2008年8月24日(日)   フィッシングレインボー 5号筏     天気・・・雨時々曇り   小潮


今回、私はボーズでした!!


というこうで、釣行記もここまでにしようと思ったのですが、折角ご一緒できた方もいらっしゃたので
楽しい(爆)思い出の一ページとして当日の様子を書き残す事にしました。

数週間前からレインボーではヒラマサを放流していたので、とても気なっている釣堀のひとつであった。
私はヒラマサが大好きで、ヒラマサ放流と聞くとすぐに行きたくなる。でも、釣ったことがあるのは辨屋さんと、
昨年はじめて訪れたここ、レインボーしかない。最近の釣果を見ると辨屋さんよりレインボーの方が確率が
高そうな気がしていた。

そんなときにfrankさんから私の車の車検日程の件で電話があり、24日前後で車の受け渡しをしようということに
なった。「どうせ小牧ICあたりで受け渡しをするのなら、そのままレインボーに行かない?」とお誘いすると
待ってましたとばかりに、釣行が決定した。(笑)

当日は、frankさんの他に、お仲間のY副組合長とそのお孫さんの高校生M君ともご一緒することになった。
このお二人は以前frankさんと釣行したときに、2度程ご一緒したことがある。
いつもなら北陸に釣行するときは若潮屋さんに行くのだが、今回は水晶浜方面に入るR27佐田交差点近くの
四季釣具店にお邪魔した。理由は「活きマス」を仕入れるため。
この時期レインボーでは活きアジはなく、この近辺の釣具屋でも入荷がない。
そこで、ここでは活きアジの代わりに活きマスを売っているということで予約をしておいたのだ。
ちなみに7〜8cmの大きさで1匹147円、ボケは1匹53円、シラサは1杯753円と書かれてあった。
また、店内には釣堀用の冷凍餌や団子類もほぼ十分揃えてあった。
ところで、ここのお店の面白かったところは、会計をすると「合計○○円です。でもおまけして△△円です。」となる。
frankさんなんか、3200円ぐらい買ったそうだが、払ったのは2700円ぐらいとのこと。副組合長もしかり。
結局のところ、何がいくらなのか良く分からない。(笑)

5時ごろにはレインボーに到着した。分厚い雲が覆っており、いつ雨が降り出しても不思議ではない。
でも、今日一緒のY副組合長は「驚異の晴れ男」と言われている人で、いつも行く傳八屋では朝方雨が降っていても
釣り始めると途端に雨が止むという伝説の人なのだ。
今日は念のためカッパは用意してきているが、きっと使うことなどないだろう。(笑)

車から荷物を下ろしていると、「池田さんですか?」と声をかけられた。
どなただろう?と思ったら、なんとこの方は養老の日比さんと言って、かつてsmileさんの釣行記にもその雄姿が
出ていたし、傳八屋などの釣果欄をたびたび賑わせている名人なのである。
当然ながら、私もお名前だけは十分存知上げていた。
確か、いつもは息子さんと二人で釣行されているはずなので、「息子さんもご一緒ですか?」と尋ねると、
今日は雨なのでお一人とのこと。いい機会なので一緒に釣らせていただくことにした。

ポツポツと降り始めた雨も受付を済ませる頃には
土砂降りになってきた。
これはとても回復しそうな雰囲気ではない。
ということで、「驚異の晴れ男様」の神通力は
三重県限定という事になった。(笑)


我等は5号筏に6人ということで、最初に席順のクジ
で勝った、一人で来ておられたお客さんが入って、
私達は適当に上記のような釣り座となった。

1投目は活きマスを付けてヒラマサ狙いをする。
最近は朝イチから青物狙いなどしないのであるが、活きアジがない状態が続いているということは
朝イチで活きマスを入れたら反応してくるのではないかと思ったから。
それに昨年ここでヒラマサを釣ったのも、朝イチ対面でツバスが釣れたすぐその後だったので、
ここは朝の青物の活性があるのではないかと考えたから。
でも結果は大はずれ。(笑)

