ユウヤの釣行記?

2008年7月5日(土)    辨屋3号筏    

天気・・・晴れ   中潮  


なかなか寝付かれない。暑いせいもあるけど釣堀に行くのでちょっと嬉しいということもあるかもしれない。
お父さんもいつものように寝れないようで、「少し早いけど出かけよう」と午前2時過ぎに出発した。
最初は僕とお父さんの二人で行く予定だったけど、前の日になって急に弟も行きたいと言い始めて急遽
一緒に行く事になった。ただし、今日は釣り会で人数が決まっているらしく、弟はお父さんと一緒に釣るという
条件でほとんどは外でサビキをすることになるようだ。 弟は釣堀よりもサビキの方が好きなのでちょうどいい。

車の中でお父さんと釣りの話をしていたが、そのうち眠くなって、起こされたのはいつものサークルKだった。
朝ごはんと昼ごはん用の食料を買っていると、釣魚好人さんとJackyさんが見えたので小さな声で挨拶した。
ちょっとこっ恥ずかしいので、挨拶はあまり得意ではない。(笑)
今日は筏の上でバーベキューをやるらしいので、おにぎりを少しとジュースをたっぷり買った。
その後餌屋さんを2軒回って辨屋さんに到着。

お父さんは顔見知りの人が多いらしく、何人かの方と楽しそうに話をしていた。ふ〜ん結構顔が広いんだぁ。
釣りのHPをやっているので、ひょっとするとちょっと有名なのかもしれないなぁ。(゜O゜)☆\(^^;) バキ!

お父さんに促されて弟が釣り座を決めるくじを引いた。その場所を見てお父さんの顔がちょっと曇った。
ひょっとするとあまりいい場所ではないのかな?
後で聞いたら、以前この場所ではよくなかったらしく、テント前に入りたかったようだ。

筏に上がると、K村さんが「その角は絶対石鯛が釣れるよ」と教えてくれた。
実はK村さんは僕のお師匠さんなのだ。小学生の頃、最初に傳八屋さんに行った時に手取り足取り
釣り方を教えてくれた。そのときは、お父さんはほとんど釣れなかったけれど僕は沢山釣れた。(笑)
そのK村さんが言うのだからこれは楽しみだ。なんてったって、今日一番釣りたいのは石鯛だから。

お父さんが赤いドングリ浮きが付いている竿を渡してくれた。いつもはお父さんが使っているウキだが
今日は棒ウキを使いたいらしく、それで僕に回ってきたと言う次第。
これにハリスを結んでいると、(最近このぐらいは出来るようになった (^-^ ) )ロードさんが「青です!」って。
え〜っ、もう?? 「今日は上手な人ばっかりだから」と脅かされていたけど、ホントみたい・・。

僕は黄色い甘エビを付けてスタートした。いつも大抵これで始める。
竿受けにかけて置いておくと、ドングリウキがスーッと入って穂先まで入りそうになっている。
すぐに竿を立てると、結構強い引き。でもこの引きがたまらない。
しばらくすると真っ赤な鯛が上がってきてお父さんがタモで掬ってくれた。

鈎をはずしてスカリに魚を入れて、もう一度甘えビを付けて放り込む。
しばらくするとまたウキが沈んで、今度も同じぐらいの鯛が釣れた。今日は絶好調かもしれない。(笑)

弟はお父さんの棒ウキをつけた竿を持っている。するとその棒ウキが沈み始めた。
弟はボーッとしていて気がつかなかったが(笑)、お父さんが合わせを入れて弟がやり取りを始めた。
どうもヘンテコな格好なのだが、それでも何とか鯛を釣り上げた。

その後はアタリも無く、今度は探り釣り用の竿に持ち替えた。
お父さんは外でサビキを始めた。小さなイワシがいるようで、「なかなか食いつかんな〜」と言いながら
見釣りをしている。ようやく釣れたと思ったら途中で外れた。(笑)

エビ団子の素で竿下を探っていると、浅いところでいきなり穂先がひったくられた。
さっきの鯛とは全然違う引きでビックリする。なんだろうこれは・・・。
「シマアジかもしれんなぁ〜」とお父さんが言った瞬間バレてしまった。あ〜あ。(泣)

この後は何にも釣れなくなって、ヒマヒマになった。
弟は内側では釣れないので、お父さんと交代してサビキを始めた。
しばらくするとちっちゃいイワシや小あじが釣れてきて結構喜んでいた。
一方、内側で釣り始めたお父さんは全く釣れず、ちょっと無口になっていた。(笑)

最初の放流は鯛とハマチが入った。放流に来たのはkさんだった。
そういえば2月に来たときも船を運転していたのはKさんだった。
僕は小学生の頃、Kさんが釣った大きなカンパチを持って辨屋さんで写真を撮ってもらったことがある。
たしかあの時、お父さんはKさんから大きなお魚を貰っていたっけ。
今にして思えば、あれは僕のモデル代だったのではなかろうか・・・。(爆)

