2006年12月2日(土)  傳八屋2号筏   同行者:三男

天気・・・晴れ    満潮・・・9:29  干潮・・・15:30  中潮(大潮前)

今回は性懲りもなく2回目の貸切予約をしての釣行である。
前回同様、はたして人数が集まるだろうかと不安だったが、9人の皆さんが
集まって下さり、何とか今回も貸切を維持する事が出来た。

最近買った釣り堀のDVDを見た小2の三男が、自分でも簡単に釣れると思ったようで、
数日前から「釣り堀にいきた〜い」とせがんでくる。
今まではアジ釣りが好きで、それ以外あまり釣り堀には行きたがらなかったのに
どうやら、本人曰く「本格的に釣りを始める」ことにしたらしい。(笑)

これまでも、すぐ飽きても対処できる正徳丸やハルキチ屋などの陸続きの釣り堀や、
はっかいの短時間での釣り掘りは連れて行ったことはある。
しかし、傳八屋や辨屋のように渡船して一日中筏で過ごしたことはない。
はたして丸一日筏の上に大人しくしていることが出来るか少々不安があったが、
幸いにも今日は私の知っている人ばかりだし、また野暮用で早上がりをするつもり
だったので、試しに連れて行くことにした。

当初は、私が釣れたときに竿を持たせてやればいいと思っていたのだが、それでは満足
できないらしく、いっぱしに「竿を出したい」と言う。(^^;
ちょっと、釣り堀代金が勿体無いような気もしたが、まぁ、やらしてみるか。(笑)

いつものように餌を調達して、傳八屋さんの駐車場に着いたのは6時ちょっと前。
この時間でもまだ真っ暗で、星がとても綺麗にみえる。今日はいい天気になりそうだ。

一番船で、2号筏に渡してもらう。貸切はほとんど待たされることがないので嬉しい。
釣り座はジャンケンで決めて、北側に釣魚好人さん、Sさん、東側にさちさん、kawamuraさん、
Jackyさん、南に赤ちゃま、マナブンさん兄弟、西にカーク船長、私達親子は北西角となった。
子供と一緒なので、テント前は有難い。

息子の仕掛けをどのようにしようか迷ったが、ウキがあったほうが釣り易いだろうと、
せとうち3.3mにドングリウキをセットして着色甘エビを放り込む。私も鯛狙いで
着色甘エビをつけた飛竜でスタートする。どちらかにアタリが出ればいいのだが・・・。

息子のウキの動きが変なのでちょっと上げさせてみると、早速根がかりしている。(T_T)
ウキ下は8.5mに合わせてあるので、底網には掛からないはずなんだけど・・・。

私の方は何度か打ち返していると小さなアタリが出始めた。最初は素針を引いたが
次はきっちりヒット。イサキのようなので息子に竿を持たせて上げさせる。
でも、体が小さい息子にはイサキといえども簡単でなく、何度か締めこまれる。
それなりにスリリングな思いをして、ようやく私の差し出すタモに良型イサキが収まった。
その後、しばらくして鯛もかかったが、今度は私が釣り上げた。私も楽しみたい(笑)

息子に持たしたせとうち3.3mは、またしても根がかりをしている。先ほどよりさらに50cm
ウキ下を上げているのに・・・。どうやら丁度竿下あたりに何かあるようだ。
とりあえず場所を私と交代して、私はセッセと高切れした仕掛けを作り直す。
4号のナイロン道糸に3.5号のグランドマックスFXのハリスを付けたのだが、
道糸が高切れするとは流石高級ハリス。(^^;)ゞ

私が仕掛けを直している間、息子は置き竿にした飛竜の穂先をボンヤリ眺めている。
すると、クィッ、クィッ、グーと穂先が入って行く。おーい、引いてるぞ!!早く上げてくれ〜。(笑)
促されてゆっくり竿を上げるが、時すでに遅し。あぁ、あんな分かり易いアタリを・・・(T_T)

今度は竿を手持ちにさせてみるが、まだ力がないのか穂先がゆらゆらと揺れてしまって、
細かいアタリが分からない。やむなく置き竿にすると、小さなアタリは出るが針がかりしない。
手持ちなら少し誘えば食い込ませれるのに・・・と、私はもどかしくてしょうがない。(^^;)ゞ
この時点で、一番活性が高いのはココのはず。なんとか今のうちに釣ってくれ〜!

