12日(日) 辨屋 10号筏 天気・・・くもり後晴れ 大潮
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前回の釣行を区切りに、しばらく釣堀とは距離をおくつもりだったのだが、最近の辨屋さんの釣果欄を
見ていて、いてもたってもいられなくなってしまった。
私の大好きなヒラマサや石鯛がたくさん釣れているのだ。う〜ん、行きたい・・・。(^^;)ゞ
でも、行ったからといって私に釣れるとは限らないわけで、というか、むしろ釣れない可能性の方が
高いわけで、そんな悶々とした気持ちを掲示板に書き込んだら、魚を釣る前にモックンが釣れた。(笑)
モックンはちょっと前に釣りに行ったばかりなのだが、どうもそこの魚がお口に合わなかったようで、
辨屋さんなら一緒に行きたいとのこと。
約1ヶ月前の引退宣言も何処へやら、これで私の気持ちは完全に固まった。(笑)
私は昔から「我慢強い子だねぇ」と周りの人から一度も言われたことがない。(爆)
前回釣行時に、しばらく釣堀も行く事がないだろうと、残りエサを全て処分してしまったので、
新たに全てのエサを仕入れなければならない。
まあ、今回はヒラマサと石鯛が釣れればいいので、それに合わせてエサをそろえよう。
先ずは、魚かしマッキーさんに電話して、エビ団子の素と漬けエサQを頼んでおいた。
スーパーでサンマ、鰯、キビナゴ、スルメイカ、念のためササミと甘えびも購入。
フィッシング遊では青虫を1杯。シラサは小さかったのでやめておいた。
あれ?いつもと変わらないような・・(^^;)ゞ
午前3時にモックンをのせて礫浦へ向う。下道は使わず豪華に「1000円高速」で4時半頃玉城到着。
マツモトでシラサ半分、マムシ1杯、アジを買って、次はサニーズに向かう。
ここでモックンがアマゴ、シラサを調達。その後、魚かしへ。
魚かしに着くとマッキーさんの車に釣り道具が積んであり、今にもお出かけしそうな様子。
「どちらへ?」と聞くと「辨屋さん」って。(笑) もちろん、ご一緒させてもらうことにした。
これで、ヒラマサのお持ち帰りは間違いない。(爆)
今日は釣行するにあたって、モックンに二つお願いがしてある。
一つは13時で早上がりすること。
最近の亀山〜四日市間の渋滞は半端ではない。先週日曜日の午後2時半頃でもすでに四日市で
渋滞が出来つつあった。その前日、モックンはなんと20kmの渋滞にはまったそうだ。
ほぼ不眠で釣行する私には帰りの渋滞は非常に辛いので、少しでも渋滞時間を短くしたいのである。
もう一つはヒラマサと石鯛の釣果は折半する事。
行くからには釣れなくても半身でもいいから食べたい。可能性としてはモックンが釣る方が高いので
このお願いは、何がなんでも聞いてもらわなければ困るのであ〜る。(笑)
辨屋さんでは、私達3人ともう一人常連さんの4人で最後の船で10号筏に渡してもらった。
4人だけ?とちょっと喜んだが、遅れて4人組がくるそうである。な〜んだ・・。
場所は上図の通りで、私が南、モックンが西南、マッキーさんが東南、で常連さんは西北に入られた。
先ずは飛竜を用意する。前回釣行で三男が穂先を折ってしまったので、今日は以前作った物を付けてきた。
これは、柔らかすぎて風がでるとアタリが分からなくなるのだが、今日はそれほど風が出そうにないので、
たぶんこれでも大丈夫だろう。
最初はエビ団子の素で足元を5mぐらいから探っていく。とりあえず当たりはない。
西南のモックンは早速竿が曲がり好調なスタート。
2日前、筏は違うがJackyさん達が西南でよく釣れたとの情報を貰っていたので、「やっぱり」とにじり寄る。(笑)
「ツンツン」から十分穂先が入ったので、もう大丈夫だろうと合わせを入れると、鈎がかりしてすぐにバレてしまった。
『ゲッ、ヤッベー・・・』
そして、モックンの前から一旦アタリが消えた。・・・・「ゴ、ゴメンねー」(^^;)ゞ
それでもしばらくすると、またモックンの竿が曲がりだした。懲りずにまたもにじり寄る私・・。(笑)
