2008年10月26日(日)      金丸渡船(筏釣り)

天気・・・・雨    満潮・・・・5:59    干潮・・・・12:10  中潮

9月のハゼ釣り以降パッとしない小物釣行が続いている。
これを打開するにはサビキで「バッカバッカ」釣れる所へ行くしかないと場所を探していた。
狙いは25cm級のアジとサヨリなのだが、なかなか両方狙えるところはなく、悩んでいた。
そんな時、最近掲示板によく来てくださるTAKEちゃんが、若狭本郷の金丸渡船を教えてくれた。
毎日の釣果を見ていると、確かに立派なアジとサヨリが「バッカバッカ」釣れている。
ちょっと遠いか?と思ったが、カーナビで検索すると160km程度で、三重に行くのと変わらない。
よし、ここだ!(^-^ )

しかし、金曜日の天気予報によるとこの日は雨模様。雨は嫌なので翌週にしようかと思っていたら、
土曜日の昼の天気予報で雨は夜になってからで日中は曇りとなった。
これなら大丈夫だと、予約を入れた。
今回は私と次男、三男、そして「バッカバッカ」に釣られた次男の友人T君の4人。

午前2時に出発し、木之本ICまで高速に乗り、その後は下道で若狭本郷に向かう。
現地に近づくにつれて雨がポツポツとしてきた。今年の私は北陸の天気とはどうも相性が悪い。(^^;)ゞ
5時前に金丸渡船に到着し、受付が始まる5時半まで駐車場で待つ。
雨は相変わらず降っている。このまま降り続くのか、5時発表の天気予報を聞くと「日中は曇り、夜は雨」。
こらー天気予報!、今降っとるぞー!!(爆)  こりゃぁ、あてにはならんなぁ・・。

カッパを来て受付を済ませ、荷物を船に積み込む。筏での釣りは本当に荷物が多い。

ここは港から出たすぐの所に「青柳の筏」があり、その奥の小さな半島の向こうに「大浦の筏」がある。
釣果欄を見ているとアジが良く釣れているのは「大浦の筏」で、「青柳の筏」はチヌのようだ。

総勢18名を乗せて6時に出船し、まず「青柳の筏」に一人降ろす。この人はチヌ狙いかな?
すぐ隣の筏に船が着き、今度は私の名前が呼ばれて降りることになった。あれ?大浦じゃないの?
船長は「沖向きでアジが釣れるから」と言い残して、残りの人を乗せて大浦の筏へ・・・・。

アジ・サヨリ狙いという事は事前に言ってあるので、ここでも釣れるということなのかな?
とりあえず船長の言葉どおり沖向きにサビキを投入し、コマセを撒く。アジちゃんいらっしゃ〜い。
まず最初に釣れたのは次男のゼンメ1匹。その後10cmぐらいのマルアジ2匹。あれれ?(^^;)ゞ

日々の釣果欄では3桁当たり前なので、もっとガンガン来るのかと思ったらそうでもないみたい。
やっぱりここでは釣れないのか?と思ったら次男が20cm強のアジを1匹釣り上げた。
そしてもう1匹。今度のは体高もあり立派なアジだ。

いよいよ来たかと子供達の目の色も変わるが、一生懸命コマセまいてもそれっきり続かない。
「万が一今日の釣果がこの2匹だけだったら悲しいので、生きてるうちに刺身にして食べちゃおう」と冗談を
言いながら小出刃とまな板、醤油を取り出し、捌いて一人半身ずつ食べる。こりゃぁ〜美味い!!(^-^ )

でもこれは冗談ではなくなり、この後全くアジは釣れなかった。いや〜食べておいて良かった。(爆)

雨は小雨ではあるが、降り続いている。また風もあり、筏も揺れるのでコンディションとしてはよくない。
それでも釣れていれば気にならないのだが、アジはその後一向に回ってこない。
ヌカを撒きながらサヨリを待つが、波だっているのでサヨリがいるのかどうかもわからない。
こっそり?持ってきた筏竿も全く反応なし。
サヨリはこの風だとダメかもしれないとは思っていたが、アジはそれなりに回ってくると思っていたので
子供達にコマセ撒かせるが、子供達も諦めムード。う〜ん、だめだこりゃ〜。(^^;)ゞ

10時ぐらいになって、ちょっと向こうで時々魚が飛び跳ねる姿がみえた。きっとサヨリだ!!
一生懸命ヌカを撒き散らし、海面がモコモコしているところに延べ竿で仕掛けを放り込む。
すぐにシモリ浮きが横走りし、25cmぐらいのサヨリをゲット。ついにサヨリが来たぞー!!
数匹釣って子供達に釣り方を教えて、後は子供達にやらせて、私はヌカまき係。
子供達は合わせどころがわかりにくいのか、なかなか釣り上げるにいたらない。
なんとか魚を散らさないように一生懸命ヌカを撒いたが、そのうちサヨリも離れて行った。(泣)

こうなると、もうなすすべなし。子供達もやる気をなくして雨の中風に背中を向けて座り込んで寝ている。
もうダメだな。迎えの船は12時、14時、16時となっているが、11時に上がれないかと電話を入れるが
誰もでない。はぁ〜・・・。

12時になって待ちに待った船長がやってきた。
「上がります。」と伝えると「えっ、もう上がるの?釣れなかった?」て。
とりあえず、大浦の方を見回ってくるのでその帰りに乗せてくれるとのこと。
準備万端で待っていると、船は大浦の筏の人たちを沢山乗せて私達の前を通り過ぎ港へまっしぐら・・。
大浦も早上がりばかりみたい。(^^;)ゞ  しばらくして奥さん?が迎えに来てくれて、ようやく上がる事ができた。

上がってから船長に大浦の様子を聞くと「朝だけであとはダメだった」らしい。
また、「サヨリはこの風だとダメだなぁ・・。あの筏は昨日は良く釣れてたんだけどねぇ・・。」

「昨日は良く釣れた」・・・いったい、この言葉をいままで何度聞いた事であろうか・・(爆)

本日のお持ち帰り  25cm程度サヨリ10匹。

これは次男の友人T君に持って帰ってもらった。なんせ、わざわざ大きいクーラを持ってくるように言った手前、
カラで帰すわけには行かない。彼の持ってきた25リットルのクーラにはあまりに少ない獲物であった。
T君一家のみなさん、、この「ほらふき親子」をどーかお許しください。m(__)m

それにしても今回の釣行は期待が大きかっただけに、子供達ともども落胆も激しかった。
帰ってから当日の釣果欄を見ると、「良かったのは朝だけだった」という大浦では100匹を超えていた。
なんともうらやましい限り。 その10分の1でいいからアジを釣りたかったなぁ・・。

でもなんで、アジ・サヨリ狙いと言って予約をしたのに「大浦の筏」に乗せてもらえなかったのだろう。
予約時にアジの釣れる筏は限られていると言っていたし・・・、予約が遅かったからすでに満杯だったのだろうか。
それとも「サヨリ」があの筏だったのだろうか・・・。
いずれにしても「大浦」で釣れなかったらまだ諦めがついたのだが、なんとも悔いが残る釣行だった。

それにしても、腕が悪いのか、場所がわるいのか、運がないのか、何処へ行ってもパッとしない親子である。
せめて人並みに釣れたらなぁ・・・。(笑)