海側のお客さん、frankさん、日比さんがポツポツと鯛を上げている。朝は完全に鯛のジアイだった。
いつもならすぐに鯛の仕掛けに切り替えるのだが、青物狙いの魚かしキビナゴ+Qに小さなアタリが出た
ものだから、ついつい引きずってしまった。後から冷静になって考えるとあれは鯛が突っついているあたりで
青物の前アタリではなかったのだが、ヒラマサに目が眩んでしる私には、そのとき全く気がつかなかった。
そうこうしているうちに、モーニングサービスは終わり、空気のよめない私はこのジアイが終わった頃、
ウキ釣り用鯛竿に切り替えた。しかしアタリはない。あたりまえだ。(笑)

日比さんは4.5mの脈釣り用の竿を使って、
上下左右に巧みに誘いを入れながら広範囲を
探り確実に釣果を積み上げていく。

脈釣りと浮き釣りでタイプは全く違うが、以前
傳八屋で拝見した吉野の浜ちゃんさんの
釣り方と似ているような気がした。
(あくまでも私の私見ですのでご容赦を)

ただ、見ていると途中でバレルことも度々で
きっと今日は相当食いが渋いのだろう。

さて、私のドングリウキがスーッと入っていった。十分入ったと思ってあわせるとスカ・・・。あれ???
すぐにもう一度同じ棚に入れてみるが反応はそれっきり・・・。ムム・・。

しばらくして日比さんが真ん中の底でシマアジらしきアタリがあると教えて下さった。
ウキ下を下げて、エビ団子+付け餌Qで狙ってみる。
上下に誘っていると、ドングリウキがポコポコとなり、浮き一つ分入って止まった。
ここだ!!とあわせると明らかにシマアジと分かる引き。ヤッターと思った瞬間プッツ〜ン・・・・・・。ゲッ。
食いが浅かったのか、口切れか・・・。日比さん、折角教えて下さったのに魚を散らしてしまして
ほんとにゴメンナサイ。(T_T)

最近1発目をバラスすと、一日がボロボロになる事がとても多いので、いや〜な気分になる。
その後飛竜に持ち替えて足元を一生懸命探っていると、ようやく穂先が入ってバシッ!!
鯛の姿が見えて、ようやく片目が開いたワイとタモを手にしたらプッツ〜ン・・・。ゲゲッ
仕掛けを見るとチモトでハリスが切れている。
はて? タタキの裏側にハリスが回っていたのか・・・。そんなはずはないのだが・・・。
2発目もバラシてしまった。こうなると益々坊主街道まっしぐらになる可能性大。やばいよなぁ・・・。

1回目の放流は鯛中心で25匹、2回目は青物&鯛で20匹程度(frankさん調べ)だったそうで
6人に対してだからなかなかの放流量である。

日比さんは、時々バラシはあるものの着実に釣果を上げている。
わたしもウキで真ん中を狙うが、イマイチ反応がない。今にして思えば、もっと底網ぎりぎりまでとことん
攻めてみるべきだったと反省しているが、そのときはただ「なんとなく釣ってる」だけの状態だった。

途中まで音なしだった副組合長も2回目の放流後
からは絶好調となり、立派なヒラマサと鯛とで8匹
釣れたと喜んでおられた。

のこる坊主は私とM君だけ。
ただしM君は折角釣上げたのに再放流してしまって
いるので、同じ坊主と言えども私より格は上。(笑)

そんなM君もついにスカリに鯛が1匹入った。

私を置いてかないで〜(+_+;)\(-_-;)バシッ!


こうなりゃ起死回生の一発を狙うしかないわけで、ヒラマサ狙いで、サンマやイカやキビナゴ、イワシで
誘いをかけるが、全く追っかけてこない。1匹ぐらい興味を示して浮いてきてくれてもよさそうなのに・・・。
どうも歯車が噛み合わない。こりゃぁだめだな〜

もう終盤。今日は、いっぱしに自前のスカリを持って来ているが、魚は入ってない。
何か、マイボールとマイシューズで颯爽とボウリング場に現れて、ガター&ミスを繰り返しているような
そんなみっともなさを感じ、早々にスカリを引き上げる。

