2007年5月2日(水) 傳八屋7号筏

天気・・・・晴れ    満潮・・・4:57     干潮・・・11:27  大潮

皆さんから「ゴッドハンド」と呼ばれるsmileさんと是非一度ご一緒したいと以前から思っていたのだが、
smileさんはいつも水曜日に釣行されており、なかなかご一緒させていただく機会がなかった。

年明け早々カレンダーを眺めて、5月2日の水曜日なら私も行けそうなので、随分気の早い話ではあったが、
思い切ってお誘いしてみた。そしたら「一緒に行きましょう」とのこと。ラッキー!!\(^ ^)/ バンザーイ
喜びのあまり、そのまま傳八屋の小筏を一つ予約してしまった。(爆)

さて、その場の勢いで小筏を予約したものの、当日はGWの谷間でもありメンバーが集まるか不安だった。
ところが、私以外にもsmileさんと釣行したい方は沢山いらっしゃって、あっという間に15人のメンバーが
名乗りをあげて、定員オーバー状態。慌てて傳八屋さんに電話して大筏に変更した。
さすがにsmileさんの人望は凄い(笑) 

さて、私は次々と参加表明されるみなさんの顔ぶれを思い浮かべながら、だんだん背筋が寒くなってきた。
というのも、皆さん傳八屋さんや辨屋さんで、常に釣果欄を賑わせておられる方々ばかりなのだ。
このときになって、ようやく自分が「とんでもない大物」をお誘いしたことに気がついた。(笑) 

当日はなべちゃんと合流して、なべちゃん号で傳八屋に向かう。
smileさんが釣行される日は雨が多いので今回も雨を心配していたのだが、その雨も明け方にはすっかり上がり、
今日はいい天気になりそうだ。(^-^ )

桟橋は今日も凄い人だったが、貸切なので一番の船で、早々と7号筏に上げてもらった。
釣り座は北側に釣魚好人さん、Jackyさん、kawamuraさん、tama-chan、東側がなべちゃん、私
smileさん、smile親父さん、南側がカーク船長、YUKAさん、(有)近藤水産さん、牧野さん、西側には
谷川さん、すーさんとそのお嬢さんのあゆみちゃんとなった。
私は今回ホスト役の特権(?)を生かして、smileさんと並んで釣らせてもらうことにした。(^-^ )

準備が出来た方から順次始めてもらうことにして、私は青物竿にサンマの切り身をつけて放り込む。
その間にズボ仕掛けの飛竜、ドングリウキ仕掛けのさぐり釣り3.9を準備する。
今日は折角smileさんの横で釣らせてもらえるので、ドングリウキの釣り方も勉強したい。
いつもズボ釣りをされる(有)近藤水産さんも、、めずらしく今日はドングリウキをつけてのスタートだ。(笑)

一番最初に竿を曲げたのは北東角のtama-chanで、美味しそうな良型ソイが上がってきた。
また他でも鯛が上がり出した。どうやら朝イチは青物ではなかったようだ。(^^;)ゞ
と、思ったらJackyさんから「青でーす!」と声が掛かりヒラマサが上がってきた。
あれ?やっぱり青物もいけるかな・・・?

青物の活性もそれなりにありそうだと、そのまま青物を狙っていると私の穂先もグン!!と入った。
大喜びで「青デース!!」。 すると、近藤さんから「イケチャン、大騒ぎしなくていいよ〜」って・・・。
なるほど、急に軽くなって上がって来たのはシオ君。どうもお騒がせしました〜。(^^;)ゞ

最初の放流は8時過ぎで、タイやイサキなどが入れられた。
私は何とかアタリが欲しいと足元を丹念に探るのだが、全く反応がない。
『こういう時は筏の真ん中だ』とウキで狙ってみるが、こちらもダメ。
いつもなら、どうしたものかと悩んでしまうのだが、隣にいるドングリウキ本家本元のsmileさんもアタリを
出せなくて困っておられる様なので、これなら私にアタリがないのは当然と妙に納得。(笑)

2回目の放流は丸々とした大ブリにヒラマサ、カンパチなどが放り込まれた。
ここで近藤さんがすーさんのお嬢さんに向かって一言
「あゆみちゃん、よう見ときや〜、これで人間の本性がわかるから〜」(爆)
確かに皆さん自分が、いの一番に青物をかけてやろうと、真剣そのもの。(笑)

ここで特に「青物フィーバ」にはならなかったが、今日は朝からそれなりに青物の活性はあるようで
終日なんだかんだで皆さんそれなりに青物を上げておられた。
ということで、以下は皆さんの青物との格闘写真でっす。(^▽^)

すーさんの鯛竿に青物、餌は団子2つぶとか(笑) さすがのkawamuraさんも大ぶりの強引に腰が・・・・
小さいですョと言いながら大ブリゲットのsmileさん お父さんゆずりで見事な竿さばきのあゆみちゃん
青物の引きに耐えるYUKAさんと寄り添う?船長 Jackyさんの青物ヒットにガックリするお二人(爆)
グランドスペックで瞬時に青物を上げる牧野さん 「何がなんでも」と、執念で石鯛ゲットのなべちゃん

私は2匹目のシオがかかった後はヒマヒマ状態で、「時々足元に姿を見せているよ」とsmileさんが
教えてくれた石鯛を狙って、3m〜6m付近をマムシで探っていた。
何投目かでコツコツと前アタリが出で、穂先が強烈に突っ込んだので、「キター!石鯛!」と大騒ぎ(^-^ )
ところが、竿を立てるとギラッと青物が反転するのが見えた。「ウワッ 青で〜す」(^^;)ゞ

