2009年1月3日(土)   いむら   天気・・・晴れ(風)  小潮


正月の三が日に釣りに行くのは何年ぶりだろう・・・。
毎年、元旦は我が家で、二日は家内の実家、三日はゆっくりして、4日から仕事というパターンなので
ここ数年は翌週の10日前後に釣行する事が多かった。そのほうが釣堀も高速道路も空いてるし・・・・。

でも、今年は4日まで休みなので、天気がよければ次男と三男を連れて出かけようと思っていた。
しかし、当然のごとく、傳八屋さん、辨屋さん、貞丸さんなど、人気釣堀はすでに満員御礼状態。
そこで、「お年玉大量放流」という、いむらさんに電話をいれると、それほど混んでないとのこと。
ここなら場所取りの心配もなく3人並んで釣れそうだし、子供達も行きたがっていた場所なので
(以前、ここで長男と二人で貸切状態となって、長男は青物を3本上げたことがあり、次男と三男は
ず〜と、2匹目のドジョウを狙っていた。(笑))、久しぶりにお邪魔することにした。

たしかここは冬場でも練炭火鉢はなかったような気がして、念のため問い合わせると、ちゃんとあって、
カップラーメン用のお湯も大丈夫とのこと。やっぱり冬場はカップラーメンがいいもんね。(笑)

さて、前日餌を仕入れにスーパーに行くも、正月向けの食材ばかりでサンマもイワシも売ってない。
かろうじて甘エビを見つけ、他になにか餌になりそうなものはないかと物色していたら・・・あった。
前から一度使ってみたいと思っていたけど、餌にするにはなんとなく勿体無い気がしていた。
でも半額の1パック200円なら・・・。よし、餌に使っちゃおう!(^-^ )

当日は朝3時半に出発予定が、十数分遅れた。4時までにインターに入らないと夜間割引が効かないので
鬼のような形相でハンドルを握り、3時59分数十秒にインターを通過。 ふ〜、アブナイアブナイ(汗)

エサキチでシラサと冷凍イワシ、旭家でカツオと蛍イカ、、マツモトで活きアジとボケ、魚かしでエビ団子の素と
キビナゴQを買って、6時半頃いむらの駐車場に到着。すでに5台ぐらい車が止まっていた。

今日は風もあるし、前半は上げ潮になので、子供達の為にも風に背を向けれて潮上になる北側の場所が
取れたらいいなぁと思っていた。冬場は北側に鯛が集まると言うし・・。
しばらくして大将が軽トラでやって来て受付開始。貸切の一組も入れて今日は20人ぐらいであろうか。
まず場所取りジャンケンで珍しく勝ってしまって、次の筏選びのジャンケンでは2番目となった。
一番の方が中央筏を選択したので、私は東側の筏を選択した。
というのも、前半は東側の筏の方が潮通しが良いのではないかと思ったから。
でもこの手の私の予測は当たった例がない。(^^;)ゞ

筏に上がり先ず自分の青物竿をセットする。今日は朝イチから青物を狙おうと固く決めていた。
最近はそんなことはしないのだが、元旦、二日と2日間筏を使ってないので、イキナリ青物が食ってくる
かもしれないと考えたのだ。それに、2年前ここで3日間使ってない筏に上がり、鯛狙いでスタートした私は
朝イチの青物フィーバーに完全に乗り遅れたトラウマもあったから。

先ずはシーパラにキビナゴQを付けて放り込む。
これで一発で穂先が入る。・・・・・・・予定だった。でも、シーン・・・。
そ、そんな馬鹿な!(笑)
今度は活きアジを付けて放り込む。これでカンパチは間違いない! ・・・はずだった。
でも、やっぱりシーン・・・。  な、なぜだ!!(汗)

対面の常連さんやトイレ前の磯釣り師風の方達の竿が次々と曲がり、鯛が釣れている。
なんのことはない朝イチは鯛の時間だったのだ。それも「前半は、はずれ場所」と読んだ南側で・・・。
私にはあってはならないことだった。(笑)
それにしても、私の予想はあてにならないなぁ・・。

