2006年10月21日(土)  傳八屋 2号筏

天気・・・晴     満潮・・・5:02   干潮・・・11:02    大潮


約一ヶ月前、この日の釣行を突如思い立ったのだが、一人で行くのも
寂しいなぁと、大胆にも一筏貸切の予約を入れてしまった。
もちろん、貸切予約なんて初めてなのだが、いつもご一緒させてもらってる
釣魚好人さんに話をすればメンバーなんかすぐ集まるだろうと、このときは
完全に高をくくっていた。しかし、好人さんは仕事で都合が悪いとのこと。
『ゲッ、やばい、どうしよう・・・』(^^;
考えてみれば、翌日は辨屋の放流祭、また翌週の土曜日はデンパチデー。
これは容易にメンバーは集まらないかもしれない・・・。

ところが有難い事に、モックンがお友達3人を誘って下さり、なべちゃんも
神舘さんと一緒に来てくれるとのこと。さらにいつもHPでお世話になってる
カーク船長夫妻と魚かしの牧野さんも参加してくれることとなった。
これでちょうど10人、貸切成立だ。\(^ ^)/ バンザーイ    ホッ・・(^^;)ゞ

当日はモックンとオバタクンを道連れに、迫間浦を目指し3時出発。
途中、アジとボケが安い旭家、シラサの大きいサニーズ、そして今日ご一緒
いただく牧野さんの魚かしに立ち寄る。休憩室にはカトキチさんがいらっしゃった。
本日はお忍び(?)で辨屋さんとのこと。

傳八屋さんに着いたのは5時半過ぎ。すでに駐車場は満杯だ。
皆さん集まったところで、釣り代をまとめて代表で受付を済ます。
ちょっと常連さんになった気分。(笑)

最初の船で2号筏に渡してもらう。船上から見ると和光、いむら、春丸、三海丸の
各筏は釣り客で大賑わいとなっている。まさに釣りシーズン真っ盛りだ。

釣り座は事前にジャンケンで決めて、勝った木村名人と木村迷人が西側を選択、
北側には、なべちゃん、神舘さん、オバタクン、東側にモックン、私、カーク船長、
南側にYUKAさん、牧野さんとなった。
思っていたより風があり、正面に風を受ける東側はちょっと釣り辛そうだ。

一投目はイワシのブツ切りでカンパチさんのご機嫌伺いをしてみたが、案の定反応が
ないのですぐに鯛竿に切り替える。でもこちらも・・・・。
まあ、いつものことなので、この間にアオリイカとカワハギの竿も用意する。
今日は生簀の中の魚もさることながら、アオリの刺身とカワハギ薄作りも食べてみたいので
筏の外でもがんばらなければ。
ことわざに「二兎を追うもの・・・」というのがあるが、今日はそれよりもひどい三兎も四兎も
狙おうというのだから、はたして大丈夫だろうか・・。(笑)

朝イチから筏の活性は高いようで、西側の木村名人と迷人、北側では、なべちゃん、神舘さんの
竿が曲がっている。なべちゃんには青物も来ている。隣のモックンにも青物がきたが、
こちらはあえなくバラシ。しかしそれなりにアタリを拾って釣果を上げている。
ところが、私がいる東側半分と、南側はさっぱりあたりがなく、ただただ指をくわえているのみ。
そのうち賑やかなモーニングサービスは終わってしまった。
あ〜あ、オイラは今日も放流までは坊主なのね。(T_T) ウルウル

カーク船長は外でサビキを始めて、20cm以上もある丸々とした立派なアジを釣っておられる。
「しまった、サビキ仕掛けも持ってくるんだった。」(笑)

朝から絶好調のなべちゃん
ブリ,中ブリ、カンパチ、シマアジなど釣り過ぎ!
青物をバラシまくる(笑)モックン
左側黒ジャケットの人は有名な三原憲作氏


一回目の放流は鯛が20匹、イサキとシマアジが各10匹ずつ入った。
本日の特効餌になるはずのボケを投入すると、イキナリ穂先をひったくるようなアタリ。
喜んであわせると、すんなりと上がってきたのはイサキちゃん。まあまあの型だ。
今度は着色甘エビで小ぶりのイサキちゃん。どうもイサキが寄っているのかな?
しばらくして、シラサでもう一枚追加した。しかし、その後はまたも静寂が・・・。
鯛やシマアジは来てくれないのかな???

