2006年9月16日(土)  いむら 中央筏

天気・・・曇り一時小雨    満潮・・・6:10  干潮・・・15:16  長潮


今日はいむらさんで第12回三重釣り歩記会が行われた。
今回の参加者は14名。前回の辨屋さんの時と比べると大幅減で
ちょっとさびしい気もするが、私はこのぐらいの人数の方が和気藹々と
出来てちょうどいい。

今回は道連れがいないので、久しぶりに23号線を使ってはさま浦を目指す。
現在いむらの放流している青物にヒラマサはなく、大半がワラサでカンパチもごく僅か。
よって今回は青物に全く固執してない。ここの「売り」であるシマアジが釣れればOKなのだ。
ゆえに青物用の餌は前回の残りの冷イワシが3匹だけ。
そのほかには生ミック、魚かし鯛団子、オキアミの使いさしを持参。

マツモトでシマアジ用にシラサと、「お外」で遊べるように石ゴカイを買う。
前回シラサで石垣鯛が釣れているので、ほんの僅かだけ石垣鯛にも期待を寄せている。
石ゴカイも一応「虫エサ」だし・・・。(^^;)ゞ
魚かしではエビ団子の素を2パック仕入れる。本日のシマアジ用のメインのエサだ。
牧野さんから、棚に落ち着く前に細かく穂先を上下させてエサをバラけさせるようにと
再度アドバイスをもらう。「ラジャー!!」(^▽^)

6時前にいむらの駐車場に着くと、もうすでに何台か車が止まっている。
その後も続々と車が入ってきて、30人を超えるお客さんが集まった。
今回でいむらは3回目だが、こんな満員御礼は初めてだ。
でもウチ等14人で2台を貸切しており、もう一つの団体さんも7人で貸切とのこと。
あと10数人の人たちは、いったいどうするのだろう。筏は3台しかないんですけど・・・?

やはり完全に貸切というわけにはいかないようだ。幹事の釣魚好人さんが大将に
抗議をしていたが、物理的にどうにもならないので、我等は西側の筏に10人が入り、
残りの4人は貸切予定だった7人の団体さんと一緒に中央の筏に入ることになった。
残りの12人ぐらいの人たちは、全員東側の筏の入った。
ここは大将一人でやっていることもあり、まだ貸切の規定がしっかり出来ていないの
かもしれない。今日はゆったりと釣れると思っていたのでちょっと残念・・・。

私とJackyさん、さちさん、鉄道屋さんの4人が中央筏となり、私が南中央、Jackyさんが
南東角、さちさんがコーナーをはさんで東南側、鉄道屋さんが東中央に釣り座を構えた。
前回7月に来た時は、南東角はバカアタリだったので、期待が持てそうだ。

第一投目はさぐり釣りにイワシを付けて放り込む。青物はどちらでもいいのではあるが
これも前回朝イチの青物タイムを逃したこともあり、反省をこめてやってみたが・・・。
やはり以前と同じというわけには行かないようだ。(笑)

すぐに鯛竿に持ち替える。今日デビューの「HS飛竜3−33 穂先改」だ。
この竿は以前から使って見たかったズーム竿で、先日中古釣具のタックルベリーで 
見つけて購入したもの。穂先はグラスソリッドにミクロガイドを付けたものに交換してある。

まず2.7mの長さで底近辺にエビ団子の素を打ち込むが反応なし。
それではと、棚を5mぐらいから底まで扇状に探ってみるも、これまた反応なし。ムムッ・・。
そこでズームを伸ばして、3.3mにする。実は、これがやってみたかった。(笑)
でも、同じように探ってはみたが全くアタリがない。東北角付近はパラパラつれているのに、
う〜ん「アタリ場所」を間違えたか?(笑)

こうなれば後は真ん中だと、さぐり釣り3.9mでエビ団子の素を5mぐらいから徐々に
落とし込んでいくが、これも全く反応がない。困った・・・・・。
あと私の少ない「引き出し」に残っているのは円月釣法のみ。飛竜を2.7mにして何度も
投げ入れるが一向に足元によってくる気配もない。あぁ、もうお手上げじゃ〜。
こうなりゃ、お外でアジ釣りだ!とサビキを引っ張り出した。(笑)

結局8時半の放流まで坊主だった。最近多いなぁ〜このパターン・・・。
放流は鯛とシマアジが概ね半分づつで計40匹ぐらいと、石垣鯛が2匹、最後に
カンパチ1本が入った。一瞬カンパチに目がくらんだが、とりあえずここは坊主逃れが
先決なので鯛、シマアジ狙いに徹する。