子供達の竿を用意し、自分の小物竿を用意した頃にはモーニングサービスは終わっていた。
自作甘エビ、ミック、蛍イカ、エビ団子などで探って見るがなかなかアタリがない。
そこで1パック200円のエサを取り出した。ちょっと勿体いぶったが、実はこれ「生牡蠣」である。

以前からこれは柔らかいので食い込み易いのではと思っていたが、自分で食べた方が美味しいので
あくまで人間様のエサとしてしか買わなかった。でも昨年、筏五目釣りをやってみて、チヌ釣りなんかでは
牡蠣をエサとして使うことを知り、今回半額で安かったこともあってエサとして買ってみた次第。

これを付けて底近辺に入れると、「コツコツ」と前あたりのあと、「シュポッ」とまるで通りすがりの青物が
食ったように穂先が入った。しかし、走らないしゴンゴンという感じの引き方なので真鯛のようだ。
一発目の獲物をバラスと、とってもヤバイのでとても慎重にやり取りをして、45cmぐらいの立派な鯛を
タモに納めた。ピカピカの綺麗な魚体だ。
柔らかいので呑み込み易いのか、鈎はしっかり呑まれていた。この時期のエサには使えそうである。

しばらく生牡蠣で遊んでいると、コツコツというアタリが出始めるが中々食い込まない。
ひょっとしてシマアジかも?とコツコツであわせてみると手ごたえあり。
シマアジっぽい引きであったが、ドラグがキツメだったのか針が伸されてバレてしまった。
針を太軸に変えて、もう一度生牡蠣で挑戦。上手くあわせたつもりだったが、今度も途中でフッと
軽くなってしまった・・。(泣)
2度もバラセば、魚は散ってしまうわけで、この後はアタリもなくなり放流待ちとなった。

9時ちょっと前に最初の放流があった。
「お年玉大放流」というだけあって鯛とシマアジで
おそらく40匹ぐらい入ったのではないだろうか。
大人6人子供1人でこの量なら申し分ない。

「さすがお年玉大放流ですね〜」と大将に言うと、
「わしゃ、ウソはつかん!」って。(笑)
また、
「ちょっとシマアジが足りんので、今取りにいっとるわ」
とのこと。2回目も期待できそうだ。


南側の常連さんは、ひっきりなしに竿が曲がって、大鯛やシマアジをゲットしている。
見ていると、全くバラスことがない。相当な名人だと思われる。
トイレ前の方は、スカシやバラシを交えながらも着実に釣果を積み上げている。
こっちとら全くアタリがない。鯛は北側、そして午前中が勝負と思っていたのにおかしいなぁ・・(^^;)ゞ

寄せ負けしないようにエビ団子の素を打ち込んでいると、ようやくアタリが出始めた。
エビ団子だし、シマアジかもしれないとつい早合わせとなってしまい、素針3連荘。(ToT)

ならば鯛に違いないと、じっくりまって充分穂先が入ってからあわせるとレギュラーサイズの鯛が上がってきた。
でも皮一枚で、ヒヤヒヤものである。
その後も軽くくわえる感じはあるのだが、食い込まないので、餌が逃げているかのようにゆっくり横に誘いながら
穂先が入るまで待ってあわせるという魚とのやり取りが続く。
それでも上がってくる鯛は唇にかろうじて針がかかっている程度である

私はこういう魚との駆け引きは楽しくて好きなのだが、ちょっと子供たちには難しく、さすがの次男もスカシと
バラシでなんともならず、甘エビで鯛1匹釣るのが精一杯。
三男は心優しい鯛が1匹、ガブッと生牡蠣に食いついてくれたおかげで何とか坊主だけは免れた。

2度目の放流前だと思うが、一瞬とてつもない突風に見舞われた。
風上にいた次男が思わず私にしがみついてくるほどの強さだ。三男は大丈夫かと見ると、
まさに間一髪のところで耐え凌いでいた。
飛ばされずに良かったなぁと、ほっとして正面を向くと、対面の常連さんが筏から落ちていた。(爆)