隣のカーク船長も絶不調のようで
「まだボーズだ」とYUKAさんと話して
おられる。YUKAさんの方は時おり
竿が曲がっているようだが・・・。

それにしても、このお二人はとても
いい雰囲気をもったご夫婦だ。
時々、お二人のHPで船長の「おのろけ」
発言を拝見することがあるが、なるほど
これなら「さもありなん」という感じだ。

ウチとはえらいちがいだなぁ〜(爆)

2回目の放流はブリ、中ブリが各1本とカンパチ、真鯛がバラバラと放流された。
前日、さちさんから「ブリにはイカのはらわた」と聞いていたので、そのとおりに期待を込めて
底から誘いあげるが・・・・う〜ん、残念。
それでは、サンマだ!次は活きアジだ!と試してみたが、ワタシの餌は気に入らないのか
「青で〜す」は他の人ばっかり・・・。(T_T)  そうこうしているうちに青物タイムは終わってしまった。

後半は潮の流れも変わり、こちらの方でアタリが出るだろうと待っていたのだが、一向にその
気配もなく、アタリがあるのは相変わらず北側、西側に偏っている。
隣のモックンは好人さんばりにウキを北側に飛ばして、次々と獲物をゲットされている。
名人牧野さんは、魚かし「エビ団子の素」を打ち返してがんばっておられるが、どうにも
ならないようで、完全に諦め顔。(^^;

そんな中、痺れを切らしたカーク船長が、YUKAさんに促されて、北西角に遠征し、
見事にシマアジをゲットされた。YUKAさんから「イケチャンも行って来たら〜?」と
やさしく声をかけてもらったので、調子に乗ってワタシも行く事にした。(笑)

北西角で着色甘エビを付けて、第一投。棚に落ち着くやいなや、穂先がお辞儀する。
        「ビシッ!!」(^-^ )
「やっぱり、釣り堀は場所だねぇ〜」と、大口をたたきながらやり取りをしていたら

         ぷっつ〜ん・・・・・・ ゲッ!

「やっぱり、釣り堀は腕ですねぇ・・・・」(爆)

その後は何をやってもダメ。やはり今日は二兎ばかりでなく、三兎も四兎も狙ったので、
きっと神様が「ええかげんにせい!!」と怒ってしまったのであろう。(^^;)ゞ

すっかりあきらめてしまっている(笑)牧野さんの横にちょっと入れさせてもらって、釣り方を
拝見していると、外に出していたワタシのカワハギ竿に何かかかったようで、カーク船長が
巻き上げてくれた。20cm超の良型アジだった。おおっ、なんて美味しそうなんじゃ。(^-^ )
船長、お手数をおかけしました。

結局イサキ3匹のままで、残り時間もあと30分。あきらめてぼちぼちと片付けモードに入る。
いまさら鯛やシマアジが釣れるとは思えないので、せめて活きアジでも付けて穂先の
動きを楽しもうと、シーパラを置き竿にした。他の竿を片付けながらピョコピョコ
する穂先を見て楽しんでいると、そのうちグン、グン、と大きく振れ始めた。
「うっそー、来てるジャン!!」(^▽^)

慌てて竿を持ち、ズボーッと入ったところでガッツン!。「青でーす!!」(^▽^)
本日始めて釣りをしている実感を味わう。グングンと底へ引き込む感じなので、
カンパチに違いないと寄せてくると、案の定現れたのは、70cmぐらいの立派ヤツ。
\(^ ^)/ バンザーイ
今までも帰りがけに青物をかける人は時々見かけたが、まさか自分にそんな幸運が
めぐってくるとは思いもしなかった。超ウレピー!!(笑)

まだ15分ぐらい時間があったので、冗談半分に今度は8号ハリスで活きアジをつけて
放り込んで置く。なべちゃんのところで遊んでいると「入っとるぞー!!」の声。
「え〜ッ!!また来たの〜」(^▽^)
今度は何人かと絡んでしまったが、カーク船長にアシストしてもらい先程より小型の
カンパチを無事ゲット。ムホホホ〜(^-^ )

今日は何ともひどい一日になってしまったと、ついさっきまで反省していたのだが
この2本でそんなことは吹っ飛んでしまった。
それにしても、こんなラッキーなこともあるんだな〜。
釣り堀の神様、「感謝ですぅ。」(笑)


本日の釣果  カンパチ×2、 イサキ×3 、お外で20cmアジ×1
アタリ餌  活きアジ、ボケ、シラサ

今回、分不相応にも貸切予約をしてしまい、それだけの人数が集まるのだろうかと、
心配この上なかったのですが、おかげさまで貸切で楽しく一日過ごすことができました。
本日ご一緒頂きました皆さん、本当に有難うございました。
また機会がありましたら是非ご一緒してください。よろしくお願いします。

モックン、なべちゃん、鯛をありがとうございました。
翌日お刺身で食べましたが、歯ごたえも十分でかつ甘みもあり美味しかったですよ。
それと、モックンには誕生日プレゼントでシャンパンまで用意していただいて、ご馳走様でした。


ところで、勢いで12月も貸切の予約を入れてしまったのだが、どうしよう・・・・(^^;)ゞ