2008年5月5日(月)    傳八屋 8号

天気・・・雨    満潮・・・4:48   干潮・・・11:21  中潮

この日Jackyさんが傳八屋を予約されている事をマナブンさんから教えていただき、私も子連れで
お仲間に入れていただくことにした。
釣魚好人さんもこの日に行かれるようで、久しぶりにご一緒できることとなった。

いつもはマナブン号に乗せてって貰うのだが、今回はGW中ということもあり帰りは大渋滞に巻き込まれる
ことが必至だったので、子供達が退屈するだろうと、普段乗り慣れている私の車で一緒に行く事にした。

毎年GW期間中はどこかで必ず一回は雨が降るものだが、今年は今日がその一回になってしまった。
前日の天気予報では午後から雨ということだったが出発時から雨が降っている。
なにも子連れの時に降らなくもいいのに・・とややテンションが下がる。 誰か雨呼んだ?(笑)

思ったより早く玉城ICを通過し、旭家経由でサークルKに寄るとロードさんがいらっしゃった。
今日はみなさんでマルヨさんに行かれるとのこと。石鯛を狙っておらるようだ。(^-^ )

傳八屋の事務所にいくと、好人さんとJackyさんがソファーでくつろいでいた。お二人に会うのは昨年の秋以来。
しばらく雑談をしていると、私の掲示板に時々来て下さる「すぎさん」がいらっしゃって、ご挨拶をさせていただく。
今日は8人で貸切だそうだ。私のためにわざわざお土産を用意して頂き、恐縮至極。有難うございました。

受付をJackyさんにお願いして、後部座席で爆睡している子供達を起こして支度をさせる。
雨とはいえ、GWなので桟橋は満員状態。私達は8号大筏ということで、2番船に乗り込んだ。
傳八屋の船は一部で「難民船」と呼ばれているらしいが、まさにそんな詰め込み状態。
船からなかなか降りることが出来ずに困ってしまったが、Jackyさんが場所取りをして下さったおかげで、
私達親子はかろうじてテント前に3人並ぶことが出来た。
もし、自分達だけで今日のように船からなかなか降りれなかったら3人並んで釣ることは出来なかった。
やっぱり満員状態の釣堀に、乗り合いで子供を二人も連れてくるのはちょっと無理があるなぁと感じた。

雨のためかテント前の1辺は大賑わいで、私達3人も含めて6人が並んでいる。無茶苦茶狭い。(^^;)ゞ
(しばらくしてこのうち2人は他の筏に移っていかれた。間違えたのかな?)
好人さんとJackyさんは南側、マナブンさんは東側で釣る事になった。

朝イチはそれなりに活性があった。私の左側(西北角)の方は順調なスタートをされていて、そのうち
次男の竿も曲がりだした。なかなか良いじゃん!今日はイケるかな?(^-^ )
すると今度は私のドングリウキがジワーッと沈み始めた。ちょっと他事をやっていたので完全な向こうあわせに
なってしまった。やや重かったが、エサは甘エビなので鯛だろうと強引に巻き上げると、なんと姿を見せたのは
カンパチ君。タモで掬えそうなところまで来ていたので、そのまま一気に寄せてやろうとした瞬間、反撃に会い
「プッツ〜ン・・・・・。 」
見事にチモトでハリスが切れていた。考えてみればハリスは3号の小物用の仕掛け。
簡単に浮いて来たのでつい調子に乗ってしまったが、もっと慎重になるべきだった。ビエ〜(T_T)

気を取り直して、飛竜に持ち替えて足元を探る。両隣で釣れているので私の前にも魚はいるはず。
すると何投目かで細かいアタリが出てビシッ!よし、乗った(^-^ )
薄っすらと鯛の姿が見え、ニンマリとした瞬間、またしても 「プッツ〜ン・・・・・。」
「エ゛〜、なんで〜」(T_T)

するとJackyさんから一言。
「イケチャン、ひょっとしてsmileさんのマネをして半スレ使ってない?」      「ギクッ・・・」(爆) 
図星である。今のは短軸の半スレグレ針であった。スレ針というのは扱いがなかなか難しいんだそうだ。
なんでも名人の真似をすればいいってもんでもなく、やはりそれを使いこなす技術も必要ということだ。(^^;)ゞ

このバラシが決定打となってしまったのか、その後は全くアタリがない。私の左隣の方と三男の右隣にいる
次男にはそれなりに釣果があるのに、その間にいる私と三男はさっぱりなのである。
三男は「大きすぎる誘いと向こうあわせ」という独特な釣りスタイル(笑)なので、なかなか釣れないのは
当たり前だが、繊細な穂先で適度な誘いを入れている正統派の私にアタリがないのは全くもって不可解だ。(爆)
でも筏の中の魚から見たら私と三男は同じ次元の釣り人のようで、我等二人は両脇で釣れるのをうらめしげに
雨に打たれながらションボリと糸をたれているのであった。(笑)

1回目の放流後もおこぼれに預かれず、2回目の放流を迎える。
ここぞとばかり、カツオのハラワタと切り身を抱き合わせて放り込む。次男はサンマの切り身で勝負に出た。
三男は・・・・・・・完全に試合放棄状態で、いつでも帰れそう(笑)

穂先に「カツカツ」とアタリが出るのだが食い込まずに困っていると、次男から青コールがかかった。
やむなく私も見切り発車で合わせを入れると手応えありで青コール。ひょっとして絡んでいるのか?
でも結局二人とも別々に鯛がかかっていた。親子して「偽青コール」で大変お騒がせしました。(^^;)ゞ