息子もそれなりに餌を変えたりして、一応努力はしているようだ。
私 : 「次は何の餌をつけるの?」
息子: 「うん、このピンクの『さかなかし』」
私 :「ん?、『さかなかし』???・・・・そりゃ、『うおかし』じゃ〜」(爆)

そのうち何度目かで、ようやく向こう合わせでイサキがかかってくれた。
とても思いやりのあるイサキちゃんに感謝、感謝!(笑)
しかし、この後ピタリとアタリがなくなった。折角のジアイだったのになぁ・・・。

私の方は浮き釣りで中央付近を狙ってみるが、なかなかあたりに出会えない。
時折ウキが水面にかぶる感じはあるのだが、あわせて見ても乗らない。
これはアタリではないのだろうか・・・・??
しばらくして1回目の放流船が来たが、息子の世話をしていて何が入ったのか全く分からなかった。
期待の放流だったが、その後もあまり活性は上がらず、静かな時間が流れた。

にぎやかな北東角 閑散とした西側

2回目の放流ではまずブリが放り込まれた。おおっ、これを釣らねば!
すぐにイカのはらわたを底まで落とし込むと、穂先がわずかにコツコツと来たが食い込まない。
餌が大きすぎるのだろうか??
そのまま中層までゆっくり巻き上げてくると今度はグイッと穂先が入った。
すかさずあわせて「青」と叫んだが、次の瞬間すっぽ抜けてしまった。(T_T)  
食い込ませ方が足りなかったか、あ〜〜残念じゃ〜!
その後、Jackyさん、好人さんにヒラマサが掛かり、青物のジアイは一段落。

釣れなくて暇そうにしていた三男のトモは、赤ちゃまに呼ばれて南東角に出稼ぎに行った。
しばらく赤ちゃまの手ほどきを受けて無事、真鯛をゲット。よかったね!!
赤ちゃま、ありがとうございました。m(__)m
あとでコッソリ息子に赤ちゃまから授かった「秘伝」を教わりました。今度試して見ます。(^-^ )

北東角でシマアジが釣れているので、ヒマをもてあましていた私も参戦させていただいた。
棚4.5m、餌は生ミックとのことなので、その通りにすると穂先がわずかに押さえ込まれた。
すかさず、「ビシッ!!」。 やったー! いい引きをするのでてっきりシマアジだと喜んだのだが、
上がってきたのは「良く走る鯛」だった。(^^;

カーク船長から「青です」の声。ブリだ。
釣行前日に「明日の釣行記」と題してブリが
釣れたと書いておられたが、本当に釣って
しまった。

その中ではブリは朝イチで釣れるはずだった
が、順番は違っても本当に釣れるとは凄い。
これによるとヒラマサも釣れることになって
いるのだが・・・

もし釣れたら「明日の釣行記」はこれから
流行るかもしれない。(゜O゜)☆\(^^;) バキ!

私は相変わらず泣かず飛ばずで、今度は誰もいない西南角に移動することにした。
今日一番釣り荒れてない場所だ。(笑)
ふと見るとすぐ下にハタマスが見える。とっさにタモを握ったが、私の殺気を感じたのか
すぐに潜ってしまった。グヤジイ〜(^^;

良く見るとまだ他にもかすかに魚影が見える。グレか?それともシマアジか?
何度か打ち返していると、聞き上げているときにラインが止まった。
そのままラインを張っていても特に突っ込む気配もない。何だろうと思いながら
あわせてやると、ほとんど抵抗する事無くマダカが上がって来た。
さらに期待して打ち返してみたが、その後はあたらなくなった。

終盤となり最後のあがきで、活きアジを付けて青物を狙ってみたがアタリもなく、
結局早上がりの12時半となったので納竿することにした。
ポカポカとあたたかい釣り日和の一日であったが、今回はちょっとフラストレーションの
溜まる釣行だった。このままで年明けを迎えるのはちょっと辛いなぁ・・。
よ〜し、年内にもう一度行くぞー!!!

三男はとりあえず釣れたのが面白かったらしく、「僕もー!!」だって。(笑)

本日の釣果 真鯛×3、イサキ×2、マダカ×1
 釣れた餌  生ミック、魚かし団子

写真のヒラマサは釣魚好人さんに頂いたもの。
好人さん、いつも有難うございます。
久しぶりにヒラマサの刺身を堪能させてもらいます。
それと、お誕生日おめでとうございま〜す。(^-^ )

本日ご一緒頂きました皆さん、有難うございました。
またよろしくお願いします。