2009年1月25日(日)   傳八屋8号筏

天気・・・・晴れ  大潮


昨年の10月中旬、マナブンさんから、「赤ちゃまと爆釣団新年会の幹事をやることになったので、イケチャンの
掲示板を使っていい?」と電話が入った。
釣り会の案内は時々掲示板に書き込みがあるので、今回もそんなことだろうと、「それはご苦労様です。
どうぞ、どうぞ、私なんぞの掲示板でよければ、ご自由にお使い下さい。」と電話を切った。
このときはまだ全く他人事であった。

それから数日後、マナブンさんが書き込んだ新年会の案内をみてビックリ仰天。
なんと、私の掲示板が申し込み窓口になっているではないか。あちゃ〜やられたー (笑)
かくして、めでたく私も幹事の端くれに名を連ねることになった。
幹事ともなれば、釣り会と宴会両方に出なければならないのだが、都合により25日の釣り会だけ
しか参加できないので、受付窓口としてお手伝いさせていただいた。
最終的に24日、25日ともに27名の釣りの申し込みをいただき、宴会も19名の方が参加された。

私は25日2時半頃、カッチャンとモックンと3人で出発し、エサキチ、サニーズ、魚かしと寄って5時過ぎに
傳八屋さんの駐車場に到着。受付場所となっている有料休憩所で寝転んでいると、しばらくしてマナブンさん
赤ちゃまが現れて受付開始。
お二人は前日の宴会で完全燃焼したらしく(笑)、本日の釣りはリタイヤとのこと。
う〜ん、ちょいと心細いなぁ・・・。

その後、24日組のJackyさんや釣魚好人さんも入ってこられ、しばし談笑。
前日の情報を聞くと、気の毒としか言い様がない有様で、7号&8号筏を使ったそうだが、特に8号は悲惨だった
とのこと。・・・で、私とカッチャンはその8号に乗ることになった。(笑) メンバーは上の図の通り。
釣堀界の「生き字引」みたいな方もいらっしゃって(笑) 果たして私まで釣果が回ってくるのかちょっと不安・・・・。


最後の船で渡していただき、筏に着いたのは7時半、10分後に一斉スタートとした。
足先は寒さでジンジンするが、風がないのが救いである。
このまま風が出なければ、この時期としては絶好の釣り日和になるだろう。

朝イチはそれなりに活性があったように思う。皆さんの竿が曲がっていたから・・。
特に、伝説の海上釣堀結婚式を挙げられた、はっせーさんの竿がよく曲がっていた印象がある。 
でも、私はいつもの通り蚊帳の外。 「お魚さ〜ん、私も餌を付けてますけどー!」(爆)

最初の放流後もアタリは出ず、、ついに坊主なのは私とカッチャンだけとなった。やばいよなぁ・・・・。
めったに釣りをしないカッチャンが坊主なのは理解できるが、私がボーズなのはどう考えてもおかしい。(笑)
とりあえず私だけでも坊主を脱出しなければと思ったら、カッチャンの穂先が突き刺さった。
そして、やや小ぶりのカンパチが上がって来た。ガビ〜ン!!
ついにボーズは私だけになってしまった・・・・。(泣)

カッチャンによると、6m付近にやや小ぶりの青物がウヨウヨしていて、鰯Qでしつこく「ひょいひょい」やって
いたら食ってきたそうだ。確かに私もそれらは見えていたのだが、経験豊かな私は(笑)、見るからにやる気の
なさそうな奴らだったので無視していたのだ。やっぱり何事も最初から決め付けていけない。
ということで、私も真似して「ひょいひょい」。(笑) しかし全然見向きもされない。だんだん嫌気がさしてきて、
『きっとさっきのカンパチは頭がおかしかったんだ』とあきらめたところで、カッチャンに2匹目のカンパチがきた。
・・・・あほらしい。(泣)


太郎さんが隣にやってきて、私の前でウロウロしているグレをあっという間に釣り上げた。
実は、このグレもさっきからいるのは知っていた。でもどうせ食わないだろうと無視していた。
やっぱり何事も決め付けてはいけない。(爆)
ということで、虫エサを分けていただいて私も真似してやってみるが、全くあたらない。
太郎さんは今エサを吸ったとか吐いたとか言って楽しんでおられるが、私にはそれが全くわからない。
やっぱり「生き字引」のようにはいかんわい。 あ〜あ、もうや〜めた!!(笑)

いかん、いかん、さっきから完全に「他人の後追い」になっている。
これは「坊主街道まっしぐら」の典型的なパターンだ。 早く軌道修正しなくては・・・。

心を入れ替えて、飛竜を使ってエビ団子+付けえさQで魚を集めることにした。
何度か打ち返していると、僅かに穂先に反応が・・・。おおっ!アタリだ(笑)
『待って、待って、また待って』、でようやく穂先が押さえ込まれたところで、「バシッ!」 キター!!(^-^ )
決して大きくはないが、とても綺麗な鯛が上がってきた。やっと坊主脱出!!\(^ ^)/
ところで、傳八屋さんの鯛ってこんなに綺麗だったけ?(゜O゜)☆\(^^;) バキ!