放流前から打ち込んでいたのが功を奏したのだろうか、早速、エビ団子の素に
ビビッと小さなアタリが出た。すかさず合わせると穂先がグイ〜ンと弧を描く。
なかなかいい引きなので、なんとなくシマアジの予感 (^-^ )
今まで使っていた安物の竿は、この程度の引きでギシギシと悲鳴を上げるのだが
この竿はとてもしなやかに曲がって、魚の突っ込みにしっかり耐えてくれる。
とってもいい感じ!!やり取りをしていてルンルンしてしまった。
そのうち魚が竿の弾力に負けて、勝手に浮いてきてくれた。
シマアジゲット〜!!(^▽^)

時機到来とばかりにすぐエビ団子の素を打ち返すと、棚に落ち着くと同時に
「ビビッ!」。「おりゃ〜!!」  もう一枚シマアジゲットー!
さらにもう一枚と欲を出すが、そうは上手くことが運ばない。ここで小休止。
最近思うに、2連荘は良くあるのだがその後が続かない。散らしてしまうのだろうか?

「青!」さすがkawamuraさん本領発揮    Jackyさんも活きアジで「青!」、
でも上がってきたのは「青」のスカリ(爆)

竿を3.3mに伸ばしてしばらくすると、また小さなアタリが出てシマアジゲット。
さらに今度は分かり易いアタリで真鯛も追加。
最近傳八屋や辨屋でもレギュラーサイズの鯛は小さくなったような気がするが、これは
なかなかいい型だ。

Jackyさんやさちさんも勢いが出てきたのか釣果を伸ばしている。見ているとさすがにJackyさんの
手返しは速い。わたしも一生懸命速くしているつもりなのだが全く追いつけない。
この辺が数を釣る人とそうでない人の違いなのであろう。

やっと活性が出てきたと調子に乗っていたら、早合わせをしすぎて鯛を1枚バラシしてしまった。
それでもまだ行けそうだなぁと思っていたら2度目の放流となった。
折角アタリが出始めたので、もう少し後にして欲しかったがこればっかりはしょうがない。(T_T)

放流はワラサが数本と鯛、シマアジがバラバラと入れられた。石鯛も1枚入ったような・・・・?
イワシを放り込んで見るが活きアジに分があるようで、私はいつものように蚊帳の外。
そのうち他の人にカンパチが掛かってしまったので、小物釣りに切り替えた。

ところが先ほどのようにあたりが出ない。放流で場を荒らされてしまったか。
今日は大物を狙わない代わりに数釣りが出来ればいいなあ、と思っていたのだが、
とてもそんな雰囲気ではなさそうだ。
もう一度「場」を作り直そうと、エビ団子の素で打ち込んでみるがさっぱりダメ。
どこに行っちゃのかなぁ〜

そのうち私とコーナーを挟んだ隣の人が、タモを持ってなにやら不穏な動き。(笑)
石垣鯛が浮いてきたとのこと。 BIGチャンス到来、これは狙わねばなるまい。
まずは、石ゴカイを付けて6m付近でアタリを待つ。・・・・・・・・。
う〜ん、では、シラサならどうじゃ! ・・・・・・。

持久戦になりそうなので、置き竿にして尻手ロープを取り付けていると、穂先がグイッ!!
            『来たー!!』
慌てて合わせると尻手ロープがリールに絡んで、リールが巻けない。(泣)
もう一度しっかり合わせを入れなおして、とりあえず絡みをほどく。
オオッ凄い突っ込み。こりゃ石垣鯛に間違いない!
な〜んて思いながら巻き上げてくると赤い魚体が・・・(^^;)ゞ
おのれ石垣鯛メ!赤く変身しおったか!(゜O゜)☆\(^^;) バキ!

結局その後も泣かず飛ばずで、終了間際にシマアジを一枚追加して終了となった。


本日の釣果  シマアジ×4 真鯛×2
アタリエサ   エビ団子の素(黄) シラサ、着色甘エビ

今回、戦前の予想では優勝候補はカトキチさんであったが、前夜、つばき屋での深酒が祟って第3位。
その代わり奥さんがきっちり優勝された。さすがです。2位は毎度おなじみの釣魚好人さん。
西側筏は好調のように見えたが、こちらの方はなかなか活性が上がらなかった。
Jackyさんも、さちさんも二桁行かず、鉄道屋さんも両目が開いたのは随分経ってからだった。
また相乗りとなった7人の団体さんも二桁釣った人はいなかったようだ。

今回の賞品は三重県産の梨。また、いむらさんからも賞品の差し入れがあった。
私はかろうじて9位に滑り込み、当月賞として美味しそうな梨を一袋頂いた。
釣果としてはちょっと寂しかったが、シマアジも釣れたし、好人さんから石垣鯛を強奪できたし、
いい一日になりました。

本日ご一緒いただいた皆さん、有難うございました。好人さん、ごっちゃんでした。m(__)m