ハリスは3号なので、しばしお時間を頂戴して慎重にやり取りをさせていただき、70cmぐらいの
立派なカンパチが無事smileさんの差し出すタモに収まった。\(^ ^)/ バンザーイ
タモを渡していただくときに、「はい、イケチャン1回休み」って(笑)

アマゴで置き竿にして近藤さんと雑談をしていると穂先が大きく入って、竿が持って行かれそうになった。
実はこのとき好人さんに青物がかかって、それが私に絡んだのだが、そんな事とは全く知らずに
話に興じていた私は、思いっきり大合わせをして「青!!」
私の7号ハリスは、ものの見事に好人さんのハリスをブチ切った。・・・・ゲッ、やってしまった・・・・(^^;)ゞ
好人さんにはいつも大変お世話になっているのに、こんな時に足を引っ張ってしまって・・・。
いや〜ホントに、ごめんなさ〜いm(__)m

その後通りがかりのシオを追加したものの、なんともアタリがない。
『ちょっと場所が悪かったかな〜』とも思ったが、こういう考え方を最も嫌うsmileさんの横ではそんなことは
口が裂けても言えるはずも無く(笑)、先日れがーさんに教わったリアクション釣法や、円月殺法、さらには
エビ団子の素で場所作りなど、思いつくままやってみたのだが、結局なんともならない。
そして終了時間の1時半を迎えてしまった。

今日は凄腕の人たちばかりなので、きっと私にはそれほど獲物はまわってこないだろうと覚悟はしていた。
そこで、数日前からなべちゃんと相談して、「万が一に爆釣しない限りは2時間の延長をしよう」と決めていた。
ということで、予定通り(笑)初めての残業に突入する事になった。
すると、ありがたいことにsmileさんと親父さんもお付き合いして下さるとのことで、4人で残業開始(^-^ ) 。

迎えの船が遅かった事もあって、残業時間は実質1時間半弱。
私は、比較的賑やかだった北西側から南西側を探ってみようと、飛竜とタモを持ってさっさと場所移動。
延長になれば人の気配が少なくなるので、魚の警戒心も薄れ、夢のような釣果にありつけるに違いない
と期待を胸いっぱいに膨らませていたのだが、先程釣れていた場所でも全くアタリがない。
あれれ?話がちがう・・・・・(^^;)ゞ

smileさんは延長になっても場所を移動する気は無いようで、同じ場所で釣られている。う〜ん、なんと言う信念。
なにやら「イケチャン、釣れないのは場所のせいじゃないよ!」と言われているような・・・(笑)

しかし、そんな暗黙のプレッシャーにもめげずにひたすら探り歩く私。(爆)
ふと、ここで大事な事を思い出した。それは延長して皆さんがいなくなったら試そうと思っていた秘密の仕掛け。
早速仕掛けを取り替えて、エビ団子の素を中央に放り込む。仕掛けがスーッと竿下に戻ってきたときに
コツコツッと穂先が動いた。あまりに久しぶりのアタリだったので焦ってあわせて、スカッ。(T_T)

再度振り込むと、やはり同じようにコツコツと来て更に穂先がお辞儀した。ビシッ!!(^-^ )
「おおっ、よく走るワイ。」慎重にやり取りして上がってきたのは予定通りシマアジ君。お久でっす!

今度は生ミックで同じように振り込むと、仕掛けが落ち切る途中で穂先がピクピクして、またまたシマアジ君ゲット。
でも、タモ入れしてから、ヨイショっと立ちあがったらシマアジ君もタモからヨイショっと飛びでて、ハイさいなら。(T_T)

ガックリしながらも、更にエビ団子の素を投入するとまたも途中で穂先がピクピクして、ビシッ。
しかしこれも途中でプッツ〜ンと針はずれ。いったいオイラはなにやっとるんじゃ〜(T_T)
これだけドジると流石にアタリはなくなった。はぁ〜・・・。
まあ、シマアジは1匹しか取り込めなかったのだが、今まで「本当だろうか?」と思っていたことが
得心できたのでこれで良とする事にした。でも、この仕掛けはもう使いませ〜ん。(笑)

残り時間も30分となり、最後にブリ狙いをしてみたが穂先は動く気配も無く、結局3時半となり納竿となった。

本日の釣果
カンパチ×1、シオ×3、シマアジ×1

当たった餌
マムシ、サンマの切り身、エビ団子の素
生ミック

鯛が欲しかったなぁ・・・(^^;)ゞ

今日は念願のsmileさんと釣行できたし、また、とても愉快な方々に囲まれて釣りが出来たし
さらに延長も経験できたしで、釣果とは無関係にとても楽しい一日を過ごすことができた。
前回は乗り合いでちょっと不愉快な思いをしただけに、いつもこんな風に楽しく過ごせれば
いいなぁ〜とつくづく感じた。

本日ご一緒していただきました、smileさん、smile親父さん、カーク船長、YUKAさん、
(有)近藤水産さん、牧野さん、谷川さん、すーさん、あゆみさん、釣魚好人さん、
Jackyさん、kawamuraさん、tamaーchan、なべちゃん、ありがとうございました。

また、なべちゃんには往復の運転をしていただき大変お世話になりました。m(__)m