2006年12月16日(土)   マルヨ4号筏

天気・・・晴れ   満潮・・・14:32   干潮・・・8:41  若潮

ここのところ仕事や家庭の事情で、なかなか釣行日が決められないでいたのだが、
前日になってなんとか都合が着いたので、好人さんにお願いして第14回三重釣り歩記会に
飛び入りで参加させてもらった。

午前3時にモックンを乗せて自宅を出発。今日は同乗者がいるので高速道路を使う。
新しく出来た紀勢道の大宮大台インターで降りた方が早いだろうと思ったが、
行き慣れた餌屋がある玉城インターで降りることにした。

旭家で活きアジ、ボケ、石ゴカイ、青虫、魚かしエビ団子の素を仕入れ、シラサはマツモトで
買った。シラサといえば皆さん「サニーズ」と言われるのだが、マツモトのシラサも程よい大きさで
私は結構気にいっている。

隣のサークルKには賢人さんがおられた。今日は筏釣りに出かけられるとのこと。
最近は釣り堀ではなく、筏釣りによく行かれているようだ。
本日のメンバーの火消し屋さん、しんさん、釣魚好人さんにもここでご挨拶。

ここから能見坂トンネル経由でマルヨに向かう。途中凄い霧でちょっとビビッたが6時前に到着。
車を降りると思ったより寒くなさそうだ。風もなさそうだし、釣り日和になりそうだ。(^-^ )
釣れるといいなぁ〜。実は、私は今までマルヨさんでは最高3匹しか釣ったことがない。
なので、今日は是が非でも4匹は釣りたい。(^^;)ゞ

4号筏を使うとのことで、ジャンケンで場所を決める。1番は釣魚好人さんでHさんと共に
南西角を挟んで入られた。ア〜レ〜、そこは私が入りたかった場所なのよー。(笑)
今までマルヨさんには数回しか来ていないが、そのいずれの時もこの沖側の角が釣れていたからだ。
惜しくも2番の私とモックンは、残った沖側である南東角を挟むことにした。
皆さんの場所は、好人さんから時計回りで、kawamuraさん、赤ちゃま、しんさんと
お仲間のYさん、Sさん、滋賀の近藤さん、Kさん、私、モックン、火消し屋さん、Hさんとなった。

7時にアナウンスが入り一斉にスタートする。
「青物のマルヨ」なので、当然朝イチは青物狙いだ。シーパラに小イカをつけて放り込む。
お隣のモックンやそのまた隣の火消し屋さんには早速シオが掛かったので、期待をするが・・・?

青物をあきらめて飛竜で鯛を狙うがこちらも全くあたりがない。全体も静かな感じだ。
後ろの2号筏では時々歓声があがるが、それ以外の筏からは聞こえてこない。

8時過ぎに1回目の放流となり、カンパチ、ワラサが数本と最後にブリが1本入れられた。
傳八屋や辨屋ではドカンドカンと華々しく放り込むように入れるが、ここはそ〜っと放流する。
ちょっと迫力に欠けるが、放流量は傳八屋ほどではないにしろ満足のいくものだ。

ここで、先日買った釣堀のDVDを真似て小イカのはらわたを投入する。
DVDでは即青物が食ってきたので、私もこれで青物一番乗りを目論む。
が、・・・・あれ?(笑)

今がゴールデンタイムのはずなのだが、誰からも「青コール」が起こらない。
周りを見渡すと、イワシやサバやイカなどの死に餌を使っている方がほとんどの様子。
そこで、すかさず活きアジを取り出し、放り込んでみた。
上手な人がよく言わていれる「他の人と何か違う事を・・・・」である。

一番下まで落としてから少し巻き上げると、穂先が揺れてそのままググッと入っていった。
先日は焦ってスッポ抜けたので、今日はしっかり重みを感じてから「ガツン!」と合わせて
「青でーす!!」(^▽^)   予感的中ー! お見事!!拍手〜!パチパチパチ・・・・

8号ハリスなので強引に巻き上げても大丈夫だろうと思ったのだが、めったに青物など
釣る事はないので、絶対にバラシてはならじと慎重にやり取りをする。
思いのほか走られたりもしたが、モックンがタモ入れしてくれて、70cmのワラサをゲット。
ワラサちゃん、お久しぶりでございまする〜\(^ ^)/ バンザーイ

その後の盛り上がりを期待したが、kawamuraさんとYさんに青物がWヒットしたぐらいで、
残念ながら、青物フィーバーというほどにはならなかった。

オマツリか? あれっ?コッチも喰っとるでー! やっぱりこの角しか釣れんワイ

1回目の放流から30分も経たないうちに2回目の放流が始まった。
今度は鯛、シマアジが入り、最後に縞模様が消えかかった石鯛が一匹入れられた。
あの石鯛が欲しいなぁ〜(笑)

