2006年10月8日(日)   傳八屋 11号    同行者:カッチャン

天気・・・快晴 (強風)    満潮・・・6:03    干潮・・・12:05  大潮


今回も三重釣り歩記会に参加した。涼しくなり「釣りシーズン到来」となったので
久しぶりに友人達に声をかけたら、カッチャンが一緒に行ってくれることになった。
前日のヤフーの天気予報をみると、「晴」ではあるが「風速4〜5」となっている。
いままで、ここで「4〜5」の数値が出ると、結構風に悩まされることが多かったので、
ちょっと心配だ。

それでも、前夜はデンパチデーの釣行ということもあってかウキウキワクワクで、
すっかり興奮状態。結局一睡もできないまま出発する事になった。
毎度のことではあるが、この「釣り堀不眠症」を治す処方箋はないのだろうか・・。(笑)

いつものように国道23号で迫間浦を目指す。旭屋で活きアジ、シラサ、石ゴカイ、オキアミ
蛍イカを買い、魚かしで情報収集しながらエビ団子の素と黄色団子を仕入れる。家からは
サンマ、イワシ、着色甘エビ、生ミックを持ってきた。今日はちょっとだけ豪華版。
最近はエビ団子の素を中心に使っていたのだが、今日は久しぶりに色々とローテーションを
しながら使ってみようと思う。
というのも、デンパチデーでもあるし、またお魚の嫁入り先が決まっているので、久しぶりに
「ツ抜け」を狙ってみようかな〜んて、大それたことを企んでいるのだ。(笑)
目標はヒラマサ、カンパチ各1、シマアジ3、鯛5ってとこかな?(爆)

今日は23人の参加者で10号大筏と、11号号八角筏を使用するとのこと。
私たちは八角筏で、場所取りジャンケンでカッチャンが勝ってくれたので迷わず西側の
テント前に陣取る。東側に魚が浮いているのを見つけたが、今日は風対策が一番だ。
それにこちらが潮上になるので、釣果は約束されたも同然。(^-^ )
西南角に私、西にカッチャン、西北〜北がしんさんグループ3人、東北にJackyさん、
東南にHさん、南東に釣魚好人となった。

一投目はシーパラに蛍イカを付けて放り込む。最近この竿でトンと青物を釣った記憶がないので
今日はハリスを8号から6号に細くしてみた。果たしてその効果が現れるだろうか。
昨夜の閃きでは、この蛍イカにカンパチかヒラマサが心地よく穂先を持っていくはずなのだが・・・。

シーパラをサッサと諦めて(笑)、鯛竿に着色甘エビをつける。今度こそスッと穂先が入るはず・・・。
しかし、筏竿のように細くしてある穂先は、風の影響で揺れまくり、全く機能しない。
先程まで小康状態だった風が再び強くなってきた。海面は「白兎」だらけだ。
風除けのある私はまだマシな方なのだが、それでも竿を振るのに一苦労する。
いつもは立ち姿勢で竿を持つのだが、私の位置でもとても怖くて立っていられない。
まともに正面から受けている好人さんやJackyさんはホントにお気の毒(^^;)ゞ

最初の放流はシマアジがバラバラッ、鯛がポツポツ、イサキがドバーッという感じだった。(笑)
私はここまでボーズ状態。まあ、最近はスッカリ慣れてしまったが・・・。
しばらくすると、穂先が風とはちょっと違うような動きをしたように思ったので、合わせると見事にヒット。
ちょっと小ぶりの鯛が上がってきた。やっと1匹釣れた。(^-^ )
魚をそのままに、竿を持ち変えてすぐに次を振込むが続かない。
今日は手返しを良くするために鯛竿を2本用意しているのだが、期待ほど活性が上がらない。
また、頻繁にローテーションするつもりが、この風でどうもその気になれない。(^^;)ゞ

好人さんは向かい風をものともせず、確実に釣果を積み上げている。いつでもどこでも釣っちゃう
このお方は、きっと魚を寄せ付ける特別なフェロモンを出しているに違いない
そこで私もこのフェロモンに誘われて、隣に擦り寄っていく事にした。

好人さんから「あたり餌」のボケを頂いて振り込むと、しばらくして、はっきりと穂先が食い込んだ。
小刻みに竿を絞り込む感じなのでシマアジを予感。やっぱり〜!(^▽^)
待望のシマアジゲットー!!

