2006年11月12日  辨屋      同行者 カッチャン

天気・・・晴(強風)    満潮・・・11:25  干潮・・・4:10  小潮

今日は(有)近藤水産さん主催の第5回大爆笑会である。
今回でこの楽しい会もファイナルとのことで、辨屋さんの全筏を貸切って
なんと総勢100人だって。すっげー。

最近の辨屋さんは10kgのBIGクエとブリ、それに石鯛、石垣鯛と魅力的なお魚さんが
目白押しで、何を狙ったらいいの迷ってしまうほどだ。
ただ、ここに来て急に冷え込んだことと、今回は全体の放流数を増やすためにブリは
放流しないらしいので、最近あまり釣ってない鯛を狙おうと思う。

釣行前夜はいつも「釣り堀不眠症」になるので、今回はちょっとした試みをしてみた。
先日テレビで、たまねぎの匂い成分に睡眠を促す効果があると言っていたので、
みじん切りにして枕元において見たのだ。
テレビの実験では、日頃は寝付かない子供達がすぐに寝ていたので、期待を胸に
8時ごろ布団にもぐりこんだのだが・・・。

午前3時、いつものように一睡もしないまま出発する事となった。(^^;)ゞ
なんとも期待はずれではあったが、考えてみれば、たまねぎのみじん切りで簡単に
寝ちゃったら、ハンバーグ屋さんなんか、仕事にならんわなぁ〜(笑)

今日はカッチャンと二人なので高速を使って走る。餌屋さんに着くと、『鯛を狙う』
ということも忘れ、ブリとクエ用に活きアジ、石鯛、石垣鯛のためにマムシをオーダー。
なんとも優柔不断。(^^;
 
5時半過ぎに辨屋さんに到着。懸念していていた風は幾分収まっている。
このまま一日が過ごせればいいが・・。でも、きっとまた強くなるだろうなぁ・・・。
受付を済ませ、桟橋に向かう。今日は5号筏とのことで、sasapuuさん達、牧野さん、
cdw26930さんご兄弟など、総勢16人(ぐらいだったと思う)。
場所とりジャンケンで一番となったので、風が強くなってきても大丈夫のようにテント前の
北東側を陣取る。風、潮を考えるとベストのはず。(^-^ )

7時に開始の花火が上がった。昨晩一睡もせず(笑)に考えた通り、鯛竿の飛竜でスタートする。
今日は風が強くて穂先でアタリがとりにくいだろうと、いつもより先調子の穂先を付けてみた。
餌は着色甘エビの赤。これも、最近赤いエビ団子の素がいいらしいと情報があったので、
試しに甘エビも赤く染めてみたのだ。さて、結果やいかに?

コーナー寄りのカッチャンの竿が一投目から曲がり、鯛が上がって来た。餌は黄色団子、棚は底。
あらら、「赤」ではなかったのね。すぐに私もそれに替えたら、ククッと穂先がお辞儀し、良型の
真鯛が上がって来た。ヨッシャ〜!
放流前に釣れたのは、いったい、いつ以来だろうか。素直にウレシイ。(^▽^)

コーナーを挟んだ東側のcdw26930さん兄弟の竿も曲がっている。どうやらこの辺に鯛が群れて
いるようだ。
それにしても、アタリが極めて小さい。テントで風が遮られるので、何とか穂先の動きは分かるのだが
ついばむ程度なのか、小さなアタリはあるがその後食い込まない。かといって「コン」ぐらいのアタリで
あわせても「スカッ」ばかりだし・・・・(T_T)
針をチヌ4号からグレ8号に交換して、上下左右に小さく誘いながらやっとの事で2匹を追加した。

苦労はしたものの、放流前に3匹も釣れることなどめったにないので、好調なのは間違いない。
ひょっとしたら久しぶりに「ツ抜け」が出来ちゃうかも、な〜んて一人ほくそえむ。(笑)

最初の放流後は、一匹追加したがその後、鯛が北西に移ってしまったのか、こちらはイマイチ。
そこで、今日は風対策のために、ドングリウキを持ってきたので、さっそく試して見ることにした。
竿はダイワせとうち3.3m。飛竜を手に入れたので全く出番がなかったのだが、穂先をちょっと替えて
smileさんのように、ウキ釣りではあるが、穂先でアタリが取れるようにしてみた。

ドングリウキは昨年のこの時期、一度使ってみたことはあったのだが、まったく上手くいかなかったので
それ以降は全くやってなかった。ただ、これから寒くなるにしたがってウキ釣りも必要になるだろうと、
先日、本家のsmileさんにちょっと教えていただいたのだ。しかし実際やってみると、どうもうまく行かない。
以前に比べれば随分いいのだが、なかなか思うように自分の狙っている場所や棚に入らないのだ。
それでも、何度かやっていると、まだ棚に届く前に「スーッ」とウキが入って行った。
おやっ?と思ったのだが、合わせると鯛が上がって来た。ラッキー、5匹目ゲット(^-^ )


2回目の放流船がやって来た。サンマの半身で勝負
すべく身構える。ドドッと青物が入ったところで、仕掛け
を振り込むと、餌が途中でポトンと落ちた。ガビ〜ン(T_T)
慌てて付け替えているうちに、どっかから「青で〜す」。
あ〜あ、先を越されちゃった。