私はこれでやっとボーズ逃れができた。いや〜ホントに良かった。(^-^ )
実は、先回天海でボーズだったので、もし今日傳八屋でもボーズになったら、これはもう才能がないということだから
今後は釣堀から綺麗サッパリ足を洗うぞ、と子供達に「引退宣言」していたのだ。
ゆえに朝からのまずい展開は、まさに「ボーズ街道ひた走り」の様相を呈しており、非常にやばかったのである。(笑)

放流後はさして盛り上がる事無く、淡々と時間が過ぎる。
メーター級のビッグヒラマサが数本悠々と泳いでいるが、ちょっかいを出しても相手にされない。
そのうち浮いて来たワラサの動きが速くなったので、見えるか見えないかぐらいのところへ烏賊のハラワタを放り込んで
2〜3度誘いを入れてやると糸が横走りし始めた。よし、食った!!(^-^ )
充分穂先が入るのを待って、ガツン!! 
「青でーす!!」
今度は青物仕掛けなので安心してやり取りができる。全く糸を出す事無く、私にしては結構強引に引き寄せた。
ワラサというにはちょっと気が引けるサイズであった。まあ、ビッグハマチ・・・かな?(笑)

少しは活性が上がったのかな?と期待したがそうでもなく単発でおしまい。また小物釣りに切り替える。
真ん中付近をウキで攻めるとようやくイサキが食いついてくれた。でもこれも単発。

お昼を迎え、相変わらずパッとしないので青物のご機嫌を伺おうと、次男の青物竿でキビナゴを2匹付けて
底から誘い上げてくるとすぐに穂先が入った。今度は先ほどより大きそうだ。
次男は左利きなのでこのリールのハンドルは左側に付けてある。私とは逆なのでちょっと巻きづらい。
ややぎこちなく巻いていると、ハンドルがペタッと折りたたまれてしまった。
「なんじゃこりゃ〜」
どうも、ちょっと付加が掛かるとハンドルがたたまれてしまうようで、それでなくてもぎこちないない巻取りが
さらにぎこちなくなって、Jackyさんから「なにしとるの?」って。(^^;)ゞ
それでも何とか取り込むことが出来た。今度は正真正銘立派なワラサだった。

私はこれが本日最後の釣果となった。次男は前半好調だったが、後半は尻すぼみ。三男は完全試合。(笑)
ご一緒いただいたJackyさんは腕が痛いと言いながらカンパチ2本を釣り上げ、好人さんも前半は絶不調で
次回のリベンジを口にしておられたが(笑)、後半はそれなりに釣り上げられていた。
マナブンさんはお昼まで○ーズというとても悲惨な状況だったが、最後にシマアジのアジトを見つけて
連荘で釣り上げ、皆さんの羨望の眼差しを受けていた。
試合放棄状態の三男もマナブンさんの横に行って見たが、「穂先がピクピクした」だけで帰ってきた。(笑)

私の左側の西北角は一日中盛況で、鯛やイサキが随分釣れていた。イシガキダイも3枚ここで上がった。
竿を出している場所は1mぐらいしか変わらないというのに、この釣果の違い。何度も探ってはみたが
わずかに棚がちがうのであろうか、いつもの事ながら悔しい思いをした。
最近、どうも足元で釣果を上げることが出来ない。釣り方は以前と変わらないと思うのだがいったい
どうしてなんだろう・・・。最初は単に場所ムラによるものかと思っていたが、どうもそうではなさそうだ。
普通の人は経験を積めば上手くなるものだが、私は普通じゃないみたい。
う〜ん、困ったもんだ。(^^;)ゞ  いつまで経っても上達しませんね〜。

本日ご一緒していただきましたJackyさん、好人さん、マナブンさん有難うございました。
また、よろしくお願いします。

本日の釣果

 私:ワラサ×1、ハマチ×1、鯛×1、イサキ×1
 次男: 鯛×6 イサキ×1
 三男: 行かなかったことになりました。(笑)

当たったエサ
 スルメイカのハラワタ、カツオのハラワタ
 サンマ、キビナゴ、着色甘エビ、魚かし

帰りはGWの渋滞を回避する為、どのICで高速を降りようかとカーナビを見みながら迷っていたところ、
ロードさんが「芸濃IC3km手前で渋滞に突入」というカーナビのVICSより正確な情報を入れて下さり
迷わず津ICで降りてR306経由で四日市ICへ。お蔭様でいつもより30分程度余分にかかったぐらいで、
帰ることが出来ました。ロードさん、わざわざ教えていただき有難うございました。
マルヨさんで狙い通り石鯛も釣れたようで良かったですね。(^-^ ) 
機会がありましたらまたご一緒してください。

ところで今日は魚の持ち帰り方をちょっと変えてみた。
というのは、どうも最近鯛の身の「プリプリ感」が不足しているように感じたから。
食感もそうだし、包丁を入れた感じでもどうも弾力に欠けるような気がしていた。
先日sasapuuさんから「持って帰るときに冷やしすぎかもしれないよ」と指摘をされ、
言われてみればちょっと思い当たる節もあったので、今回はあまり冷やしすぎないように
気を使って持って帰ってきた。
なるほど、今までに比べると「プリプリ感」が戻ったようだ。(^-^ )
sasapuuさん、有難うございました。