エサがなかなか落ちてかないなぁと不思議に思っていたら、モックンに鯛が来た。
な〜んだ、からんでいたのかと思ったら、その鯛は私のエサも食っているとのこと。
途中で穂先がピクンとなったので、あれっ?と思ったのだが、先ほどのバラシがあるので怖くて穂先が
十分入るまであわせられなかったのである。食い上げてたのね。
私の鈎の方を飲んでいるということなので、モックンのご厚意でこの鯛は私のスカリに入ることになった。
なんともビミョーな坊主脱出。(^^;)ゞ
しばらく経って、私にもアタリがあり、十二分に穂先が入ってからあわせてようやく真鯛をゲット。
これで、正真正銘坊主脱出である。(^-^ )
それにしても、随分食い込ませたつもりだったが、これでも皮一枚だった。渋いなぁ・・・。
1回目の放流でシマアジと鯛が入った。そして放流船と入れ替わりに遅れた4人組が到着。
どうも高速でパンクして大変だったらしい。
今日は大潮なので下げ一方で、、西から東に潮が流れるだろうと思っていたら、何故か逆方向に
潮が流れている。ということは東側が潮上となる。
そこで、東南角に穂先を向けてエビ団子の素+漬けエサQを投入すると、穂先が入った。
今度も目一杯穂先が入るまで待って、「おりぁ!!」と合わせる。
綺麗な真鯛が上がってきた。今度はしっかり鈎を呑んでいる。
その後ここで鯛を4匹追加した。エサは全てエビ団子の素だった。
マッキーさんの目の前で、エビ団子の素を使ってバンバン鯛を釣リ上げるはなんともいい気分だ。
モックンから、「今日はヒラマサと石鯛を狙うんじゃなかったの?」と冷やかされたが、折角アタリがあるのに
釣らない手はないわねぇ。(笑)
ところで今日はヒラマサと石鯛以外にもう一つ狙っているものがある。それはアオリイカ。
この時期、うまくすると良型が釣れるのではないかと、アジの泳がせ用仕掛けを1本お外に出していたのだ。
ふと気がつくと、その竿がガタガタしている。おおっ、アオリイカじゃ!
喜び勇んでリールを巻く。結構重たいぞ〜、これはひょっとしてBIGアオリか?
横でマッキーさんが、「それ、アオリの引きじゃないよねぇ・・青物かも」って。
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で、上がって来たのがコイツ←。 約50cmの激やせカンパチ。(笑) おそらく、どっかの釣堀で再放流された奴なんだろう。 桟橋で魚をしめる時、辨屋さんのお姉さんがこのカンパチを みて、怪訝な顔つきをされたが、「お外」の釣果と聞いて、 安心されていた。 そりゃぁ、釣堀でこんな痩せたカンパチが釣れたら お客に怒られちゃいますよね〜。 |
お隣の筏で、石鯛が上がり始めた。北西で2匹、南と東で1匹ずつ。
そろそろ石鯛の時間が来たのかもしれないと、南東角にマムシを付けて穂先を注視する。
しばらくするとピクン、ピクンと穂先が動き始めた。
『キ、来た!!』
間違いない、これはかつて経験した石鯛の前アタリだ。
「石鯛は決して早合わせはいけない。完全に穂先が持って行かれるまで、じっと耐えるんだ。』
冷静に自分に言い聞かせながらも、心臓はバクバク、目はギンギラギンである。(笑)
そして、待つことしばし、見事思惑どおり、穂先が鋭く突っ込んだ。今だ!!
「おりゃー!」と渾身の合わせをいれる。飛竜が満月になり小気味良い引きが伝わる。
「うん??小気味良い???」(笑)
石鯛はギューンという強烈な引きで小気味良くはない。
すぐに、かわいらしいシマアジ君が、キラリと光るのが見えた。(爆)
2回目の放流まで粘ったが、結局石鯛はダメだった。
青物は2回目の放流まで、筏では朝方常連さんがシラサで釣ったヒラマサ1本のみ。
私も何度かイカやサンマで誘ってみたが着いてきたのは1回だけでダメだった。
これは放流時に釣らないとヒラマサのチャンスはないかもしれない。
先ずはサンマの切り身+漬けエサQで勝負する。
すぐに穂先が揺れて、穂先が入ったところで、「青!」と声をかけながら大合わせを食らわす。
「スカッ!!」・・・ (爆) えっ?? あれでダメなの??
