2007年9月27日(土)   魚かしの夜釣り(はさま浦釣堀)  午後2時半〜午後8時半

天気・・・晴れ   満潮・・・16:33  干潮・・・22:26   中潮

本来この日は仕事で、そのため先週釣堀にスクランブルをかけたのだが、その仕事が
急になくなってしまったので、またも釣りに出かけることにした。
なんせこの時期、海は賑やかなので行けるときには行っておかないと・・・・(笑)

今回も場所選択に悩んだ。石倉のボートのカワハギはまだ走りのようだし、名子もサヨリは不安定な感じ。
知多の小佐はこの波の高さではボートは出ないだろう・・・。
久々子湖のハゼもムラがあるとのこと、早瀬漁港ではサヨリが釣れているらしいが・・。

そんなとき、三男が「夜釣りがしたい」と言い出し、以前から気になっていた「魚かしの夜釣り」がひらめいた。
これは、「はさま浦釣堀センター」の筏を借りて「外向き」に竿を出すもので、釣堀の生け簀に寄ってくる
「天然物」を夜釣りで釣り上げちゃおうという、魚かし牧野さんの企画。お一人様2000円也。

早速牧野さんに電話を入れると、ボラやキス、べラ、ヘダイ、クロダイ、アジ、ゴンズイなどいろ色々釣れるとのこと。
ゴンズイはご遠慮いただくとして、何が釣れるのかわからないというのもドキドキして面白いし、でっかいボラの
引き味も楽しそうなので、次男と三男を連れて出かけることにした。

とりあえず、フィッシング遊で青虫3杯、石ゴカイ2杯、アミエビ小を購入して10時過ぎに出発。
「経済対策」の恩恵を充分に享受すべく松阪ICまで高速を使い、その後は下道で魚かしに向かう。
今月は毎週釣りに出かけているので、少しでも節約しなくっちゃ。(笑)

2時に魚かしに到着し、牧野さんお薦めの新餌「生えび」を買って一緒に「はさま浦釣堀センター」に向かう。
牧野さんの車は速い。とても追いつかない(爆)

はさま浦釣堀センターは午後2時からナイター釣堀もやっており、私も以前来たことがあるが、今日も30人ぐらい
入っているようだ。私達は空いている陸よりの筏から外に竿を出す。決して「内向き」に出してはいけない。(笑)

3人で、チョイ投げ2本、サビキ1本、筏竿1本の合計4本の竿を用意する。
子供達はチョイ投げを始めるが、下が岩場になっているようで、頻繁に根掛かってたびたび仕掛けの交換を
余儀なくされる。私はサビキを始めるも特に反応なし。
脈釣りの牧野さんが、小さなアタリがあるというので、私も筏竿のに持ち替えた。

魚かし「生えび」とオキアミを交互に付けて様子を見ていると、確かに時々穂先にチョンチョンと突っつくアタリは
あるのだがあわせても何も乗らない。牧野さんもスカの繰り返し。(笑)
こりゃダメだ〜と、「生えび」を付けて置き竿でほかっておいた。

しばらくすると筏竿の穂先がグイーンと入った。まるで釣堀みたい。あわてて竿をたてるとなかなかいい引きをする。
さては、ボラが釣れたな?とやり取りを楽しんでいると赤い魚体が・・・。えっ?えっ? マ、マダイ? (笑)
37cmの立派な奴が釣れちゃった。釣堀では全然釣れないのになんで「お外」で・・・(爆)
恐らく近所の釣堀か養殖場から逃げ出した奴だろうが、とりあえず「半天然物」を初ゲットである。(^-^ )
牧野さんは「生えび」で真鯛が良く釣れると言っていたが、まさか「お外」でそれが体験できるとは・・(笑)


やっぱり、鯛には魚かし「生えび」であ〜る。(^-^ )


これで一気に活気付くかと思いきや自然は甘くなく、子供達に小さなハゼと、立派なフグがかかったぐらいで
あとはな〜んにもアタリがない。夕まづめになってようやくサビキに15cmぐらいのアジがポツポツと釣れ始めた。
そしてチョイ投げ釣りには根掛かりとフグとゴンズイ(笑)

7時半を回りナイター釣堀の皆さんも上がったので、牧野さんが、「明かりのある真ん中の休憩所と筏の間で
釣るといいよ」と教えてくださったので場所移動。わずかな隙間に餌を落とし込む。
するとホントにすぐに明確なあたりが出た。でもなかなか鈎掛かりしない。乗ったと思っても巻き上げる途中で
軽くなってしまう。いったいなんだろう・・。

しかし、牧野さんにはアタリがない。私ばかり・・・。餌の違いだろうか。私は「青虫」。牧野さんは「生えび」。
牧野さんに「青虫使ってください」というと「そうは、いかんのですよ〜」と苦笑い。
そうか、牧野さんの釣りは私達の「遊び」と違って「お仕事」なんだ。今日も「生エビ」のテストをされているわけで、
他の餌を使うことは許されないのだ。釣りも「プロ」となると楽しむわけにはいかんのやなぁ〜

その後、訳のわからんあたりの正体はアジとセイゴという事が判明し、何匹か釣り上げた。
牧野さんはアジ、セイゴはダメだったが「生えび」で23cmのたいそう立派なキスを釣り上げた。
大キスにも「生エビ」!!が証明された。(笑)


8時半過ぎに納竿。釣果は「ちょっと天然」真鯛37cm1匹、15cm程度のアジ30匹、 20cmセイゴ数匹、
ハゼ1匹、あとは フグ、ゴンズイといったところ。
子供達は久しぶりの夜釣りだし、色々な魚が釣れるらしいということで大きな期待があったので、
やや期待はずれの感はなきにしもあらずという感じだったが、こればかりは自然相手だからしょうがない。
こちらの都合にお魚さんは合わせてくれない。
それでもアジやセイゴやハゼやゴンズイが遊んでくれたので、それなりに楽しめたようだ。

今日は筏の内側もイマイチのようで、それほど釣果を上げている人はいなかったようだ。
そんな中、私にはお外で真鯛が1匹釣れたのだから大成功といわなければならない。(笑) 

これから寒くなるとここでは太いアナゴが釣れるらしい、アナゴファンの方は一度お出かけ下さい。
今日は牧野さんには大変お世話になり有難うございました。また、立派なキスもご馳走さまでした。

ちなみに三男は、釣った小アジを釣堀にいた猫に上げたら「凄い音を立てながら食べた」と驚き、
帰りがけに「鹿」を見つけたことには大喜びしていた。(笑)