K村さんに青物がかかった。ハマチのようだ。
普通は青物がかかるとみんな仕掛けを上げるのだが、K村さんは「ハマチだから上げなくていいよ」って。
ツバスならわかるけど、ハマチでも?? おそらく青物ゲッターK村さんだからこそ言えるんだろうなぁ。
以前からなんどもお父さんに聞かされているけど、本当にこのおじさん達は凄い。(笑)

ウタセエビを付けて浮き釣りをしていると、ウキが沈んでまた鯛が釣れた。今度は自分でタモ入れした。
すぐ右横でK村さんが「それ以上巻かないで、そのまま竿を立てて」とタモ入れの方を教えてくれた。
すぐ左横で、まだ坊主のお父さんは黙々と釣っていた。(爆)
再度ウタセエビをつけると、また鯛が釣れ、また自分でタモ入れする。
でもそれからは全く当たらなくなった。

お父さんは鯛をあきらめたのか、青物用の竿でイカを引っ張り始めた。
周りの皆さんが、「そんな大きなイカでは食わないでしょう」っと言っていたけど、お父さんは「そうでもないよ」
といいながら、すぐに「青!!」って。(^-^ )
これはハマチだと分かると、ごぼう抜きするような勢いで一直線でK村さんのタモに収まった。
超速取り込みだ。(笑)

いつも、釣魚好人さんやJackyさんやK村さんのように『上手なおじさん達』の釣果を見たり聞いたりしているので
それが普通に思えて、それに比べるとお父さんの釣果はいつも貧弱だからきっとあまり上手ではないのだろうと
思っているのだけれど、こうやって一発で青物を食わす所をみると、それほど下手でもないような気もする。
まあ、「なかなかやるじゃん!」ということにしておこう。(笑)

鯛も釣れなくなったので、コーナーで石鯛を狙うことにした。マムシを付けて6mぐらいにして置き竿にする。
しばらくすると穂先が「コンコン」と動いた。 き、来た・・・。
石鯛のアタリは教えてもらっているので焦らずジックリと待つ。さらにコンコン、そしてギューンと穂先が入った。
ここぞとばかりに思いっきり合わせると凄い引きだ。うわ〜、これが石鯛の引きか!(^-^ )
やり取りの末上がってきたのは綺麗な縞が入った石鯛だった。初めての石鯛、すんごいうれしい!!

シマアジをお刺身にするJackyさん 放流で〜す


お父さんも狙ったけどダメで、その後ロードさんがやって来て見事石鯛を釣り上げた。流石だ。
お父さんはロードさんの石鯛を見て、悔し紛れに「あっ、サンバソウだ」と大きな声で言っていた。
ロードさん、大人気ない父の発言をお許し下さい。(爆)

お昼頃になってあまり釣れないので、お父さんとcdw26930さんのコーナーに遠征に出かけることにした。
以前僕も一緒の時にここで入れ食いを経験したとか。言われて見ればそんなことがあったような・・。
確かあの時は僕だけ釣れなくて、ふてくされて自分だけ早上がりして車で寝てたんだ。

エビ団子の素で落とし込んで行くと微かなアタリがある。でも全然食い込まない。
小アジが突っついているのかも知れないと話していた。
しばらく粘ったけど釣れそうにないので諦めて巻き上げてくると、鈎にPEの糸が絡みついている。
トライアングルの糸が絡みついたのかと、糸を引っ張ると、あれ?生態反応が・・。
そのまま手繰り寄せると、その先に鯛が付いていた。超ラッキー!!(笑)

その後このコーナーを諦めて、今度はロードさんのコーナーにお邪魔した。
しばらく二人で竿を出していたが、お父さんは早々に諦めて片付けモードに入り始めた。
弟もすっかりダレてしまっている。
そんな中、エビ団子を打ち返していると穂先がククッと入った。ヤッターと喜んだものの、バラシてしまった。(泣)

結局これが最後のアタリとなり、おしまい。
出来れば十匹以上釣りたかったけど、初めて石鯛が釣れたし、それにサザエやシマアジや美味しいものも
食べれたので大満足の一日だった。
ウチに帰って、お父さんが石鯛は薄造りで、鯛は焼き霜造りにしてくれた。とても美味しかった。

本日の釣果
 僕・・・鯛×5 石鯛×1
 お父さん&弟・・・鯛×1、ハマチ×1 
  

当たった餌
 着色甘エビ、ウタセエビ、エビ団子の素
 マムシ、イカ

今回辨屋さんに行く前には、この後はしばらく弟の好きな小物釣りに通うようなことをお父さんは
行っていたが、帰りの車の中では一転して「リベンジしなくては。このままでは引き下がれない」
とブツブツと独り言を言っていた。
弟よ、ひょっとすると今年はボートやカセは行けないかもよ・・・。(^^;)ゞ


幹事の釣魚好人さんはじめ本日ご一緒していただきました皆様、有難うございました。
「たった1匹」(笑)しか釣れずに、いじけている父になり代わりまして、御礼申し上げます。m(__)m