2007年12月15日(土)   エサマツ丸

天気・・・曇り時々晴れ   満潮・・・9:46   干潮・・・・15:22    中潮

今年最後の釣行は船でハゼ釣りをすることにした。
先月、今月と2度も釣堀釣行をキャンセルしているので、本当は釣堀に行きたかったが
お目当ての釣堀は満員なので、子供達のリクエストに応えて落ちハゼ釣りとなった。

私はどちらかというと、ハゼを釣るのにわざわざ船代を払うのは勿体無いという考えなのだが
前回、期待の揖斐川もイマイチだったし、今年最後の釣行で貧果になっても嫌なので、
思い切って知多半島河和のエサマツ丸(お店のHP)に予約を入れた。

エサマツ丸はモックン御用達の船なので、モックンから事前に情報を仕入れておいた。
出船が8時なので、場所取りのため7時に店に到着。できれば大艫が取りたい。
ところがすでにお店のほうで座席割りは出来ていて、私達は左舷舳に3人並ぶように
指定された。う〜ん、予約の際に座席指定ができるのだろうか?
ここは子供料金はないものの、3人まとめて予約すると一人500円引いてくれるので、
エサ代(1杯)込みで13500円を支払う。ちょっと得した気分。
でもエサの石ゴカイは見るからに少ないので、もう1杯ずつ追加(1杯500円)した。

河和港の駐車場に車を停め、支度を整えて第2エサマツ丸に乗船する。
定員25名と書いてあるちょっと小さめの船だ。今日は満席のようで丁度20人ぐらいだろうか、
それほど狭くは感じない。
ほぼ定刻に出航し、釣り場に向かう。港を出たすぐの河和沖か南に下った山田沖で釣るのかと
思ったら北上し始めた。今日は風が強く海面も白兎が跳んでいる。
舳付近の私達はしっかり水しぶきをかぶってしまった。
ゆっくりと15分ぐらい走って、衣浦西提の内側、武豊火力発電所の正面ぐらいで碇を下ろした。

船長の合図で一斉にスタート。私はてっきりチョイ投げで釣るのだと思っていたら、そのまま
竿下に仕掛けを落として釣るのだそうだ。
1投目から次男が良型ハゼを上げ、しばらくして三男もそれに続く。幸先良さそうと思ったが、
私にはアタリが分からない。

この時期のハゼは夏場と違ってブルブルッというハッキリとしたアタリであわせるのではなく
「ノリ」を竿で感じて合わせるらしいという事は本を読んで勉強してきたのだが、錘が20号と
重たい事もあって、一体どれが「ノリ」なのかさっぱり分からない。
先行する次男は「はっきりとアタリがあるよー。」と言うのだが・・・(^^;)ゞ

そのうち、竿になんとなく重みを感じたので聞き合わせると、ようやく1匹釣れてきた。
これが「ノリ」なのかな??
次男はポツポツと追加をするが、三男はその後釣れずに段々ふてくされてきた。
見るに見かねて次男がアドバイスを送ると、すぐに三男にもハゼがかかった。
なんてアドバイスしたんだろう、まだ1匹しか釣れていない私はちょっと気になった。(笑)

何度目かの流しで、カレイの居場所に当たったのか船中でカレイが釣れだした。
次男、三男、そして私にもダブルで釣れて来た。手のひらサイズだが久しぶりのカレイだ。

強風でなかなかアタリが分からなかったが、ゆっくり誘いをかけると竿に重みを感じたり、
コツンというアタリがでたりで、少しずつ数を増やしていった。
落ちハゼの場合、ブルブルッと言うアタリはエサを離して逃げるときのアタリだからあわせても
無駄だと本に書いてあったが、確かに一度そのアタリであわせてみたら見事スカを喰らった。

三男は昼前ぐらいで寒さと退屈さでリタイヤし船室へ、次男もアタリが続かないので集中力が
途切れ後半はダラダラモード。この間隙をぬって、私は後半がんばって釣果をのばして、
なんとかそれなりの威厳を保つ事ができた。(笑)

本日の釣果
 ハゼ18.5cm頭37匹、カレイ18cm頭8匹

 ハゼは16〜17cmが中心だった。

エサ  石ゴカイ
    

船での釣果としてはいかがなものかという感じだが、落ちはぜも終盤戦なので仕方ない。
船長の話によると当日の竿頭は30匹ぐらいらしいので、、初心者としては善戦した方かなと思う。
でも、ひと月前なら入れ食いだったそうだけど・・・。(^^;)ゞ

初めて乗ったエサマツ丸であったが、出航が午前8時とゆっくりなのはありがたかった。
船長も優しかったし、子連れの特権で写真も撮ってもらってちょっと嬉しかった。
でも、追加のエサは自分で持って行った方がいいみたい。やや元気のない石ゴカイだった。