10号筏放流で〜す イサキ狙いのしんさんにカンパチが・・・


2回目の放流はカンパチなど青物と、比較的大き目の鯛が放り込まれた。
早速サンマのブツギリを入れてアタリを待つ。しかし第一声は好人さん。やり取りをされて
いる間に、今度はサンマの半身を付けて、スグに投入できるように臨戦態勢をとる。
ところが好人さんのカンパチをタモ入れする人がいない。お隣のHさんもその様子がなく、
となるとその役はやはり私か・・? はやる気持ちを抑えながら左手にシーパラ、右手にタモ。(笑)

無事カンパチをタモ入れし、すぐに投入。『それいけ〜!サンマ!!』
棚に落ち着いてしばらくすると、穂先が軽く入る。『おっ来た!』と胸が高鳴るがすぐに戻る。アレッ?
ガッカリしていると、今度はギューッと穂先が入っていった。ヨッシャー!!(^▽^)
思いっきり竿を立てて「青!!」 久しぶりのシーパラ炸裂だ(笑)

しばらくやり取りを楽しんで、姿を現したのはカンパチ君。\(^ ^)/ バンザーイ
やっぱり青物は「青物竿」で釣るのが気持ちがいい。そしてハリスは6号(笑)
その後も活きアジなどで今度はヒラマサだと頑張ってみたが、残念ながらシーパラの穂先は
動かなかった。そんなに上手く行くわけはないワなぁ〜。

青物タイムも終わったようなので、鯛狙いにするが反応はない。そのうちどなたかの
「シマアジが浮いてるよ」の声が聞こえる。フムフムそれではシマアジちゃんを頂こうと、
エビ団子の素を付けて4mぐらいのところで穂先を振ってやる。するとすぐに「ビビッ」と反応が出た。
すかさず合わせると見事ヒット。「飛竜」が満月になり、良い型のシマアジが上がってきた。
狙い通りじゃ!(^▽^) ハッハッハ
良く見ると足元にうっすらとシマアジらしき影が見える。今度はそこへエビ団子の素を投入して
ちょっと振って穂先を見つめていると、再度「ビビッ」。(^-^ ) ヤッター!! 

東南角の好人さんにもシマアジが釣れてきた。どうやら南側一辺は「シマアジ銀座」になったようだ。
こうなると他の人がほかって置くわけがない。隣の筏からもマナブンさんを隊長とする遠征隊が
やってきて、11号の南側はずら〜っとシマアジ狙いの竿が並ぶ事となった。
私も遠征隊に取られてはならじと、穂先に集中するが、焦りからか合わせがガマンできず何度も
素針を引いてしまう。「くやしぃ〜」と地団駄を踏んでいる間に遠征隊にゴッソリ獲物をとられてしまった。(笑)

場所を変えて、西側から真ん中へエビ団子の素を放り込む。何投目かに餌が落下中に道糸が横走りした。
なかなかいい引きをすると思ったらちょっと大きめの真鯛だった。少し前まではこれがレギュラーサイズ
だったような・・・。でもこれも単発で終わる。
う〜ん、今日は潮上がイマイチだなぁ、どちらかと言うと潮下の方がいいような・・・
大潮の割りには潮の流れが悪いような気もするし・・・。

終盤になって幾分風も弱くなってきたので、東側で狙っていると、5mぐらいのところで、エビ団子に
なかなか良い型グレが食ってきた。グレは石ゴカイかオキアミと思っていたので以外だった。

結局これが最後のアタリとなり、このまま納竿となった。
目標?のツ抜けには遠く及ばなかったが、この強風の中、カンパチとシマアジが釣れたので良しとしよう。
久しぶりに一緒に行ったカッチャンも風に悩まされて釣果を伸ばせなかったが、それでも美味しそうな
シマアジを2匹ゲットした。

集計の結果私は12位。最近はこの会でも真ん中辺りの位置をキープ出来るようになってきた。
やっと、「かけだし」から「人並み」の釣り師になったかな。(笑)

鈴鹿GPの渋滞で帰宅時間が遅くなったので、今回は近所の某有名スーパーで魚を捌いてもらった。
そこの店員曰く、「こんな素晴らしい状態の魚は、めったにお目にかかれない」って。
褒められるのはうれいいけれど、じゃぁ、ここのスーパーの魚はいったい・・・・(笑)

本日の釣果  鯛×2、シマアジ×3、カンパチ×1、グレ×1
アタリ餌   エビ団子の素、生ミック、釣魚好人さんのボケ、サンマの半身

今回は魚を送りたい先があったので、この釣果では
足りず、好人さんから鯛とイサキを、、滋賀の近藤さん
からはシマアジを頂き、無事送ることが出来た。
どうも有難うございました。
おかげさまで格好がつきました。m(__)m

本日強風の中、ご一緒して頂きましたみなさん、
お疲れ様でした、そして、有難うございました。
また、よろしくお願いします。

帰宅後・・・・
私達が強風の中無事釣りを楽しんで帰ってきた同じ日、伊豆諸島沖で遊漁船が転覆して何名かの
犠牲者が出ていた。みなさん、ほとんどライフジャケットを着けていなかったとか・・・。
私は泳ぎに自信がないので、釣り船に乗るときは必ずライフジャケットを着る。ボート釣りでもしかり。

昨年、息子を連れて初めて辨屋さんに釣行したとき、2人ともライフジャケットを着ていた。
なぜなら、少しの間でも船に乗るから・・・。でも周りは誰も着ておらず、ちょっと恥ずかしかった。
それ以降、私も釣り堀に行く際はライフジャケット持って行かない。
でも、いつも一抹の不安はある。本当にこの船は沈まないのか・・・・・。   合掌