2度目の放流はカツオを切っていたので、正確には見てないが、おそらく人数分ぐらいの
青物と、シマアジ、鯛が追加で入ったと思う。

しかし活性は上がらず、常連さんがワラサを一匹釣上げたのと、トイレ前の方がスカしただけで終わってしまった。
私も一度カツオの切り身にコツンときたが、食い込むまでには至らなかった。次男もしかりであった。
結局、この日この筏で上がった青物は常連さんのワラサ1本だけだった。
そして、この常連さんは19匹釣って、とっとと12時で早上がりされた。すんげ〜なぁ・・。

この常連さんが帰ったあと、テント前で苦戦していたもう一人の磯釣り師風の方が、その場所に入られたが、
その後は2〜3枚上げた程度で、常連さんのように次から次へと竿が曲がることはなかった。
やっぱり、同じ場所でも必ずしも釣れるというわけではないようだ。
トイレ前の方は盛んにアタリがあるようで、何度もスカしながらも時々竿が曲がっていた。
大将も言っていたが、どうも南西方面に大鯛やシマアジ群れているらしい。いいなぁ・・。

こちらは予定通り後半全くなんともならず、「魚がおらんのとちゃう?」と疑心暗鬼になって魚探をセットしてみると
それなりに反応は出ている。う〜む、魚がいないなら諦めもつくが、いるのに食わせられないのは悔しいなぁ・・。
でも私の技量ではなんともならないのよね〜。
ドングリウキで中央の底を狙うも、上手くいかず、青物狙いも不発。虚しく時間が過ぎていく。

納竿時間もせまり、竿を片付けながらこのまま終わろうかとおもったが、1回だけ釣らせてくださいと、
最後にトイレ前の角に入れさせて貰って、シラサを付けて底ギリギリにはわせてみた。
と、すぐに穂先がお辞儀して、48cmの綺麗な大鯛が上がってきた。拍子抜けするぐらい簡単に釣れちゃった。(爆)
もう1匹狙いたかったが、ここでちょうど船が来て納竿となった。

今日は渋いながらも活性はそれなりにあったと思うが、スカシたり、バラシたりで残念ながら腕がついていかなかった。
トイレ前の方は10匹以上釣れていたし、西側の方も二桁とまではいかないにしても、後半はそれなりに竿が曲がっていた。
場所を変わった方も6〜7匹は釣っていたと思う。
中央の筏は貸し切だったが、よく釣れていた。放流分ぐらい釣れたのではなかろうか。
また、西側の筏も重そうなスカリがいくつかあった。

今日は2日間休んだ筏で、なおかつお年玉大放流だったので、できれば子供達に沢山釣らせたかったが、
世の中はそれほど甘くはない。
でもゆったりと釣れたのは良かったようで、それほど落ち込んではいなかった。(笑)

本日の釣果
     私    大鯛×2  鯛×5
次男、三男    各々鯛×1


当たったエサ
 生牡蠣 、甘エビ、シラサ、団子

本日は好人さんがJackyさんと傳八屋に釣行されており、ハタマスを釣り上げたことを知り、
傳八屋の駐車場で待ち伏せして強奪してきた。好人さん、新年早々ご馳走さまでした。m(__)m
また、Jackyさん、しんさん、久しぶりの賢人さんとも新年のご挨拶が出来てよかった。


帰りは予想通りの渋滞。先ずはサニーズからミニストップまでノロノロ運転、さらにサークルk近辺でも
ノロノロ運転で、もうここから〜?という感じ。
高速は35kmの渋滞とのことで、津ICで降りて23号バイパス、306号を使って四日市ICに向かう予定で、
津ICを降りると、23号バイパスも渋滞しているようす。
こりゃいかんと、市街地の23号に向かい、四日市東ICを目指すことにしたが、ここも渋滞。
ようやく渋滞地区を通り越したとおもったらイマイチ流れが悪い。
そこで途中から306号へ入り再び四日市ICを目指すことに。しばらく快調に走ったと思ったら鈴鹿IC付近で
またノロノロ運転。(T_T)
四日市ICから順調だったが、結局いつもより約1時間余分にかかった。
あのまま高速で渋滞にはまっていたのとどちらが早かっただろうか・・。
やっぱり、正月は出かけるものではないなぁ・・・。(笑)