次はイカのハラワタ。
今度もコツコツと穂先に反応がでる。食い込めー!!と念じていると、マッキーさんから「青コール」。
あと少しなのに・・・・、と思いながらも、やむなく見切り発車で「コンニャロー」と大あわせを入れる。
わずかに鈎が当たった感じはあったが、やっぱりダメ。・・・・残念
するとマッキーさんが「あれっ? 鯛でした・・」って。 「そ、そんなぁ」(笑)
今度はサンマのブツ切り。
またもコツコツと反応する。でもなかなか食いこまない。鯛が突っついているのかもしれない。
それでも諦めずに穂先を下げながら待っていると、ようやくゆっくりと穂先が入り始めた。
今度こそ間違いない。「青でーす!!」\(^ ^)/
もう頭の中はヒラマサの刺身で一杯である。(笑)
それほど強烈な締め込みでもないので、BIGヒラマサじゃなくって、普通サイズの奴かな?
な〜んて、思いながら寄せてくる。
マッキーさんがズバッとタモ入れしてくれて、「はい、ワラサ」って。・・・(爆)
タモに入るまでは間違いなくヒラマサだったのに・・・・。(T_T)
その後はモックンにカンパチが来たぐらいでジアイは終わってしまった。
真鯛、シマアジ、ワラサにお外のカンパチと数はそれなりに揃ったが、狙いの獲物がまだ一つもない。
これ以上「数」を追っかけてもしょうがないので、ここは辛抱強く石鯛を狙うことにした。
水は濁っていて4mぐらいまでしか見えないが、そのあたりには石鯛は見えない。
そこで、かつてマルヨで成功した「秘儀 石鯛さんいらっしゃ〜い!!」を試すことにした。
お読みいただいてる皆さん、材料の紹介です。メモの用意はいいですか?
エビ団子の素1カップ、青虫大さじ2杯、マムシ大さじ1杯ですよ〜。(゜O゜)☆\(^^;)
バキ!
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20分ぐらい経っただろうか、穂先がコツン・・・。 「うん?」 また、コツン・・。 「おっ、来てる!!」 ひたすら耐える。 コツン、コツン・・、グイ・・グイ・・、 「まだまだ、もっと突っ込めー!!」 ギューン!! 「おりゃー!!」 バッチリ乗った。 予想通りの強烈な引き。クチグロ君ゲット!! \(^ ^)/ バンザーイ |
すぐにモックンを呼んで、場所を空ける。私は1匹あれば十分。
マッキーさんも目の色が変わっている。
いつもは石鯛にはまったく興味がないそうなのだが、今日は石鯛のオーダーが入っているらしく
マムシを1杯買ってきたとか。(笑)
しかし、マッキーさんが一度すかした後、モックンが見事釣り上げた。(^^;)ゞ
さて、残り時間は約1時間。これでヒラマサが釣れれば100点満点だ。
ということで、サンマ、イワシ、イカ、活きアジ、シラサを総動員してがんばってみたが、残念ながら
真鯛がつつくような反応はあるのだが、食い込むアタリには出会えなかった。
いま、これを書きながら、エビ団子の素を使うのを忘れていた事に気づいたが、もう後の祭り。
13時となり予定通り早上がりすることにした。
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本日の釣果 鯛×7、石鯛×1、シマアジ×1、ワラサ×1 お外のダイエットカンパチ×1 当たったエサ エビ団子の素、マムシ、サンマ、つけ餌Q 鯛は全てエビ団子の素だった。 |
早上がりのおかげで、渋滞も鈴鹿〜四日市の数キロで済み、4時過ぎには家に着くことが出来た。
1時間後に出発したら、たぶん20キロ近い渋滞にはまっていたことだろう。クワバラクワバラ・・
今日はヒラマサは釣れなかったけど、石鯛は釣れたし、鯛もたくさん釣れたので万々歳である。
天気もよく、とても楽しく1日を過ごすことが出来た。
モックン、マッキーさん、ご一緒していただきありがとうございました。
ところで、あの後、マッキーさんは石鯛釣れたのかなぁ・・・。(笑)