その後ここは無法地帯となった。青物が掛かっても多くの
人が、竿を上げずにそのまま狙っている。
そして、そこかしこで「青」コール。

また、自分に青が掛かっても周りに声をかけずに黙々と釣り
上げる方も・・・。確かに竿さばきは華麗で、青物に主導権を
与えず、あっという間に上げてしまうのだが・・・。

こんな光景を目の当たりにし、すっかりヤル気を無くしてカッチャンに目をやると、なんとコヤツも「無法者」。(^^;)ゞ
仕掛けを上げるように言おうと思った瞬間、カッチャンの穂先が入った。
一応「青」の声をかけて、タモ入れを手伝う。あぁ、無法者の片棒を担いでしまった。(爆)

青物も沈静化したようなので、鯛竿にシラサをつける。するとすぐにククッと穂先が入り、バシッ!!
『あれ?重い!』 「青かもしれません」と声をかけてドラグを緩めようとした矢先、プッツ〜ン。あぁ・・。
すぐにシーパラに持ち替えて、シラサを放り込んで見たがダメだった。残念(T_T)

その後、ぱっとしない時間がしばらく続き、やや、戦意喪失気味となる。
ここで、予想外のブリの放流があり気合を入れて狙ってみたが、これもダメだった。

昼近くになり、残り時間も少なくなってきたので、もうひと花咲かせようと、「場所つくり」を始めた。
Jackyさんに教えてもらった通り、「魚が寄ってきている」と思い込みながら(笑)、赤いエビ団子の素を
主体にローテンションしながら打ち込む。すると、しばらくして小さなアタリが出始めた。
ヨシ!!ホントに寄って来たぞ。俄然ヤル気になる。(^▽^)
ここからは一気に私の前の活性が上がり、投入するたびにアタリが出る。ただそれが小さくてなかなか
釣り上げるに至らない。何度もバラシや素針を交えながらもなんとか鯛を4枚追加。これで合計9匹。

しかし、ここで一旦アタリが止まる。オイオイ、これじゃ昔のパターンと全く一緒じゃないの〜(^^;)ゞ
でもスッカリ成長した(爆)私は、ここで「ツ抜け」への執念を見せる。(笑)
必ず食ってくると信じ、棚は一定にして餌をローテーションしながら、ちょくちょく小さな誘いを入れていると
穂先がコツコツと来た。少し横に誘ってやると、スッっと穂先が入り「バシッ!!」
ヤッタ〜!10匹目をゲット!久しぶりに「ツ抜け」達成じゃ、\(^ ^)/ バンザーイ

この後は達成感もあり(笑)、ちょと気が抜けて、しばし休憩。
ラスト30分で前回みたいに青物を狙ってみたが、残念ながらお魚さんからのラブコールは貰えなかった。
まあ、そう何回も同じ事は起きませんわなぁ〜。(笑)
そして1時半となり、納竿。

今日は見事に場所に恵まれて好釣果を得る事ができた。
ただ、もう少し合わせ方が上手ければもっと釣れていたであろう。
ここら辺がJackyさんが言う「10匹は運でも釣れるが、15匹釣ろうと思うと腕が必要」という事なのだろう。
まあ、この釣果で贅沢を言ってもいけないので、本日は「ハナマル」だな。(笑)

本日の釣果  鯛×10
当たった餌、 赤の着色甘エビ以外(笑)

参加賞 伊勢海老×1


カッチャンは鯛、カンパチ、スレ掛かりのシマアジで合計10匹となり、釣り堀6回目にして「ツ抜け」を
達成した。なんと運のいい奴。オイラなんか「ツ抜け」するまで何回通ったと思ってんだ。(爆)
「エッ? 10匹釣るのって、そんな大変なことなの?」だって。超ムカツクー!!(笑)

しかし、この男の運の強さはこんなものではなかった。
今回はジャンケンで賞品を分配するとのことなのだが、
なんと、この強運男は見事「電子レンジ」をゲットして
しまったのである。
私なんかレトルトカレー3箱なのに・・・。(笑)

最後に100リットルの冷凍庫をかけてジャンケンが
行われたのだが、これも勝ち進んで行ったので
まさかこれも・・と、ちょと背筋が寒くなったが、流石に
それはなかった。
後から話を聞いたら、近藤さんの出すジャンケンの
パターンを見切っていたようだ。
そろそろパターンが変わるとだろうと思ったら、
変わらなかったんで負けちゃったって。(笑)
カッチャンと電子レンジと私のレトルトカレー
隣のお嬢ちゃんはどなたか知りませんが、どうしても
一緒に入りたかったようで・・・(笑)

春と、秋に愉しみしていた大爆笑会も今回でファイナルとなり、とても寂しい限りではあるが
主催者の(有)近藤水産さんがいろいろ考えられてことのなので、これも致し方ないこと。
「気が向いたら再開するかもしれない」とおっしゃっていたので、今後はその言葉を信じて
ひたすら待つことにしよう。
この会には合計3回、出席させていただいたが、いずれも楽しく一日を過ごす事ができた。
これもひとえに(有)近藤水産さんのおかげです。、本当に有難うございました。m(__)m

また、本日ご一緒頂きました皆さん、そして辨屋さんありがとうございました。