残り時間も約30分。、飛竜の仕掛けのサルカンをはずして、道糸とハリスと直結にし、オキアミ1匹付けて
ノーシンカーで落とし込むことにした。以前デンパチでチヌ釣り師の賢人さんがやっていた方法だ。
すると、中層で穂先がひったくられた。あわててあわせを入れると糸がシュルルルーーって。(爆)

そうなんです。ベイルを明けたまま少しずつ糸を落としていたので、予期せぬアタリにベイルを閉めずに
合わせちゃったんです。
それでもまだ魚が付いているようで、巻き上げてくると鯛の姿がみえました。これでやっと坊主を免れたとタモを
取ろうと瞬間、いつもの締め込みでプッツ〜ン・・。 ゲゲゲッ!
今度もチモトで切れている。一日に2度も・・・。いったいこれはなんだろう・・。単なるハリスの点検ミスなのか?

今日は普段使ってる3号のハリスを切らしていたので、3年ぐらい前に買ってほかってあったグランドMAXFX3.5号
を使っている。まさかこれが原因とは思えないし・・。訳がわからん・・(^^;)ゞ

バレたのはショックではあったが、食ってきたので嬉しかった。今度はボケを付けてやってみる
すると今度も穂先に反応が・・。今度はベイルをしっかり閉じてあわせを入れる。
今度こそ間違いないと思った矢先・・・プッツ〜ン。 ゲゲゲゲッ! (笑)
今度は針はずれ。ちょっとあわせが不十分だったか・・。
う〜ん、この釣り方は面白いけど、スピニングリールではちょいとやりづらいなぁ・・。

というわけで、これだけバラセばもはや言うことなし。見事に坊主となりました。
それにしても今回の坊主は今までの坊主より正直ショックだった。
確かに最近釣れなくって困っていたが、それはアタリが出せなかったから。
アタリさえあれば人並みには釣れると思っていただけに、そうではなかった自分に失望してしまった。
子供達からも「引退勧告」されてしまうし、確かにかれこれ50回近く釣堀に通って、いまだこの体たらくでは
それも止むを得ないかと思えてくる。
来月早々に釣行のお約束があるので、そこでもダメなら子供達の言うとおりにしたほうがいいかもね。(笑)


さて、私の「坊主の釣行記」は今に始まったことではないが、先日Jackyさんの掲示板で天海で爆釣された方が
「天海は釣れないとブログなどでは評判が悪い」と書かれてあり、まさかとは思うが、天海での坊主の釣行記を
書いた張本人としては、私もそれを吹聴している輩の一人になっているのではと、ちょっとドキッとした。

私と一緒に釣りをしたことがある方や、このHPを良くご存知の方は、私が下手くそであることをわかっているので、
私の坊主の釣行記を読んだところで「な〜んだ、またやっちゃたのね〜」と笑っておられる事と思う。
だが万が一、私を普通の腕前と勘違いして「あの釣堀は釣れない」と感じ取られた方がいたとしたら・・・。
傳八屋さんや辨屋さんのように、釣行記がインターネット上に氾濫している釣堀なら、私のみすぼらしい釣行記が
一つ二つあってもなんの問題もないが、皆さんがあまり釣行記を書かれてない釣堀に関しては、「坊主釣行記」が
知らず知らずのうちに営業妨害まがいの事をしてしまうかもしれない。
私の場合、ほとんど杞憂だとおもうが、気をつけなければと思った。

そんなことで、今回も5号筏で坊主は私だけで、M君も最終的には1匹だったが再放流が1匹あるし、アタリは何度か
あったようだ。また、アベレージは3〜5匹程度といっていた副会長はヒラマサを含む8匹、frankさんも実力の半分程度
ではあったが鯛6匹。日比さんの釣果は正確にはみてないが、確実に「つ抜け」はしていた。
またひとりで来ていた方(たぶん常連さん)も、二桁に近い釣果だったと思う。
そんなことで、レインボーが釣れないわけではありませんので、くれぐれも勘違いしないようにお願いしますね。(笑)

本日、ご一緒していただいた皆さん、有難うございました。
また、日比さん、frankさん、美味しい鯛を有難うございました。


それにしても釣堀に通い始めてかれこれ5年。進歩しませんなぁ・・・(^^;)ゞ