2009年11月9日   金丸渡船&久々子湖

天気・・・曇り後小雨    満潮・・・12:45   干潮・・・18:13  中潮

今回は「旬な小物釣り」の最終回。
最初の「久々子湖のハゼ釣り」こそ大成功だったが、その後は悲惨な釣行が続いている。
せめて最終回ぐらいは華々しく終わりたいと若狭本郷の金丸渡船さんに再度お邪魔した。

前回は、予約が遅かったのかあるいは自分達(4人)だけで乗りたいといったのがよくなかったのか
アジが釣れている「大浦の筏」ではなく「青柳の筏」に渡されて、悲しい結果に終わった。
そこで今回は「相乗りOK」にして「大浦の筏」を指定した。これで釣果は約束されたも同然だ。(^-^ )

少し心配だったのが前日からの急な冷え込み。一気に食いが落ちるのではないか・・・。
ここ数回悲惨な釣行ばかりなので、必要以上に神経質になっている。
念のため釣行前夜に当日の状況を問い合わせると、おかみさん(?)が、

「今日は海が時化ていてねぇ〜。でも釣る人は釣ってますよ〜。」

ちょっと微妙な答えが返って来たが、でも釣ってる人は20〜28cmのアジが3桁のようだ。
勿論釣れているのは「大浦の筏」。よし!これなら絶対大丈夫。3人合わせたら3桁は間違いなしだ。(^-^ )

当日は5時前に現地到着。木之本ICから餌屋とコンビニに顔を出しても1時間半しかからない。
受付で「大浦の筏」と念を押して乗船準備をする。(笑)
見送るおかみさん(?)に、「せめて50匹は釣りたい」と控えめに言うと、「釣れるといいね〜」と。
これまた微妙な答え。(^^;)ゞ
3桁当たり前の釣り場で、「3人で50匹」は随分少ないと思うのだが・・・。

6時に約20数名を乗せて出船。「青柳の筏」にアジ狙いと思われる二組が降りる。
思わず合掌。「お気の毒に・・・」(爆)

私達は念願の「大浦の筏」に3人だけで上げてもらった。超ラッキー!!船頭さん、有難う!
もう、私も次男も三男もワクワクである。いよいよこれから念願の「大アジ、ザックザク」が始まるのだ。
いまから始まる「未体験ゾーン」に期待が膨らみすぎて、爆発しそうである。
さっそく、船頭さんお薦めのロケットカゴに「アミエビ+アジパワー+3人の祈り」を詰めて海に放つ。
さあ来い、大アジ!!

6時間後。
12時の迎えの船に乗っている私達。他の筏からも沢山乗り込んで来た。
で、・・・・




結果は「ボーズ」!!




もはや何も言う事はない。
船頭さんの「昨日はヒドイ時化で、アジが逃げてしまったようだ。もう2〜3日凪が続けば戻ってくるはず。
一昨日は大型クーラーに満タンだったになぁ〜」と言う大きな声を虚しく聞きながら、ここを後にした。

「縁がなかった」というしか、この気持ちを抑える言葉が見つからない。
ここ数回の釣果、私達が下手なことはわかっている、自然相手という事も。
しかし「それにしても・・・」である。(笑)
方座浦では長男が「もう釣りは当分いいワ」といい、最近やや釣りに消極的になってきた三男は
これで「釣りが嫌いになりそう。行ってもどうせ釣れないし・・」という。
ここまで不調なりにも唯一本命を上げていた次男も「・・・・・・」。
私も「自分は釣りには向いてないのかも。別の趣味を探そうか・・」と・・・。

さて、魚を捌く必要もなくなったし、時間もあるので、気分を変えて三方五湖に向かってみることにした。
日向湖の釣堀で竿が曲がるのを横目で眺め、久々子湖に到着。
誰もハゼ釣りをしていない。数年前に11月末に早瀬漁港で大型ハゼが沢山釣れたことがあったので
「石ゴカイ1杯分だけやってみるか」と餌を購入。

早瀬漁港では小雨交じりの中、家族連れが二組サビキでサッパを釣っていた。
誰も投げ釣りをしてないのでハゼがいるかどうかわからないが、とりあえず投げてみた。
錘が着床し、糸を張った瞬間にアタリがでた。本日「初めて」のアタリである。(笑)
15cmぐらいの丸々と太ったハゼが上がってきた。
この後はいろいろ探ったがアタリがでないので、前回の小学校裏に転進。

私が車で横になっていると、次男が20cm級のハゼを見せにきて私も参戦。
2時間程度で23cm頭にハゼ20匹程度(小型はリリーズ)と20cmマゴチ1匹を釣って納竿とした。
「転んでもタダでは起きず」・・か?(笑)

手前は23cmのハゼで、これは自己新記録。デカかった〜。(^-^ )

ここ数週間「旬な小物釣り」と題して、随分お金をかけて、子供達と釣りに行った。
でも一番快く私達を迎えてくれた釣り場は、「一人500円の清掃協力金」だけで済む久々子湖であった。
なんとも皮肉なことである・・・・。(苦笑)