飛竜で棚を探っていくがなかなかアタリに出会えない。
そのうち底網スレスレのところで、かすかに穂先がお辞儀した。
しかし、送り込んでも横に誘ってもそれ以上は食い込まない。ムムッ・・渋いのう。
やむなく見切り発車でそのまま合わせてやると、きっちりヒット。(^-^ )
透明度の高い生簀の中からレギュラーサイズの真鯛が上がって来た。
その後も同じようなアタリで真鯛を2匹追加したが、それからはパッタリと止まってしまった。
ここからは「う〜ん困った、なんともならん」状態となった。(^^;)ゞ

ここまで合計4匹で、とりあえず目標(?)のマルヨでの自己新記録は更新したものの(笑)、
今日は母から歳暮代わりに魚を2軒に送って欲しいと言われているので、これだけでは到底たりない。

そこで、「困った時は中央の底」と言う先人の教えを実践すべく、ウキ仕掛けを取り出した。
前回、3Bのドングリウキに2Bの錘を使ったところ、仕掛けの落ち方が遅すぎて狙ったところに
餌が届けられなかったので、今日は5Bのドングリウキに5Bの錘にしてみた。
シラサなどの軽い餌はなかなか落ちて行かないが、それでも前回よりは使い易くなった。
しかし「中央の底」を狙ってもアタリは出せず、「冬対策」として試しているウキ仕掛けは
今回も何の成果を見出すことが出来なかった。

さて、あの放流された鯛はいったいどこにいるのでしょう??
「う〜ん、ますます困った、どうしよう・・・」

いつも沢山釣られる滋賀の近藤さんも今日は何ともならない様子だし、最近辨屋や傳八屋さんで
大活躍をされている火消し屋さんも大苦戦。青物師kawamuraさんもカンパチを1本上げたものの
その後は大物の気配はない。赤ちゃまも朝イチはよかったようだがその後はイマイチの様子。

好調なのは好人さんぐらいのもので、お酒も入ってまさに”酔いどれ好人ここにあり〜”って感じ。
「あれぇ〜、また釣れちゃったぞ〜」と言いながら上機嫌この上なし。(^-^ )
『そうか、鯛は好人さんの所にしかいないんだ!』と私もちょっと出稼ぎに行って、すぐ横で
釣らしていただいたが、なぜかアタリでるのは好人さん。
やっぱりこのお方は魚を引きつけるフェロモンを出しているに違いない。(笑)

自分の場所では 鯛のアタリもないので、青物を狙ってみるがこちらもダメ。中央の浅いところに
青物と一緒に泳いでいる石鯛を狙ってみるがこれもダメ。
それならば「場所を作ろう」と飛竜でエビ団子を打ち返すと、鯛は寄って来ずに、網の下の
魚が集まったようで、大きなアタリが出ても全て底網にかかってしまう。(T_T)
以前もここはこんなことがあったよなぁ・・・。

結局この犯人は20cmぐらいのグレだったようで、モックンが「お外」で2匹釣り上げていた。
そのモックンは、「対好人さん3連勝」めざしてスタートから鼻息が荒かったが、出稼ぎやらなんやら
あの手この手と奮戦したものの、わずかに及ばず”酔拳”ならぬ”酔釣?”好人さんの軍門に下った。

終盤、青物の泳ぎ方がちょっと速くなり、ヒラを打つような奴も出てきたので、サンマ、イワシ、イカで
誘ってみた。サンマやイワシには反応を示して何度か追いかけては来たものの、残念ながら
食わすまでには至らなかった。
見えてる青物を誘って釣るというのは、何度やっても思うようにはいきませぬ。
辨屋の「主」のあの方なら、どうやって食わしただろうか・・・。
ああ、難しいなぁ・・・・。(^^;)ゞ

結局、このままなす術もなく2時となり、納竿。
これが今年の釣り納めと思って釣行したのだが、これで終わるのはいかにも辛いなぁ・・・・
といって、あと行けそうな日は24日ぐらいしかないし、はぁ〜、やっぱりこれで終了かなぁ〜。
トホホ・・。(^^;


本日の釣果  ワラサ×1 鯛×3
釣れた餌、 活きアジ、着色甘エビ、生ミック

私の釣果だけでは母との約束が果たせないので、
皆さんから少しずつ分けて頂きました。
いつも無理を言ってスミマセン。m(__)m


今日は飛び入りしたにもかかわらず、快くお仲間に
入れて頂き、有難うございました。
釣果は満足いくものではありませんでしたが、楽しく
一日を過ごせました。