このまま続くかと思いきや、そんなにお魚さんは甘くなく、それっきり音信不通。
仕方がないので、今度はウキ仕掛けでシラサで真ん中を狙ってみることにした。何度か誘っていると
ドングリウキが「ジビジビ」と潮をかぶる。でもあわせどころがない。
「あれってシマアジですよねぇ・・」と太郎さんと話していると、ウキがスッと入った。今だ! 「ギュン!」
キラリとヒラ打つ姿、予想通りシマアジ君だった。これでやっと両目が開いた。良かった〜。(笑)

2回目の放流では鯛と青物などが放り込まれた。大ブリも1本ドボ〜ン。
いつもならここはカツオのハラワタで勝負にでるのだが、今日は持ってない。
某餌屋で小さいのが500円、大き目で700円と随分高かったので馬鹿馬鹿しくなって買わなかったのだ。

そこで、サンマの切り身+付けえさQ、鰯Q、イカのハラワタなどでがんばってみたが、よしじいさん、太郎さん、
はっせーさんなどが釣られて、結局私には回ってこなかった。
まあ、このメンバーでは私に回ってこないのもしょうがない。

2回目の放流後もヒマヒマ状態だったが、昼ぐらいになって、ちょっと潮目が変わったのか、ようやく東北側で
鯛のあたりが出始めた。しんすけさん、カッチャン、それに絶不調のsasapuuさんも遠征してきて鯛を釣り上げた。
私も2匹おこぼれを頂戴した。(^-^ )

しんすけさんが早上がりされてしばらくすると、よしじいさんがサンマでブリを誘っていて、ブリが食いにきた
ようだった。それを見て、私もイカのハラワタで誘って見る事にした。
浮いて来たブリはエサの周りをグルグル回るものの口は使わず、そのうち沈んで行ってしまった。

仕方がないので、私も棚を9mぐらいにして、誘いながら待っていると穂先が「カツン」となった。
おっ、来た! 何度か「カツン」 「カツン」が続きイライラするが、これを逃したら今日は青物を持って帰れないと
穂先を下げながら、一生懸命我慢して食い込みを待つ。するとようやく、穂先がゆっくりと入って行った。
思いっきり「おりゃー!!」と合わせて、「青でーす」(^-^ )

シーパラは満月になっているが、それほどの強い引きでもない。ワラサかな?と思ったら
周りから「ブリや〜」って。「ええーっ?ほんとに?」(喜)
それでも思ったほど時間もかからず、浮いて来た。確かに私のようにデップリとしている。
カッチャンにタモ入れを頼むが、及び腰で上手く行かない。オイオイ・・(^^;)ゞ
見かねて、あひるさんがズバッとタモ入れして下さった。どうも有難うございました。m(__)m

あとで量ったら11.17kgで86cmだった。
以前、ビッグヒラマサをかけたときは(最後はトライアン
グルにかかって逃してしまったが・・)思わず声が出る
ほどの、突っ込みがあったのだが、今回はそんなこと
もなく、すんなり上がってちょっと拍子抜けした感じだった。
水温が低いので、動きが鈍かったのだろう。

それにしても苦節5年。ようやくブリを釣り上げることが
出来た。
私のエサに食いつた奇特なブリちゃんに感謝である。(笑)

さて、ブリも釣っちゃったし、残り時間も少なくなってきたので、青物竿とウキ仕掛けをを片付けて、
飛竜で小物狙いに徹する事にした。もう、余裕のよっちゃんだ。(爆)

0.5号の錘をはずして、ジンタン錘を鈎のちょっと上に打って、シラサを中央から手前に落としてくる。
途中で穂先がピクンとなるが合わせるにはちょいと心もとない。
何回か繰り返していると、ピクンとなった後に穂先を押さえ込むアタリが出た。バシッ!!(^-^ )
狙いはシマアジ君だったんだけど、ピンクの真鯛ちゃんが上がってきた。
ホントに今日の鯛は綺麗だなぁ・・。

そしてこれが本日の私の最後の釣果となり、久しぶりに重量感のあるスカリを船に乗せた。

本日の釣果
 ブリ×1 鯛×4 シマアジ×1

当たったエサ
 イカのハラワタ、エビ団子+付けエサQ、シラサ

今日は、太郎さんからは貴重な話が聞けて、また、よしじいさんの青物の誘い方を見ることも出来たしで、
とても有意義な一日であった。
そうそう、太郎さんがサンマの1匹掛けを放り込むとき、皆さんに分かるように「いきま〜す」と言いながら
投げ入れるのをみて思わず笑ってしまった。でも、あれはいい。
私もこれから「いきま〜す」とサンマを放り込もう。(^-^ )

今回は思いもよらず幹事の一員となってしまって戸惑ってしまったが、特に何をするわけでもなく、
すべてマナブンさんと赤ちゃまに「おんぶにだっこ」で、大変恐縮でした。
なにはともあれ、無事に爆釣団の新年会が済んだ事に感謝です。

みなさん、どうも有難うございました。m(__)m